ビジネスフロー図で使用しているフロー図オブジェクトには、フロー上の名称とフロー図オブジェクト自身の名称と2つの名称があります。
ビジネスフロー図で使用しているフロー図オブジェクト名を変更した場合、あるいは誤ってフローオブジェクトのテキストを変更した場合など、実体の名称とフロー図上のテキストが異なるケースが出てきます。
そのような場合、変更後の(現在の)フロー図オブジェクト名でビジネスフロー上のフロー図オブジェクト名を一括置換するという機能があります。
以下の図は「確定受注管理」というフロー図オブジェクトを参照しているフロー図の一覧と、そこで入力されているテキストの内容を表示しています。
テキストの内容をフロー図オブジェクト名で更新したい場合は「ビジネスフロー名で更新」ボタンを押します。
この一括置換は、各オブジェクトを管理しているモジュールからしかできないため、フロー図オブジェクトであれば、フロー図オブジェクト階層図を起動し、フロー図オブジェクト一覧のポップアップから呼び出します。
しかし、この一括置換はフロー図オブジェクトごとに操作する必要があります。
そのフロー図オブジェクトに対して一括置換を行えばよいのかが明確であれば、当該フロー図オブジェクトを選択して一括置換を行えばよいのですが、そもそもフロー上のテキストとオブジェクトの名称が異なるフロー図オブジェクトが何なのかが分らないといった場合は、どうすればいいのでしょうか?
その場合は、クエリーAPIの「FlowObjテキストの調査」を使用してテキストの異なるビジネスルールを事前に検出しておきます。
検出したプロセスに対して、ビジネスフロー階層の『ビジネスフロー図からの参照...』からテキストを一括置換していきます。
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