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Xupper技術サポート部のページ

弊社開発手法やXupper(クロスアッパー)の活用法等について、ご説明させていただきます。

文書化が基本  システム開発に限った話ではないですが・・・

2005年03月25日 | プロジェクト管理関係
システム開発というより、仕事の基本といったほうが良いかもしれませんが、「文書化」は非常に重要です。 書くこと、またはそれを読み返すことによって、自分自身で欠陥に気づくことがあります。(それも、結構あります。) 何となくつじつまが合っていると思っていたことが、文章にしてみるとあちこち穴があいていたというは現実でもよく経験します。 自分で確認しただけでも、ケアレスミスや内容の漏れ、矛盾、表現の不統一 . . . 本文を読む
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上流工程を重視する

2005年03月24日 | プロジェクト管理関係
米国でのある調査によれば「発見されたすべての欠陥の60%は上流工程の時点ですでに存在している」「欠陥によるやり直し作業が一般にソフトウェア開発の40%~50%を占める」とい報告がなされています。 また、「上流工程で欠陥防止に1時間かけるごとに下流工程での修正に要する時間は3~10時間減る」といわれています。 ソフトウェアの品質向上というと、テスト工程と結びつけて考えやすいのですが、テスト工程は積 . . . 本文を読む
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日本のシステム開発は遅れているか?

2005年03月18日 | プロジェクト管理関係
日経コンピュータが,2003年11月17日号で掲載した「プロジェクト実態調査」によれば,品質・コスト・納期のすべてで予定を満たしたプロジェクトは全体の26.7%にすぎないそうです。 同様の結果は外国でも明らかにされています。 1994年に実施された米スタンディッシュ・グループによるカオスレポートの結果によると,システム開発プロジェクトのうち、完全に成功したといえるものは全体の16.2%だけといい . . . 本文を読む
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顧客に対するポジティブな動機付けを行うことが重要

2005年03月17日 | プロジェクト管理関係
ユーザの参画がプロジェクトの成功するかどうかのポイントであるということを前述しました。では、どのようにすれば協力してもらえるのでしょうか? いくつかのポイントがあります。 ①経営TOPのコミットプロジェクトの重要性を経営TOPに理解してもらい、経営TOPからプロジェクトへの協力について、約束を取り付けます。 社員に対しても、TOPから宣言をしてもらいます。 私の知り合いに、『経営者に「全面的に . . . 本文を読む
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ユーザがどの程度参画できるかがポイント・・・

2005年03月17日 | プロジェクト管理関係
これまで、ユーザは要件定義のフェーズとテストフェーズにしか参画できませんでした。その結果、テストフェーズに入って初めて、自分達の要求と構築されたシステムの違いを認識する、ということがよくあります。 このような事態を避けるためには、システム開発の各工程においてユーザに積極的に参画してもらう必要があります。 現在の業務はシステム無しで行うことが困難になってきており、それだけでも、ユーザが積極的にシ . . . 本文を読む
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管理する情報は少なければ、少ないほどいい!

2005年03月16日 | プロジェクト管理関係
情報は状況に応じて常に必要最小限の状態を保てることこそ、重要であると考えています。 『情報は少なければ少ないほど、最初の理解及び開発維持管理が容易になる』と思います。 システム開発においては、さまざまな成果物が作成されますが、その成果物は本当に必要なのでしょうか? Q1.何の目的で作成しているのか理解しているでしょうか? Q2.一度作成した資料(成果物)を後工程で、どのように利用しているでし . . . 本文を読む
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「運用でカバーする」っていうけれど・・・。

2005年03月15日 | プロジェクト管理関係
システム開発者にとって、もっとも都合のよい言葉に『運用でカバーする』という言葉があります。 システムで対応していない部分については、「ユーザさん、なんとか工夫をして『運用でカバー』してくだい」っていう意味で使われることが多いのが現状ではないでしょうか? 開発者だけ参加している打ち合わせで、「『運用でカバー』するということで・・・。」なんて平気で決めているケースもあります。 『運用でカバー』す . . . 本文を読む
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リポジトリを中心としたコミュニケーションスタイルへ変換すべし!

2005年03月11日 | プロジェクト管理関係
システム開発プロジェクトでは、複数の担当者が関係するということは以前述べましたが、その際最も問題となるのが、コミュニケーションの問題です。 関係する人間が多くなればなるほど、コミュニケーション不足を原因とする問題の数は多くなります。 10人が参画するプロジェクトでは、全ての組合せでコミュニケーションを行うパターンが考えられます。 それが、20人、100人、1000人となった場合、コミュニケーション . . . 本文を読む
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プロジェクトは複数の人間の共同作業!

2005年03月10日 | プロジェクト管理関係
プロジェクトは通常、複数の関係者が存在します。最近ではステークホルダー(利害関係者)という呼び方をするようです。 システムは「目に見えない」という特徴があります。 従って、システム開発の打ち合わせを行うという場合、各担当者(ユーザ、開発者)は、架空のイメージを形作って話をしていることになります。 しかし、各担当者の立場やこれまでの経験、持っている知識やスキルといったものは、それぞれ異なりますから、 . . . 本文を読む
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システムの品質が高いとは「バグがない」こと?

2005年03月07日 | プロジェクト管理関係
システムの品質とはなんでしょうか? 現場の開発者に聞けば「バグがないこと」という答えが一般的なのではないでしょうか。 確かに、「バグがない」というのも品質の1尺度ではありますが、ただ、「バグがない」ということは、開発者側の視点であり、ユーザからみれば「バグがない」のは当たり前ということになります。(よく言われる「当たり前品質」というやつです。) ユーザから見た場合、まずシステムに求めることは . . . 本文を読む
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