納車直後
ちょいカスタム(ステッカー剥がしてリアキャリア付けた)
なう
です。
やっと自分の好みのバランスが分かってきました。見た目の重心後ろにあるほうが好きだな……。
実際、どう頑張っても乗ってるやつが一番重いので、多分すんごいトップヘビーになってると思いますが(笑)
この間にやったこと。
・バルブ変換(英式→米式)
・前カゴ外す
・ダイナモライト外す
・リアキャリアに携帯ポンプ装着
・ハンドルとステム交換
・グリップ取り付け
・ベル交換
・前キャリアも外す
・ボトルケージ、フロントバッグ、サドルバッグ装着
今気づいたんですけど、もしかしなくても一度も完全デフォルトで乗ってないな……? ごめん……w
ハンドルとステムはGIZA PRODUCTSのプロムナードバーとHA-C40-2 スレッドステム。この自転車のデフォルトが少し突き出しの多いステムだったのですが、どうも好きになれず(ハンドル操作は突き出しが長いほうが安定するとか聞きましたが今のところわたしごときに実感できるような差は無し・笑)。色も銀のほうがいいなーってんでサックリ変えちゃいました。
ハンドルのグリップはサイクルベースあさひで購入。スウェードMFグリップK37のダークブラウン。132mmと少々長めで多分フラットバー用だと思いますが、ぎりぎり入りました。表層はうっすいスポンジゴムみたいな感じで、見目はスエード調ですが、すぐ擦れて傷んで来そうなので、自分で革を巻こうと思ってます(なので巻きやすいネジ留めタイプのグリップが欲しかった)
ベルもGIZA PRODUCTS。澄んだかわいい音で大好きです。鳴らす機会ほぼ無いけども(笑)
ぴかぴかのベルに空が映るのがお気に入り。ただしもれなく自分も映り込みます(消した)
リアキャリアもGIZA PRODUCTSなので、なんか、どんだけ好きやねん?って感じになって来てますが、意図してここのを選んだことはなく、たまたまちょうど希望する感じのパーツ見つけたらそれがGPだった……の繰り返しです。文房具とか紙ものとかでもコレ割とよくあります。波長が合うんだろか。
下に面ファスナーのベルトで携帯ポンプを固定しています。外すの少し面倒だけど、滅多に外さないから頑丈さ優先。上の三枚目の写真でリアキャリアの下に銀色のパイプみたいなのが見えてるのがソレです。
これらは一気に変えたわけではなく、休みの日ごとに、或いは仕事の日でも朝や夜の隙間時間に少しずつちまちまとやりました。
大正生まれの祖父がわたしたちの通学用ママチャリを整備してくれていたのを見ていましたから、どこをいじるとどうなるのか、どの辺りまで家で出来るものなのかは何となく知っています。
でも自分でやったことはありませんでした。もちろん細かい仕組みも解っていませんし、そもそも調べ始めた当初は用語が全く分からない(笑)
調べようにも名前がわからず、どうにか判明しても今度はそれがどういう種類の自転車に使われているのかも知らず、最初のうちは「こんなパーツうちの自転車についてないぞ?」「えっそんなネジどこにも無いが?」の連続でした。
わけがわからんまま半月ROMってようやく「これはもしかして前提としている自転車そのものが違うな?」と理解した次第。
だいたい検索して最初のほうに出てくるブログはロードバイクの話をしているんですよね。うちのは「小さいママチャリ」なので、六角穴ボルトより六角頭ボルトのほうが多いし、Vブレーキなんて使ってないし、クイックリリースもついてないんでした。
そこからは検索に「ママチャリ」とか「シティ車」と付け加えることで、目的の情報に的確に早く辿り着けるようになった気がします。そこまでが長かった、ほんとに(笑)
幸いにも、昔の仕事の関係で、工具やオイルについては(ごくごく初歩ではありますが)知識と使用経験があったので、選定や扱いで特に困ることはなく。というか基本的なものは持っていたので、主に「男性の手ルクレンチでがっつり締め上げられたボルトを外すために」柄の長いレンチとスパナを買い足したくらいです。
携行用工具も、先述の通り六角頭ボルトのほうが多いので、ロードやクロスのように「六角レンチセットとチェーンカッターでOK」というわけにはいかないのですが、なんとか手持ちのミニラチェットレンチとソケットセットで間に合いました(笑)
これなら一般的な容量のペンケースに入ります。ソケットシステムとラチェット開発した人ほんっと凄いと思う。
作業工程は全く撮ってません。それどころじゃなかった(笑)
分解したパーツはステンレスのバットに向きや順序を決めて並べ、左右が分からなくなりそうなものはマスキングテープに「右」「左」と書いて貼り付けました。そのくらいしないと秒でわからなくなる、それがわたし。
基本に忠実に、外したものは清掃してから取り付け。ネジ部は全てオイルで清掃してグリスを塗って組付け。はみ出したオイルやグリスは一か所ごとに拭き取り、と、そりゃもう丁寧に丁寧にやりました。怖いので。
買って間もないこともあり、固着しているネジはもちろんなかったんですが、グリス塗ってないとこが結構多くて、組付け直した後えっらい軽く動くようになってびっくり、というのが何か所かありました。シマノプレミアムグリスすげえ。
直しても直してもすぐ片効きになってしまうブレーキに悩んでたんですけど、これも前キャリア取り外すついでに一度全部外して組付け直したらアッサリ解決しました。まさかの後ろ側のナット締めすぎだった……。多分前キャリアつけてもらったとき少しだけ締めすぎちゃったんでしょうね。これからは自分で何とか出来そうで一安心です。
もちろん、一か所いじるごとに一時間ほど試乗して、動作や音に異常がないか念入りに確かめてます。怖いので(二回目)
なんでも自分でやりたがる性質だけど自分の腕は信用してないんだよな。
ハンドルはほぼ「銀色でハイライズであればいい」くらいで選んだんですけど、交換の効果絶大でした。ママチャリに近いタイプで、非常に自然な形で握れる。
デフォルトのハンドルも似た形ではあるんだけど、少し肩~肘に捩れが入る感じで、なんとなく違和感があったんです。多分、急に肩回りにすごい痛みが出たの、その捩れも一因だと思うんだ……。今のにしてからすごく楽なので(ゼロとは言わないがほぼ無視できる範囲、翌日には全く残らなくなった)
しかし握りやすいハンドルがこんなに楽だなんて数時間走ってみるまでわからないわけで、パーツって博打だな……(そして沼へ)
そういう気合い(気合い?)で買うからでしょうか、自転車パーツ、あまりにも「詳細寸法」が書いてない商品が多くてびっくりします。車体や他のパーツとの兼ね合いがかなりシビアなものでも、信じられないほど何処をどう調べても詳細な寸法が書いてない。材質も書いてない。裏側の写真すらない。正直めちゃくちゃ購買意欲落ちるんですけど、ここはそういう文化なのかな……。
それならそれで仕方ないので、あとは自分で材質や性質の分かっているものでちまちまと手作りしてカスタマイズして行こうと思います。
あ、軽量化とかは興味ないです。何しろ一番手っ取り早いのが自分を軽量化することなんで……ええ、それが一番難しいんですけどね。ごはんおいしい。
フロントバッグとサドルバッグは自転車用ではありません。
フロントバッグはリヒトラブのキャリングポーチ(文具店で購入)、サドルバッグは鹿番長のウエストポーチ(ホームセンターで購入)。
専用品ではないにも関わらず、えらく使い勝手が良くて、自作しようと思ってるのに腰が上がりません。作るにしてもほぼこれと同じ構造で、ベルトとかの細部だけ変えればいい気がする。そのくらい不満がないです。
茶系があれば自転車用にもう1つ買って改造しちゃってもいいんだけどな。最近バッグ類の茶系って少なくないですか?
あ、でもリヒトラブのキャリングポーチは、ベルトループの金属スナップがおそろしく錆びやすいので、そこだけ直してほしいです。一度買ったのが既に錆びてて店頭在庫チェックしたら半分錆びてて、交換してもらったこれも実は既に錆び錆びです。濡らしてなんかいないのに、室内保管ひと冬で錆びる。いくら北陸の冬が湿度100%近いったって、普通のバッグや服のスナップ錆びないよ……。どういう金具使ってるんだ。
生地は全く何一つ問題ないので、スナップ部分だけどうにか切り張りできないか考えています。便利なんだもん……。
そんなわけで、とりあえずの現状でした。
まだ少しずつ手を加えてはいくと思いますが、ひとまず満足です。
次はやっぱり己の軽量化だな……。
これからもよろしく。