適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

【木材マイスターチャレンジクイズ】

2010-05-24 22:04:39 | 木の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 13日から開催された「ロハスデザイン大賞2010」において、木のクイズを20問出しました。

3択(一部2択)という回答なので、わからない問題があっても大丈夫。たまにスタッフがヒントを出したり

していましたが・・・。

何と言っても商品が商品が豪華。全問正解者の中から抽選で1名様に“杉のイスが当たる!!”

という事もあり、我こそはと100名近くの方が参加されました。

今回は問題のみを掲載し、答えは近日公開致します。

回答の投票はイベント中しか行っていないため商品はありませんが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。




問題1. 杉の樹皮(杉皮)は、昔の家屋によく使用されていました。 どの材料として使用されていたのでしょうか?
 ① 屋根材
 ② 床材
 ③ 棚板          

問題2. 杉の葉は、ある匂いの出るものの原材料として使用しています。何の原料でしょうか?
 ① 蚊取り線香
 ② お線香
 ③ 香水          


問題3. 木は成長と共に太くなります。どの部分から太くなるでしょうか?
 ① 木の中心から太くなる
 ② 中心と外側の間から
 ③ 木の外側から太くなる


問題4. 杉は、白太の部分と赤身の部分がありますがなぜでしょう?
 ① 若い細胞が白太で、年をとった細胞が赤身です。
 ② 若い細胞が赤身で、年をとった細胞が白太です。
 ③ 何となく白いのが白太で、たまたま赤くなったのが赤身です。    

   
問題5. 昔は女の子が生まれると庭に桐の木を植える事が多かったそうです。何故でしょう?
 ①  嫁入り道具の箪笥にするために植えた。
 ② お嫁に出したくない父親が願掛けで植えた。
 ③ 娘に悪い虫が付かないように願掛けの為に植えた。     


問題6. 昔から貴重品は桐の箱にしまいました。何故でしょう?
 ① 中身が高そうに見えるから。
 ② 火に強いから。
 ③ 泥棒除けの木だから


問題7. 木は製材の仕方によって、木目が変わります。①と②の写真でどちらが板目でしょうか?

写真①


写真②

    

問題8. 幅10センチ・厚み1センチの板があります。横幅が反りやすいのはどちらの目が反りやすいでしょうか?
 ① 板目
 ② 柾目
 ③ どちらも同じ       


問題9. 昔からまな板にイチョウが使われていましたが、イチョウにはオスと実のなるメスがあります。どちらがまな板に適しているでしょうか?
 ① メス
 ② オス
 ③ どちらも適している


問題10. 昔から柿の木には、登ってはダメと言います。その理由は何でしょう?
 ① 虫がたくさんいるから
 ② 枝が折れやすいから   
 ③ 木の幹が臭いから


問題11. 杉の名前の語源は?
 ① 早く大きくなるから。
 ② なかなか成長しないから。
 ③ まっすぐ成長するから。


問題12. 木は一年中切れるのではありません。木を切るのに良い時期は何月から何月でしょうか?
 ① 1月~8月
 ② 4月~9月
 ③ 9月~3月
問題13. 3m×120㌢角の基礎の上に置く土台で一番水に強い木はどれでしょう。
 ① 40年生の桧
 ② 120年生の杉の赤身
 ③ 25年生の桐 


問題14. 昔は山で木を切ってから乾燥を速めるために葉っぱをつけたまま、ある事をしました。どんな事をしたのでしょか?
 ① お祈りをして早く乾く事を願った。
 ② 山に放置した。
 ③ ナメクジのように塩を掛けて乾燥させた。


問題15. 昔は山で木を切ってからある事をして木のアクを抜いていました。どんな事をしたのでしょうか?
 ① 火であぶった。
 ② お祈りをした。
 ③ 水につけた。


問題16. 製材した材木の上(葉のある方)と下(根っこの方)を材木業界用語ではどの様に言うでしょうか?
 ① 葉のある方を「うら」根っこの方を「もと」
 ② 葉のある方を「かみ」根っこの方を「しも」
 ③ 葉のある方を「は」根っこの方を「ね」


問題17. 木を鉈(なた)で割る時に、割りやすい方向があります。どの方向から割るのが一番割りやすいでしょうか?
 ① 「うら」から鉈を入れる。
 ② 「もと」から鉈を入れる。


問題18. 杉・桐・楠 この三種類の木の中で一番香りが強いのはどの木でしょう。
 ① 杉
 ② 桐
 ③ 楠(くす)


問題19. 木材の乾燥方法で誤った乾燥方法が1つ有ります。間違った方法は何番でしょうか?
 ① 自然の風で乾燥させる。
 ② 日陰で乾燥させる。
 ③ 50度以上の高温で乾燥させる。


問題20. 古来より木こりさんから大工さんと、木にとって一番大切なあるものを守るために、
植林から伐採、製材、乾燥、木材の施工まで時間と手間を掛けてきました。そのあるものとはなんでしょうか?
 ① 木の油分
 ② 木の水
 ③ 木の葉っぱ