蝸牛のこちょこちょ

みずしろの普段着物と手仕事と好きなものの記録。

ジブン手帳Lite mini、即刻改造

2019年09月25日 | 手帳・文房具

 買ったばかりでほんと開発者様とコクヨさんには申し訳ないと思っております。はい。
 でも我慢して使うより不満点はカスタマイズして思い切り使い倒したい派なのです。

 何をやったかというと、Lite miniにジブン手帳miniの純正透明カバーを着けられるようにする改造です。
 これで多分、miniに合わせて作られたサードパーティー製のカバーなんかも使えるはず。
 ただし多分誰も想定してない使い方なので、万が一、真似なさる際は完全自己責任でお願いします。
 正直お勧めしない。失敗したら数千円と大事な紙資源とあなたの貴重な時間が無駄になります。
 つか本当、作った人、スミマセン。


 改造前のLite miniの端っこ。
 表紙が本文用紙から数ミリずつ飛び出しているため、既存のカバーが入りません。
 表紙と本文用紙は直接は接着しておらず、ピンク色の見返し紙を介して繋がっています。
 そこで、見返し紙を折線で切り離すと…。


 こんなふうに、表紙と本文用紙が離れます。



 もう片方も同じように切れば、表紙と中身が分離できます。




 あとはこれを、純正のカバー(mini用)に入れればこの通り。
 中の紙はもちろん自由にカスタマイズ出来るので、世界で一つのジブン手帳Lite miniが出来上がります。まだやってないけど。


 Lite mini自体が他のタイプより薄い上、別冊のLIFEもIDEAも入れていないので、背幅はこんなふうに余ります。
 しかしこれは今後、付箋をストックしたり、路線図を挟み込んだり、チケットだのなんだの貼り込んだりして確実に膨らむので、ちょうどいい余白。
 なお、後日結局IDEAは買いました。方眼ノートが好きすぎる体質です。
 体感として「持ち歩く冊数が増えた」ように感じない、手帳と全く同サイズの日記帳が欲しかったのです。
 IDEAはこの要求にドンピシャでした。万年筆も裏抜けしないし。

 わたしは更にこのカバーに厚紙を仕込み、表紙を硬くしようと企んでおります。そう、ちょうど測量野帳のように。
 一度硬いのにカラダが慣れちゃうともう戻れないね……。……表紙のことだよ。

 あと切り取った本来の表紙もちょっと改造して別用途に使おうと企んでます。生かし切る。
 こちらはまだ型紙作ったり試行錯誤なうなので、また後日。

 

来年の相棒はジブン手帳

2019年09月11日 | 手帳・文房具

 

 来年の外部脳。
 ジブン手帳 Lite miniです。色はネイビー。
 
 今年使っていた手帳はB6ハードカバーで、重くてゴツくて。
 なんでそんなの選んだかって、推しの紋が入ってたからです。推しグッズ買う時にスペックなんか見てないよね。(※実際はちゃんと見てます)(でも買った)
 来年分は推しのデザインが出なかったので、測量野帳で自作に戻すつもりでいました。
 が。
 実は春くらいからずっと気になってた市販手帳がひとつ、あったんです。
 ジブン手帳。

 入荷日がはっきりわからないとのことで、文具店に通いまくり、やっと見つけたのが昨日。
 最初はBiz miniを見てみるつもりだったんですが、フト下の段に目を遣ると、Lite miniというBizより更にシンプルなタイプが。
 中を見て、もうほぼ即決でした。


 気に入った点は以下の通り。(長いです)

・必要最低限のページ
 スケジュール帳は実用一辺倒のデータストックにしたい派なので、シンプルなのが一番。
 日毎の欄にもあらかじめ印刷されたアイコンが減って、より自由度が高くなっています。記録する事項を自分で決めたいタイプにとっては最高。

・月曜始まり
 仕事の都合もあり、どうしても月曜始まりのほうが使いやすいので。

・24時間のバーチカル
 公式サイト曰く「24時間書けてこそ人生の手帳です」。まことにその通り。多謝。

・週間ページにカレンダーと当該週の印がついている
 これ地味にめちゃくちゃ便利。当該週が年間何週目かもわかります。一年て案外短い。

・月間ページの下部にガントチャート
 これもめちゃくちゃ便利! いつも期間が分からなくなる博物館などの展示期間も一目瞭然。しかも月間ページにあるから、別ページと往復でパタパタしながら見比べたり書き込んだりしなくていい。体調の記録なども連続して俯瞰できます。

・飛び出さないインデックス
 大体どの辺りか大まかに見当をつけられればいいので、飛び出していないほうがすっきりしていい。飛び出したいときはちゃんと専用インデックスシールが用意されている(別売り)という親切さ!

・全体が方眼
 方眼好き、それも測量野帳の3mm方眼をこよなく愛するわたしにとって、ほんのわずか大きいだけでほぼ同じ方眼が全体に印刷されているこのフォーマットは実に使いやすいのです。個人の好みですが、字も図も絵もチェックリストも、方眼罫が一番書きやすいと思う。

・月齢、六曜、二十四節気、大まかな日の出・日没時間がわかる
 一言で言おう。最高。

・チェックかマルをつけるだけで天気が記録できる
 これまでは手描きでアイコンを描いていたんですが地味に面倒くさくて…(笑) 一瞬で済むのは楽。

・重くなく大きすぎない
 今年のに比べたら段違いに軽いし薄い。常に持ち歩くのだから、1gでも軽いほうがいいに決まってます。

・2本のしおりひも
 今までは自分で付け足していたのが最初からついている!

 そして何よりも、これが全部既に印刷してあるという事実。当たり前なんですけど、手描き罫線自作手帳を経験すると、あの手間がまるっと省けることに感激してしまうのであります。
 嫌いじゃないけど地味に時間かかってね…罫線引いたり日付と時間書き込んだりがね……。


 あ、もちろん不満点もあるにはあります。

・ペンホルダーがない
 これは後付けすればいいことなので、そんなに気にならないけど。

・カバーのカスタマイズが出来ない
 ポリウレタンの表紙は本文より一回り大きくて、店頭で見比べた感じ、他のタイプのmini用のクリアカバーなんかはギリギリ入らなさそうでした。今まで他のminiに自作やオーダーメイドのカバー着けてた人も多分ほとんど流用できないんじゃないかな。
 出来れば他のタイプと同じサイズの、カバーなしリフィルのみの販売が欲しかった。
 あと表紙、すぐ開き癖がつきます。閉じ具も欲しいので、なんか工夫しないと。

 ……これくらいしか今のとこ思いつきませんが(笑)。



 まだ実際に使っているわけではないので、細かいことは分かりません。
 でも今までそこそこ色々手帳を試して、最終的に自作していたわたしにとって、欲しい機能全部盛り、しかも印刷済、というのは、ただただ驚きでした。ここまで好み(&我儘)にドンピシャの市販手帳があったとは。
 早く使いたい。楽しみです。