徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

粘菌暮らし*初夜

2019-06-24 | 日常生活のお話



先週、徳永写真美術研究所の活動で
暗室にてフォトグラム実習をおこなった際
受講生が持参したモチーフがコチラ



シャーレに入った粘菌。
ぼんやり知っている南方熊楠が研究対象としたアレです。



実習で仕上がったフォトグラム画像。
シャーレが天体のように
そこに印画された粘菌はクレーターのように見えます。



自体を観察すると・・・



なんて美しい図柄だろうかと心が震え・・・
シャーレを一皿いただくことにしました。

そして始まった粘菌暮らし。



家に持ち帰り、まずは水分補給。
水を含ませたキッチンペーパーを添え・・・



食事として
炊飯器から押麦を一つ与えて寝ました。

夜が明けると






前日の食事だったオートミールは白くなり
晩御飯の押麦は黄色となり・・・



黄色のフリルが出来ていました。


私はこの美しい生命体に恋したようです。




Yoshie


私のホームグラウンド

徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。 

 



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