術後の経過は良好でした。
よかったです。
ほっとしました。
組織検査では、手術で取れたものは胎盤組織の残りということでした。
がん組織が出なくてよかったです。
内診のときに
先生「あ~、かたまりがありますねぇ。」
私「術後に少しとろんとした小さい塊が出たことありました。」
なんて話をした後でした。
診察室にもどると、
先生の前に、栗ぐらいの大きさのかたまりが。
(生々しくってごめんなさい)
あー、手術の時に取れたものかなぁ、なんて思ってると・・・。
先生「今取れたものです。」
っておっしゃるじゃありませんか
私「えーっ本当ですか」
全く自覚症状なし。
先生曰く、「術後に、子宮内にあった血の塊が出てきて、膣の中にひっかかってたものでしょう。」
こんな大きなものがひっかかれるの膣って
って思いました。
かなりびっくりしました。
女性の体って一体・・・。
っていうか私の体って・・・。
自分でもほんとよく分かりません。
でも、子宮内膜も膣もどこも異常はなかったので、一安心。
度肝をぬかれたひとときでした。
内膜も比較的きれいということで、このまま経過を見ることになりました。
約2ヶ月様子を見て、良好であれば不妊治療に入れるそうです。
自力での排卵が非常に難しく、もともとかなりの生理不順なので、生理がくるかどうか不安ではあるんですけど。
今回はすぐに薬で生理周期を整えるのではなく、一回様子を見ましょうということになりました。
生理が来てくれるといいなぁ。
手術についてくわしく書いていこうと思います。
胎盤ポリープの手術はB先生のもとで受けました。
執刀医はB先生と連携をとっている先生です。
手術直前にいくつか変更点がありました。
・脊椎麻酔→全身麻酔
麻酔科の先生との手術前診察の時に、以前、脊椎麻酔で術後に痛い思いをして大変だったことを話すと、
「それなら、全身麻酔でもかまいません。脊椎麻酔とリスクはそれぞれ異なりますが、安全性の面では大きな差はほとんどありません。」
と言われました。
それで、全身麻酔に切り替えてもらいました。
麻酔がとてもよく効くので、弱めに入れてほしいこともお願いしました。
それでも翌朝までほとんど寝っぱなしでした。
でも、おかげでグラングランの状態で翌日を迎えることがなかったので、とても楽でした。
・経頸管的子宮鏡手術(TCR)→子宮内容掻爬
TCRの方は経頚管切除術とも言うみたいです。
正式名称が分かりません。
レーザーを使って癒着部分を切除することです。
子宮内容掻爬は、器具を使って癒着部分をひっかいてとることです。
手術前日に、産科の超音波専門の先生と執刀医の先生がよく診た結果、血流の流れが確認されないとのことで、TCRでなく、掻爬でいこうとなったようです。
大量出血をとても心配していた私は、レーザーで出血を止めながらでなくって、ひっかいてドバーッと出血したらどうしようと不安になりました。
でも、先生は
「そうなることは今の状態では、まずありません。明日はいい手術になりますよ。今夜はよく眠って下さい。」
と言うのです。
もうこうなりゃ、私がいくら心配してもしょうがない、まかせるしかない!と思い、お願いしました。
それでも、不安と緊張とラミナリアの痛さで夜眠れなそうだったので、眠剤を処方してもらいました。
おかげで、夜はぐっすり眠れたどころか、手術直前まで眠っていて、手術に入ったらすぐまた麻酔で寝て、と寝っぱなしの入院生活でした。
主人曰く、手術はあっという間に終わったそうで、
小指2本くらいのものが、子宮の後ろ側についていたそうです。
術後も麻酔のため、退院までほとんど寝っぱなしだった私。
取れたものがどういう状況だったのか、子宮の癒着は大丈夫かなど、くわしく聞けないことが多かったので、次回の受診のときによく聞いてこようと思います。
胎盤ポリープの手術を無事終えました。
手術前は、大量出血したら子宮動脈塞栓術になるかもしれない、最悪の場合子宮摘出になるかもしれないと、悪い方ばかりを考えてしまいました。
しかし、終えてみれば出血もそれほどなく、ちょっとかいたらぽろっと取れたそうです。
いろいろな方から情報をいただかなければ、同じ体の状況でも、今頃、子宮動脈塞栓術を事前に受けていたかと思うと、いろいろ教えてもらって本当によかったと思います。
本当にありがとうございました!
私の場合は、子宮体がんという既往症があるので、がん細胞が出ていないか、組織検査をすることになっています。
結果が出るまでは、次の不妊治療に入れるかどうか分からないのですが、一応一歩前進できたことにホッとしています。