2011年9月24日(土曜日)に書家の山村龍和氏と大阪・梅田にて対談がありました。その模様をハチ(@hachi_YT)さんよりリポートいただきましたのでハチさんの了承を得て掲載いたします。
ハチさんのつぶやきより
お昼だん。羽生先生にお会いできるかと思うと心臓が飛び出るくらい緊張するぜ。(11:32)
会場こんな感じ。(12:14)
羽生先生キター☆ (13:01)
ごめんなさい、会場は撮影禁止ですって…。(13:02)
羽生先生とお話できた!!キャー(#^.^#)(15:23)
@tiger391682 たいがーさーん、あとで覚えてる範囲でレポします!!15:45)
ハチさんの対談イベントミニレポ
書道家さんとの対談イベントが、イノイ第2ビルであったんです~。それに行ってきました!そうなんです、ノーネクタイだったんです。もうマジかっこよかったです(>∀<)それでは、そろそろ本日の対談イベントのミニレポを開始したいと思います~。羽生先生がすてきで(*´Д`*)って感じで見てたんで、記憶があいまいなところもありますが、できる限り再現します!
イベント開始予定時刻の1時となり、まずは司会の方が山村さん、羽生先生のプロフィールを紹介・・・しているときに入り口のドアが開いたと思ったら!!羽生先生が中をチラ見してニヤニヤ笑ってました♪羽生先生ったら、お茶目なんだから!もうすでに、かわいさに頓死です。
お二人が入場し、対談開始です!まずは、王位奪取のお祝い♪あと、山村さんがちゃんと「将棋を指す」って言ってくださったので、将棋ファン的に、ちょっとうれしかったです(笑)
テーマ【リスク】
羽生「20代のころは、知らず知らずのうちに大きなリスクを背負って戦ってたりしてたんですが、30代40代になるとなんとなく、こうしておけば無難かなっていうのがわかってくるんで、リスクを冒さなくなる。そういうことは書道にもありますか?」
山村「ありますね~。書は、中国の何千年も前からのなが~い歴史がありますから、書の種類は出尽くしちゃってるんです。新しいものって、リスクを冒さないとなかなかできないものなんで、そういうのはありますね。」
羽生「日本人は、あまりリスクを冒さないところが、国民性としてありますよね?」山村「そうですね。守りに入ることが多い気がします。」続いて、
あと、羽生先生はこんな面白エピソードを披露してくださいました。
羽生「私、よくいろんなところで『リスク』についてとか講演するんですけど、『講演聞きました!』って言って手紙くれた人が『会社辞めました!』って手紙に書いてて(笑)そういうリスクを冒せって言ってるんじゃない(笑)って思いました。」
テーマ【直感】
羽生「私は『直感』は先天的なものではないと思ってるんです。たとえば、行ったことがあるお店に行こうと思ったけど、はっきり場所を思い出せない。そういうときに働かせるのが『直感』だと思うんです。」
山村「は~、なるほど。」
羽生「あともう一つ、『ひらめき』っていうのがあるんですけど、これは先天的なものだと思うんです。将棋の世界で、だれも思いつかない手をたくさんひらめく人がいるんです。そういうのは生まれ持った才能というか・・・。でもどんな人にも『ひらめき』は起こることなんで(笑)だから私は、『直感』は目的の場所が近くにあるときに使って、『ひらめき』は目的の場所が遠い知らないところにあるときに使うのがいいのかなと思ってます。」
テーマ【気持ちの切り替え】
山村「羽生さんとか、天才的な活躍をされてる方たちはみんな、気持ちの切り替えが早いなと思うんですけど。切り替えるためにこういうことをしてるとかありますか?」
羽生「あ~、そうですねぇ。将棋のことを忘れてぼーっとすることですかねぇ。無の状態というか・・・。あ、書道の世界で、朝に書いた字と夜に書いた字が全然違うとかあるんですか?」
山村「あります。夜は、単純に眠いんで字がガタガタになるときがあります(笑)」
羽生「(笑)」
山村「あと、棋士のみなさんって、集中力がすごいですよねぇ。僕ら書道家は、墨をすってるときが一番無心になれるし、集中が高められるんです。墨をすって、すりおわってから水を足して、また墨をすって。単純作業の繰り返しなんですけど。」
羽生「なるほどぉ~。」
山村「あと、切り替えに役立つのは、いろんなものを捨てることです。古くなったものを思い切って捨てる。そうすれば気持ちの整理がつくんです。それを教えてくれたのは、うちの嫁です(笑)」
羽生「いい奥さまですね(笑)」
山村「嫁が掃除してるの見て、豪快に捨てるな~と思って(笑)」
羽生「ええ、それ大事なことですよね。私ももらった棋譜がいっぱいになってきたら、大事な棋譜が入ってたとしてもそれを含めてがさっと捨てますよ。」
山村「そうなんですか!」
羽生「ええ。あんまりたくさんあると、どこになにがあるかわからなくなるんで(笑)」
山村「羽生さんのすごいエピソードで、車の運転中に将棋のことを考えてしまうっていうのがあったんですけど。」
羽生「あぁ~、あの、プロになって3年目くらいに車で将棋会館まで通勤してたんですね。自分の車だと便利なんで。でも、対局終わってすぐって、脳がクールダウンしきってないですよね。それで、車の運転中にパッと対局モードに切り替わっちゃうことがあるんです。5秒から10秒間だとしても、車の運転中だったらすごい危ないじゃないですか。だから、運転は無理だなと思ったんです(笑)」
山村「すごいですね・・・。」
テーマ【時間】
羽生「プロになって3~4年目くらいに、4連敗くらいしたことがあるんです。で、次の1か月、全然対局なくて(笑)」
山村「羽生さんでもそんなことあるんですか!」
羽生「ええ。しかも1か月対局ないってことは、1か月っていう莫大な時間を与えられるわけですよね。」
羽生「時間は無限じゃないんですけど、そんないきなり、大量に時間を与えられたらなにをしたらいいのかわからなくなりますよ(笑)」
山村「確かに。程々にがいいんですよね。その程々にも難しいんですけど・・・。」
あと、この対談の中で一番笑ったところ。
羽生「あの、リラックスしたいとき私はクラシックとか聞くんです。で、よくコンサートとかにも行くんですけど、演奏者さんに申し訳ないんですけど、すごくぐっすり寝れるんですね!!あれCDで聞いても寝れないんです。でもコンサートだとぐっすり(笑)」
羽生「雅楽のコンサートとか、あの『ピィ~』っていう音を聞いただけでガクッと寝れますよ(笑)で、寝て起きたときはすごく元気になってるんです!(笑)昨日も福岡でマリンバのコンサートがあったんですが、演奏の後に講演を頼まれてたんでさすがに寝れませんでした(笑)」
羽生先生マジかわいい。
テーマ【トレーニング】
普段、なにかトレーニングされてることはありますか?
山村「(羽生さんは)重い駒持ったりするんですか?」
羽生「そんなことしませんよ(笑)駒が重かったら、全然違う将棋になりそうです(笑)鉛の駒とかだったら、あれ?この角重いなとか(笑)疲れますよ(笑)」
一人ノリツッコミも完璧な羽生先生でした。
質問コーナー
質問1「私は病気がちです。病気に負けない強い気持ちを持つにはどうすればいいですか?」
羽生「ん~と、将棋界に升田幸三先生って方がいるんですけど、升田先生も病気がちで晩年は1年ごとに休場してたんです。で、そのことを観戦記者さんが観戦記に書いたら『わしは体は病んでるが、心は病んどらん!』っておっしゃったんです。病は気からって言葉もありますし、そういう気持ちが大事なんじゃないですか?」
山村「あと、薬に依存しないで、お医者さんとコミュニケーション取ったりとかもいいと思います。」
質問2「羽生先生の著書『大局観』を読みました。その最後のページに書かれてた『何のために戦うのか~。』の文章がイマイチ消化できていません。」
羽生「あぁ~、それはですね。映画の寅さんのセリフで『それをいっちゃぁおしめぇよ』っていうのがありますよね?あれです(笑)」
質問3「70歳になってから~の70歳もどういう基準ですか?」
羽生「あ・・・それも、あんまり追求しないでください(笑)」
サプライズ
そして、ここで司会の方からサプライズが!
司会「今日は24日ですが、27日は何の日でしょうか?・・・そう、羽生先生の誕生日です!!」ということで、来場者でハッピーバースデーの歌を歌うことに!そしてスタッフのお姉さんが、ろうそくを立てたケーキを持ってきました!
電気を消して・・・
羽生「これ、消せばいいんですよね?」
で、吹き消して、拍手~♪
羽生「ろうそくの灯を吹き消したのは30年ぶりです(笑)実は私、昨日の福岡でも祝ってもらって。こんなにうれしい誕生日は初めてです(笑)」
サイン会
そしてサイン会・・・。私の番になって、
私「あの、先生、これ誕生日プレゼントです!」
羽生「あ~、わざわざありがとうございます!」
キャー(>∀<)しかも為書きしていただきました♪
私「羽生先生、また関西に来てくださいね!」
羽生「え、来てくださいねっていうか、来週も来ますよ。」
私「へ?」
羽生「JT杯があるんです。去年も来てましたよね?」
え!!??今、なんと!!??私の顔、覚えてる!!??(((°Д°)))
私「は、はい(錯乱)あの、私関西に住んでるんで、関東になかなかいけないから、こういう機会はレアなんです。」
羽生「あ~。まぁ、近場でしたら、ぜひ来週(笑)」
私「でも次の日、『関西将棋の日』っていうのが関西将棋会館であるんです・・・。しかも私学生だし・・・。」
羽生「あ、それは、勉学のほうを優先で(笑)」
私「将棋ファンの友達がいるんで、情報交換するんです。最近は女性の将棋ファンも増えて・・・。」
羽生「あ、『将棋女子』ですね。」
え!?「将棋女子」っていう単語(単語?)も知ってる!?
私「知ってるんですか!?」
羽生「ええ、知ってますよ、『将棋女子』」
私「ほんとですか・・・。あ、そうだ、私この前の京都の王座戦も見に行ってました♪」
羽生「あ、そうなんですか!最後、ちょっとだけ会場に行かせていただきました♪」
で、お礼を言ってさよならしました。
フリータイム
さて、会場は撮影禁止だったんですが、最後のフリータイムの時に撮影OKになったので、撮りましたとも。激レアショットを。破壊力大なのでご注意ください。
誕生日ケーキを食べる羽生先生♪♪キャー!(>∀<)
キャーキャー(>∀<)ホントにケーキ食べてる~♪
そして、「玲瓏」のサインゲットだぜ!
ハチさんの羽生さん感想戦
羽生先生は女性らしく足を閉じてきれいに椅子に座ってらした。しゃべるときに閉じたり開いたりする足がたまらなくかわいかった。
今日の羽生先生は白のワイシャツにノーネクタイという、非常にポイント高い服装でした。(いろんな意味で)お話させていただいてる間も、体の至る所をチェックしました(すいません)一つわかったのは、羽生先生、腰細すぎ。あと、羽生先生の目。澄み切ったまっすぐな目。キラッキラでした。握手していただいたんですが、手も気持ち良くてギューって握っちゃった。カメラ構えてたらこっちを向かれて、やばいって思ってカメラを隠したら「ニコッ」って笑ってくださって。どんだけ天使なんだと思いました。
サイン中に話しかけられたファンの一人一人に、丁寧に対応されてて、あれが超一流の立ち居振る舞いか。。。と思いました。
そうですね、羽生先生にとっては、一か月は莫大な時間なんですね・・・。
全身から優しいオーラとプロのオーラを解き放ってました。一緒にいるだけで疲れが取れて癒されます(笑)ええ、ケーキ、おいしそうに食べてました(笑)
キラッキラの目で見つめられると、思わずキャッ(>∀<)ってなっちゃいますよ(笑)
さりげなく、来週土曜日のJT杯に来たら?とお誘い受けたので、ドキッとしました。 覚えられてるなんてうれしいけど恥ずかしかったです(>∀<)
はい、めったにお会いする機会がないので、そこらじゅう見まくってしまいました。指がほんとに長いです。あと、手が程よい暖かさです(笑)
玲瓏管理人より御礼
ハチさん、渾身のレポート、ありがとうございました。
ハチさんのつぶやきより
お昼だん。羽生先生にお会いできるかと思うと心臓が飛び出るくらい緊張するぜ。(11:32)
会場こんな感じ。(12:14)
羽生先生キター☆ (13:01)
ごめんなさい、会場は撮影禁止ですって…。(13:02)
羽生先生とお話できた!!キャー(#^.^#)(15:23)
@tiger391682 たいがーさーん、あとで覚えてる範囲でレポします!!15:45)
ハチさんの対談イベントミニレポ
書道家さんとの対談イベントが、イノイ第2ビルであったんです~。それに行ってきました!そうなんです、ノーネクタイだったんです。もうマジかっこよかったです(>∀<)それでは、そろそろ本日の対談イベントのミニレポを開始したいと思います~。羽生先生がすてきで(*´Д`*)って感じで見てたんで、記憶があいまいなところもありますが、できる限り再現します!
イベント開始予定時刻の1時となり、まずは司会の方が山村さん、羽生先生のプロフィールを紹介・・・しているときに入り口のドアが開いたと思ったら!!羽生先生が中をチラ見してニヤニヤ笑ってました♪羽生先生ったら、お茶目なんだから!もうすでに、かわいさに頓死です。
お二人が入場し、対談開始です!まずは、王位奪取のお祝い♪あと、山村さんがちゃんと「将棋を指す」って言ってくださったので、将棋ファン的に、ちょっとうれしかったです(笑)
テーマ【リスク】
羽生「20代のころは、知らず知らずのうちに大きなリスクを背負って戦ってたりしてたんですが、30代40代になるとなんとなく、こうしておけば無難かなっていうのがわかってくるんで、リスクを冒さなくなる。そういうことは書道にもありますか?」
山村「ありますね~。書は、中国の何千年も前からのなが~い歴史がありますから、書の種類は出尽くしちゃってるんです。新しいものって、リスクを冒さないとなかなかできないものなんで、そういうのはありますね。」
羽生「日本人は、あまりリスクを冒さないところが、国民性としてありますよね?」山村「そうですね。守りに入ることが多い気がします。」続いて、
あと、羽生先生はこんな面白エピソードを披露してくださいました。
羽生「私、よくいろんなところで『リスク』についてとか講演するんですけど、『講演聞きました!』って言って手紙くれた人が『会社辞めました!』って手紙に書いてて(笑)そういうリスクを冒せって言ってるんじゃない(笑)って思いました。」
テーマ【直感】
羽生「私は『直感』は先天的なものではないと思ってるんです。たとえば、行ったことがあるお店に行こうと思ったけど、はっきり場所を思い出せない。そういうときに働かせるのが『直感』だと思うんです。」
山村「は~、なるほど。」
羽生「あともう一つ、『ひらめき』っていうのがあるんですけど、これは先天的なものだと思うんです。将棋の世界で、だれも思いつかない手をたくさんひらめく人がいるんです。そういうのは生まれ持った才能というか・・・。でもどんな人にも『ひらめき』は起こることなんで(笑)だから私は、『直感』は目的の場所が近くにあるときに使って、『ひらめき』は目的の場所が遠い知らないところにあるときに使うのがいいのかなと思ってます。」
テーマ【気持ちの切り替え】
山村「羽生さんとか、天才的な活躍をされてる方たちはみんな、気持ちの切り替えが早いなと思うんですけど。切り替えるためにこういうことをしてるとかありますか?」
羽生「あ~、そうですねぇ。将棋のことを忘れてぼーっとすることですかねぇ。無の状態というか・・・。あ、書道の世界で、朝に書いた字と夜に書いた字が全然違うとかあるんですか?」
山村「あります。夜は、単純に眠いんで字がガタガタになるときがあります(笑)」
羽生「(笑)」
山村「あと、棋士のみなさんって、集中力がすごいですよねぇ。僕ら書道家は、墨をすってるときが一番無心になれるし、集中が高められるんです。墨をすって、すりおわってから水を足して、また墨をすって。単純作業の繰り返しなんですけど。」
羽生「なるほどぉ~。」
山村「あと、切り替えに役立つのは、いろんなものを捨てることです。古くなったものを思い切って捨てる。そうすれば気持ちの整理がつくんです。それを教えてくれたのは、うちの嫁です(笑)」
羽生「いい奥さまですね(笑)」
山村「嫁が掃除してるの見て、豪快に捨てるな~と思って(笑)」
羽生「ええ、それ大事なことですよね。私ももらった棋譜がいっぱいになってきたら、大事な棋譜が入ってたとしてもそれを含めてがさっと捨てますよ。」
山村「そうなんですか!」
羽生「ええ。あんまりたくさんあると、どこになにがあるかわからなくなるんで(笑)」
山村「羽生さんのすごいエピソードで、車の運転中に将棋のことを考えてしまうっていうのがあったんですけど。」
羽生「あぁ~、あの、プロになって3年目くらいに車で将棋会館まで通勤してたんですね。自分の車だと便利なんで。でも、対局終わってすぐって、脳がクールダウンしきってないですよね。それで、車の運転中にパッと対局モードに切り替わっちゃうことがあるんです。5秒から10秒間だとしても、車の運転中だったらすごい危ないじゃないですか。だから、運転は無理だなと思ったんです(笑)」
山村「すごいですね・・・。」
テーマ【時間】
羽生「プロになって3~4年目くらいに、4連敗くらいしたことがあるんです。で、次の1か月、全然対局なくて(笑)」
山村「羽生さんでもそんなことあるんですか!」
羽生「ええ。しかも1か月対局ないってことは、1か月っていう莫大な時間を与えられるわけですよね。」
羽生「時間は無限じゃないんですけど、そんないきなり、大量に時間を与えられたらなにをしたらいいのかわからなくなりますよ(笑)」
山村「確かに。程々にがいいんですよね。その程々にも難しいんですけど・・・。」
あと、この対談の中で一番笑ったところ。
羽生「あの、リラックスしたいとき私はクラシックとか聞くんです。で、よくコンサートとかにも行くんですけど、演奏者さんに申し訳ないんですけど、すごくぐっすり寝れるんですね!!あれCDで聞いても寝れないんです。でもコンサートだとぐっすり(笑)」
羽生「雅楽のコンサートとか、あの『ピィ~』っていう音を聞いただけでガクッと寝れますよ(笑)で、寝て起きたときはすごく元気になってるんです!(笑)昨日も福岡でマリンバのコンサートがあったんですが、演奏の後に講演を頼まれてたんでさすがに寝れませんでした(笑)」
羽生先生マジかわいい。
テーマ【トレーニング】
普段、なにかトレーニングされてることはありますか?
山村「(羽生さんは)重い駒持ったりするんですか?」
羽生「そんなことしませんよ(笑)駒が重かったら、全然違う将棋になりそうです(笑)鉛の駒とかだったら、あれ?この角重いなとか(笑)疲れますよ(笑)」
一人ノリツッコミも完璧な羽生先生でした。
質問コーナー
質問1「私は病気がちです。病気に負けない強い気持ちを持つにはどうすればいいですか?」
羽生「ん~と、将棋界に升田幸三先生って方がいるんですけど、升田先生も病気がちで晩年は1年ごとに休場してたんです。で、そのことを観戦記者さんが観戦記に書いたら『わしは体は病んでるが、心は病んどらん!』っておっしゃったんです。病は気からって言葉もありますし、そういう気持ちが大事なんじゃないですか?」
山村「あと、薬に依存しないで、お医者さんとコミュニケーション取ったりとかもいいと思います。」
質問2「羽生先生の著書『大局観』を読みました。その最後のページに書かれてた『何のために戦うのか~。』の文章がイマイチ消化できていません。」
羽生「あぁ~、それはですね。映画の寅さんのセリフで『それをいっちゃぁおしめぇよ』っていうのがありますよね?あれです(笑)」
質問3「70歳になってから~の70歳もどういう基準ですか?」
羽生「あ・・・それも、あんまり追求しないでください(笑)」
サプライズ
そして、ここで司会の方からサプライズが!
司会「今日は24日ですが、27日は何の日でしょうか?・・・そう、羽生先生の誕生日です!!」ということで、来場者でハッピーバースデーの歌を歌うことに!そしてスタッフのお姉さんが、ろうそくを立てたケーキを持ってきました!
電気を消して・・・
羽生「これ、消せばいいんですよね?」
で、吹き消して、拍手~♪
羽生「ろうそくの灯を吹き消したのは30年ぶりです(笑)実は私、昨日の福岡でも祝ってもらって。こんなにうれしい誕生日は初めてです(笑)」
サイン会
そしてサイン会・・・。私の番になって、
私「あの、先生、これ誕生日プレゼントです!」
羽生「あ~、わざわざありがとうございます!」
キャー(>∀<)しかも為書きしていただきました♪
私「羽生先生、また関西に来てくださいね!」
羽生「え、来てくださいねっていうか、来週も来ますよ。」
私「へ?」
羽生「JT杯があるんです。去年も来てましたよね?」
え!!??今、なんと!!??私の顔、覚えてる!!??(((°Д°)))
私「は、はい(錯乱)あの、私関西に住んでるんで、関東になかなかいけないから、こういう機会はレアなんです。」
羽生「あ~。まぁ、近場でしたら、ぜひ来週(笑)」
私「でも次の日、『関西将棋の日』っていうのが関西将棋会館であるんです・・・。しかも私学生だし・・・。」
羽生「あ、それは、勉学のほうを優先で(笑)」
私「将棋ファンの友達がいるんで、情報交換するんです。最近は女性の将棋ファンも増えて・・・。」
羽生「あ、『将棋女子』ですね。」
え!?「将棋女子」っていう単語(単語?)も知ってる!?
私「知ってるんですか!?」
羽生「ええ、知ってますよ、『将棋女子』」
私「ほんとですか・・・。あ、そうだ、私この前の京都の王座戦も見に行ってました♪」
羽生「あ、そうなんですか!最後、ちょっとだけ会場に行かせていただきました♪」
で、お礼を言ってさよならしました。
フリータイム
さて、会場は撮影禁止だったんですが、最後のフリータイムの時に撮影OKになったので、撮りましたとも。激レアショットを。破壊力大なのでご注意ください。
誕生日ケーキを食べる羽生先生♪♪キャー!(>∀<)
キャーキャー(>∀<)ホントにケーキ食べてる~♪
そして、「玲瓏」のサインゲットだぜ!
ハチさんの羽生さん感想戦
羽生先生は女性らしく足を閉じてきれいに椅子に座ってらした。しゃべるときに閉じたり開いたりする足がたまらなくかわいかった。
今日の羽生先生は白のワイシャツにノーネクタイという、非常にポイント高い服装でした。(いろんな意味で)お話させていただいてる間も、体の至る所をチェックしました(すいません)一つわかったのは、羽生先生、腰細すぎ。あと、羽生先生の目。澄み切ったまっすぐな目。キラッキラでした。握手していただいたんですが、手も気持ち良くてギューって握っちゃった。カメラ構えてたらこっちを向かれて、やばいって思ってカメラを隠したら「ニコッ」って笑ってくださって。どんだけ天使なんだと思いました。
サイン中に話しかけられたファンの一人一人に、丁寧に対応されてて、あれが超一流の立ち居振る舞いか。。。と思いました。
そうですね、羽生先生にとっては、一か月は莫大な時間なんですね・・・。
全身から優しいオーラとプロのオーラを解き放ってました。一緒にいるだけで疲れが取れて癒されます(笑)ええ、ケーキ、おいしそうに食べてました(笑)
キラッキラの目で見つめられると、思わずキャッ(>∀<)ってなっちゃいますよ(笑)
さりげなく、来週土曜日のJT杯に来たら?とお誘い受けたので、ドキッとしました。 覚えられてるなんてうれしいけど恥ずかしかったです(>∀<)
はい、めったにお会いする機会がないので、そこらじゅう見まくってしまいました。指がほんとに長いです。あと、手が程よい暖かさです(笑)
玲瓏管理人より御礼
ハチさん、渾身のレポート、ありがとうございました。
昨日の対談に参加させていただきました者です。
こちらのブログ、私のサイトで紹介させていただいても良いでしょうか?
よろしくお願いします。