どちらかというと、小さい頃から「かわいい」とか「エレガンス」とかよりは「かっこいい」ことに魅かれていました。
だから、クラシックバレエなんてこれっぽっちも興味なかったのですが、
高校1年の時、クラスメイトが発表会に招待してくれて、それがバレエとの出会いでした。
舞台を観ての第一印象は、舞台美術の美しさです。
照明、衣装を含め、なんてステキなんだろうとウットリした感情は、私の造形活動の原点のひとつでもあります。
「舞台」にはまった瞬間かな?
その後、彼女は谷桃子バレエ団の団員として活躍し、自分でも教室を開き
(植田理恵子バレエスタジオ)、数多くの舞台に出演し、制作してきました。
そして、私も行ける限り、その舞台を観てきました。
「踊り」とか「踊り子」自身の美しさもよーくわかるようになりました。
今ではちょっとした評論家気分
昨日は、彼女の教室の発表会で、「シンデレラ」を観てきました。
かわいいけど指導の意味を伝えるのに苦労しそうな小さな子どもたち、
伝わるだろうが、それを実際に身体で表現するのが難しいであろう初心者の大人たち、
そして、限りある予算、
そういうすべての要素をうまく「美しくて」「おもしろい」舞台に仕上げている彼女に
ブラボー