ちるちる奮闘記

子宮体がん(G1 1a期)、不妊治療(PCOS)、流産(頸管無力症・胎盤ポリープ)から妊娠・出産。2児育児中。

ポリオ不活化ワクチン 極めて低い可能性のとらえ方

2011-06-03 | 第1子出産後
子どもの予防接種はたくさんあります。
ワクチンは主に生ワクチンと不活化ワクチンに分かれます。


日本ではポリオのワクチンは生ワクチンです。
生ワクチンは生きている細菌の毒性を抑えたもので抗体を作るのですが、まれに毒性が出てしまうことがあります。


ポリオワクチンの薬害を始めて知ったのは新聞で蒼凰(あお)君という男の子の記事を読んでからです。
ポリオに感染してしまう割合は100万人のうち2~4人。(WHO発表より)
きわめて低い可能性です。


でも私は自分が若年性の子宮体がんになった経験から可能性の高さ低さは問題でないと思うようになりました。
その当時は20代での発生は10万人に1人もいない割合でしたが、わたしはがんになりました。
どうして私だけ?!というのが正直な気持ちでした。


逆に黄体ホルモン療法では1年半かかってやっとがんが消失しました。
普通は6ヶ月以内、長くとも1年以内に消えなければ消失は難しいと言われました。
さらに消失した場合も妊娠した例はないとさえ言われました。
でも、今私のもとに我が子はいます。


いい方向でも悪い方向でも可能性の高さ低さは関係ないのです。
自分の身に起こればそれは100%と同じなのですから。
だからそのことを自分がどう考えるかが大事だと思います。


蒼凰(あお)君のお母さんが「もうこれ以上被害者を出したくない」とおっしゃっていました。
その気持ちに応えるつもりで不活化ワクチンを選びました。
呼びかけに続く人がいれば必ず事態は動きます。


国は何年後かには国産ワクチンを作り、三種混合と一緒にして四種にすると新聞で見ました。
しかし、三種をすでに受けた子は受けられません。
不活化ワクチンは自費で1回6300円。
それを4回受けます。


悲しむ親子をこれ以上増やさないでほしい。
本当に1日でも早く安心してポリオワクチンが受けられるようになってほしいです。

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