寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3182話) ディーラー対応

2021年08月08日 | 出来事

 “新型コロナウイルスワクチンの集団接種に行こうと車に乗り込んだときのことです。何度試みてもエンジンが動きません。二週間ほど動かしておらず、バッテリーが上がってしまったのかもしれません。仕方なく近くのディーラーまで雨の中を走りました。そこにいた整備員は「案内してください」と車に乗せてくれ自宅に向かいました。バッテリーコードをつなぐとエンジンはかかりました。その車で妻と接種会場に向かい予約二分前に着きました。
 帰宅途中、新しいバッテリーを買おうとディーラーを再訪すると、そこの皆さんから「接種の時間に間に合って良かった」と自分のことのように喜ばれました。二十年近く世話になるディーラーの迅速な対応と気遣いに大いに感激しました。”(7月19日付け中日新聞)

 名古屋市の山口さん(男・72)の投稿文です。出かけようと、車に行ったらエンジンがかからない。避けられない用事の時はパニックである。山口さんは急いで、近くのディーラーに行き、このように事なきを得られた。そして用事が間に合ったことをそのディーラーは喜んでくれた。山口さんは間に合ったことも嬉しかったが、それ以上にディーラーが自分のことのように喜んでくれたことが嬉しかったようである。多分ディーラーも自分達の役目が果たせたことが嬉しかったのであろう。
 実はボクも今年新年早々このようなこと味わった。コロナ下で出かける用事が全く減った。そして年末からずっと車に乗らずであった。年明けて乗ろうとしたらエンジンがかからない。これはバッテリー上がりだろうと、行きつけの店に電話する。すぐにやってきて、コードをつなぐとすぐにかかった。寒い冬に2週間以上も乗らずであった。ところがである。数週間後にまたバッテーリー上がりを起こす。道路端であたふたしていると、今度は通りがかった見知らぬ車屋さんが助けてくれた。その後、バッテリーを交換し、1週間に1回は乗るように心がけている。コロナ禍はこんなところにも及んでいる。


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