『火の鳥』第二章…絵と詩が共に売却されました！

　以前からブログで公開しているシリーズ『火の鳥』。
美研インターナショナルの元編集長・関口求氏の詩と
TAZUKO多鶴子の絵のコラボレーションシリーズですが…。
ブログをご覧になって売却されました。
動物の供養の為に施設に展示したいとおっしゃったので
そういう理由であれば…
シリーズ制作中の作品であっても譲ることにしました。

絵と詩をお買い求め下さった方！有り難うございました。
どうか末永く作品を可愛がってやって下さい。
尚、
個展の時は火の鳥シリーズを展示する場合はお借りすると思いますが
その時は宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

　　　　　　＜　　火　の　鳥　　＞　　第二章

　　　　　　　いのちって

　　　　　　　大きい？
　　　　　　　小さい？

　　　　　　　ときどき
　　　　　　　分からなくなるの

　　　　　　　あなたを見てると…
　　　　　　　分かってたはずなのに
　　　　　　　分かってたつもりだったのかな？


　　　　　　　わたしって

　　　　　　　大事？
　　　　　　　そうじゃない？

　　　　　　　だって明日
　　　　　　　死んでしまうかもしれないじゃない
　　　　　　　だったらわたしに…
　　　　　　　なにか特別な意味があったのかなぁって

　　　　　　　もし明日死んだってわたしはちっとも怖くない

　　　　　　　だからその前にどうしても知っておきたいの！


　　　　　　　あなたはいつもそうやって
　　　　　　　お月さんと一緒に浮かんでる
　　　　　　　あなたは答えを知ってるの
　　　　　　　でも
　　　　　　　わたしにだけは教えてくれない

　　　　　　　あなたはわたし？
　　　　　　　わたしはあなた？
　　　　　　　あなたのわたし？
　　　　　　　わたしはだあれ？

　　　　　　　いつか
　　　　　　　分かる日が来るかしら

　　　　　　　わたし
　　　　　　　あなたがとっても大好きなの

　　　　　　　だって
　　　　　　　美しくって
　　　　　　　かわいらしくって…

　　　　　　　わたしもいつか
　　　　　　　あなたみたいになりたいわ


　　　　　　　……　詩：関口　求　……