「重い」とか「軽い」とか・２

存在価値って、存在理由って、存在意義って。
何を基準に見出だせばいいのだろうね。
そんなことを考えてると。
グルグルグルグルと、同じような場所をさ迷っていそうです。

価値はプライスレス。
理由はただなんとなく。
意義はあるようなないような。
あ、全てがあるようなないような。
そんな感じなんです。

どれほど知名度のある有名人であっても。
知らない人にとっては、ただの人であるように。
どれほど歴史的価値のある古文が発見されたかといっても。
知らない人にとっては、ただの汚い本であるように。
どれほど凶悪な犯罪が起きていたとしても。
そのことを知らない人にとっては、知らないままで終わっていく。

価値も理由も意義も、自分で決めてるんですよ。
とまぁ。
話が逸れたかのようになったので。
本題に、入りたいと、思います。

誰かが、ある人の命はとても尊いものだと言いました。
また、別の場所で。
誰かが、ある人の命はまるで虫けらのようになくなってもいいのだと言いました。

人の命ってさ。
「重い」んですか？
それとも「軽い」んですか？