『火の鳥…再生』第四章の『詩』完成！

『火の鳥…再生』第四章の『詩』が本日ついに完成しました。
　ブログ作品の絵（作品一部）。
　先日のブログでお知らせしました『火の鳥…再生』第四章の絵です。
　絵の全体は…
　個展会場（おそらく青森個展）で初めて発表する予定です。
　ネット公開では実物の良さが分かり辛いと感じるので
　どうしても会場でご覧頂きたいと思うので…。
　いつの日か、近畿地方でも発表すると思いますから
　西日本の方はその時是非ご覧になって下さい。
　そして
　今回思いを込めたものは
　東北関東大震災や原発被害で日本が苦しい今
　『再生』としての願いを込めた作品です。
　作家としてこの時期だからこそ
　描かねばならないという思いで降りてきた『絵』。

　ご存知のように
　『火の鳥』シリーズは『絵』と『詩』のコラボレーション作品です。
　待ちに待ったこの『詩』がついに完成しました！
　何度もお知らせしていますが
　『詩』の作者は元美研インターナショナルの編集長：『関口求』氏。
　今回もとても見事な素晴らしい『詩』が完成しております。
　下記の詩を絵と共にお楽しみ下さい。




　　　　ここはどこだろう
　　　　見たことのない風景
　　　　散りばめられた不思議な星たち

　　　　そっか夜だったんだ
　　　　ぼくはさっきまで何をしてたんだっけ？
　　　　まるで思い出せないんだ
　　　　そしてこれからどうしようか・・・


　　　　火の鳥よ
　　　　ぼくは多くのものを失ってしまった気がする
　　　　でもぼくのいのちは消えてはいない


　　　　火の鳥よ
　　　　ぼくは多くのものを失ってしまった気がする

　　　　でもぼくのいのちは消えてはいない

　　　　ここはどこだろう？

　　　　そこに
　　　　太陽がある
　　　　海がある
　　　　樹木や花がある
　　　　月
　　　　星
　　　　あなたの隣で眠るひと
　　　　遠くであなたのために涙するひと
　　　　無条件にあなたに愛を注ぐひと

　　　　それらがあなたに見えるのなら
　　　　それらがあなたの心に届くのなら
　　　　ただひとつ
　　　　生きなさない！


　　　　復活
　　　　それがぼくとぼくらの間に起きた奇跡


　　　　　　　　　……　詩：関口求　……
　　　　　　　　　（絵：TAZUKO多鶴子）

『名古屋個展』最終日！

『名古屋個展』最終日！

今日で名古屋の個展が最終日になりました。
今回の個展は
雨続きでしかも台風が来てしまう
そんな悪天候の中の個展となりました。
条件は良くなかったですが…
名古屋の文化を五感で、全身で感じ、学ぶことができました。
名古屋の色や香り…。
私は様々な地域で個展を今まで何度もしてきました。
いつも、どの土地でも、文化に通じる色や香りを感じます。
名古屋は特に独特に強く感じます。
それを知ることが出来たのは
名古屋で個展が出来たからなのですね。
今回個展会場を提供して下さった
ジュエリーアトリエｎ.ｓ.ｊ.ｓさんに心から感謝致します。

またひとつ感じ、知ることが出来て
これからの制作や発表に更に生かせることでしょう。
応援下さっている皆様！
頑張りますので
これからも宜しくお願いしますね！

『名古屋個展』三日目…日が暮れました☆

『名古屋個展』三日目！

名古屋に来て早三日目！
勿論、個展も三日目になりました。
昨日は通りがかりの方の入場者の他
義理の姉が来場して下さいました。
以前、私のブログで亡くなった二番目の兄（兄が二人います）の書き込みをしましたが
その兄のお嫁さん、
素敵な日本女性の良さを持つ、尊敬するあの姉です。
名古屋に住んでいるので、普通は連絡するのでしょうが
姉に今回も気を遣わせると悪いと思って随分迷った結果…。
でも
そんな心配はいらなかったようです。
私のブログをいつもいつも見てくれて
『今回の個展も以前から知っていた。応援してる』と
話してくれました。
『明日は月命日だから、
引き会わせてくれた…』
そんな亡くなった兄の話しの中
姉から温かな心を沢山貰いました。
亡くなった兄を支え
三人の子供たちをとても逞しく育て
最高に上手い手料理を作り
人が豊かに真に生きる術という哲学を持ち
苦労の中で
生きてきた姉を見て
再び日本女性の美しさに触れることが出来ました。
私に無い才能と生き方。
そんな姉を持ち
私は誇りに思うと同時に
兄は幸せだったろうな！
と心から痛感しました。

今回の名古屋の個展は
『この為に開催したのだ…』
そんなことを感じる自分がいました。