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入出力設計のEntity設定検査【クエリーAPI】

2006年11月29日 | クエリーAPI

Xupperでは、デバイス設計やGUI設計でフィールドを貼り付けることにより、入出力レイアウトの定義を行います。

入出力レイアウトの作成時にフィールドを貼り付ける方法としては以下の3通りの方法がりまます。
①フィールドを新規に追加する
②ディクショナリから選択する
③エンティティのエントリー(属性)から選択する

③のエンティティのエントリー(属性)からフィールドを選択した場合は、レイアウトで使用されているフィールドの属性にどのエンティティの属性なのかを自動的に設定します。

しかし、デバイス設計やGUI設計の各エントリにエンティティを設定した後に、

①該当エンティティが削除された
②該当エンティティが論理エンティティに変更された
③該当エンティティの該当エントリが削除された
④該当エンティティの該当エントリが論理エントリに変更された

などの要因により、設定内容に不整合を生じる可能性があります。

当サンプルは、そのようなデバイス設計またはGUI設計のエントリフィールドに設定されているエンティティ情報分析し、設定情報に不整合が生じているエントリフィールドを一覧表示します。

A.接続したシステムの全デバイス設計(但しフレームタイプは除外する)またはGUI設計の全エントリに対して、エンティティが未設定のエントリ
※設定作業が終了していない場合と、導出項目のため未設定の場合がある。
B.設定されているエンティティがすでに削除されている
C.設定されているエンティティが論理エンティティに変更されている
D.設定されているエンティティに当該のエントリが存在しない
※エンティティのエントリから削除されている場合と、論理エントリに変更されている場合がある。

の検査を行ない、ListViewにその一覧を表示します。

操作としては、まず、検査対象として「デバイス設計」または「GUIフォーム設計」のいずれかを選択して「実行」を押します。

エンティティが未設定のエントリフィールドおよび不整合が生じているエントリフィールドを検出し、ListViewに表示します。

また検査のオプションとして「エンティティが未設定のエントリは検査しない」をチェックすると、エンティティが設定されているエントリフィールドのみ検査を行ないます。

これは、エンティティの確定が不十分で大半のデバイス設計やGUI設計にエンティティが設定されていない状態では、エラーの量が膨大になる可能性があるからです。

このような場合に、このオプションを選択すると、すでにエンティティを設定しているデバイス設計(またはGUI設計)だけを対象として検査することができます。


【図1】

当サンプルで検出されるエラーは以下のとおりです。

<E001> エンティティが設定されていません
<E002> 設定されているエンティティは存在しません
<E003> 設定されているエンティティは論理エンティティになっています
<E004> 設定されているエンティティの論理フィールドになっています
<E005> 設定されているエンティティのエントリに存在しません


【図2】

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