蝸牛のこちょこちょ

みずしろの普段着物と手仕事と好きなものの記録。

20インチのママチャリで50㎞超走ってきた

2023年06月18日 | 自転車
 タイトルまんまです。

 
 川沿い(堤防上)に県認定のサイクリングコースがあるのです。
 自宅からだと、まずそこへアクセスするのに片道40分ほど走らないといけないんですけど(笑)、あとはずっと平坦で見晴らしのいい、車もたまにしか通らない(自動車通行禁止区域もけっこうある)、そして迷いようのない一本道。素晴らしい。
 川なのでドン突きまで行けば海です。今回は河口のちょっと手前で折れて、道の駅を折り返しに設定。

 
 ゆっくり座って食事の出来る涼しい食堂がある、のを知っていて行ったんですが、なんとこの日はイベント開催中。
 すんっごい人混みで、とてもゆっくりできそうになかったので、帰りの分のスポドリだけ買って早々に退散しました(笑)

 
 道の駅から防砂林と砂丘を越えて、ちらっとだけ海を見て帰る。
 港湾施設なのでこの先は立ち入り禁止です。普段来ない辺りなのでパイプライン初めて見た。
 砂+松葉の絨毯の下にコンクリみたいな坂道でも全く滑らないママチャリタイヤは流石。細いタイヤは以前沖縄で借りたミニベロロードくらいしか経験がないですが(たぶん1-1/8だった)、あんなんで突っ込んでたら間違いなく転倒してたろうな。

 帰り道、なんとサイクリングロード上で妹夫婦とばったり。
 あちらはスポーツバイクでヨーロッパ回るレベルのガチチャリ乗りで、今はクロスとMTBを乗り回してます。これ(小径ママチャリ)で海まで行ってきたと言ったら「よぅやるわ!」と爆笑。クロスにさえ乗ったことのないママチャリダーは「速い自転車」がどんなものか知らないので、特にしんどいとも遅いとも思わないわけですが。
 ま、それ以前にあんなん、足届かへんけどな!(えばるな)

 
 二本の川の合流点。この日は境界がくっきり、なかなか混じらずにずっと続いてました。
 普段から、南から来る川は濁りがち、東から来る川は割と澄んでいるんです。なんでだろ。上流の土質?
 ぜひとも某黒いグラサンの人にぶらぶら歩いて解き明かしていただきたい辺りです。

 
 さて、このサイクリングコース、見晴らしは抜群、信号もほとんどない、交通量も少なく広くてそりゃあもう快適なわけですが。
 難点が、ひとつ。

 日陰がない。

 考えりゃわかることですが路面より高いものがないのでマジで日陰がない。ごくまれに交差する橋の下で一息つくことは不可能ではないですが、それも片道25kmの間に2か所くらい。
 そして堤防下もほぼずっと田畑か古い集落で、ちょっと立ち寄れる範囲にコンビニなども見当たりません。
 水分とエネルギー源の補給、マジでしっかり準備して行って、しっかり休憩しないと、しぬ。と思いました。
 この日の気温は最低17℃、最高31℃。この時点でコレですから夏は………行かないほうがいいですね!!!(真顔)

 そして、45㎞まではまだわりといけるなーとか思ってたんですが、最後の5㎞で急速に疲れました。
 補給は十分すぎるほどにしており、シャリバテの症状は出ておらず、複数の判断基準を見ても熱中症にも脱水にもなってなかったので、もう、シンプルに体力切れです(笑) そりゃそうだよ今まで走った最長距離、2年前の晩秋の25㎞弱だもん……。いきなり倍の距離を真夏日に走ったらどうなるかなんて、火を見るより明らかです。
 なんでそんなんしたんって、秋に沖縄でもう少し長い距離(しかも全く知らない市街地メイン、アップダウンきつめ)を走る予定だから、なんですが……こりゃ相当鍛えて行かんと無理だな。
 てか、50㎞ちょいでこれ……ミニベロで100㎞とか走る人、どういう体力してるわけ???(敬服)
 

小径ママチャリの携行品

2023年06月12日 | 自転車
 普通ミニママチャリで10㎞や20㎞走るのにこんなもん持って歩く人いないと思うけど、まあなんせ心配性なもんで。

 
 いま持ってるものの全部です。左上の黄緑色のポーチ(百均で買ったPVCか何かのペンケース)にキッチリおさまります。

 左上から、ポーチ、油性ペン(極細ツイン)、ハイドロコロイドパッド、タイヤブート、チューブ用パッチ、ヤスリ、ゴムのり。
 真ん中、ペンの下から、瞬間接着剤、汎用強力テープ、チェーンリンク(クリップコネクタ)、タイヤレバー、ラジオペンチ。
 右上の細長いモノたち、左から、板ラチェットレンチ、15-13眼鏡ショートレンチ、チェーンチェッカー兼フック、細引き3m。
 その下の円いのは「鍔」。
 青いケースに並んでいるのはラチェットレンチ用のビット。マイナスとプラス(2サイズ)のドライバー、各サイズの六角レンチ。
 その下はビニール袋、10mmと14mmのソケットレンチ、右下の黒い四角がノグチのミニチェーンツールです。

 なんか中途半端な揃え方なのは元々家にあったものを流用しているから(笑) ラチェットレンチなんて、自転車に乗り始めるずっと前から木工用に酷使してるので、何年選手か覚えてない。
 10mmのレンチはブレーキ回り、13mmはサドルのボルト、14・15mmはハブナット用です。小径ママチャリなので六角レンチだけでは用が済まず、他にもいろいろと持ち歩く羽目になります。面倒だけど全部六角レンチで済むような自転車は高くてとても手が出ないので仕方ない。
 鍔というのは岐阜県美濃加茂市の「福善」さんの商品。キャンプ用の多用途自在なんですが、これが細引きと組み合わせてキャリアにモノをくくりつけるのにめっぽう都合がいいのです。買ったものを袋に入れて口を適当に巻いて、細引きで括れば、どんな形のモノでも大丈夫。しっかり固定すれば揺れたりぶつかったりしないので、野菜や果物もカゴに入れるより傷みません。
 ペンチはチェーンリンクを付け外しするのに必要なので入れていますが、ワイヤーをちょいと引っ張ったり、レンチを出すほどでもない負荷の低いところのナットを仮固定したりと他にも色々役に立ってます。キャンプに行けばもっと酷使されます(笑)

 
 収納状態。
 小さく見えるポーチですが、使用頻度を考えて入れていくと意外なほどすっきりおさまり、まだ余裕があります。
 持っていても使えないと意味がないので、日常の点検や整備も基本的にこのポーチの中身だけで行います。実際に使っていくうちに「この作業はこの携帯ツールでは無理」「これは要らないな」と改善点も見えてきます。
 今のところ工具はこれで十分なんですが、あと欲を言えば、作業時に外したボルトやビットを仮置きできるトレーみたいなのがあるといいな。時間を競うレースなどに出るわけではないので作業スピードはそれほど重視していませんが、単純に不便なので(笑)


 
 Tシャツとロングパンツで乗ることが多いのですが、この春に買ったリネンパンツがやたらと履き心地がいい上にポケットが多く大きいので、最近は財布やスマホ、鍵などはポケットに入れてしまいます。(スマホは写真を撮ってるのでこの画像には写ってません)
 財布はモンベルのトレールワレット。自転車用に買ったはずが、あまりの小ささと使い勝手の良さに惚れこんでしまい、あっという間にメイン財布になってしまいました(笑) 小銭の出し入れだけが面倒ですが、鞄を持って行くような外出なら元々使っていた長財布も入れてあるので然程問題にはなりません。
 時計はソーラー充電タイプ。20気圧防水のダイバーズウォッチで突然の雨でも困らないし、回転ベゼルでスタート時間を記録しておけるのが地味に便利です。自転車で走ってるうちに充電できるし。
 そんなわけで、結構身軽になってきた23年の初夏ですが、いや、梅雨入りしてしまったか。
 今後は止み間を見てちょろちょろ動く日々になりますねえ。家の事情もあり遠出はできません。30キロくらい走りたいよー……。