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徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

書籍の森 / 司馬遼太郎×安藤忠雄

2011-04-29 | 美術に関するお話


今月
初めて訪問したギャラリーが二つあり
両方とも
安藤忠雄氏の建築でした。

展示会場に滞在中

安藤建築は
背筋を正させるような威圧感があるよね・・・
でも、その感じって
美術鑑賞には程よい緊張感なのかも知れない・・・
など

ぼんやりと考えている時
突然
行っておきたい安藤建築があった事を
10年ぶりに思い出しました。

その建物は
司馬遼太郎記念館



気になりはじめると
ソワソワ・・・さっそく行ってきました。



司馬さんの自宅の敷地に氏が設計した建物があります。



東大阪の庶民的な住宅街に
安藤建築がどっしりと鎮座していました。



館内入口へと向かうアプローチ部分。

日常を遮断するかように
緑のカーテンで建物は覆われていました。

アプローチをゆっくりと進む時
司馬さんの懐に潜入する気分になります。

記念館は
地下一階から地上二階までの
3層吹き抜けの空間に設置されている
高さ11mを越える本棚がみどころです。
本棚には
2万余冊の蔵書や司馬作品が
収納されています。

採光は最小限に留められ、鬱蒼とした書籍の森のよう。

その空間は
司馬遼太郎と安藤忠雄による
コラボレート作品と言えるのではないかと思いました。

建物内部は撮影禁止のため写真がありません。
コチラのサイトを参照下さい。


ひとつ残念なのは
これらの書籍
読む事も触れる事もできません。
見るだけです。

司馬詣をした気分にはなれますが・・・。



Yoshie

<追記>
ミュージアムグッズの販売コーナーで
司馬さんが執筆した本を長時間立ち読みしました。

 

来館の記念に上の本を購入。
現在
電車の中で読む本としてカバンに入れています。


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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気持ちを前向きにするために*信貴山麓散歩

2011-04-19 | 日常生活のお話


最近、鬱々とした日々を過ごしています。

理由は
今春より花粉症デビューしてしまったため。

5年前に
アレルギー検診を受けた際
いつ花粉症を発症してもおかしくない状態だと
診断されていたので
ついに
その日がきたか・・・という心境です。




新年度がスタートし
気持ちを前向きにするために
先日
< 運動をしよう >

決心しました。







リビングから見た窓景です。

現在
春爛漫の風景が楽しめます。

目の前に見える山を走る知人のブログを見ていると
なんと気持ちの良いこと!

そのブログに感化され
さっそく
私も走ってみようと思い立ちました。

ランニングウエアー姿で家を出て
自宅から一直線に
山頂へと登るコースを走りはじめました。




運動不足の身体では
坂道を走るのは全くムリでした。

100メートル程走った後
あっさり
ハイキングスタイルに変更。



家を出て徒歩15分程で
うっそうとした山道になりました。

鳥の声が幾重にも聞こえ
気持ちはよいのですが



一人での行動は心細く
「イノブタ注意」という標識が頻繁に存在し
これ以上ひっそりとした道を進むのが怖くなり
撤退



山頂を目指すことはあきらめ
山の中腹にある整備された道に出ました。



この道では
何人ものランニングしている人とすれ違いました。



空気は美味しく、のどかな世界が続きます。



素晴らしい眺望です。

しかし
しばらく歩いていると



不法投棄されたモノで溢れる場所であることに気付きました。



産廃業者も多く点在しているようでした。



10年以上この土地に住んでいますが
家のすぐ上の環境が
このようであったとは知りませんでした。





この桜に囲まれた神社は
伊勢物語にも登場する玉祖神社。

前方に広がる河内平野を眺めていると
何かを達成したような満足感を得れました。

何を達成したと言うの?


自分の体力のなさを痛感するばかりですが
気持ちはリフレッシュできました。

今後はこのコースを
歩くのではなく、走れるように体力をつけ
タイムを計って達成感を味わいたいと思います。



Yoshie


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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