夏の読書 終わらざる夏

浅田次郎の新作です。

氏の作品は「蒼穹の昴」を読んだ事があって、その読者を引っ張る
文章力に感心したものでした。
読んで感じるのは浅田氏の作品の「目線の低さ」です
歴史を下敷きにした小説はある程度俯瞰で書かれることが多いように感じるのですが

氏の文章は足元から見上げる様な書き方なんですね

作中の鬼熊が年老いた母親と召集ににより別れるシーンでは
何度も泣かされてしまいました。

終戦間際の「根こそぎ動員」の悲劇を何層にもわたって書き連ねるのですが
一つ一つの話しのディテールがすばらしくそれが折り重なるように
シュムシュ島の戦闘に飲み込まれていく流れは
息を呑んで読み進めるばかりです。

「根こそぎ動員」されて空白、何もないものを守る事の理不尽さ
まさに不条理劇を見せられているようです。

動員の責任者・担当者みんな理性的でいわゆるいい人なのですが
流れはどんどん悪いほうに流されていく
作中では「悪魔に抱きしめられている」様に悪い方へ流れていく
じりじりするような焦燥感を感じながら読むことになります。

夏の読書 蒲生邸事件

小暮写真館と同じで一人称で話しが語られます。
その語り口は見事というほかありません

webで思わず「蒲生憲之　陸軍大将」と検索してしまいました。
本当に存在するかの様に描かれているのです。

時代背景も細かいディテールも見事ですね。

感心しました。

夏の読書 小暮写真館

宮部みゆきさんの作品を初めて読みました。
・・・・・・こう言った作風なんですね

一人称で話しが織り込まれていきます。
この一人称はミステリーの王道だと思うのですが
日本ではめったに見かけません

この小暮写真館は高校へ入学した男子生徒が親の気まぐれで
(旧)小暮写真館に住むようになりそこで起きる日常のミステリー（主には心霊写真)
を解決していく話しです

殺人など怖い話しは一切出てきません。

この小説の終わり高校卒業までの3年間で話しの語り手が少し大人になるのですね

語っているのが自分ですからこれは読む人間にとっては
主人公の背後から感じる必要があります。

そこがこの小説の味噌かもしれません。


しかし、宮部みゆきさんという作家は語りの上手い方なんですね
びっくりしました。

支那そば 餐休

岡山で話題のラーメン屋に行ってきました。
名物ラーメン はすりゴマ風味のピリ辛でちょっと変わった味でし
た。

中和神社

ちゅうわ と書いてちゅうかと読みます
中和村の鎮守の寺社の様で
背景の鎮守の森には巨大な杉が立っています。

蒜山焼きそばの正体は？

タレって注文すれば蒜山焼きそばが

ホルモンと注文すればホルモン焼きそばが注文できるようでした。
ホルモン焼きそばは津山のB級グルメ
になっているヤツですよね？

味が同じなんで2杯目はきつかった
です。

若干は違っている様ですが、
味噌味が勝つので、同じに感じてしまいます。

蒜山焼きそば 2件目は

やまな食堂です
普通の食堂ですが
蒜山焼きそばを食べに多くの方が
来て、小さな行列の出来る盛況ぶり
です。

B級グルメ 蒜山焼きそば

高松から遊びに来てくれた
ikzさんと岡山県北「蒜山」へ
蒜山焼きそばを食べに行って来ました。

蒜山焼きそばは味噌仕立のタレで味付けされていて、肉は鶏肉が入りま
す。

天神そば

帰省の度に、リピートしている
ラーメン屋ですが
美味しいのか不味いのか
なんだか判断出来なくなって来ました。
今日に限って言うと
「大してうまくなかった」かなぁー

てら屋名物？

ここでしか食べられない ・・・・
はず
「こうや豆腐」の天ぷらです。
噛むとジュルとこうや豆腐から
出汁が出て来ます。

てら屋にリピートしたのは
これが食べたかったのです。
実は・・・・・・・

てら屋 です

ここは3回目の訪問だと思います。
何回来ても飽きません。

セルフの店

香川なら何処にでも有る
郊外型のセルフ店「てら屋」です。
釜揚げが有名だそうで、
釜揚げをたのみました。

アツアツのあげたて麺を
冷たいつけ汁で食べます。

確か200円位でした。

ひやかけうどん

麺に冷たい出汁をかけて
食べます。
娘は醤油のみで食べていました。

がもう

がもう の写真です
小さな店ですが
今回は長い行列が出来ていました。

讃岐うどん

今年も来ました

讃岐うどんを食べに！
まずは娘のリクエストで
「がもう」へリピート
ひやかけうどん 130円をツルツルと

美味しかったです。