”玲瓏”管理人のつぶやき

"玲瓏:羽生善治(棋士)データベース"管理人たいがーの独り言(HP更新情報含む)

連盟観戦と名人戦開幕局

2010年04月13日 | 羽生善治
 4月2日は日本将棋連盟。観戦記者の小暮さんのお誘いでnanaponさんと二人で初めて日本将棋連盟にての対局を観戦させてもらいました。将棋ファンとしては至福の時間でした。

 午後3時、小暮さんからの連絡とおりに連盟記者室にnanaponさんと二人で向かう。小暮さんにご挨拶。一瀬君という元奨励会の彼が今日一日ナビゲートしてくれるとのこと。連盟記者室にはモニターがあり、この日行われていた竜王戦2回戦羽生vs久保戦、そして銀河戦録画三浦八段vs糸谷戦、そして将棋世界企画の東西フレッシュ対決渡辺竜王vs山崎七段戦が映し出されていた。竜王戦はまだまだ動きが少ない。一瀬君に東西フレッシュ対決の初手からの進行を教えてもらう。最初に終盤を迎えたのは銀河戦。白熱の終盤を制したのは三浦八段でした。怪物君の進撃はここまで。面白かった~。

 しばらくすると東西フレッシュ対決が終わったということで小暮さんの進言もありnanaponさんと感想戦を聞きに行く。お二人とも「ぜんぜんダメでした」という感想。村山五段や飯島六段が棋譜を確認しにくるが感想戦はそこそこにみな対局場には長居されなかった。ほどなく竜王戦も夕食休憩となり、将棋世界企画の打上げということで、田名後編集長、ハッシー、小暮さん、鈴木宏彦さん、渡辺竜王、山崎七段の両対局者、怪物君、一瀬君、記録の香川愛生5級の打上げに nanaponさんと二人混ぜてもらう。こんなところに混ぜてもらっていいんだろうか?と顔もほころぶ。

 夕方からは羽生名人vs久保二冠の竜王戦に集中、棋士検討室として有名な桂の間に場所を移させていただく。観戦記者の小暮さんは、新聞解説担当のハッシーと盤で検討している。打上げからわれわれと一緒に戻ってきた渡辺竜王は、その傍らに陣取り、テーブルを挟んで横山泰明五段と一緒にこの盤の検討に加わってコメントする。その風景をnanaponさんとただただ一緒に見させてもらう。桂の間には、他に長岡四段と金井五段も来られており、もうひとつ別の盤を出して検討している。こちらの盤の横には伊藤真吾四段。渡辺竜王、そしてハッシーは、いやあエンターテイナーです。観客はわれわれ二人だけど、わかりやすく面白かった~。そして驚くのは渡辺竜王の早見え。終局は10時38分。それまでの3時間30分を堪能させていただきました。なかなかない貴重な時間でしたね>nanaponさん

 羽生さん勝ちで感想戦が始まる。渡辺竜王は感想戦は聞かずに帰宅の途に。長岡四段らとともにnanaponさんと特別対局室へ。独特な緊張感の中、片隅から感想戦を聞かせていただく。渡辺竜王、ハッシー解説を聞いていて勝負どころや変化などを頭にインプットしていたおかげで、何を検討されているのかをある程度つかめたのは嬉しかった。呑み友達の相崎記者は週刊将棋のこの対局担当。写真をとりながらメモをとっている。1時間ほどして感想戦終了。

 感想戦後、nanaponさんらといちはやく下駄箱まで出る。他のみなさんを待っていると、両対局者の羽生さん、久保さんも下駄箱に。羽生さん勝利も対局直後ということで、声かけづらい雰囲気であったけども、羽生さんから「あ、どうも。来られてたんですね~」と声をかけていただく。「はい、ずっと羽生さんの対局を観戦していました~」と応える。対局直後ということで、それではと羽生さんを見送った後、観戦記担当の小暮さんらとの打上げ。メンバーは読売新聞の西条さん、田名後編集長、ハッシー、長岡四段、そしてなんと対局終えたばかりの久保二冠、それにわれわれnanaponさんとたいがー。千駄ヶ谷のバーにて深夜2時過ぎまで棋界の濃い話で盛り上がり。久保二冠、ハッシー、長岡四段は気さく。この晩、長岡四段から羽生さんと二人の研究会が始まっていたことを聞いたのだった。

 4月7日は名人戦前夜祭。前夜祭は初参加。羽生さんとたいがーチームで記念撮影。記念写真をとりながら羽生さんと雑談。すると羽生さんから「そういえば先日感想戦も聞かれてたんですねー。週刊将棋の写真に載っていて気づきました~」そう、山崎七段応援サイト管理人のしいのみさんに最初に見つけてもらっていたのたが、相崎記者に写されていたのだった。いやあ、よく見ておられますね~>羽生さん。久保二冠とも雑談。「ゴルフお得意なんですよねー」と声かけると「いやあ自分のドライバは、香車のようにまっすぐ飛ぶことを目指しているんですが、桂馬のように左に右に曲がってしまうんです。」おしゃれな切り替えし、というか会話でも華麗な捌きにあったたいがーであった。副立会人あっくんとも雑談。「NHK将棋講座まだ硬いんじゃないですか?」「いやあ、そうですかねー。」ねここ先生とdaichan先生は拉致してたいがー班に紹介(笑)前夜祭アフターは、オジサンとnanaponさんとくまきりんさんと4人で。

 4月9日は会社有給休暇取得して名人戦開幕局現地大盤解説会。オジサン、茶々丸さん、ぐーちゃん、といういつもの面子に珍しくいっこうさんも来場。解説陣が豪華、あっくん、飯島六段、daichan先生、飯塚六段、渡辺竜王、佐藤天彦五段。夕食休憩では小腹空いたので茶々丸さんとケーキセット食べに行くことに。冗談半分に「竜王と仲良し連中がいたりして」などと言っていたら、ホントに仲良し4人組(渡辺竜王、戸辺五段、佐藤天五段、村山五段)でケーキ食べてた。対局は羽生さんの逆転勝利で終了。大盤解説会アフターは、オジサンが見つけた江戸川橋の呑み屋で祝勝会でした。

最新の画像もっと見る