今月上旬、東京に5日間滞在していました。
諸々の用事を兼ねた1年半ぶりの東京です。
滞在中は時間のある限り美術鑑賞に励みました。
今回はいつも訪れる美術館やギャラリーではなく
初めての場所となる展示を主に廻りました。
今回の美術鑑賞で最も収穫があったのはコチラ
↓
「版画の景色」展。
1974年に設立された現代版画センターの
10年にわたる活動の軌跡をたどる内容です。
作品展示だけでなく
関係資料展示が充実していました。
資料から読み取れる昭和50年代のこの活動は
今現在も同様の問題を含み
いろいろと考えさせられました。
(恩師の若き姿が映っている記録映像にも感動。)
ちなみに会場は埼玉県立近代美術館。
初めての訪問です。
日本中の美術館を巡りつくそうとする生涯目標を1つクリアできました。
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もう一つ、クリアできた美術館がコチラ
三菱一号館美術館
↓
建築好きとしては
2010年の開館時から建物をじっくり見たいと思っていました。
東京庭園美術館や原美術館と同様に
歴史ある建築物の中で
どのような展示がなされるのか
場と作品の関係作りに興味津々。
しかし
会場は順路がしっかり決まっており
後戻りしにくい会場構成のため
よくわからないうちに出口を出てしまいました。
ザンネン
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三菱一号館美術館へ行く際
30年ぶりくらい?に
東京駅の丸の内南口を経由しました。
そこで海外からの観光客に交じって天井を撮影。
大阪駅にはない風格に圧倒されました。
その際、
昨年に旅した極東ロシア・ハバロフスクの駅と
同質の風格であることを思い出しました。
↓
ハバロフスク駅です。
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その他、初めての場所としては・・・
写真関係者には有名な
写真集食堂「めぐたま」へ行きました。
既に口コミで知ってはいたものの
写真集に囲まれた食堂で、レアな写真集も多く
楽しすぎる場所だと興奮。
3時頃に到着したためランチメニューはなく
唯一のご飯ものとして
お勧めいただいたのが猫まんま。
美味しかったです。
お店を出る際
店主のときたまさんに
「ご協力ありがとうございました。」
と
お声掛けいただだいた言葉が印象に残りました。
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今回の東京行は車で移動しました。
帰りの道中、サービスエリアにて富士山を撮影。
薄っすらと山頂を見る事が出来ました。
どのような姿でも
日本一の山という貫禄と美しさを感じます。
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最後の美術鑑賞として豊田市立美術館に寄りました。
この美術館は5回目くらいの訪問かな?
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以上です。
自分のための備忘録として記しました。
記:徳永好恵
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