昨日バードカービングの帰り道、強く降り始めた雨に「チッ」と小さく舌打ちした まさに
その時、傘の中にふわっと甘い秋の香りがただよいました。 みあげれば金木犀。
冷たい雨 甘い香り・・・ この心の動きはなんだろう。
硬く閉ざしそうだった気持ちが、やわらかくほどけました。
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マララさんは兵器より本を と訴えます。
「人の心をほどくものこそが 積極的に平和を促す」 昨日の金木犀の香りのように。
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そらは、秋が来て 換羽の季節になりました。 3日で3本抜けました。
抜けてなお美しい羽。 けれど そらは疎ましそうに投げ飛ばします。
さよなら 前に進む時なんだ
あらら こちらも「新3本の矢」?
マララさんの記事のとなりには、「希望・夢・安心」のおいしい3点をあげる首相会見の記事。
目標 GDP600兆円! そこには増大するであろう軍需産業も当て込んでるのかな?
武器輸出事業に もし相手国の戦争や内乱で損失が出たとき、それを政府が
みんなの血税で補てんしようと検討していること、どれほどの国民が認識しているだろう。
何よりも、人を殺す武器で一部でも潤った経済で、日本国民の「希望・夢・安心」を語るのは
すごく哀しい事に思える。 人の死の上に、子どもの未来を託したくない。
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冷たい雨より 甘い香りで・・・ 武器より 本で・・・ 平和を目指せたらどれほどいいだろう。