ちるちる奮闘記

子宮体がん(G1 1a期)、不妊治療(PCOS)、流産(頸管無力症・胎盤ポリープ)から妊娠・出産。2児育児中。

子宮体がん検査の痛み&婦人科診察の痛み

2012-06-29 | 第2子に向けて
不妊治療を始める前に子宮体がん・子宮頸がんの細胞診を受けてきました。

子宮頸がんの検査は痛くないからいいのだけど・・・。

子宮体がんの検査は痛い。

下腹部に強い生理痛のようなズーンとした痛みがします。

毎回憂鬱。

しかし、子宮を残す限り、私にとって避けては通れない検査なので、我慢して受けます。

主治医の先生はとても上手なので、痛みが少なくて済みます。

よかったよかった。



そして、クスコの痛み。

私、どういうわけだかクスコがめちゃくちゃ痛い。

がんの主治医の先生はとても上手なので、あまり痛くないのだけど。

不妊治療先の先生方のやり方がめちゃくちゃ痛い。

脂汗が出て、腰を椅子に付けていられないほどです。



がんの主治医の先生に以前聞いてみました。

「呼吸の仕方とか、体勢とか何か気をつけることはないですか?」

「やる方の手技の問題だね。患者さんのせいではないよ。サイズを小さくしてもらうのもいいかもね。」

普通はMサイズなのですが、Sサイズに変更してもらいましたが。

全然だめ!痛い!




不妊治療がつらかった要因の一つ。

まさか先生に「上手にやってください」と言うわけにもいかないし。

患者さんのみんながみんなすごく痛いわけでもないだろうし。

とにかく我慢して受けてました。

でも、痛すぎて採卵後、急激に血圧が下がっちゃって大変なこともありました。



出産後、平気になるかと思ったけど、全く変わらず。

むしろ前より痛いような。



痛くない先生は痛くないんです。

痛い先生はむちゃくちゃ痛い。



昔、すごく痛かった時に思わず

「痛い!」

って叫んだら、

「痛くない!」

って怒られました。

その先生は人間的にもどうかと思う先生でしたが。



心の痛みに比べたら大したことではないのかもしれないけど。

なるべく上手な先生に当たるといいなぁ。

自分の置かれてる状況を再確認

2012-06-25 | 第2子に向けて
がんサポート2010年3月号に子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの特集がありました。

数字はうろ覚えなので、だいたいこのくらいという感じで書きます。



子宮体がんのホルモン療法を受けた約60例のうち、妊娠にいたったのは約20例

再発した例はおよそ半数

若年性の子宮体がんは元々排卵障害がある場合が多いが、ホルモン療法を長期に受けることでさらに排卵が難しくなる



改めてデータを見ると、とても厳しいです。




NHKスペシャル「卵子老化の衝撃」を見ました。

こちらも数字はおおよそです。


35歳以上では20代に比べて妊娠率が半減。

体外受精の成功率、20代約20%、35歳16.8%、40歳8.1%、45歳以上0.5%




こちらも非常に厳しいものです。



2人目の不妊治療となると、かなりの割合の人が35歳以上のはず。

自分は今こういう状況にあるんだなと再確認しました。

やはり1日も猶予はない状況です。



家族ぐるみでお世話になっている方に、2人目を考え始めたことを伝えました。

「決めるまでは夫婦でたくさん話し合いなさい。決めたら悩まないこと。

今いる子どもに笑顔が向けられるようにがんばりなさい。

不妊治療も仕事再開も家族の笑顔を忘れたらだめだよ。」



仕事も再開しようと動き始めていましたが、ストップ。

仕事でお世話になっていた方を伺ったら、

「まずは自分の健康。次は自分の大切な人が笑顔でいられるように。その次に仕事をがんばりなさい。」

と言われました。



仕事はしばらく再開しない。

まずは子どもと主人との生活を大切にする。

そのうえでできる範囲で不妊治療。

そして後悔しない。


治療が始まると、その加減がむずかしいのだけど。

でも前より気持ちがふっきれたと思いました。


悩みは尽きないもの。

2012-06-08 | 第2子に向けて
数日前、不妊治療に向けて動き出すと決めたところから、さっそく色々悩みが出てきました。

石橋をガンガンたたいて、たたきすぎて割りかねない性格。

今から心配してもしょうがないことたくさんあるんだけど。

早くも夜眠れなくなりました。

そして、こうして書くことで気持ちを整理しようとしています。



ちょっと前までは3人で生活していこう、もうちょっとしたら仕事も始めたいなと思っていました。


しかし。

二人目。


ほしくないわけない。

子どもはたくさんほしかったから。



不妊治療。

無事出産に至るまで、3回の採卵と、10回の体外受精。

流産を含めて約3年の歳月。

数百万円。

すり減った心と体。



でも、もしもう一人子どもと出会えるなら。

何歳までがんばることにしようかな。



続ける理由。

やめる理由。

どちらも考えるのしんどいな。



仕事したいな。

断ち切られるように途中で離れざるを得なかったから、やり残した想いがたくさんある。



いろいろ望みすぎてぜいたくかな。

いろいろな立場の人がいる。

私が悩んでいないことで苦しんでいる人がいる。

私が悩んでいることは悩みなんかじゃないと思うこともあるだろう。



学生のころの自分が普通に思い描いていた将来は、

希望の仕事につき、好きな人と結婚し、子どもを何人か授かり、仕事と家庭を両立させることだった。

仕事につけて、結婚もできたけど、子宮体がんが見つかり、一気に闇の底に落ちた気分だった。

がんがやっとの思いで消えて、不妊治療がんばって授かった子は、頸管無力症でお空に還ってしまった。

生きていたくない気持ちの中で、それでも経過観察と不妊治療だけはなんとか続けて、それでももうダメかな、最後かなってときに今の子を授かって。

絶対この子は産むんだ、どんなことしても失いたくない、っていう恐怖と1分1秒戦いながらの妊娠生活。

産声聞いたとき、やっと解放されたって思った。



2人目なんて考えたくないって思ってたけど、

私の過去を知らないママ友が当たり前のように2人目の話をしているのを何度も聞くうちに、

子宮が残されているのなら、2人目考えた方がいいのかなってわずかずつ考えるようになって。



今もまだ気持ち揺れまくっているけど、2人目ほしいかな。

また結果に傷ついたり、落ち込んだり、経過観察の結果をドキドキして待ったり。

心も体もがんばらねば。



仕事を始めようと動き出していたのだけど、こちらもどうなるのかしら。



悩みが多くて疲れてくると、

突如、

どうにかなることは心配する必要がない

どうにもならないことは心配しても無駄である

という言葉がよみがえってきます。



こうして今夜も悩み疲れて寝ます。

明日も悩むのかな。

この性格じゃあ、明日も悩みそうだ(笑)

不妊治療に向けて動き出します。

2012-06-06 | 第2子に向けて
おひさしぶりです。

卒乳してから婦人科を受診しました
私の場合、ピルを飲まないと生理が来ません。

プレマリン14日間

プレマリン+ノアルテン10日間

4日間休止

このサイクルを3回繰り返した後、問題なければホルモン補充療法(HRT)で胚盤胞の移植に入ります。



今までは2人目については消極的でした。

2人目ほしいけど、またあの辛さを経験してまでほしいかどうか、ずいぶん悩みました。

不妊治療もとても苦しかったし、頸管無力症での流産の恐怖が常につきまとう妊娠生活もとてもとてもしんどかったからです。



でも。

最近同じように不妊で悩む友達と話して、気持ちが変わりました。

その子は卵子が残っていないため、妊娠できないと言われたそうです。

今までの病気や治療で、妊娠可能な卵子が残っていないと。



私もいつ再発するか分からない。

年齢も上がってきている。



シンプルに考えました。

2人目ほしいか?ほしくないか?

ほしい。



ちょっとでもほしいと思うなら、挑戦するしかないです。

ただ、1人目と違うのは今の3人の生活を壊すほどには治療をしないということです。



今度は地元で不妊治療を受けます。

最先端とはいかないと思います。

そんな中でも授かったらラッキーくらいの気持ちでやろうと思います。



それでも、治療中に子ども預ける場所探したり、子宮体がんの経過観察の検査とのスケジュール調整したりと、やることが出てきました。

この先どうなるのかしら?

それでも人生いい方向へ向かうと信じ、がんばります!


ブログを見に来て下さってありがとうございます。

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