deep-forest

いつだって感じる
アナタとワタシの距離は
近いようで遠いようで
でもそれが大事で大切な
アナタとワタシの距離

A thorny prickle

2013年03月18日 18時46分46秒 | 詩系
無数に言葉はあるのに
いざというときに
欲しい言葉が見つからなくなる

それではいけないからと
前以て用意した言葉たちは
知らず知らずのうちに
誰かを傷つける茨の武器になっていた

後悔したところで
取り返しはつかないことぐらい解っているのに
誰かを傷つけると同時に
自分に返ってくる

呼吸をする度
言葉が棘に変わり
体の隅々にまで及んで
自分に突き刺さる

一本一本突き刺さった棘を
一本一本抜いていく
抜かなければ
いつまで経っても刺さっている

抜いたところから血は出るが
いつかはきれいに塞がる

ゆっくりゆっくり
焦らずに抜いていこう
たとえ痛みを伴おうとも
きっとそれは
一時のものだから

強い風が吹いた寒い夜

2013年01月26日 21時27分58秒 | 詩系
例えば今日みたいな
月明かりの綺麗な夜空を
ふと見上げてみれば

靴底のような足跡のような雲が
ふわりふわりと落ち着きつつある風に流され
数秒間だけそう思わせてくれた

過去は生きてきた証だと誰かが言い
振り返るものではないと誰かが言い
心の弱いやつがするもんだと誰かが言い

でも振り返るから
忘れてはいけないことがあるから
たまに立ち止まることも必要なんじゃないだろうか

心の強いひとが羨ましいと
憧れたり妬んだり
することもあるけれど

過去を振り返らないことが
前だけ見て進むことが
心の強いひとになるわけじゃない

呼吸するのと同じくらい

2012年10月18日 00時37分59秒 | 詩系
僕らは呼吸するのと同じくらい
何をしてるんだろうか

笑っているんだろうか
泣いているんだろうか

ご飯を食べ
服を着て
眠れる場所に住んでいるのだろうか

僕らは呼吸するのと同じくらい
何がしたいのだろうか

愚痴を吐きたいのだろうか
ただ黙っていたいのだろうか

テレビを観たりダラダラしたり
誰かと遊んだり一人で出掛けたり
欲のあるままに行動したり

僕らは呼吸するのと同じくらい

僕らは呼吸するのと同じくらい

ただ生きたいと
ぼやけた視界の中を
無意識に思いながら

僕らは呼吸するのと同じくらい
生きていたいのだろうか

記憶

2012年09月01日 21時01分47秒 | 詩系
どっかでまた転がってんだろう
きっと今に
足下まで転がってくるんだ

そんなに自由がほしいのかい
何かに縛り続けられてるから
自由を感じるんだ

月を見てるんだ
実に真ん丸で
静かに静かに
遠吠えをしてみた

一体何をしてこうなったんだろうか
何も書いてない本のページをめくって
無理に笑ってみせた

「たら」「れば」話はもういいんだ
それをするくらいなら
ケンカしたほうがいい

月を見てるんだ
実に真ん丸で
静かに静かに
遠吠えをしてみた

まだ渇いたままの心に
何を刻んでいこう
どっかでふと思い出すだろうか
誰かとの日々の記憶を

まだ見えない明日に繋げる
なんてことない言葉
どっかでふと拾い上げるだろうか
誰かとの笑顔の記憶を

my way walk

2012年07月11日 23時29分11秒 | 詩系
たとえその日が

たとえその日がどんな日でも
ワタシは生きている

土砂降りの雨であろうと
うだるような晴天であろうと

眼が真っ赤になるくらい涙を流す時があろうと
翌日筋肉痛になるくらい笑う時があろうと

仕事だと割り切りつつも嫌いな人とずっと一緒に仕事していようと
時間が止まってほしいと思いたくなる人と数時間だけ一緒にいようと

道端に車に轢かれた動物を見かけようとも
走る道が幸運にも青信号であろうとも

誰かに憎まれようとも
誰かを愛していても

ワタシは生きている

真っ赤な血を流して
生きている

砂を噛む思いをしてでも
煮え湯を飲まされる思いをしてでも

何があろうと

ワタシは生きている

うつらうつらの蕗の薹

2012年03月15日 21時52分43秒 | 詩系
もっともっと
頂上(テッペン)を目指せと
太陽は言った

いいえもっともっと
低いところで横になりなさいと
月が言った

深く帽子をかぶるは藁の犬
私に光は無いと
今日も遠吠えをしながら
風に吹き流される

間違えては転んで
また転がって
賽子状の兎は
目を赤くして泣いていた

燃えて散って
灰の山から芽吹く命
色の無い根元から
綺麗な花を咲かせておくれ

今年の締めの挨拶

2011年12月31日 23時25分43秒 | 詩系
ありがとうっつって
さようならっつって

もう少ししたら初めましてっつって
気が付きゃ親しみ忘れてて

昨日までを悔やんでみては
明日に不安の押し売り状態

そんなこんなでもうすぐ新年
来年も笑って過ごせたらいいね

縁を持てた皆様
来年もどうぞよろしくしてください

neglectful

2011年12月02日 21時51分56秒 | 詩系
ひとは慣れが出来てくると
途端に何でも出来ると勘違いする

誰かに対する恩恵も
慣れで麻痺して有り難みが薄くなる

当たり前じゃない
当たり前のようにしてもらうこと

仕事であっても私事であっても
何も変わらない

どれ程偉くなろうが忘れるな
感謝の意を忘れるな

For whom do,Why(誰のため何のため)英語ver.

2011年08月02日 21時16分17秒 | 詩系
  Pray(祈ること)
  Wish(願うこと)
  Hope(望むこと)

  Grieve(嘆くこと)
  Feel sorry(悲しむこと)
  Suffer(苦しむこと)

  Think(考えること)
  Worry(悩むこと)
  Hesitate(迷うこと)

  Endure it(我慢すること)
  Endure it(辛抱すること)
  Endure(耐えること)

  Hostility(敵意すること)
  Get indignant(憤慨すること)
  Abhor it(憎悪すること)

  Become a watery eye(涙目になること)
  Throw tears(涙を流すこと)
  Face up(上を向くこと)

  Walk(歩くこと)
  Climb it(登ること)
  Advance(進むこと)

  Do not forget(忘れてはいけないこと)
  You may not remember(覚えなくていいこと)
  Ambiguous thing(あやふやなこと)

  Trust it(信用すること)
  Trust it(信頼すること)
  Do not expect it(期待しないこと)

  Do not believe completely(信じ切らないこと)
  Doubt it(疑うこと)
  Do not become indifferent(無関心にならないこと)

  Knock against(ぶつかること)
  Run away(逃げること)
  Confront it(立ち向かうこと)

  Be sweet(甘いこと)
  Be severe(厳しいこと)
  Be gentle(優しいこと)

  Do not regret(後悔しないこと)
  Have confidence(自信を持つこと)
  Believe oneself(自身を信じること)

  Stretch forth one's hands(手を差し伸べること)
  Pat it(撫でてあげること)
  Embrace closely(抱き締めてあげること)



  Enjoy it(楽しむこと)
  With pleasure(喜ぶこと)
  Laugh(笑うこと)

  Do from the bottom of one's hearts(心の底からすること)
  Do not lose sight(見失わないこと)

  It is not always in by the side(いつも傍にあるとは限らない)
  It is not always in by the side(いつも傍にいるとは限らない)



It starts vomiting saliva to the fact.(事実に唾を吐きかけて。)
The truth is pierced by the skewer.(真実を串刺しにするくらい突いて。)

I want to value marginate people.(縁があった方々を大切にしたくて。)
I want to make the future important.(これからも大事に、したくて。)

"Good bye" is not needed.(「バイバイ」は要らないよ。)
Already, Meet.(もう会えないみたいじゃないか。)
It becomes painful.(切なくなっちゃうね。)

Therefore, "Then, sleep again" is always said.(だからいつも、「じゃあまたね」を言っている。)

青は元素

2011年07月21日 23時03分56秒 | 詩系
原点回帰
原点復帰
みなそれぞれに生き方あって
みなそれぞれに人生あって

多種多様
十人十色
流れる雲は違っていて
いつも見上げる空の色は違っていて

忘れてたら
取りに戻ろう
あなたの核は
どこにもいかない
いつの間にか消えることもない



何てことはない
笑うことなんて
なんて言ったって
笑えない時もある

緑色の湖に
映る姿は誰だろう
赤く燃え上がる山々に
見える光は誰を照らす

影は伸びて
伸びて伸びて
誰かの影に交わるの
誰かの影と離れるの

甘い言葉が欲しいのか
厳しい言葉が欲しいのか
優しいなんて言葉が前にあるから
本心は今日もかくれんぼ



パラリラ・パラリラ
パラリラ・パラリラ
ブイブイーン

弱さを受け入れてる人ほど
強い心の持ち主んだよ


誰のため何のため

2011年04月18日 23時37分31秒 | 詩系
  祈ること
  願うこと
  望むこと

  嘆くこと
  悲しむこと
  苦しむこと

  考えること
  悩むこと
  迷うこと

  我慢すること
  辛抱すること
  耐えること

  敵意すること
  憤慨すること
  憎悪すること

  涙目になること
  涙を流すこと
  上を向くこと

  歩くこと
  登ること
  進むこと

  忘れてはいけないこと
  覚えなくていいこと
  あやふやなこと

  信用すること
  信頼すること
  期待しないこと

  信じ切らないこと
  疑うこと
  無関心にならないこと

  ぶつかること
  逃げること
  立ち向かうこと

  甘いこと
  厳しいこと
  優しいこと

  後悔しないこと
  自信を持つこと
  自身を信じること

  手を差し伸べること
  撫でてあげること
  抱き締めてあげること



  楽しむこと
  喜ぶこと
  笑うこと

  心の底からすること
  見失わないこと

  いつも傍にあるとは限らない
  いつも傍にいるとは限らない

大きく手を一つならす

2011年02月06日 21時13分22秒 | 詩系
星を見て泣けばいい

月を見て啼けばいい

雲を見て鳴けばいい

そこに悲しみが無ければいい

静かな空間に
大きく手を一つならした時ぐらい
周りの人の哀しみが無くなればいい

淋しさが無くなればいい

寂しさが無くならないのなら
誰かに逢うといい
温かな雰囲気を持つ
誰かに逢えばいい

太陽を見て哭けばいい

憎しみさえも焼いてもらえばいい

苦しみさえも焼いてもらえばいい

そのあとは
今度はあなたが
誰かの太陽となってあげればいい

それがいい
それでいい

大きく手を一つならす

2011年02月01日 16時39分14秒 | 詩系
星を見て泣けばいい

月を見て啼けばいい

雲をみて鳴けばいい

そこに悲しみが無ければいい

静かな空間に
大きく手を一つならした時ぐらい
周りの人の哀しみが無くなればいい

淋しさが無くなればいい

寂しさが無くならないのなら
誰かに逢うといい
温かな雰囲気を持つ
誰かに逢えばいい

太陽を見て哭けばいい

憎しみさえも焼いてもらえばいい

苦しみさえも焼いてもらえばいい

そのあとは
今度はあなたが
誰かの太陽となってあげればいい

それがいい
それでいい