どんぐり工房6月3週目(20日、22日)は「土粘土」です。
毎年、この時期の恒例プログラムです。
というのは、粘土は部屋の中ではできないのでピロティでやります。
サッカーで園庭がにぎわっている時はできないので、サッカーのない金曜日となるとだいたいこの日になってしまうんですよね。
(水曜日クラスはあまり関係ない話ですが・・・)
この日。。。
そう、幼稚園年長組のお泊まり会が晴れて終わった日。
年長組の子たちがグーんと大人になった日。
そして、この日は先生方もみんな帰ってしまって幼稚園がシーンとしているんです。
年に1回、独特の雰囲気の中、思い切り粘土遊びをします。
「遊び」です。
泥遊びや砂場遊びと同列。
でも、粘土遊びはそれよりもずっとずっと色々なことができちゃう。
今年は「スカイツリー」作ろうと210CMの園芸用の支柱を準備しました。
水曜幼稚園クラスのスカイツリー。
酒ケースに乗っても210CMてっぺんまでは届きませんでした。
ピサの斜塔的面白さもあります。
水曜小学生クラスのスカイツリー
さすが、安定感あります。
金曜日の幼稚園クラスは人数が少なすぎてスカイツリーは作れませんでした。
お泊まり会のため、ほとんどの子が水曜クラスに振り替えてしまったのでね
金曜小学生クラスのスカイツリー
てっぺんまで階段ついてます。
粘土は面倒な手順なんて必要ありません。簡単に色々なものが作れちゃいます。
だから楽しい。
だから様々な世界を繰り広げることができます。
だから楽しい。
非現実的なことが楽しい。
展望台からの「落下」「バンジージャンプ」「スリル満点ブランコ&鉄棒」
そうかと思うと優雅に急斜度を昇る「救急車」「ワニ」「かたつむり」
キャーキャー言いながら作ります。
粘土の肌をなめらかにすることに夢中になる子。
上へ上へと行きたい子。
土台は任せてと言う子。
建設途中でも人を登場させたい子。
みんなの頭の中の完成図はスゴイことになっている。それをそれぞれが口で説明している。
大騒ぎです。
楽しい
スカイツリーにちょっと興奮しすぎてしまいましたが、他のものを作る子もたくさんいたんです。
日常的なものを作って楽しむ子。
目玉焼き
給食
勉強机
金曜幼稚園クラスが作ったのは
ゾウから変身したお姫様
お花のお城だったのに何でも食べるお家になっちゃった
食いしん坊のワニ
実は、どんぐり工房の粘土の日には必ず「名物ワニ」が登場します。
指導者が小さなワニを作り、大きな口を開けて
「おなかすいたよう、何か食べさせてよう」 と言います。
すると、子どもたちは次々におだんごやドーナツやりんごやバナナを作ってワニの口に入れてくれます。
そして、ワニはどんどん大きくなり、やがてはおデブさんの恐竜になるのです。
幼稚園クラスの子たちはこの遊びが大好きで、毎年やっているうちに自分でもワニをつくるようになり、
「おなかすいたよう」と言いながらワニの口をパクパクさせて遊んでます。
だから、どんぐり工房出身の子たちはワニを作るのが異常にうまい
今年、新しい遊びが生まれました。
自分の拳に粘土を貼りつけてグローブにする「ボクシング」
ルールはお互いのグローブをぶつけて粘土がはがれてしまった方が負け。
でも、粘土が足りなくなってしまい、1回戦で終了。
私もやりましたが、ちょっと楽しかった
ホントに粘土って楽しい
でも・・・
粘土を練ること、運ぶこと・・・
ものすごく体力いります。
今年は強靭な男子、アルバイトに来てもらいました。
いつまでできるかなぁ・・・
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