フェーン現象で熱風に襲われている北陸からこんにちは、みずしろです。
真夏でも連日36℃超は無いわ。砂漠か。
そんな温度ではキャンプどころか外へ出るのも決死です。今は余計なヤカラも浮遊しておりますし。
ということで、家の中で出来る遊びを見つけてはちょこちょことアウトドア気分に浸ろうという試みです。
本日のお題は「薪割り」です。
それほど大汗もかかず、腰を下ろしてできる作業ということで、買ってきた薪をテトラその他の小さな焚火台で使えるサイズに切ったり割ったりして、爽やかな秋風に備えます。
……さすがに玄関にクーラーは無いので、扇風機を最大風量でぶん回しつつ。
背後から風を当てると切り粉が目に入らないので二重の意味で快適です。
まずは薪を短く切ります。
この薪は地元のホームセンターで一束627円(税込)。
毎年争奪戦なのに今年はアウトドアブームで更に熾烈な競争になることが予測されるため、見つけたら即買います。暑いうちが勝負です。涼しくなると即売り切れます。
樹種は判らないのですが(後日追記:楢っぽいです)、広葉樹で、木目が盛大によじれている箇所などあり、このままの長さではわたしの小さな鉈ではなかなか割れないのですが、短く切ってから割ると簡単。
家でやる理由はひとつ、鋸をなるべく持って行きたくないからです。鋸はある程度刃長があるほうが切りやすいんですが、なんぼ折込鋸でも、長ければそのぶん嵩張りますのでね…。
とある都合で写真には写しておりませんが、実際に作業する際には下に厚い合板を敷いています。身バレしかねないロゴが入っちゃっててゴニョ
薪割りの台としてよく見る太い丸太の輪切りは持っておりませんので、車庫にあった古材を有効活用。
板なしで鉈を使うとコンクリートなどにぶつけた時に刃が欠けます。欠片が飛んだりしたら非常に危険です。ええ、一度やらかしまして、わたしの鉈には既に欠けが生じています。真似しないように。
薪の木口に鉈を当てて、鉈の背を別の薪で槌のようにして叩きます(一人で撮ってるので槌のほう写ってなくてすみません)。しっかり食い込むと写真のように、薪ごと持ちあがります。
あ、わたしは素手でやっちゃってるんですが、木のトゲに慣れてない方は革手袋も是非ご着用ください。普通の軍手はトゲを素通しにするので、革を強くお勧めします。
しっかり食い込んだら薪ごと持ち上げて台に叩きつけるか、そのままバトニングを続ければ割れるのです、が。
お気づきの方もいると思います。正直この鉈はバトニングに向いていません。
まず、片刃です。この時点で「薪割り」にはいまひとつなのです。薪を割るなら両刃のほうが割りやすいです。
もうひとつ、この鉈はフルタング(っていうのか? 鉈でも…)ではありません。なかごは柄の1/3強ほど差し込まれているだけで、固定は目釘とカツラだけです。これで強気のバトニングを繰り返すと、カツラは緩み、おそらく目釘もいずれ傷みます。
そうなる前にフルタング(って以下略)のを買いたいのですが、なかなか無いんですねえ。そんなごっつい剣鉈が欲しいわけじゃないんだってばよ……(物騒なシルエットの並ぶ検索結果を見ながら)
いずれにしても完全に自己責任の世界なので、くれぐれも真似しないでくださいませ。
自宅で割っておくのはこのくらいの太さまで。長さ10~15㎝×太さ2~3㎝角くらいでしょうか。
これより細くするなら現地でも出来るし、このくらい細くなればメスティンセットに入っているカッター鋸でも簡単に切れます。
今日はこの辺にしておいてやらあ(訳:暑さが限界)
右側に残っている薪は作業台用と槌用です。意外となかなか具合の良いのが見つからないので、おっコイツ握りやすいな、安定がいいな、と思った薪は残しておいて作業用にしています。
鋸がサビサビですね。いいかげん替刃を買いましょう。ちなみにこいつは刃長20㎝です。このくらいあると太い薪もサクサク切れます。
鋸に慣れてない方は「万能目」というのがお勧めです。同じ鋸刃でも荒目、細目、細工用、竹・塩ビ用、仮枠用、生木(剪定)用など色々あるんですが、刃目が大きい荒目や仮枠・生木用は慣れていないと木にひっかかって切りにくいです。逆に細かい細目や細工用、竹・塩ビ用は切断面は綺麗なんですが切るのに時間がかかります。薪の断面にそこまで滑らかさを求められることもあまり無いと思いますので。
おがくずとか細かい木くずも焚き付けに良いのでとっておきます。
おがくずはそのまま使うと火の粉となって盛大に舞い散りますので、薪や炭の下に敷いて保温材として使うとか、油を染み込ませておいてほんのちょこっと使うとか工夫しないといけませんが…。面倒くさい時は庭木の根元に撒いてます(笑)
さて、目下の問題がもうひとつ。
薪を運ぶためのものがそういえば無いのでした。(今まで新聞紙にくるんでた)
テトラを買ったので焚火の頻度が増えます。ということは薪も今までよりたくさん要ります。
薪自体小さいから、大仰な薪キャリーみたいなのは要らないんですけど……。
帆布でトートバッグでも作ったら使えるかな?
真夏でも連日36℃超は無いわ。砂漠か。
そんな温度ではキャンプどころか外へ出るのも決死です。今は余計なヤカラも浮遊しておりますし。
ということで、家の中で出来る遊びを見つけてはちょこちょことアウトドア気分に浸ろうという試みです。
本日のお題は「薪割り」です。
それほど大汗もかかず、腰を下ろしてできる作業ということで、買ってきた薪をテトラその他の小さな焚火台で使えるサイズに切ったり割ったりして、爽やかな秋風に備えます。
……さすがに玄関にクーラーは無いので、扇風機を最大風量でぶん回しつつ。
背後から風を当てると切り粉が目に入らないので二重の意味で快適です。
まずは薪を短く切ります。
この薪は地元のホームセンターで一束627円(税込)。
毎年争奪戦なのに今年はアウトドアブームで更に熾烈な競争になることが予測されるため、見つけたら即買います。暑いうちが勝負です。涼しくなると即売り切れます。
樹種は判らないのですが(後日追記:楢っぽいです)、広葉樹で、木目が盛大によじれている箇所などあり、このままの長さではわたしの小さな鉈ではなかなか割れないのですが、短く切ってから割ると簡単。
家でやる理由はひとつ、鋸をなるべく持って行きたくないからです。鋸はある程度刃長があるほうが切りやすいんですが、なんぼ折込鋸でも、長ければそのぶん嵩張りますのでね…。
とある都合で写真には写しておりませんが、実際に作業する際には下に厚い合板を敷いています。
薪割りの台としてよく見る太い丸太の輪切りは持っておりませんので、車庫にあった古材を有効活用。
板なしで鉈を使うとコンクリートなどにぶつけた時に刃が欠けます。欠片が飛んだりしたら非常に危険です。ええ、一度やらかしまして、わたしの鉈には既に欠けが生じています。真似しないように。
薪の木口に鉈を当てて、鉈の背を別の薪で槌のようにして叩きます(一人で撮ってるので槌のほう写ってなくてすみません)。しっかり食い込むと写真のように、薪ごと持ちあがります。
あ、わたしは素手でやっちゃってるんですが、木のトゲに慣れてない方は革手袋も是非ご着用ください。普通の軍手はトゲを素通しにするので、革を強くお勧めします。
しっかり食い込んだら薪ごと持ち上げて台に叩きつけるか、そのままバトニングを続ければ割れるのです、が。
お気づきの方もいると思います。正直この鉈はバトニングに向いていません。
まず、片刃です。この時点で「薪割り」にはいまひとつなのです。薪を割るなら両刃のほうが割りやすいです。
もうひとつ、この鉈はフルタング(っていうのか? 鉈でも…)ではありません。なかごは柄の1/3強ほど差し込まれているだけで、固定は目釘とカツラだけです。これで強気のバトニングを繰り返すと、カツラは緩み、おそらく目釘もいずれ傷みます。
そうなる前にフルタング(って以下略)のを買いたいのですが、なかなか無いんですねえ。そんなごっつい剣鉈が欲しいわけじゃないんだってばよ……(物騒なシルエットの並ぶ検索結果を見ながら)
いずれにしても完全に自己責任の世界なので、くれぐれも真似しないでくださいませ。
自宅で割っておくのはこのくらいの太さまで。長さ10~15㎝×太さ2~3㎝角くらいでしょうか。
これより細くするなら現地でも出来るし、このくらい細くなればメスティンセットに入っているカッター鋸でも簡単に切れます。
今日はこの辺にしておいてやらあ(訳:暑さが限界)
右側に残っている薪は作業台用と槌用です。意外となかなか具合の良いのが見つからないので、おっコイツ握りやすいな、安定がいいな、と思った薪は残しておいて作業用にしています。
鋸がサビサビですね。いいかげん替刃を買いましょう。ちなみにこいつは刃長20㎝です。このくらいあると太い薪もサクサク切れます。
鋸に慣れてない方は「万能目」というのがお勧めです。同じ鋸刃でも荒目、細目、細工用、竹・塩ビ用、仮枠用、生木(剪定)用など色々あるんですが、刃目が大きい荒目や仮枠・生木用は慣れていないと木にひっかかって切りにくいです。逆に細かい細目や細工用、竹・塩ビ用は切断面は綺麗なんですが切るのに時間がかかります。薪の断面にそこまで滑らかさを求められることもあまり無いと思いますので。
おがくずとか細かい木くずも焚き付けに良いのでとっておきます。
おがくずはそのまま使うと火の粉となって盛大に舞い散りますので、薪や炭の下に敷いて保温材として使うとか、油を染み込ませておいてほんのちょこっと使うとか工夫しないといけませんが…。面倒くさい時は庭木の根元に撒いてます(笑)
さて、目下の問題がもうひとつ。
薪を運ぶためのものがそういえば無いのでした。(今まで新聞紙にくるんでた)
テトラを買ったので焚火の頻度が増えます。ということは薪も今までよりたくさん要ります。
薪自体小さいから、大仰な薪キャリーみたいなのは要らないんですけど……。
帆布でトートバッグでも作ったら使えるかな?
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