TAZUKO多鶴子

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現在…制作の環境を整えています…

2009-05-31 | TAZUKO多鶴子からの伝言

TAZUKO多鶴子は、
一昨年から
近畿地方に来ていますが、
今ひとつ制作環境が整わない状態でした。
現在、
その環境を少しずつ整理して、
整えている日々が
先日から続いています。
さて~、
その為…
またまた動かないといけない事態が発生…。
この内容では、
皆様には何の事かお分かりにならないでしょうが…
近い内にご報告することになるかと思います。
では…、
その日まで今暫くお待ち下さい…。

自然全てに心がある…『アイヌ』と『カムイ』

2009-05-24 | TAZUKO多鶴子からの伝言
<アイヌ民族( - みんぞく)>

日本とロシアにまたがる北方先住民族で、歴史的には本州東北部から北海道、千島列島、樺太(サハリン)を生活圏としていた。現代においては北海道を中心に関東ほか都市部で生活を営んでいる。ウタリはアイヌ語で同胞、仲間を意味し名称などで使用されるが、民族呼称ではない。
千島のアイヌは1875年の樺太千島交換条約後、その殆どが当地を領有した日本政府によって色丹島へ強制移住させられた。樺太アイヌ(エンチュー)は第二次世界大戦後にその殆どが当地を占領したソビエト連邦政府によって強制的に退去させられた。彼らの一部は日本(網走等)に移住したが、現在も少数が樺太に住む。

アイヌとはアイヌ語で「人間」を意味する言葉で、もともとは「カムイ」(自然界の全てのものに心があるという精神に基づいて自然を指す呼称)に対する概念としての「人間」という意味であったとされている。世界の民族集団でこのような視点から「人間」をとらえ、それが後に民族名称になっていることはめずらしいことではない。アイヌの社会では、アイヌという言葉は本当に行いの良い人にだけ使われた。丈夫な体を持ちながらも働かず、生活に困るような人物は、アイヌと言わずにウェンペ(悪いやつ)と言う。
これが異民族に対する「自民族の呼称」として意識的に使われだしたのは、日本人(シサム・シャモ)とアイヌとの交易量が増えてきた17世紀末から18世紀初めにかけてだとされている。理由はアイヌが、「蝦夷(えぞ/えみし)」と呼ばれるのを嫌い、「アイノ(アイヌ)」と呼ぶように求めたとされているが、呼称そのものが普遍化したのは明治以降になってからのことである。



<カムイ>

カムイ(kamui)は、アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のこと。アイヌ民族の伝統的信仰は日本神道に近いとする説もあり、その場合多神教に分類される。カムイが日本語のカミの語源あるいは共通起源の語彙であるとする説もあるが、現代日本語の「かみ」とは多少意味が異なり、「霊」や「自然」と表現してもおかしくない。一方、日本神道の「八百万の神」も、アイヌの信仰文化と同様の「アニミズム」の特徴があるという説も根強くある。。神威や神居と当て字されることもある。

『アイヌとカムイ』
アイヌ民族の伝統的な世界観では、カムイは動植物や自然現象、あるいは人工物など、あらゆるものにカムイが宿っているとされる。一般にカムイと呼ばれる条件としては、「ある固有の能力を有しているもの」、特に人間のできない事を行い様々な恩恵や災厄をもたらすものである事が挙げられる。 そして、そういった能力の保持者或いは付与者としてそのものに内在する霊的知性体がカムイであると考えられている。



参考資料: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』