バリバリと空気を割って、今宵の雷は豪快に頭上を通り過ぎて行きました。
その間一時間半、和室に寝そべって、数分に一度青白く光る稲光にみとれました。
なんとか写真に残せないものかとシャッターを押したけれど、そう簡単に撮れるものでもなく、
ただ辺りがまぶしく写るだけ。 閃光を写すことはかないませんでした。
・・・そういえば、先週は隣町の打ち上げ花火を丘の上から眺めたのだった。
花火はこんなふうに写すことができたのにな。 予測不能な雷はむずかしい(-"-)
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稲光はカメラでとらえるのも難しいけれど、その電力をつかまえるのも難しいらしい。
あれほどの閃光だから、うまくつかまえて蓄電できたらさぞかし夏の電力需給に
役立つだろうに。 そしたら脱原発できるのにね。
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雷といえば、NHKの日曜討論で、集団的自衛権について防衛大臣に問うなかで、
機雷の除去についての大臣の答えはとてもトンチンカンでした。
「機雷の除去は、国際法上では武力行使だけれど、どうか一般常識で考えてほしい。
機雷を落とされたら除去するのは当然のこと。」と。 一般の常識って???
まるで庭に落とされたごみを拾うのは当たり前みたいに 機雷掃海の話をしてたけれど、
あの答えではまったく納得いかないなあ。
防衛大臣を稲妻のような鋭い視線で見つめながら質問する顔が、きりっと印象的でした。