ちるちる奮闘記

子宮体がん(G1 1a期)、不妊治療(PCOS)、流産(頸管無力症・胎盤ポリープ)から妊娠・出産。2児育児中。

治療中の子どもの様子

2012-09-20 | 第2子ホルモン補充周期凍結胚盤胞移植
前回の記事でも書きましたが、現在遠距離通院中です。

通院の日は朝6時に家を出て、夕方6時に帰宅します。
着床するまでは私が、着床後は主人が、車で30分程の主人の実家まで子どもを連れて行き、見てもらっています。

産まれてすぐから1週間に1回程連れて行くようにしていたので、すっかりおばあちゃんにもおばあちゃんちにも慣れています。
おばあちゃんちに行くのを楽しみにしているくらいなので、助かっています。

まだ出血があるので、通院以外の日は自宅近くの保育園に預けています。
登園は送迎サービスを利用しています。

保育園は月14日間までで、園の行事がある日は利用できません。
そういうときは私の実家の親に頼んで、遠路はるばる来てもらっています。

保育園に行くときは送迎の方が玄関に迎えに来てくれるのですが、そのとき泣いてしまうのが半分くらい、あと半分は私にバイバイして出かけて行きます。
保育園ではときどき泣いているようですが、楽しんで遊んで、食べて、寝ているようです。
今は8時半から16時まで利用しています。
連絡帳にその日の様子が書いてあり、温かく丁寧に見てもらっていることが伝わってきて、安心して預けています。

でも、保育園に預けた頃から夜泣きをするようになりました。
子どももいろいろストレス感じているのだと思います。
今まで以上にいっしょにいる時間を大切にしようと思います。

二人目を考えるとき、この子につらい思いをさせてまで望むべきか悩みました。
そして、一時的に負荷をかけることになるが、兄弟がいることはこの子にとってもプラスになると主人と決め、治療をはじめました。

二人目治療は一人目とは違った苦労があります。
周りの助けあって初めて成り立ちます。
感謝の気持ちを忘れずに一日一日を大切にしようと思います。


BT25&30 遠距離通院は続く

2012-09-18 | 第2子ホルモン補充周期凍結胚盤胞移植
無事心拍確認できました。

内診のとき、週数を勘違いした先生が
「うーん、心拍見えるけど小ぶりだ」
と厳しい口調。

内診から診察までの小一時間、心臓がバクバクしました。
診察室に入るやいなや、
「ごめんなさいね、週数勘違いしてた。問題ないですよ~」
って。

先生~!ドキドキしたんだよ~!

ドキドキしながら思ったのは、
人事は尽くした。
あとできるのは天命を待つのみって。


毎回往復7時間の移動、待ち時間5時間の通院。
それを5日ごと。
すごく疲れます。
よくがんばった私。

田舎に住んでいて、最先端の治療が必要だとこうなっちゃうのかな。

今回も凍結胚盤胞でしたので、採卵抜きの通院で、
D2
D10
D14
D18
BT5
BT10
BT15
BT20
BT25
BT30

と通院しました。
残すは
BT35
BT40
BT45
BT50

だと思われます。
追加がないといいなぁ

遠方にもかかわらず通院回数が多い治療法で、なおかつ日にちが一日たりともずらせない。
くじけそうなときもあったけど、なんとかここまで来ました。
あともう少しがんばります。





BT20 卵黄嚢確認とお隣夫婦の会話

2012-09-08 | 第2子ホルモン補充周期凍結胚盤胞移植
無事卵黄嚢が確認できました。

よかったです。



相変わらずの混み具合と待ち時間の長さ。

お隣に座った夫婦の会話が聞こえてきました。




どうやら夜型生活の奥さまに早寝早起きするように話している様子。

昼寝はしないようにとか、もっと外に出て活動的に過ごしたほうがいいとか、体を鍛えたほうがいいとか。

奥さまの体を心配して、不妊治療を頑張る奥さまを励ましたい旦那さまの思いが伝わってきます。

最初は「そうだよね」と聞いていた奥さまも、「私も分かってるよ」となり、最後は涙が。

旦那さまは「がんばってね」の言葉を残して、席を立って行かれました。



一人目不妊治療のときのうちと同じだぁ~!!

不妊治療のストレスで自己コントロールがうまくできなくなっていた私は、上の奥さまと似たような生活。

見かねた主人がアドバイスしてくれるけど、どんどん自己肯定感が傷つき、落ち込んでますます何もできなくなってました。

苦しかったなぁ。


そんな私も不妊治療から開放されたら、夜よく眠れて朝すっきり早起きできるし、冷え性改善したし、子ども連れて毎日出かけてからだ動かしてるし。

自分でもその変化に驚いたし、不妊治療のストレスの大きさを改めて感じました。

不妊治療の中でも自己改善を上手にできる方ももちろんいます。

でもそれがうまくできないこともあります。



だからその旦那さまに言いたかった!

奥さま、今でも十分がんばってますよ。傷ついて落ち込んでも、こうして治療と必死に向き合ってますよ。

励ますより、まず愚痴きいてあげて。

そうだよね~って分かってあげて。

それだけでもまたがんばろうって思えるから。



奥さまには、もう十分がんばってますよって。

旦那さまの自分を思ってくれる気持ち、よく分かってますよね。

毎日早寝早起きできなくても、活動的になれなくても、赤ちゃんは来てくれますよ。

努力はできる範囲でいいです。

完璧はもとめない。

できない自分を責めないで。

ちょっとでもできた自分をほめてあげて。



お隣さんに声をかけたい衝動を抑えつつ、心のなかでこのようなことを思っていました。







BT15 胎嚢確認と着床前診断・新型出生前診断について思うこと

2012-09-03 | 第2子ホルモン補充周期凍結胚盤胞移植
無事胎嚢確認できました。

一人目のときとほぼ同じ進み具合です。

時々、茶オリが出て心配ですが、無事育ってくれれば何よりです。




最近話題のニュースについて。

着床前診断

普通の人でも赤ちゃんとして産まれてくる受精卵の割合は25~30%。

染色体異常のある受精卵の割合は、年齢によって60~70%。

こんなに高いものとは知りませんでした。

受精卵になって胚盤胞になれば、異常は少ないのかなと漠然と思っていました。

だから着床できなかったのは私の卵か子宮が悪いんだと自分を責めていました。

このデータを見て、受精卵に染色体異常がなく無事出産までいくのは、どの人にとってもそう確率の高いことではないんだと分かりました。

このことを知ってからは不必要に自分を責めずにすむようになりました。




話はそれましたが、受精卵の染色体異常を事前に調べられるのが着床前診断です。

高齢で残されたチャンスが少ない人、流産を繰り返してしまう人にとってはとてもメリットが大きいです。

お腹に戻す前に着床できる卵かどうかある程度判断ができることは大きいです。

少しでも悲しむ女性を減らしてほしいです。

実施している施設は、私が分かる範囲では神戸の大谷産婦人科と長野の諏訪マタニティークリニックです。

大谷産婦人科はテレビで取り上げられたこともあって、予約が殺到しているようです。

倫理上の問題が指摘されますが、妊娠しにくい、流産を繰り返してしまう女性の苦しみをぜひ分かってほしいです。

もっとたくさんの機関で実施されることを望みます。





新型出生前診断

妊婦の血液を採取し、胎児の染色体異常を発見することができるそうです。

従来の羊水検査や絨毛検査に比べ、胎児や母体が危険にさらされることがなくなります。

こちらも慎重な実施が叫ばれていますが、悲しむ女性がなくなるよう早急な整備が望まれます。


赤ちゃんを望むことが少しでも辛くなくなるような日が来ることを切に願います。

ブログを見に来て下さってありがとうございます。

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