福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場
この競技場海に近く適度に海風が吹く関係で
スタンドではさほど暑さを感じることなく観戦できました。
スタッツはこんな感じですが
実際見た感じでは
愛媛の作戦勝ち・・・・の様に感じました。
前半は両者中盤の押し引き
ただ、ここもポゼッションはアンジュなのですが
愛媛の集中した守りで決定機を作らせなかった・・・と思います。
反対にボールを奪った後
愛媛の攻めは決して急がず
攻めごまが上がるのを待って
ファーストシュートそのこぼれを2次攻撃3次攻撃と
決定機は愛媛が上回っていたと思います。
愛媛の得点は左CKからHSがポストにはじかれ
それをつめていた岩本が豪快にゴール
前半終了間際の得点でした。
愛媛の守備陣は
DF 左から 仮谷 西村 鎌田 春山
左のワイドに西川 この位置で相手のキープレーヤー葛馬をマーク
MF中央に ちびっ子ギャング小川 走り回って相手MFの選択肢を消して行けてたと思います。
先制された後半
アンジュの10番葛馬が躍動します・・・・まさに駿馬の様に
4-2-3-1のシステムの右のワイドの位置から
素晴らしいスピードでピッチを斜めに横断・・・
右のセンターライン付近から左コーナーポスト目指して・・・
駆け抜けるんですね
これを真夏に1300時開始の試合で何本も繰り返す
その迫力ったらなかったです
このプレー
一、愛媛のオフサイドトラップに引っかかりにくい
二、相手DFのマークを外しやすい
三、長い距離のどこかで受ければいい(線で受けれる)のでパスを通しやすい
・・・いいことづくめですが
やるには相当の体力気力が必要だったはず
大したもんです・・・・
それが実ったのが後半15分ごろ
やはり右から走りこんで左でボールを受け
反転してコントロールシュート
愛媛GK手には当てるのですが
ポストに当たりそのままゴールイン
葛馬選手の走力 スピード テクニック 素晴らしいもの見ました・・・
たしかシャルム戦でもこの形でゴール決めてましたよね。
1-1となってしばしロングボールの蹴りあいで相手ゴールに迫る
殴り合いの様な展開があったのですが
先にペースを取り戻したのは
愛媛FC
後半30分過ぎから
左SHの西川を右SBに持ってきて右のSBの春山を上げて
右サイドを起点に攻撃を仕掛けて行きました。
勝点3は狙いたいが勝点1も保持したい
そんな狙いでしょうか
サイドからの攻めはボールを奪われても速攻カウンターを喰らうリスクが低い
中央で奪われると危険なカウンターを見舞われる・・・
葛馬選手に遠いところでゲームを進めるという意味もあったかもしれません。
そのサイド攻撃が機能し最後の10分は愛媛の時間
ゴールこそ奪えなかったですが
危険なセンタリング CK とアンジュゴールに浴びせかけました。
攻撃こそ最大の防御ってやつですね!
全体として愛媛のベンチワークが機能していたように見受けられました
場面に応じて戦術を建て直す またそれに応えられる選手も素晴らしいですね。
感心しました。
アンジュは前で張ってた齋原選手が愛媛DFの罠にはまって活きていませんでした
この選手 上手いんかなぁ 速いんかなぁ どうなんだろ みたいな選手なんですが
なぜか得点に絡む不思議な選手なんですが
昨日は活躍できなかったですね・・・・
もう一つ
昨日の来場者数は869名
午前中に少年少女の大会もあったらしく居残りで
若い子たちが観戦してました。
2部で869名は立派な数字です
アンジュの地域スポーツの振興という取り組みも相当に浸透してきて
安定した来場者数が見込める様になっているのでしょうか?
ここまで中国地区の女子サッカーを先導してきたのは
岡山湯郷belleであり 吉備国際大学シャルムだ
・・・・って自負してきましたが
もしかして数年後は その先頭を
アンジュヴィオレ広島が走っているかもしれません。
アンジュにはこのまま頑張って欲しいけど
belleにも
シャルムにも
試合だけでなく
チームとしての総合力を身につけてほしいって思いますね。
mm