車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

許曾志(こそし)神社~其の一 in 島根県松江市

2018年07月02日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・島根県

松江市古曽志町松尾に鎮座される「許曾志(こそし)神社」。御祭神は『猿田彦命・天宇受賣命』

【創祀年代は不詳ですが出雲國風土記及び延喜式に記された古社で、祭神は当地方開発の祖神であると共に、農耕、延命長寿、結婚、安産 交通安全の守護神として尊崇されている。往古は現鎮座地の南、元宮の記念碑建立地周辺が社地であったが、貞享元年(1684)に現地へ奉遷した。】

長い参道の途中より神域を守護されるのは、大きな目が特徴の出雲丹後の狛犬さん一対。  

写真の悪戯(笑)。阿形さんの顔は絶対に何か悪戯をたくらんでます(笑) それを見ている吽形さん、悪戯の内容を知ってる癖に、さも興味ありげな顔をしてみせます。

 

狛犬さんに激励される気分で、目の前にそびえる石段の参道を一歩、一歩・・・・ 昔の人は色んな願いを胸に収めてこの石段を登ったのだろうけど、体の不自由な人はどうだったんだろう。

たまに健脚者でもありえない様な急峻な石段参道とか見ると、真剣に疑問に思ってしまうのです。 足が痛み出すと思考はどんどんマイナスの方向に傾いていくのですが、これも不信心ゆえ(^^;) 反省と共に、凝った自然石の手水鉢に改めて奉納者の崇敬を心に刻み込みます。

手水舎後方より神域を守護されるのは、少し小さめの出雲狛犬さん一対。体は小さめですが、阿形さんの顔つきはかなり強面(^^;) いきなり出くわしたら叫ぶかもしれません。

石段は更に境内に向かって上に伸び、その先に随身門。左右には神獣らしき姿も見えます。

神獣は「神使(つかわしめ)」とも呼び、鶏は御祭神である『天宇受賣命』の「神使」とされます。『天照大神』を岩戸から出す為、一計を案じた神々は沢山の「常世(とこよ)の長鳴鳥」を集めてきました。そうして『天宇受賣』の踊りが始まる合図として、集めた鳥たちを一斉に鳴かせたたのです。 以来「常世の長鳴鳥」は『天宇受賣』の「神使」となりました。

随身門を潜った先に境内へと続く石段、その先に拝殿が見えてきました。あと一頑張り (^^;)

隋神門の先、拝殿下の石段左右より神域を守護される親子狛鶏さん一対。

こうしてみると、鶏さんの場合は阿吽の別が無いんですね。左右どちらも立派なトサカをお持ちです。

拝殿が見えて来た所で・・続きは明日

参拝日:2011年5月19日

 

コメント
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