蝸牛のこちょこちょ

みずしろの普段着物と手仕事と好きなものの記録。

グラベルバイクを手に入れました

2024年07月07日 | 自転車
 グラベルバイクが欲しい、と少し前から思い続けていました。
 もう少しだけ速く走れる大きい車輪の自転車が欲しい(※グロス15km/hで十分)。それが第一の目的で、実はグラベルを走るのが目的ではありません。ていうかグラベル本当は苦手。振動が嫌いだからです。出来れば滑らかな舗装路だけ走っていたい。
 しかし、普段わたしが走っているのは雪国の農道です。雪がある時は走りませんが(冬は雪山を滑り降りて遊んでいます)、積雪と除雪の繰り返しは路面をひどく傷めます。結果として、毎年春先の福井の道路は穴ボコとひびだらけ。わたしが好んで走る、自動車交通量の少ない(そして自転車は安心して走れる)道は修繕の優先順位が低いらしく、年中ボッコボコです。そんなところをロードバイクで走る技術はわたしには無い。
 そして大きいタイヤの自転車なら荷物がもっとたくさん積める=キャンプ行きたい。
 で、必然、候補はグラベルバイクに絞られていたわけですが、買う気は無かったのです。置き場所もお金もないもん……。
 それがどうしたことか、縁に奇遇が重なって、ほぼ希望通りのバイクをとんとん拍子でお迎えすることになってしまった次第です。感謝。

 
 キャノンデールの「Topstone 4」というモデルです。
 アロイフレーム、フォークだけカーボン。これが「ほぼ」希望通り、と書いた理由です。ほんとはクロモリが良かった……(贅沢言わない!w)
 Topstoneシリーズには他にも複数のモデルがありますが、これは一番下のグレード。
 これはたとえ同シリーズの中で新品をどれでも買っていいよと言われてもこのモデルを選んだと思います。理由はシンプル、自分でメンテ出来ないから。
・油圧ディスクブレーキは無理
・カーボンフレームは無理
 この二つは絶対外せない条件だったので、結果よし。フォークは……もし壊れたら鉄に買い替えます(笑)

 さて、わたしにとってはある意味最も重要なのが積載能力。
 このモデルには非常にたくさんのダボ穴があります。
 フルサイズのフェンダー(ママチャリについているようなカバー範囲の広い泥よけ)がつけられます。
 フォークには3ツ穴。手持ちのトピークのヴァーサケージが活かせます。
 エンド側にもしっかりダボ穴。リアキャリアも勿論OK。
 そしてトップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブに、ボトルケージその他用のダボ穴。これだけあればトップチューブバッグもツールボトルも余裕です。今まで20インチのミニベロにしか乗ってこなかったので、これは嬉しい。なにしろ工具というものが好きなので、ツールボトルに憧れがありまして(へんなやつなのは自覚してます・笑)
 ただし試乗の結果、自分の脚の長さではトップチューブにボトルケージのような硬いものをつけると確実に乗り降りで悲惨な事態になると判明したので、ここには柔らかい素材の小さめのトップチューブバッグのみ取り付け、サイクリング中に飲むためのボトルはダウンチューブを使うことにしました。夏場はボトル一本ではとても足りないので、いずれステムポーチをつけて積載力を上げようと思います。

 
 リアキャリアはトピーク。今のところトランクバッグを載せる予定はないんですが、今後なにが欲しくなるか分からないので(笑)、スライドレールで同社のトランクバッグを載せられるモデルにしました。耐荷重も、まずリアだけで30kg積むことはないので十分です。

 
 パニアバッグも自作しようかと思っていましたが、質感のいい帆布(風の化繊)のもの、しかも好みの色合いで容量や取り付け方法もちょうどよく、さらにお値段もお手頃なのを見つけたので買いました。アデプトのアーバナイトというバッグです。完全防水ではないけど小雨程度なら弾いてくれるし、ロールトップを解かなくても出し入れの出来るサイドジッパーと反対側のミニポケットが非常に使い勝手が良く、気に入っています。
 取り付けは三か所の面ファスナー。オルトリーブなどのガッチリしたフック式に比べると外れやすいとも聞きますが、自分の用途では特に問題なく使えています。
 それにしても700cサイズのタイヤは大きい、そしてそれに取り付けられるパニアもでかい! 今までミニベロの左右の自作パニア+天板に分けて積んでいたもの、多分片方で全部入ると思います(笑)

 フロントライトはミニベロと共用です。さすがにねー、高いし……一度に使うのは一台だし(笑)。マウントだけ買ってハンドルに取り付け。キャットアイはこういう予備パーツが手に入りやすいので好きです。
 リアライトもシートポストに取り付けるタイプは無理なので、リアキャリアの後方につけられるキャットアイのリフレックスオートにしました。暗くなって振動を感知したら自動で点灯してくれるモデルです。普段は夜は乗らないし、どちらかというとトンネルやスノーシェッドに出くわす方が確率高いので、面倒のないものを選びました。もし電池が切れても反射板としては働いてくれるので二重に安心。
 ベルもミニベロと同じキャットアイの、ライトマウントに共締めできるOH-2400をつけました。
 ついでにバックミラーもミニベロと同じキャットアイのBM-45に。安全に関わるパーツは使い慣れた信頼できるものがいちばん。

 
 今のところ、まだあまりカスタマイズをせず、ほぼ手元に来た状態のまま乗っています。ミニベロと交代で乗っているので距離はそれほど伸びませんが、合計60kmくらい走ったら何とか慣れてきて、景色を見る余裕も出てきました。
 あとツールボトルは買いました。届いたらまたレポします。楽しみ。



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