蝸牛のこちょこちょ

みずしろの普段着物と手仕事と好きなものの記録。

輪行用コロコロ台つくってみた

2024年08月18日 | 自転車
 所用で日帰りの電車旅を予定しています。
 用自体は長くても数時間で終わってしまうので、余った時間をより楽しむために、晴れたら自転車を持って行こうと思いたちました。
 しかし、大きい駅での乗り換えを複数含むうえ、一か所は確実に数百m以上の移動を強いられると分かっている行程。
 荷物は自転車を含めておよそ17kg。

 ……担いで歩くの、やだな。

 と思ったので、コロコロ転がし移動のできる台を作りました。


 分かりやすいように素のままで乗せてますが、実際の使用時には当然ながら車体は輪行袋で完全に包んだうえで乗せます。
 移動時の取っ手には輪行袋の肩ひもをそのまま使用。更に面ファスナーのベルトで車体と台を固定し、段差のところだけヒョイと持ち上げて通過できます。
 キャスターは全て自在車なので全方向へスムーズに転がり、最低限の幅で移動可能。


 前後を繋ぐアームは蝶ネジをほんの少し緩めれば角度を変えられ、転がってほしくない場所ではサドルポスト部分のキャスターを外しておけます。


 キャスター以外のパーツは全て工具なしで分解・組み立てが可能。分解すれば33×24×厚み5.5cmにおさまり、いつものパニアバッグにもするっと入ります。パニアバッグには土産を詰めたいんじゃ、という場合は袋に入れてリアキャリアに括りつけておけば問題なし。
 重量は1130g。併用するオーストリッチの輪行袋SL-100が200gですから、ストラップ類を足しても全部で1400g程度。某おりたたみ自転車専用キャスター付き輪行袋よりも面積は広いものの、軽さと薄さは勝ちです(何の勝負を挑んでるんだ)
 材料も家にあったものを使ったので、費用は2000円ほど。全部新しく購入したとしても3500円程度だと思います。
 ま、見目は言及しちゃいけないレベルですけどね! せめて板を塗装するとか何かしてやろうかな(と言いつつこのまま使い続ける未来しか見えないけども)

 ところで、その旅の日、二週間予報からずっと雨マークが消えないんですが、これをコロコロどっかへ転がして追い払う方法はありませんかね……。

ゼファールのツールボトルが四次元ポケットだった話

2024年08月11日 | 自転車
 Zefal Z BOX L。というのが多分商品名。
 黒いプラスチックの筒です。昔お弁当用におしぼり入れのこんな筒があったけど、あれを大型にした感じ。
 しかしこれが、見目から想像つかないほどモノがいっぱい入ってびっくり。

 まず最初に。
 このボトル、仕切りが付属しており、長短二本の筒をつかって二気室に分けることが出来ます。また、仕切りを取って長い一本の筒にすることも可能で、これだと携帯ポンプも入るとか。
 しかし、長くしてしまうと、わたしのXSフレームには到底おさまりません。分かってて買ったんですけど、ダメもとで当ててみたら予想以上に無理無理の無理で笑ってしまいました。く、くやしくなんかないんだからねっ。
 というわけで、短いほうの筒と中仕切りは工具棚で小さな道具を立てておくのに活用しています。

 長いほうの筒と蓋だけを使うと、500mlのウォーターボトルと大差ない大きさ。径が少し太いくらいで、黒一色なのも相まってそんなに大容量には見えません。
 が。

 これだけのものが余裕で入っています。
 


1 ショート運用のツールボトル本体
2 油性ペン
3 ペン型はさみ
4 タイヤレバー
5 ノグチ ミニチェーンツール
  厚歯から11速まで使えるもの。付属のレンチは外し、プラスドライバーになっている一本だけ付けたままにしています。
6 ミッシングリンク用ミニツール
  ミッシングリンクを脱着するためのツール。無くても脱着できるらしいんですが、実はまだ未経験の作業なので、念のために入れています。ミニベロ用の6~8速用予備リンクも2つ。
7 ミッシングリンク(10速用)
  グラベルバイク用のリンク。交互に乗るので入れ換えが面倒くさくて2種類入れっぱなし(笑)
8 パンクリペアパッチ
  ゴム糊なしで貼れるシールタイプ。飛行機にもこのまま持ち込めるので楽。
9 ヘックスレンチセット
  ホーザン W-112。友人からの誕生日プレゼントです。家でも特に力の要らない簡単なメンテはこれで済んでしまうほど使い勝手が良く愛用中。ホルダーごとツールボトルにスコッと入ります。
10 予備バルブコア
  グラベルバイク用。
11 小さめのジップ袋数枚
  屋外でメンテをする時、外したネジやワッシャーなどが行方不明にならないよう入れておくためのもの。
12 おしぼり
  コンビニで貰える薄いおしぼり。普段は断るのですが、うっかり言いそびれてもらってしまうことがあり、お手拭きとして入れています。長期保管には向かないので早めに使わないと乾きます(笑)
13 タイヤブート
14 面ファスナーベルト
  60cmくらいのものを1本、荷物が増えた時のために常時携帯しています。めっちゃ便利。
15 チェーンチェッカー兼フック
  外でチェーンの伸びを測る機会はまず無いと思うんですが、チェーンを切ったり繋いだりするときにフックとしても使えるので携帯しています。
16 細引き
17 ビニール袋と輪ゴム数本
  アイラップです。雨が降ってきた時にライトを保護するために使います。
18 再利用できる結束バンド(ケーブルタイ)
19 ラテックス手袋
  薄手のものを一双。持ってても大体忘れて素手で作業しちゃって「あ」ってなるんですが……w
20 多用途透明テープ
  小巻きにして、劣化を防ぐためラップで包んで携帯しています。車体の傷防止のほか、穴の開いたバッグの一時的な補修、水漏れ防止などに。
21 養生テープ
  これも小巻にして携帯。出先で不具合が出て、帰ったらココ確認!というとき、油性ペンでメモを書いて車体に貼ったり、輪行袋に注意書きを貼りつけたり。
22 ディレイラーハンガーの予備
  実際は小袋に入れて収納しています。



 全部詰めてもまだ結構余裕。
 隙間はラテックス手袋やおしぼり、ビニール袋などで適度に埋まっているので、振動でかちゃかちゃ動いたりはしません。

 輪行時はミニチェーンツールのレンチを抜き、代わりに+1と+2のドライバー(ベッセルの「ペタドラ」TD-64)を入れています。
 ポンプはさすがに入りません。別途携帯しています。
 予備チューブは普段は持ち歩きません。嵩張るし重いんだもの……。離島など、自転車保険のロードサービスも来てくれないような場所へ行く時、泊りの旅のときは持ちます。

 ただ、いくら大容量でも限界はあります。わたしの場合、これに入れるのは自転車のメンテに使うものだけ。
 自分用には、だいたいヒップバッグをひとつ別で持っています。
 財布とカメラはポケットに入れるんですが、それ以外にもスマホ、手拭い、ティッシュ、のど飴、コンパス、熊鈴、アルコールジェル、常備薬、サングラス、日焼け止めなどなど、持ち歩くものが結構多いのです。これでも限界まで削っているんですが、どうにもこれ以上減らせそうにない。みんななんで何も持たずに走れるんだろう……w

 

グラベルバイクを手に入れました

2024年07月07日 | 自転車
 グラベルバイクが欲しい、と少し前から思い続けていました。
 もう少しだけ速く走れる大きい車輪の自転車が欲しい(※グロス15km/hで十分)。それが第一の目的で、実はグラベルを走るのが目的ではありません。ていうかグラベル本当は苦手。振動が嫌いだからです。出来れば滑らかな舗装路だけ走っていたい。
 しかし、普段わたしが走っているのは雪国の農道です。雪がある時は走りませんが(冬は雪山を滑り降りて遊んでいます)、積雪と除雪の繰り返しは路面をひどく傷めます。結果として、毎年春先の福井の道路は穴ボコとひびだらけ。わたしが好んで走る、自動車交通量の少ない(そして自転車は安心して走れる)道は修繕の優先順位が低いらしく、年中ボッコボコです。そんなところをロードバイクで走る技術はわたしには無い。
 そして大きいタイヤの自転車なら荷物がもっとたくさん積める=キャンプ行きたい。
 で、必然、候補はグラベルバイクに絞られていたわけですが、買う気は無かったのです。置き場所もお金もないもん……。
 それがどうしたことか、縁に奇遇が重なって、ほぼ希望通りのバイクをとんとん拍子でお迎えすることになってしまった次第です。感謝。

 
 キャノンデールの「Topstone 4」というモデルです。
 アロイフレーム、フォークだけカーボン。これが「ほぼ」希望通り、と書いた理由です。ほんとはクロモリが良かった……(贅沢言わない!w)
 Topstoneシリーズには他にも複数のモデルがありますが、これは一番下のグレード。
 これはたとえ同シリーズの中で新品をどれでも買っていいよと言われてもこのモデルを選んだと思います。理由はシンプル、自分でメンテ出来ないから。
・油圧ディスクブレーキは無理
・カーボンフレームは無理
 この二つは絶対外せない条件だったので、結果よし。フォークは……もし壊れたら鉄に買い替えます(笑)

 さて、わたしにとってはある意味最も重要なのが積載能力。
 このモデルには非常にたくさんのダボ穴があります。
 フルサイズのフェンダー(ママチャリについているようなカバー範囲の広い泥よけ)がつけられます。
 フォークには3ツ穴。手持ちのトピークのヴァーサケージが活かせます。
 エンド側にもしっかりダボ穴。リアキャリアも勿論OK。
 そしてトップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブに、ボトルケージその他用のダボ穴。これだけあればトップチューブバッグもツールボトルも余裕です。今まで20インチのミニベロにしか乗ってこなかったので、これは嬉しい。なにしろ工具というものが好きなので、ツールボトルに憧れがありまして(へんなやつなのは自覚してます・笑)
 ただし試乗の結果、自分の脚の長さではトップチューブにボトルケージのような硬いものをつけると確実に乗り降りで悲惨な事態になると判明したので、ここには柔らかい素材の小さめのトップチューブバッグのみ取り付け、サイクリング中に飲むためのボトルはダウンチューブを使うことにしました。夏場はボトル一本ではとても足りないので、いずれステムポーチをつけて積載力を上げようと思います。

 
 リアキャリアはトピーク。今のところトランクバッグを載せる予定はないんですが、今後なにが欲しくなるか分からないので(笑)、スライドレールで同社のトランクバッグを載せられるモデルにしました。耐荷重も、まずリアだけで30kg積むことはないので十分です。

 
 パニアバッグも自作しようかと思っていましたが、質感のいい帆布(風の化繊)のもの、しかも好みの色合いで容量や取り付け方法もちょうどよく、さらにお値段もお手頃なのを見つけたので買いました。アデプトのアーバナイトというバッグです。完全防水ではないけど小雨程度なら弾いてくれるし、ロールトップを解かなくても出し入れの出来るサイドジッパーと反対側のミニポケットが非常に使い勝手が良く、気に入っています。
 取り付けは三か所の面ファスナー。オルトリーブなどのガッチリしたフック式に比べると外れやすいとも聞きますが、自分の用途では特に問題なく使えています。
 それにしても700cサイズのタイヤは大きい、そしてそれに取り付けられるパニアもでかい! 今までミニベロの左右の自作パニア+天板に分けて積んでいたもの、多分片方で全部入ると思います(笑)

 フロントライトはミニベロと共用です。さすがにねー、高いし……一度に使うのは一台だし(笑)。マウントだけ買ってハンドルに取り付け。キャットアイはこういう予備パーツが手に入りやすいので好きです。
 リアライトもシートポストに取り付けるタイプは無理なので、リアキャリアの後方につけられるキャットアイのリフレックスオートにしました。暗くなって振動を感知したら自動で点灯してくれるモデルです。普段は夜は乗らないし、どちらかというとトンネルやスノーシェッドに出くわす方が確率高いので、面倒のないものを選びました。もし電池が切れても反射板としては働いてくれるので二重に安心。
 ベルもミニベロと同じキャットアイの、ライトマウントに共締めできるOH-2400をつけました。
 ついでにバックミラーもミニベロと同じキャットアイのBM-45に。安全に関わるパーツは使い慣れた信頼できるものがいちばん。

 
 今のところ、まだあまりカスタマイズをせず、ほぼ手元に来た状態のまま乗っています。ミニベロと交代で乗っているので距離はそれほど伸びませんが、合計60kmくらい走ったら何とか慣れてきて、景色を見る余裕も出てきました。
 あとツールボトルは買いました。届いたらまたレポします。楽しみ。



越前大野、プチ自転車旅

2023年11月20日 | 自転車
 
 前日に思いついて県内小旅。
 同じ嶺北に住んでいながらあまり行ったことのない大野へ、ボードウォークを連れて行ってきました。

 
 出発地点は「道の駅 越前おおの荒島の郷」。21年4月に開業したばかりの新しい道の駅で、県内唯一のモンベルストアが入っています。
 広大な駐車場の、店舗群から一番遠い端にクルマを停めさせてもらい、積んできた自転車を出……いや待って何この北風。

 寒。
 息白いやん。

 あまりの寒さに思わず一度車内へ取って返しました。一瞬、今日はもうモンベルで買い物して帰ろうか……とも思いかけましたが、行ってみてダメだったら戻るでいいやと思い直し、震えあがりつつなんとか準備を済ませて出発。自転車だとどう通るのが正解なのかよくわからないので自動車と同じようにラウンドアバウトを抜け、適当に「あっちが市街地っぽいな」という方向へ緩い坂を下って行きます。
 走り出して数分もしないうちに「なんかいま家の間にいい感じの農道見えたな」と一度通り過ぎた辻へ取って返し、民家の間の小さな坂を上った瞬間。

 
 本日優勝確定。

 
 
 
 最高。こういうのを求めてるんだよあたしは!!

 
 
 しかしあちらこちらに鈴生りの柿。これは……。
 案の定、わたしがこの辺りを通る一時間ほど前に、近くで熊の目撃情報があったようです(帰ってから判明)。
 予測は出来たので出発時から熊鈴をつけ、視界を遮る木立や藪があれば自転車のベルも鳴らしてから注意深く通るようにしていました。幸いわたしは遭いませんでしたが、あちらからは見えていたかもしれません。

 
 
 
 広々とした景色を堪能しながらのんびり下っていくと自然に市街地のほうへ向かいます。真名川を渡り、街っぽい家並みが見えるほうへぶらぶら。

 あ、この日は「何処へ行く」とか「何を見る」とか、一切決めてません。一応紙の地図帳(だいぶ前に廃盤)だけ持ってるけどほぼ見てない。スマホの地図アプリも封印(どうしようもなくなったら使うけど)。
 適当にふらふら気の赴くままの自転車散歩です。徘徊に近いかもしれない……(笑)
 どうも自分、こういう積極的迷子状態が結構好きみたいです。

 そんな状態なので何処をどう走ったのやらイマイチ把握していないままフラフラ走っていたら「宝慶寺 1.3km」の標識。大きいお寺なのかな、行ってみようと中心市街地と逆方向に曲がったのですが、明らかに1.3km以上走ってもそれらしいのが見当たりません。へんだなと思いつつ次の大通りまで出てしまい、そこで見つけたのは「宝慶寺 11km」との表示……えーと、もしかしてさっきの、13km、だった、ですね?(笑)
 さすがにここからまだ10kmも山道を行くのは無理だなーと今回は断念。あとで調べたら永平寺に次ぐ曹洞宗の第二道場だとかで、次の訪問の楽しみが増えました(どのくらいの登坂があるのかは考えないでおきます)

 
 近くに高い梢が見えたので惹かれて行ったら大きな公園に出ました。奥越ふれあい公園というらしい。
 公衆トイレがあったのでお借りして、木陰で水分補給休憩。今回は利用しませんでしたが、自販機もありました。
 
 折り返し、先ほど来た道の一本西側を北上します。さっき曲がった辻に、宝慶寺とほぼ逆方向へ「七間朝市・結ステーション」の案内が出ていたので、そちらへ行くことに。
 相変わらず何号線をどう走っているのか分かりませんが、太陽が出ていて時計を持っていれば方角はわかりますので後は勘。超アナログ。

 やがて道端に、やけにかわいらしい消火栓が目立つことに気付きました。
 
 地中式じゃなく敢えて露出させてるのは豪雪地帯だからかな……? この色なら雪を被っても目立ちそうですしね。
 それにしても数が多い。幾度も大火を経験しているからでしょうか。

 
 ちなみに、大通りに入ると消火栓はこんな色に。
 かなり徹底して街の色彩、建造物を規制している印象です。よく見る鉄板の四角い設備にも茶色の地塗りになまこ壁を模したペイントを施してあったりして、洒落てます。

 やがてJRの越前大野駅に出ました。来る前に見ていた地図で、このあたりの位置関係は朧げに把握しています。
 記憶を頼りに左に折れるとすぐこんな標識が。
 
 自転車専用レーン!
 存在は知っていましたが実物は初めて見ました。しかもこの先で道幅はぐっと広がり、歩道も広くなって、舗装もきれい。すごい。
 観光客らしい県外ナンバーの車が何台も自転車専用レーンを盛大に塞いでいたのはちょっと残念でしたが、クルマだと駐車場を探すにも一旦停まる場所を探さないといけない、知らない土地でのその不便さは自分もよくよく知っておりますので、実際難しいとこですね。あと多分大多数の日本人、自転車専用レーン知らないと思われます。滅多に無いもんな……。

 とろとろと道なりに走っていたら、あ。
 
 大野城だ!
 この付近には観光向けの施設と行政施設が集中しています。お土産屋や観光案内所の入った結楽座、商工会議所やコミュニティセンター、生涯学習センターなど。近くに武家屋敷もあるのですが、現在休館中とのこと。メンテ明けにまた伺います。
 ちなみにここは「六間通り」といい、もう一本北が七間通りだそう。次は朝市にも間に合う時間に来てみましょ。
 
 
 なんとなし惹かれた細路地に入り込んだらお寺がありました。何やら団体?がいらしたので伺いはせず、一礼して徘徊……もとい散策を再開。
 
 
 
 わかりやすい案内板を見つけ、それに従って行くとすぐに御清水がありました。
 至る所に清冽な地下水の湧く名水のまち大野、そのなかでも多分一番有名なのがここ。小学生か中学生のころ社会科見学で来たような朧げな記憶が……あったんですが、こんな立派な施設だったかな?(何十年前の話だと思ってるんだ)
 湧水の傍らの祠にお参りしてから、ちょうど持っていた飲みかけのミルクティーのボトルを飲み干して濯ぎ(もちろん濯ぎ水は飲みました。薄まってても地面に流したらあきまへん)、備え付けの柄杓をお借りしてお水をいただきました。さっぱりして癖がなく、いくらでも飲めそう。美味! 今度はちゃんと洗った空のボトル持って行こうと思います。
 後で知ったのですが、先ほどの交差点近くの結楽座では、そういう需要を見越して最初から空のペットボトルを売ってました(笑) かしこい……。

 それにしても案内板が至る所に立っていて、無計画でも散策しやすいです。しかもあちこちに立派な和風建築の「無料休憩所」が。今回は利用しませんでしたが、暑い時、歩き疲れた時、通り雨など、さぞかし助かるだろうと思います。なんて親切なんだ大野……。

 案内板のおかげで、すぐ近くのこちらへも伺うことが出来ました。
 
 
 朝倉義景公の墓所です。
 一乗谷を拠点にした戦国大名朝倉氏の最後の御当主ですが、亡くなったのはここ大野。御母堂と奥方、幼かったお子さんのお墓も一緒に建てられていました。
 
 
 墓所のすぐ前には小さなお庭。どことなく一乗谷のお屋敷跡の庭園に似た、静かで美しい場所でした。

 
 お参りをしてから、ぶらぶらと細路地伝いにお城のほうへ戻ります。
 大手門のあったところは広場になっていて、かつての外堀だった百間堀も一部ですが残っています。綺麗にしてあるなあ。
 
 
 

 広場のベンチで少し休憩したあと、お城にはどうやって上るのかなと案内板を探したら、どうやらこちらの神社「柳廼社」が登り口になっている模様。
 
 タイムリミットがあったため今回は登城を諦め、神社にだけお参りしました。
 
 
 
 
 神社の敷地内になんだか古そうな建物……と思ったら、明治時代の旧裁判所の建物だとか。いまは大野市民俗資料館になっています。
 こちらにも団体さんがいらしたので中はまた今度。外周に古い農機具などが無造作に置かれてます。好きだなあ、こういう雰囲気。

 
 拝殿は雪囲いの支度中でした。
 
 石灯篭にも雪囲い。このあと上に菰でも掛けるのかな。このあたりの積雪量だと、いたみますもんね……。
 
 今年はやはり紅葉が遅い。雪深い奥越でもまだ七分といったところですが、ぽつぽつと美しい赤や黄に染まった樹がありました。

 さて、この辺りから急にどどっと団体さんが押し寄せて来られたので、お邪魔にならないよう早めに退散。
 路地にもガイドさんを伴った方々やウロウロとおぼつかない運転のレンタカーなどが見えたので、今日の城下町探索はこのへんにしておきます。次は平日にゆっくり来られたらいいなあ。

 
 街角のカフェ前にも当然のようにサイクルラック。さっきの神社にもありました。
 もちろんレンタサイクルもあります。全体にすごく自転車での観光がしやすい街という印象。
 でも土曜日だってのに全然自転車いない!(笑) 裏通りにいたのかもしれませんが、地元の方と思しきママチャリや学生さんのクロスしか見かけませんでした。風が強かったからかなー。
 
 
 この日初めて地図を見て(笑)、一応帰る方向を確認して、道の駅に向けて出発。いうてもほぼ全行程で荒島岳が見えてるので迷いようがないんですが。
 道路ひろーい! きれーい! だーれもいなーい!(笑)
 
 
 
 
 こんなに快適な道路なのに写真撮りまくりで全然スピード出ません。いいの、これが楽しいんです。
 
 
 往路がほぼ下り基調だったということは当然、復路は上り基調です。しかしそれも下って来るとき思ったほどの斜度ではなく、とろとろころころとゆっくり漕いでいれば特にギアを軽くしなくても上がれる程度。あれ何%くらいの坂なんだろなー。ちなみに体感はせいぜい2~3%。
 こんなあたりもサイクリング向きなんだなー、大野。
 
 
 幸いこの頃には気温もかなり上がっていて、上着を脱いでちょうどいいくらい。実に快適に道の駅に戻ってまいりました。
 
 荒島岳どーん。

 
 自転車はここでクルマに積み込み、遅いお昼を道の駅のベルサイドカフェでいただきました。
 九頭竜舞茸と大野味噌のクリームパスタ。奥越の滋味がじんわり沁みて美味しかったです!
 あ、ネコザメはいつものおともです。

 あとは中部縦貫自動車道利用で自宅まで僅か30分。細く、決して整備も良くはない道をくねくねと曲がって1時間くらいかかっていた開通以前を思うと雲泥の差です。
 冬には同じ道をスキーに通うことになります。よろしく頼むよ。

 
 そんなわけで、突発にもほどがあるプチ旅でしたが、いや、楽しかった!
 大野、めっちゃいいとこやん……。今までほとんど知らんでごめん。
 すごい気軽に通える距離なのもわかったので、これからちょいちょい伺うと思います。まだまだ見てないとこいっぱいあるしな!

 
 またね!


 
 

おりたたみ自転車と沖縄行ってきた 持ち物編

2023年11月15日 | 自転車
<今回の旅に持って行ったもの(自転車以外)>
 
最上段左→右
・輪行袋に貼る「この面が上」サイン
 普通は紙を貼るようですが、紙だと高確率ですぐ傷んで実質使い捨てになります。行きで破れちゃったら帰りどうすんのさ、ってことで晒木綿にポスカで書いて作成。貼付には普通の養生テープを使いました。
・サイクリング時に使う布製ショルダーバッグと御伴のネコザメ
 ショルダーバッグは畳んであるので分かりにくいですがA4サイズは楽々入ります。作ってから10年近く経ってます。
 ほぼ全行程ぼっちなので何かしら御伴がいると楽しい。大抵ぬいぐるみとか小さいフィギュアを連れて行きます。今回はうちでも一番新入りのこの子を指名。
・飛行機移動日に荷物全部まとめて背負うための登山用デイパック(ドイターの終売モデル、約30L)
 往路で自転車と一緒に預けたのは輪行袋とサドルバッグ、撮影後に急遽追加したレインウエアのみ。
 他はヘルメットも含め、このバックパックに全部突っ込んで機内持込です。それでもまだ結構余裕がありました。
 なお帰りはお土産を買いたかったので、ヘルメットも衣類も全部バックパックに突っ込んで自転車と一緒に預けました。ぎりっぎり20kg!(笑)

上から2段目、左→右
・チェーンリングとディレイラー保護用段ボール
 
 自転車用品を通販したときの小さめの段ボール箱がちょうどよかったので、ちょいと細工して、リアディレイラーをすっぽり覆えるカバーを作りました。切り込みを合わせて嵌め込むだけで固定されますが、実際の輪行時は念のために養生テープで軽く止めておきます。
 ついでに切り落とした部分をバインダークリップで留めてチェーンリングのカバーも作成。これはどちらかというと輪行袋を汚れや傷みから守るためのものです。
 どちらも追加費用ゼロであっという間に作れ、何度かは再利用でき、輪行解除後はぺったんこに畳んでバッグの隙間にするりと入ります。
・サドルバッグ
 中身はパンク修理用キットと調整用工具類、紐類、鍵×2、袋類など(後述)。
・ダイバーズウォッチ
 耐水耐衝撃仕様、ソーラータイプなので自転車乗りとの相性は抜群。日付だけですが小さなカレンダーもついています。難点は抜群に重いことです。
・折り畳みサングラス
 眼鏡の上からクリップで着けられる偏光サングラス。折りたたんで専用ケースに入れれば半分の体積に収まるすぐれもの。
・着替え(Tシャツ、かりゆしウエア、下着類各1枚)(手拭いに包んである)
 薄手の肌着類は宿で洗濯して干しておけば一晩で乾くので、着て行く分を含めて2セットあれば十分です。今回は都市部のみの移動なので、必要になったら旅先で買い足せますし。
 かりゆしウエアは博物館へ行く時と友人に会う時用。
・ウォーターボトル
 サイクルボトルではなく普通の500mlのボトル。写っていませんが粉末のスポーツドリンクを一緒に持って行きました。が、どのみち足りなくてコンビニでペットボトルを買いまくる羽目になったので、水分補給については引き続き試行錯誤が必要ですね……。
・折り畳み傘(モンベル)
 土砂降りだったら最初からサイクリングを諦めて徒歩+公共交通機関移動を予定していたので、傘をひとつ。
 結果として今回は使いませんでしたが、重量をほぼ感じないくらい軽いモデルなので、荷物に入れっぱなしでも全く負担になりません。
・ジップ袋
 洗濯ものとか外で出たゴミとか衝動買いしたけど食べきれなかった食べ物とか、ジップ袋があると助かる場面は多いです。旅行時は特に各サイズ多めに持って行きます(もちろん洗って再使用)。

上から3段目、左→右
・輪行袋(オーストリッチ SL-100)
 1台目の自転車で輪行を考えていたのでこれを買ってしまったのですが、D7はちび輪バッグで良かったな……という若干の後悔(笑)
 そもそもロード用ですからD7にはぶかぶか。ですが余分はたくし上げて口紐で括ってしまえばいいし、薄い割にはしっかりした生地で心配なく使えます。収納袋にベルトが付いているのも便利で、単体で自転車に取り付けておけますし、ベルトを伸ばせば小さいものなら一緒に括りつけてしまうことも可能です(落ちないように注意は必要)
・裾バンド
 元は自転車用ではなく、スマホの防水カバーを買った時に付属していた腕に取り付けるためのバンドです。スマホを腕には着けないので裾バンドに転用してみたところ、幅広で柔らかく、滑り落ちず、かすかな伸縮性があり、面ファスナーで簡単つけ外し、と非常に具合がよく、愛用しています。
・大判撥水風呂敷
 110*110cmの特大サイズで、即席のバッグにも、自転車や荷物の軽い雨除けにもなります。洗濯しすぎて撥水機能はだいぶ落ちてると思いますが(笑)
 綿100%で滑りにくいのがいい。今回は自転車を宿の部屋に持ち込めたので、車体の汚れを部屋のものに移さないようカバーとしても使用しました。
・洗面&メイク用品
 オレンジ色のファスナーのポーチに入っているものです。中身は後述。
・モバイルバッテリーとケーブル、予備電池
 白い巾着に入っています。リアライト用のボタン電池の予備もひとつ。
・ウォーターボトル用カバー
 汎用のウォーターボトルはサイクルボトルより細いので、素のままボトルケージに入れると吹っ飛びます。で、クッションとしてカバーを使用。
 これは母から貰ったもので、だいぶ前にクラフトマーケットで買った作家さんの手作り品。しっかりしていて使いやすい。
・ポケッタブルウインドブレーカー(モンベル)
 フードのないタイプです。軽い撥水性があるので、小雨程度ならこれでも大丈夫。脚は盛大に濡れますが、沖縄の10月末は北陸の人間にとってはまだ夏。走っているうちに乾きます。
(なお、当初は全日晴れ予報だったので撮影時にはこの装備ですが、出発日になってから小雨予報に変わったので急遽上下セットのレインウエアを追加しました。結局使わなかったけど)
・綿トート(無印)
 肩掛け出来る長さの持ち手がポイント。輪行時に車体に取り付けたままだと邪魔になるものをとりあえず放り込んだり、うっかり買い過ぎたお土産を入れてリアキャリアに括りつけたり。パッケージのまま、あるいは化繊のエコバッグだと、滑って固定しにくいので、こういう用途には木綿が一番です。

最下段、左→右
・手拭い数枚
 頭に巻いてヘルメットを被ればちょうどいいインナーキャップに。首にかけて日除けに、汗拭きに、緊急時の手当てに、少量の荷物の風呂敷代わりに、もちろん手拭きや入浴にも。
 見えていませんが無地も数枚あり、こちらは自転車特有の汚れや各所のカバーなどにも遠慮なく使えて便利。
 嵩張らないし、宿で手洗いしても乾きが早く、用途が広いので、わたしは旅でもパイル地のタオルは持たず、全て手拭いです。
・面ファスナーベルト
 70cmのものを2本。荷物をリアキャリアに固定するための予備です。
・ヘルメット
 言うまでもなし。これ自体も衝撃に弱いので、衣類や手拭い、風呂敷などでがっちりくるんで、中にもポーチや小物を詰め込んでからザックに入れます。
・沖縄旅用手帳(測量野帳で自作)
 普段の旅行には特に旅手帳は作らないのですが、沖縄は特別。飛行機などメモの必要な事項も多くなるので、沖縄旅専用の手帳を自作しています。
 これは2冊目。カバーとペンホルダーをつけています。ペンは自分の中で一番書きやすい0.3mmの製図用シャープペンシル。
・ショルダーバッグにもなるバッグインバッグ
 普段のライドでメインバッグとして使っているものです。沖縄道路地図とスマホ、財布、デジカメ、モバイルバッテリー、補給食、アルコール消毒ジェル、マスク、小さいメモ帳とボールペン、常備薬類が入っています。
 旅の間は布製ショルダーバッグに入れてバッグインバッグとして使いつつ、どうにも荷物が増えてしまったら取り出してバッグを増やす作戦(使いませんでしたが)。
・エコバッグ
 普段から持ち歩いているもの。小さくまとまり軽いので便利。


<サドルバッグの中身>
 
上段左→右
・常備薬
 緊急性の低めのもの。今回は解熱鎮痛剤と酔い止めのみ。
 使用頻度が高めの虫刺され用軟膏と絆創膏はショルダーバッグに入れています。
・ジップ袋
・紙ウエス
・予備の不織布マスク
・サドルバッグ本体
 
 モノはホームセンターで見つけた汎用のポーチです。後ろに面ファスナー+金属スナップボタンで付け外しが出来るベルトループがついていて、サドルやハンドル、リアキャリアなどに取り付けられます。
 容量はこの内容でまだ余裕があるくらい。防水性はありませんが、降られそうなら中身をジップ袋に入れて対応しています。
下段左→右
・晒 30*40cmくらい
・細引き 3m
 買ったものをリアキャリアに括りつけるのに長めの紐があるとどうにでも使えて便利です。フックなどは今は使っていません。
・鍵
 このABUSのブレードロックと、サドルにつけっぱなしにしているワイヤーロックの2つ。
・ツールポーチ(後述)
・小銭入れ


<ツールポーチの中身>
 
上段左→右
・極薄ラテックス手袋一双
 手を汚したくない時の修理やメンテに。
・紙ウエス
・ベルト×2
 輪行袋を買ったとき付いてきたもの。普段の輪行には面ファスナーベルトを使うので、こちらは予備としてツールポーチへ。
・ノグチ ミニチェーンカッター
 4、5、6mmの六角レンチと+2ドライバーが付属しています。
・強力多用途テープ(白い円筒形のもの)
 汎用のテープ。ラップに包んで埃と乾燥を防止しています。
・マスターリンク(6/7/8速用)
 KMCのミッシングリンク。
・ミニマスターリンクツール
 BIKE HAND YC-335CO-Sという品番のもの。とても小さく軽くて、携帯してもそれほど邪魔になりません。

下段左→右
・ウエットティッシュ
 今は何かについてきたおしぼりを入れてますが、使い切ったら普通のウエットティッシュを。手袋持っててもつい素手で触ってしまって汚すので必需品です。
・極細油性マーカー
 黒ですが、チューブに目印をつける程度なら見えるし、緊急時に他の人にメモを託すこともあるので油性ペンは必須。
・ペダルレンチ
 MKSの薄型。ペダルにも、緊急時のハブナット外しにも使います。ハブナットはナメやすいので、本当は薄型の15mmコンビショートレンチがあるといいんですが……。
・はさみ
 青と水色のカラフルな棒。ペンタイプのはさみです。テープ類を切ったり、出先で購入したもののパッケージやタグを切ったりと一番出番の多い道具。
 サドルバッグに入れているのは飛行機輪行前提だからです。このサイズと形状なら機内持ち込みできるとの記述もあるのですが、一方で同じ航空会社サイト内にはさみは全面禁止との記述もあり、面倒なので預け入れ荷物に突っ込んでます(笑)
・パナレーサーのタイヤレバーキットの付属ポーチ
 以下の細かいものをまとめて突っ込んでいます。
・タイヤブート
・グルーレスパッチ
 タイヤレバーキットにもイージーパッチは付いていたのですが身内にあげてしまったので、今は別途購入したものを。ゴム糊は飛行機に持ち込めないという記述が散見されたので、糊の要らないものを選んでいます。
・チェーンフック兼チェーンチェッカー
 トピークの。身内含めて4台の自転車があるので、チェーンチェッカーは必需品です。軽くて小さく、チェーン修理時に便利なフック機能もあるので携帯しています。
・3mm六角レンチ
 チェーンカッターに付いていない3mmだけ別途携帯。
・タイヤレバー
 パナレーサーのキットのもの。まだ一度練習に使っただけですが、直感的に扱えて使いやすいです。


<メイクポーチの中身>
 
上段左→右
・歯ブラシ
・制汗剤(ロールオンタイプ)
・微生物洗浄剤「とれるNo.1」(髪、顔、身体、洗濯もの、歯磨き、全部これ1つで済みます)
・椿油(メイク落とし&保湿)
 ※化粧水も持ち歩きますが撮り忘れました。椿油と同じタミヤ瓶()に入れてます)
・メイクパレット
 自作したもの。パウダーファンデとアイシャドウ、アイブロウ、チーク、小さいブラシ類が入っています。

下段左→右
・ヘアゴムと綿棒
・サンゴに優しい日焼け止め(商品名)
・爪ヤスリ
・フェイスパウダー
・口紅
・毛抜き
・はさみ
・剃刀
・アイライナー
・コンタクトケース(中身は椿油で伸ばした日焼け止めとベビーパウダー)
・ビューラー
・イヤリング

 歯ブラシ、かみそりなどのアメニティは宿に用意してある場合でも基本的に持参します。好きで行ってる土地で、ゴミなるべく出したくないので。
 なお今回は博物館へ行ったり友人に会ったり、そこそこきちんとしたい場面があったので化粧品これだけ持って行ってますが、ただひたすらサイクリングだけなら化粧は全くしません(笑) 突発でグスクや御嶽に伺う可能性があるので、さっと最低限整えられるようにリップとアイシャドウだけは持ちますが、ファンデはなしです。汗で落ちちゃうから。
 アクセサリーも自転車に乗っている時は着けません。絶対落とすもん(確信)



<あるとよかったもの>
・フロントバッグ
 カメラとスマホはパンツのポケットに入れていたんですが、微妙に出しにくいし重い。普段のゆるポタならいいんですが、20km以上走るならフロントバッグがあると便利だったなと思いました。
 カメラ、スマホ、ティッシュが入る程度の大きさでいいので、なんか作ろうかな。
・パニアバッグ
 沖縄ではごく普通のコンビニやスーパーでも「ご当地もの」の誘惑が大量に押し寄せてきます。特にポテチ。うぎゃあ。
 しかし嵩張る。バッグに突っ込んでも、リアキャリアに括りつけても、限界があります。
 パニアバッグがあれば気になったの全部買えたのに……。くやしい。(どんだけ食う気だ、というツッコミはスルー)
・長い面ファスナーテープ
 輪行袋が中身に対して大きいので余分がヒラヒラして危ない。ある程度は上へ手繰り寄せて口紐で括れるんだけど、車体全体に回してしっかり縛れる長さの面ファスナーベルトがあると良かったなと。特に飛行機に預けるとき。係員さん持ちにくかったと思うんだ……。すみません。
・口を閉じられる嵩張らない買い物袋
 お土産は自転車を預けてから空港で、の方針は良かったんですが、機内持ち込みサイズの口を閉じられる袋を持っておらず、紙袋を手拭いで縛って閉じる羽目に。ファスナー付きの布のバッグか、風呂敷を持っておくべきでした(持って行った風呂敷、預け入れの時にヘルメットの緩衝材に使っちゃってた)

<あってよかったもの>
・大判撥水風呂敷
 部屋に自転車を入れるとき、お部屋や寝具を汚さないようカバーとして使ったり、雨宿りの時に自転車に被せて吹き込む雨からガードしたり。
 どちらも想定外の使い方でしたが、ぱっと出せて本当に助かりました。
・無地晒(手ぬぐいサイズ)
 遠慮なく使える無地の晒を数枚持っておいたので、汚れを気にせずガンガン使えて重宝しました。サドルの盗難防止カバーにも使用。
・靴の中敷き
 金属ペダルに換えてから、地下足袋で長く踏むとちょっと足の裏が痛い(笑) で、今回の旅用にフェルトのインソールを入れました。はさみで切れるので足袋型でも問題なし。
 わずか数ミリのフェルトでも効果は抜群で、非常に足裏が楽だったので、これは入れて良かったです。普段使いのほうにも入れよう。