蝸牛のこちょこちょ

みずしろの普段着物と手仕事と好きなものの記録。

手帳にミドリのベルトシールをつけました

2017年02月23日 | 手帳・文房具

 ゴムバンドで留めていた手帳(中身は測量野帳)。
 数日経つうちに、ゴムバンドのつけ外しが面倒になってきまして…。
 ペンも一緒に挟んでいたんですが、ペンは要らなくて手帳の買い物リストだけ開きたいとか、逆にペンだけ出して他のものに書きたいとか、そういうときにほんのちょっとの煩わしさがあったのです。
 ほんのちょっとでも面倒は面倒。これがストレスになって手帳を開かなくなるんじゃ、本末転倒です。
 で。

 
 去年から買おうかどうしようか悩んでいたやつを買ってみることに。
 ミドリのベルトシール スナップタイプです。
 欲しかった柄はドットだったんですが、マグネットしかなくて…。磁気カードと一緒にかばんに入れるので、マグネット類は怖くて使えないのです。
 しゃーないので無難な黒のスナップに。野帳の緑とちょっと合わなかったので、間に合わせで手元にあったクラフト紙をヤチョーカバーと野帳の間に突っ込んであります。なんか絵描くかスタンプでも捺そうかな。

 長いこと迷っていた理由は、厚みです。
 測る前に貼ってしまったので正確には分かりませんが、表のスナップ部分は6mmくらい、裏も2mm程度は厚みが増えます。
 が、実際使ってみると、野帳は表紙が硬いので、開いて書くのには大して支障はありません。敢えて言うなら他の野帳と重ねるときにグラつくくらい。
 この不均衡が許せるか許せないかは人によると思いますが、実はわたしは大雑把なくせにこういう非常にしょうもないことが結構気になる性質なので、なんか厚手のシールでも貼ってバランスを取るか否かと考え中です。
 どうせならポケットでも付けてしまおうか…。

 
 開くとこんな感じ。
 ペンは内側のループに差し込むので、ベルトを開けただけでは落ちません。
 
 上から見るとこうなってます。
 最初はここがうまく開きませんで、挿したつもりがうまくループに入ってなかったりもしました。クリップのあるペンなら簡単には落ちませんが、くせがつくまで気をつけたほうがいいみたい。うちのは3日ほどでくせがつきました。

 貼り方はちょっと難しいです。いえ、「わたしには」ちと難しかった、です。
 写真を撮っておくのを忘れてしまいましたが、購入時は透明の極薄プラ板みたいな台紙に表裏のシール部が貼り付けてあります。
 それを剥がしてペンを挿して位置決めをしながら貼る、というのが公式の説明ですが、一気に表裏とも剥がしてしまうと位置決めが大変。
 最初に透明の台紙の真ん中あたりを切って、まず裏側のシール部だけを剥がして位置を決めて貼り、次に表(スナップのあるほう)を台紙ごと当てて位置を決めて、それから台紙を剥がして貼る、とやったらスムーズにいったと思います。
 …ええ、失敗しまして。
 少し歪んでいます…orz
 チェック柄とか、目安になる柄がある手帳だったらもうちょい楽かもしれません。

 
 ちなみに裏はこんな感じ。
 素材はよくあるレザー風の型押しPVC。薄いので耐久性はどうだろう、手帳用なので1年はもつように出来ていると思いますが、使い方に大きく左右されそうですね。
 説明書きにもある通り一度貼ると剥がせないので、途中で破れてしまったらカバーごと交換になりそうです。が、わたしの場合カバーも同じ素材なので、うまい具合に同じころに交換適期が来そうな気もします(笑)。



 なんだかネガティブなことばっか書いてしまいましたが、快適度は格段に上がりました。
 片手で手帳が開ける! ペン落ちない! ペンだけの抜き差しもスムーズ!!
 もっと早く買っておけばよかったです。
 年末の手帳売り場が一番活気づいてる時期は、これもしょっちゅう品切れになってましたが、なるほど人気のはずですねー。
 すんごい便利だもの。

 
 意外とベルトシール自体が大きくて、測量野帳に貼ると結構な存在感になるので、これをメインのアクセントにする方向で何かこう、カバーの柄を考えたいです。
 クラフト紙入れたら確かに色の不調和は緩和されたけど、業務用感半端なくてやっぱり着物の帯の間から出てくる感じじゃないから…。
 オサレのセンスもどっか売ってくれないかしら。
 

測量野帳でスケジュール帳、の現状

2017年02月16日 | 手帳・文房具

 今年の手帳を測量野帳で自作することにして、1か月半。
 実際にやってみると、思っていたのと違ってきたり、目論見成功だったり。
 現状をメモしておこうと思います。また変わってく可能性大だし。



 基本構成はマンスリー+ウィークリー+ガントチャート+メモ、1冊で半年分。


 マンスリーはブロック式。カレンダーっぽいやつ。見開き1か月。
 罫線をちゃんとペンで書いたのは1月だけでした…(予想はしていた)
 付箋使いとかは去年と同じ。
 マンスリーは主に「予定」と、「来年以降見直す可能性のあるメモ」。
 誰の法事で何処に幾ら、とか、誕生日に何贈ったとか、ええ、書いておかないとね、被るんですよ翌年…。いちいち覚えてられんっちゅーの。


 ウィークリーは見開き1週間で、縦型バーチカルです。
 こちらは普段は「実際にしたこと」の記録と、遠出の時は行程表になります。
 列車名と時刻、ホーム番号などを時間軸に沿わせて書くとめちゃくちゃ見やすい。
 駅から目的地までの地図や営業時間、電話番号などのメモは末尾のメモページへ。
 一度書くとほんのり覚えるので、現地では開かなくても大丈夫なことも多々あります。
 食事や簡単な感想なんかも書き込んでしまったり、かなりフリーダム。

 毎日ウィークリーの下のほうが少し余るので、ごく簡単な日記を書き込んでいます。
 以前は日記帳一冊に全部書き込んでいたことを、アイディアメモと博物館野帳とスケジュール帳に分けたので、日記はかなり簡素で良くなったのが意外な利点?でした。
 ここで足りない日は以前と同じ日記帳にだーーーっと書き殴ったりもします。それはそれで気持ちいいんだけど、なかなか時間が取れない日も多いので、スケジュール帳に数行でもメモしておくと、後で思い返してじっくり発酵させた日記に変化したりして面白い。


 ガントチャートは毎日の健康管理とノルマチェックが主な用途です。大きな仕事のあるときは工程表としても使いますが基本はチェックリスト。
 あまりにもプライベートなアレなのでちょっと写真は割愛します。
 月単位で横に一列並んでいると体調の変動とか把握しやすくて便利です。


 残りのページはフリーメモ。といっても遠出の時の記録がメインになってきているので、スケジュール帳兼旅記録帳みたいな趣です。
 まだ2月半ばなんですが、ちょっとどうかなあと心配なのがこのメモ欄。足りなくなりそうな予感がするんですよねえ…。ま、常に「おもいつき帖」とセットで持ち歩いてるので、足りなくなったらそっちに書けばいい話ではあるんですけど。
 6月まで使ってみて、もし大幅に足りなくなったら、年後半は更に分冊して3か月1冊でもいいかなとも思っています。
 ここらへん自由に出来るのが自作の強みですね。システム手帳には負けるけど。




 当然ながら自作の場合、市販の手帳についている「付録」的な要素は皆無。
 なので色々くっつけています。
 カバーはPVC製の「ヤチョーカバー」。栞紐をつけて使っています。PVC自体はあまり好きな素材じゃないんですが、他にこういう手触りのモノを持っていないので、かばんに手を突っ込むだけで手帳が判別できて便利なのです。


 開いてすぐの表紙裏にToDoリストとか買い物メモ。


 後ろのほうには去年に引き続き付箋コーナー。遊び紙にブックダーツもストック。


 路線図と生成り色の別冊は、昨年秋に買ったけど本体は今のところ使っていない(ごめんなさい)手帳の付録。切り取りメモや各鉄道会社の連絡先、年号西暦早見表などが入っているので、カバーに差し込んで携帯しています。路線図は既に大活躍してもらってます。
 カバーの深いほうのポケットには、シールやフィルム付箋など。


 百円均一で見つけたレシートホルダーという名前のクリアファイルも挟んでいます。ちょうど野帳に収まるサイズで、細かい紙モノを一時保管するのに物凄く便利です。2冊組だったので、もう1冊は財布の中でレシートとかクーポンとか仕分けるのに使ってます(元々そういう用途らしい)。
 ことりっぷのマスキングシールも挟まってます。これ一瞬文具店に現れてあっという間に消え失せたんですけど、もう買えないのかなー…[´・ω・`]


 これだけ挟むと結構厚みが増すので、「おもいつき帖」とまとめて自作のゴムバンドで束ねて、隙間に製図用シャープペンシル(0.3mm)1本挟んで、これで最低限セットの完成です。
 どこに行くにもこれだけは持って行きます。これと財布と携帯があったらとりあえずなんとかなる。たぶん。
 見た目がすさまじく武骨なので、可愛さは特に求めてないんですけど、着物で外出した時に作業服のおっちゃんに二度見されない程度のカスタマイズはしたいかな…。
 今のこれ見た目完璧に現場用なんだもん…そりゃ女着物の帯の間から出てきたらビビるわ。
 京都で二度見さしたおっちゃんごめんなさい。

なわ編み横づかいの帽子できた

2017年02月14日 | 編み物

 なわ編み針を自作してまで編んでいた帽子が出来ました。

 

 使用糸:リッチモア スペクトルモデム #36 2玉弱
 使用針:6号棒針、6号輪針40㎝、自作なわ編み針
 パターン:オリジナル


 ポンポンメーカーはこのために買ったわけです。
 途中何日か放置しちゃったけど、実質4日かかりました。
 編み図がないから、考え考え、試着したりほどいたりしながらなので遅い遅い…。
 結果、案の定、最初にイメージしていたものとは結構違う感じになりましたが、思ったより可愛く出来たので満足です。
 途中で凄くダサく見えて、うっわーこれ失敗したかなあと思ってたんですが、諦めずに粘ったら何とかなりました。心は常に体育会系です。超文系なんですけどね。
 
 
 ちょっとつぶすとベレーっぽくもなります。


 編み方は完全オリジナル。
 なわ編みを最初に編んで、輪っかに接いで、端から拾い目をして、適当に増したり減らしたりしつつ時々裏目で模様を入れて、適当な深さになったら減目をして頭頂部を絞ってポンポンつけてできあがり。
 当初はなわ編みの下にもゴム編みのリブをつける予定だったんですが、試着してみたらリブ無いほうがよさそうだったので変更しました。
 あと実は縦に何列か裏編み1目の筋が入ってるんですが、元々はここに更に細工をする予定で入れたんですが、出来てみたら要らなかったな完全に。
 次編むことがあったら無しにします。


 しかしそろそろ春物を編まないと冬終るな。

ポンポンメーカー試してみた(百均)

2017年02月14日 | 編み物

 プラスチックの円盤みたいなあの道具。
 ずっと興味はあったんですけど、普段ポンポンそんなぽんぽん作らないし(……)、1回や2回のために買うのもなーって思ってたんです。
 そしたらなんか百均にまで置いてあるし。
 大小2個セットで108円税込ならダメもとでと思って、買ってみた。


 結論から先に言います。

 めっちゃおもろい。(そこか)

 

 つうか凄い便利ですねこれ!? 考えた人凄いね!?
 今まで(ごく稀に)必要な時は段ボール切ってコチョコチョやってたけど、綺麗に揃わんから切って整えるのにエライ時間かかって嫌いだったんですよね正直(正直すぎる)
 これ最初からかなり丸くなる!! 切るのほんの少しでいい!!
 こりゃ楽しいわ。必要ないのにぽんぽん作りたくなるわ。
 久々に大ヒットです。

 わたしはダイソーで買いました。
 35mm・70mmのセットと、55mm・90mmのセットの2種類。
 55mmで大人サイズのカジュアルニット帽のてっぺんに1つつけるのにちょうどいいくらいの大きさでした。刈り込めばもっと小さくはなりますが。


 検索かけるとポンポンでいろんなもの作っているかたが出てきます。
 帽子のてっぺんとかマフラーの先につけるくらいしか思いつかなかったや…皆凄いな…。
 ポンポンマットは一遍作ってみたい。きっともふもふ。
 でもこれ、思った以上に毛糸を大量に使いますね…。凄い勢いで糸玉が減ってびっくりしました。
 やっすい毛糸いっぱい手に入った時にやらかしたいです。
 あと黒で大量に作ってまっくろくろすけで部屋を埋めたい。(後のことなど考えない)
 

太めの竹製U字型なわ編み針も出来た

2017年02月07日 | 編み物


 
 先日作った極細版に引き続き、径3mmの竹ひごを仕入れて少し太めも出来ました。太めといっても棒針3号相当なので、市販のなわ編み針では「細」サイズかなー。
 これでも棒針6号くらいまでなら綺麗になわ編み出来ます。並太ならだいたい大丈夫っぽい。
 写真はリッチモアのスペクトルモデムを6号針で編んでいます。

 この太さになると炙っただけではどうにもならず、一昼夜水に浸け、更に熱源を散々工夫して、6本失敗して1本出来たような次第です。
 肉眼で見るとあちこち焦げてたりして結構凄い出来ですが、使えるから良いんだ!と自分をなぐさめます。誰も言ってくれないから自分で言うしかないんです。


 写真の試し編みはこのまま帽子のパーツになる予定。うまくいくかなあ。
 いつものことですが編み図なしで行き当たりばったりなので、最終的にどういう形のものになるか自分でもわかりません。手探り編み。
 これがうまくいったらもっと太い糸でも編みたいのですけど、これ以上太い竹ひごはこの辺では売ってないので、市販の竹製編み針を改造するか、竹を割るところからやるか…。
 編みたいのか作りたいのかどっちなんだろう。きっと両方です。
 道具から作るの楽しい。










 でもやっぱりめんどうくさいのでどっかメーカーさん作ってくれないかな。