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徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

オリンピック雑感

2010-03-04 | 日常生活のお話


3月になりました。
桃の節句には桃の花がきちんと咲いていました。



近所の空き地に生息している桃です。
可憐に咲く野の花の美しさは格別。



***


バンクーバーオリンピックが終わりましたね。
リアルタイムで見れなかった競技の録画ビデオを
ここ数日間で見ました。
既にニュースで繰り返し見ているフィギュアスケートも
更に念入りに何度も再生してその演技を鑑賞しました。

女子シングルは予想通りの結果。
キム・ヨナ選手の完成度の高い演技には感動。
コーチであるブライアン・オーサー氏の指導力にも感動。
(ブライアン・オーサーは現役時から好きでした。)
絶不調を脱した浅田真央選手の鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。
試合直前にお母さんを亡くしたジョアニー・ロシェット選手の精神力に敬服。
女子は不本意な演技で脱落した選手がなかった事が良かったと思います。
それに反して男子シングルは金メダル候補の
ブライアン・ジュベール選手やパトリック・チャン選手、ジェレミー・アボット選手が
ショートプログラムの時点で脱落してしまった事が残念。
銀メダルに終りましたがプルシェンコ選手の実力には圧倒されました。
日本人選手については男女とも全員が概ね実力を発揮できた事はうれしい。

そして今日
トリノオリンピック・バンクーバーオリンピックと、
僅差で代表入りできなかった中野友加里選手が引退を発表。
充分にオリンピックの場で戦える実力を持っていながら
トリノでは荒川・村主選手等、上の世代に
バンクーバーでは浅田・安藤選手等、下の世代に押され
不運な世代にあった彼女の動向に胸が痛みました。

私は以前からスポーツ選手の引退の仕方に興味を持っています。
荒川静香選手が金メダルを獲得後、すぐに引退した事については
次の人生を進むには最高のセルフブランディングだと思いますが
未練がないのだろうか、自分の限界を試してみようと思う気持ちは?と、
その心中が気になりました。
個人的には「そのスポーツが好きだから」という単純明快な理由で
ピークを過ぎても競技を続ける・続けた選手に惹かれます。
同世代でいうと
野球の桑田・清原選手
テニスの伊達公子選手
スピードスケートの岡崎朋美選手。
そして、またフィギュアスケートに戻り、
同世代ではないけれど、現在世界最年長の競技スケーター村主章枝選手。
村主さんは来シーズンも競技を続けるのかは微妙そうですが
彼女のフィギュアスケートに対する情熱には常に感動します。
それから
今期、忘れてならないのは川口悠子選手。
(ペア・ロシア代表選手)
国籍を変えてまで競技を続けたストイックな生き方に感動!

などなど・・・

スポーツとは縁遠そうに思われる私ですが
実はスポーツ観戦が大好きです!

芸術やスポーツなど
経済活動と直結していない世界で頑張っている人に対して
国を挙げてサポートしてもらいたいですね。



Yoshie



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