ビジネスフロー図で使用しているプロセスには、フロー上の名称とプロセス自身の名称と2つの名称があります。
【図1】ビジネスフロー図上のテキストとオブジェクトのテキストが異なる例
ビジネスフロー図で使用しているプロセス名を変更した場合、あるいは誤ってフローオブジェクトのテキストを変更した場合など、実体の名称とフロー図上のテキストが異なるケースが出てきます。
そのような場合、変更後の(現在の)プロセス名でビジネスフロー上のプロセス名を一括置換するという機能があります。
以下の図は「受注入力」というプロセスを参照しているフロー図の一覧と、そこで入力されているテキストの内容を表示しています。
テキストの内容をプロセス名で更新したい場合は「プロセス名で更新」ボタンを押します。
この一括置換は、各オブジェクトを管理しているモジュールからしかできないため、プロセスであれば、『プロセス階層図』を起動し、プロセス一覧のポップアップから呼び出します。
しかし、この一括置換はプロセスごとに操作する必要があります。
そのプロセスに対して一括置換を行えばよいのかが明確であれば、当該プロセスを選択して一括置換を行えばよいのですが、そもそもフロー上のテキストとオブジェクトの名称が異なるプロセスが何なのかが分らないといった場合は、どうすればいいのでしょうか?
その場合は、クエリーAPIの「FlowObjテキストの調査」を使用して異なるプロセスを事前に検出します。
検出したプロセスに対して、『プロセス階層図』からテキストを一括置換していきます。
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