軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

9月28日(金)秋季クラスマッチ 136

2012-09-28 12:46:46 | 日記

 

 秋のクラスマッチが行われています。

 競技種目は以下のとおりです。

 男子 サッカー バドミントン

 女子 バレーボール バドミントン

 3年生がやはり強いのか、1・2年生が3年生を破り勝利することができるのか。

 結果が楽しみです。

 怪我のないように取組み、そしてクラスが団結してクラスの勝利に貢献して欲しいと思います。こうしたことを、開会式での私の挨拶の中で話しました。あいにく、朝、小雨が降っていましたので、開会式は旧体育館で実施しました。

 優勝旗を3年3組から返還してもらい、その後、選手宣誓を行いました。

 写真は、徳竹体育委員長からの説明の場面です。

 学校によっては、2日間連続でクラスマッチを行う学校もありますが、本校のように、春と秋の2回、1日ずつ行う高校もあります。

 表彰式を兼ねた閉会式は、10月25日を予定しています。

 ☆追伸 18時

 クラスマッチが終了しました。責任者の体育科布山先生が、「無事終了しました」と、校長室に報告に来てくださいました。

 結果は、総合優勝は3年3組とのことでした。おめでとうございます。優勝旗はまた3年3組に渡します。

 今日で、9月の登校日も終了です。次の登校日から、いよいよ10月となります。今年度も今日で半分終わりました。


9月27日(木)地域高等学校協会校長会会議 135

2012-09-27 06:50:12 | 日記

 2学期中間考査二日目です。生徒諸君は今日も頑張って欲しいと思います。

 私は、本日午前中、標記の会議が塩尻市の長野県総合教育センターで行われますので、出かけてきます。

 ところで、「地域高等学校協会」とはなんぞや。

 平成22年度、軽井沢高校がこの協会の事務局をしていた時に、引継ぎ文書のなかに、その設立に関わる文書が残されていました。

 すこし紹介しますと、

 「昭和23年(1948年)新制高校発足時の全日制数は、県立54校、市町村・組合立36校、私立1校であった。昭和24年度から県立に移管となった高校の関係市町村代表者及び各学校長を以って、昭和24年(1949年)に県新生高等学校協会が設立された。その後、昭和32年(1957年)7月12日に学校組合の協力態勢を更に求めるために、旧組合立高校運営研究委員会(県高校長協会内)が協議の結果、地域高等学校協会と改称して新生高等学校協会の再出発を図った。これが、今日の地域高等学校協会の設立の経緯である」

 とあります。昭和24年に1年遅れで県立高校となった学校というのがキーワードになります。

 また、「地域高等学校協会は、旧組合立・市町村立など地域性を有する高等学校をもって組織し、地域高校相互の連携ならびにそれぞれの地域との協力を緊密にし、学校教育振興をはかることを目的としている。(中略)上記目的を達成するために、調査研究や情報交換を行い、共通課題の解決や地域高校の充実発展のために努力している」

 ともあります。

 朱書きした部分が、加盟する条件ということでしょうか。

 佐久地域では、蓼科高校、望月高校、小海高校、そして本校が加盟高校となっています。

 上の写真は、2年前、軽井沢高校が事務局を務めたときの、地域高等学校協会総会の様子です。軽井沢プリンスホテルで開催しました。内堀前校長先生の挨拶の場面です。

 学校では中間考査終了後、原付実技講習会を行います。

 今回は、佐久自動車学校さんにお世話になります。

 生徒指導係の高橋先生に生徒引率をお願いしています。よろしくお願いします。

  講習の様子です(9月28日追加)。

 放課後、明日のクラスマッチの準備も、体育委員を中心に行われる予定です。

 

☆追伸 9月27日16時

 先ほど、学校に戻ってきました。

 明日のクラスマッチに備え、すでに、サッカーの試合のための白線が引かれています。

 テストが終わりましたので、サッカー部と野球部が練習を行っています。


9月26日(水)2学期中間考査初日 134

2012-09-26 07:48:02 | 日記

 2学期中間考査初日を迎えました。

 昨日の日記に書きましたとおり、本校は中間考査は2日間で行っています。

 本校では、単位数の少ない科目を中間考査では実施しないため、2日間でテストを実施できるようにも工夫しています。

  他校のように、3日間行わないのは、授業時間数の確保のためといった側面もあります。

 試験科目を調査し、さらに試験日程、試験監督等の立案は、教務係の佐藤先生が担当しています。いつもありがとうございます。

 試験日程、試験範囲等については、各学年発行の「学年通信」に掲載されていますので、保護者の皆さんは、それをご覧いただければ幸いです。昨日、松沢教頭から、全学年、登録されている保護者の皆さんに、「学年通信」発行のお知らせ等をメール配信しました。

 話は変わり、9月19日付け信濃毎日新聞に掲載されました、音楽家周防義和さん関連の新聞記事の掲載許可がおりました。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinmai120919.pdf

 


9月25日(火)明日から中間考査 133

2012-09-25 09:18:37 | 日記

 

  明日から2学期中間考査が2日間の日程で行われます。

 いつものことですが、生徒諸君は日ごろの学習成果をきちんとこの試験で発揮して欲しいと願っています。

 「学年通信」や先生方からの情報によると、生徒たちの中には、放課後教室に残って勉強していたり、友達同士で教えあったり、教科担当の先生方に質問にいったりという姿も見られるそうです。私も昨日の放課後、そんな状況を確認しました。いい感じになってきました。

 学校としては、原則、テスト前1週間は、勉強してもらうために、部活動を行うことを禁止しています。大会等が目前に迫っている場合には、短時間、クラブ活動を認めることはありますが。そういうわけで、今回の試験前も、大会を直前に控えたいくつかのクラブが練習をしています。昨日の日記で紹介した男女バレーボール部が該当クラブの一つです。

 冒頭の写真は、昨日夕方、シュート練習中のアイスホッケー部の生徒たちです。テスト前ですが、10月6日・7日に町内の風越アイスアリーナで行われる六地域対抗選抜大会前の練習風景です。左手には中庭で「勉強」している生徒の姿も見えます。

 私は、今朝、秋の交通安全運動の一環として、軽井沢警察署に出向き、パトカーに乗せていただき、巡視活動を行ってきました。春にも実施したものです。

 話は変わりますが、過日、英語科主任でこの合宿の引率者のひとりであった長嶋先生が校長室に顔を出してくださり、先日実施した英語合宿の生徒アンケートの結果を報告してくださいました。

 結果は、合宿終了直後にうかがったとおり、おおむね好評だったとのことです。

 とくに、「軽井沢森の詩かるた」大会の評価が高かったそうです。これは単に勝ち負けを競うことが目的ではありません。事前にカルタを英語訳し、かるたの作成に深く関わった打越成城大学教授などの前で発表したこと。さらにかるたを行うことで、軽井沢に関わる事柄を覚え、それが、次の日の英語による軽井沢観光ガイドにつながったことが重要だと思っています。こうした連動した仕込みが、やはり、生徒にも「好評」だったということでしょう。軽井沢町の町議会の議長さんと副議長さんなども参加してくださり、一緒に本校生とかるた取りを行っていただけるなんて、これもサプライズでした。

  次に評価の高かったのは、英語による軽井沢観光ガイドだったそうです。これも、軽井沢ガイドサービスの永島さんに、事前に何時間も講義をしていただき、どこの場所でどのように英語で説明するか、綿密な計画をたてていただいていました。外国人観光客に扮してくださったALTも「楽しかった」といってくれたそうで、その意味でも、大成功でした。

 先日の早稲田大学の菊地教授の講演会の話の中で、「地域の人材を学校で活用するだけではいけません。これからの学校は地域に貢献しなければなりません」といった言葉をお聞きしました。軽井沢高校も地域の皆さんから多大なご支援をいただくだけに終始するのではなくて、今回の「かるたの英語訳」をおこなったことや、英語による観光ガイドをおこなったこと、さらに今までおこなってきた出前授業・交流事業等の軽井沢の小中学校との連携などなど、「軽井沢」という地域に貢献することができる仕組みを今後もできうる限り作り出していきたいものです。

 国際文化科の今後の計画についても、長嶋先生から構想をうかがいました。いずれもすばらしい企画で、教頭先生に相談しながら、他の先生にもはかり、具体化を進めて欲しいとお願いしました。また、実現しましたら、この「校長日記」でも、取り上げていきたいと思っています。

 


9月24日(月)秋の全国交通安全運動 132

2012-09-24 16:07:03 | 日記

 「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざは、まさにうそではないですね。

 昨日は一日雨が降っていたこともあり、軽井沢は一気に寒くなりました。

 官舎では、あまりの寒さに耐えかねて、ストーブをつけて暖をとりました。

 今朝も寒かったですね。思わず長袖のシャツに上着をはおり登校しました。

 日中は、「おひさま」がでていたためか、それほど寒くもなく過ごせました。 

 さて、9月21日(金)から30日(日)まで、秋の全国交通安全運動が実施されています。

 軽井沢高校でも、21日、24日、25日、26日、27日の5日間、校内外の各所で先生方に立番をお願いしています。

 上の写真は、9月26日朝に撮影した自転車ステッカー調査の場面です。

 朝早い時間ですが、よろしくお願いします。

 例年、頭髪・服装・挨拶の徹底、遅刻防止、自転車の施錠とステッカーの確認、横断歩道の歩き方等について、きめ細やかに指導を行っています。

 話は変わり、昨日の日曜日、男女バレーボール部の公式戦がありました。

 男子は、野沢北高校体育館で、野沢北高校と対戦しました。

 女子は、野沢南高校体育館で、小諸高校と対戦しました。

 いずれも、善戦しましたが、勝つことはかないませんでした。

 顧問の高橋先生、湯本先生、生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 上の写真は、体育科の宮坂先生が応援に出向き、撮影したものを使わせてもらいました。ありがとうございます。

 

 


9月21日(金)テスト前補習及び噴煙祭まとめ 131

2012-09-21 19:38:37 | 日記

 2学期中間考査が来週行われます。

 進路学習指導係の斎藤先生が今回も各教科と連絡調整をしてくださり、テスト前補習が行われています。

 夏休み明け、文化祭もあり、さらに残暑も厳しいせいか、生徒の様子を見ていると、ちょっと疲れているように見受けます。

 そんな中ですが、「テストは特別なもの」ですから、この土日を有効に使い、まずいことにならないように心してテストにのぞんで欲しいものです。

 話は変わり、先日の職員会で、生徒会の先生方から、噴煙祭のまとめの報告を受けました。

 9月2日の来校者は、雨にもかかわらず、450名とのことでした。

 記入いただいたアンケートを少し紹介しますと、

 1 沖縄についての展示の仕方がクイズ形式になっていて、自然に全展示に目を通していけて楽しかった。

 2 射的のお兄さんが親切だった。トンボ玉のお姉さんが会場を案内してくれる際に、廊下に落ちているゴミを拾っていて、とても偉いと思った。

 3 廊下の途中にも、いろいろ読み物や花が飾ってあり、よかった。

 4 モザイクアート、いいできでした。また飾っていただきたい。

 5 模擬店の品物はどれもおいしく、見た目もよかった。店員さんも親切だった。

 6 気軽に声をかけてくれて案内してくれたりして、子連れだったので助かりました。

 等々、軽高生の「良質な部分」が全面に出ている感想を頂戴して、私もうれしくなりました。

 来校された皆さん、ぜひ、来年のご来校をお待ちしています。

 冒頭の写真は、昨日の「人権講演会」の写真です。

 侍学園スクオーラ・今人の長岡理事長さんに講演していただきました。

 熱く、生徒に語っていただいたそうです。

 今朝、教頭先生に講演の様子をうかがいました。

 掃除に来た生徒に話を聞いたとのことですが、「たいへんよかった」と話していたそうです。講演終了後、是非、長岡さんと話をしたいということで、校長室で話をした生徒もいたとのことでした。

 私も今朝、登校して来た生徒何人かに感想を聞きました。

 「あきらめない心」という言葉が心に残ったと語ってくれた生徒がいました。

 他の生徒は、「とにかくよかった」と答えてくれました。

 今日の授業は、「いつも以上に生徒がきちんと授業に取り組んでいた」と、何人かの先生方からうかがいました。「昨日の講演会の影響だと思う」とのことでした。「言葉の持つ力」というか、長岡さんの迫力というか、生徒を変える力に改めて感謝申し上げます。

 長岡さん、ありがとうございました。

 

 

 


9月20日(木)人権講演会 130

2012-09-20 07:37:06 | 日記

 本日午後、全校で人権講演会を実施します。

 たまたま、私も、長野市で人権関連の講演会があり、そちらにでかけます。

 長野高校同窓会館での講演会です。この同窓会館の写真、8月にうかがったときに撮影したものです。

 講師の先生は、8月1日の「校長日記」で紹介した『希望をつむぐ高校』の著者、菊地栄治先生です。

 校長日記でこの本を紹介した後、この講演会のあることを知りました。

 偶然とはいえ、感銘を受けた本の著者にお会いできるのは嬉しいことです。

 校内の人権講演会は、教頭先生と係にお願いしました。

 講師の先生は、NPO法人 侍学園 スクオーラ・今人 の長岡理事長さんです。

 講演を通して、「いのち」の尊さ、大切さについて学ぶことと、誰もが「いじめや暴力は絶対に許さない」という認識を持ち、命の大切さや人権の尊さを育むことを目的として講演を組みました。係の小松先生、土屋先生には、事前準備からお世話になりました。

 昨日の信濃毎日新聞朝刊に、周防義和さんの授業に関する取材記事が「先生は軽井沢の文化人」との題名で掲載されました。信濃毎日新聞社の許諾がおり次第、本校のHPに掲載します。

☆追伸 9月21日8時

 早稲田大学の菊地先生の講演会を聞いてまいりました。

 大変勉強になりました。

 菊地先生は、軽井沢のセミナーハウスに学生といらっしゃるとのこと。

 そうした機会にまたいろいろとお話をうかがうことができればありがたいと思いました。

 右手の建物が長野高校同窓会館です。

 以前の校舎です、昭和15年(1940年)に新校舎落成・祝賀会を行っています。

  


9月19日(水)本日も出張につき…… 129

2012-09-19 06:32:13 | 日記

 

 本日、午前中、長野市で会議があり、学校に寄らずに、直行で会議に出向きます。

 本日は、職員会議が予定されていますので、会議終了後、ただちに学校に戻ります。

 終了時間によっては、職員会議にまにあうように、しなの鉄道ではなく、新幹線を利用するかもしれません。新幹線を利用すると、長野から軽井沢の区間が、30分余りで帰ってくることができます。しなの鉄道を利用すると、90分。まさに「時間をお金で買っている」という感覚です。

 しなの鉄道の電車の中では、日ごろなかなか読むことのできない本を読むことができます。往復で2時間くらい本を読むと、かなりの量を読み進めることができます。高校時代、通学の電車の中で、文庫本を読んでいたころのあの何ともなつかし感覚を楽しむこともできます。ただ、老眼が進み、日頃かけている近眼の眼鏡を外さなければ、活字を読むことができなくなり、その点がちょっと苦しくなってきました。

 今日の電車の中では、9月11日の「校長日記」で紹介しました冒頭の写真の本を入手しましたので、真っ先にこの本を読んでいこうと思っています。

 今の高校生達が、電車の中で、メールをしたり、ゲームをしたり、音楽を聴いている姿を見ると、何とももったいないなぁと思うのは、やはり齢を重ねたからでしょうか。

 ところで、「毎日、86,400円、必ずもらうことができ、それを必ずその日にうちに使い切ること」といわれたら、皆さんできますか?

 毎日となると、これは意外と難しいと思います。

 しかし、お金でなく時間とするとどうでしょう。1日は、60秒×60分×24時間=86400秒から成り立っています。

 誰もが等しく、86,400秒を使い切っているのです。

 その時間を自分なりに有意義に使っていきたいものですね。ときにボーとする時間やリフレッシュする時間も有意義な時間であることは勿論ですけど。

 以下は、軽井沢新聞社の「軽井沢新着情報」のウェブサイトです。9月18日の記事は、本校の英語合宿に関する記事です。いつも取材、ありがとうございます。

 http://www.karuizawa.co.jp/topics/2012/09/

 FM軽井沢には、当日取材をしていただきました。ありがとうございました。

 読売新聞にも、本日の朝刊に取材記事を掲載していただきました。こちらもありがとうございました。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/yomiuri120919.pdf

 軽井沢ガイドサービスのホームページにも英語合宿の様子が掲載されています。以下からご覧いただけます。

 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kgs/news/news_2012.html

 

 


9月18日(火)校長会主催初任者社会奉仕体験研修 128

2012-09-18 07:59:18 | 日記

  

 本日は、7月19日の「校長日記」でも書きましたとおり、校長会主催の初任者研修の第3回を実施します。

 会場は、町内の「軽井沢タリアセン」です。

 http://www.karuizawataliesin.com/

 東信地区の高等学校初任者が参加します。私も会場責任者として参加します。

 先ほど、「相談したいことがある」と、タリアセンから電話がありましたので、そろそろ、でかけてきます。

 ペイネ美術館・軽井沢高原文庫等の見学あり、タリアセン内の作業あり、話し合いありと、研修内容もタリアセンの皆さんのご厚意で工夫を凝らしてきました。

 私としては、研修の最後に、「一人1分」で感想を述べてもらおうと思っています。

 1分間でどれだけのことを話すことができるか。これも研修のひとつです。

 時間通りに、手短に、まとめて話すことができることも、教員としての大切な資質だと私は思っています。「教師は話が長い」といった指摘もありますので、簡潔で、なおかつ、聞く人の心に残る言葉を常に語るためには、それなりの工夫と修行(場数を踏むこと)が必要かと思います。

 なお、3回行いました校長会が計画したこの初任者研修、関係の先生方にも相談の上、初任者の先生方に対して、この研修を経験してよかった点、改善してほしい点、自校の教育活動への還元策等を記したレポートをお願いしています。提出されたレポートは、本人達に配付するとともに、関係部署にも送付する予定です。私としては、丹念にレポートを読み、来年度の初任者研修開催の参考にしたいと思っています。

 また、研修終了後、学校に戻り、初任者指導教員の飯島先生と教頭先生を含め、本校の初任者の先生方と、4月からの研修について「振り返り」を行う予定でいます。

 ところで、先週の金曜日に、「軽井沢の風 2012」第2号を関係中学校に送付しました。教務係の須澤先生を中心につくっていただきました。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/nyuushi/karuizawa2012_2.pdf

 中学生の皆さん、ぜひ、ご覧いただきたいと思います。

☆追伸 9月18日19時

 先ほど、軽井沢タリアセンから戻ってまいりました。藤巻さん、清水さんをはじめ、スタッフの方々には1日大変お世話になりました。この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。

 上の写真は、初任者の皆さんが、午前中の研修に向かう場面です。

 「タリアセン」の清水さんから、本日の宿題、「タリアセンの内部を見てまわり、改善点を探すこと」というお題がでました。

 先生方を6人ずつの班に分け、班長を決めてもらいました。班長には、午後の振り返りの時間の中で、上記の宿題に対して、改善点を発表してもらいました。

 午後の研修は、朝の打ち合わせの中で、雨も心配でしたので、急遽、講演2本とタリアセンの中の野草観察に振り替えました。

 講演の第1弾は、軽井沢サクラソウ会議事務局の今城さんによる講義です。

 今城さんには、野草観察の講師もしていただきました。

 講演の第2弾は、NPO法人 生物多様性研究所 あーすわーむの福江さんの講義です。福江さんには、軽井沢高校の環境教育でもかつてお世話になっています。

 いずれも、パワーポイントをご用意していただきまして、たいへん分かりやすい講義でした。

 グローバルな部分とローカルな部分を、講演の中に取り混ぜていただきました。

 先生方へ訴える内容はもとより、その訴える言葉の力というのでしょうか、迫力にも感銘を受けました。

 昨日、タリアセンからの突然の依頼だったそうですが、お二人の講師の方に改めて御礼申しあげます。

 最後の振り返りの時間は、時間切れで、一人1分の感想を実施できませんでした。

 この部分は、この企画の趣旨だけ、私のほうから説明しました。

 今日1日、結構長い時間の研修でしたが、初任者の皆さんが、きちんと研修に取り組んでいて、有意義な研修会になったと思います。私も、たくさん勉強でき、また、何人かの初任者の先生方と話をすることができ、有意義な一日を過ごすことができました。

 あとは、「報告書」の提出を楽しみにしています。


9月14日(金)英語合宿及び平成24年度北信越地区高等学校長協会総会・研究協議会2日目 127

2012-09-14 15:09:49 | 日記

 

 先ほど、学校に戻ってまいりました。

 今日は、河井継之助記念館の稲川館長さんの記念講演「河井継之助と山本五十六に見るリーダーの在り方」をお聞きしました。

 今日も大変勉強になりました。

 河井継之助は、幕末維新期の北越戊辰戦争で新政府軍と戦った長岡藩の家老上席であった人物です。

 また、長岡といえば、「米百俵」の故事が有名ですね。

 河井継之助が率いた北越戊辰戦争で敗れた長岡藩は、知行を減らされました。藩士たちはその日の食にも事欠く状態でした。このため窮状を見かねた長岡藩の支藩三根山藩(みねやまはん:現在の新潟市西蒲区峰岡にあった藩)から百俵の米が贈られることになりました。

 藩士たちは、これで生活が少しでも楽になると喜びましたが、藩の上役小林虎三郎は、贈られた米を藩士に分け与えず、売却の上で、学校設立の費用とすることを決定します。藩士たちはこの通達に驚き反発して虎三郎のもとへ押しかけ抗議しますが、それに対して虎三郎は、

 「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる(学校を建てて人材を育てる)」

 と諭し、自らの政策を押し切ったのでした。

 小泉首相が、内閣発足直後の国会の所信表明演説で、「米百俵の精神」として、引用して有名にもなり、2001年の流行語にもなりました。

 この信州でも、学校設立時期の話として、「村人達が自分の食べるものを減らしてでも、お金を集め、町村立(組合立)の学校をつくった」話を思い出しますね。

 軽井沢高校も、「昭和十八年、地元の要望を受け、町立軽井沢高等女学校が創立されました。設立当初は、高等女学校とは名ばかりで、独自の校舎もなく小学校の教室を借りて授業が行われるという状態でした。戦後の学制改革で新制高校として再出発したものの、戦後の貧しさの中ですべてが貧しい状態でした。そんな中で先生も生徒も自分たちの手で校庭を作り、校門を建て学園を創りだしていきました」とあります(小川貢同窓会長の文から『軽井澤高等学校四十年の歩み』)。当時の軽井沢、町内に中等教育機関はなく、一番近くても小諸市内の学校でした。現在の小諸商業と小諸高校です。男子の場合、普通教育を学ぶには、現在の岩村田高校か上田高校が一番近い学校でした。女子は、小諸高校だったでしょうか。

 山本五十六は、「やってみせ、いってきかせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」という言葉も有名な、先の大戦を戦った海軍軍人ですよね。

 ある雑誌を読んでいた時に、「校長は、平穏無事なときは、ビジョンを示すだけでいいが、一旦事が起こった時には、先頭に立って事態の収拾にあたらなければならない」とありましたが、河井継之助にしろ山本五十六にしろ、まさに、「一旦事が起こった時」のリーダーでありました。一方、緊急事態の備えを絶えず意識していた人物でもありました。

 学校では、2年生の国際文化科の生徒が、今日から明日にかけて、町内のベルデ軽井沢で「英語キャンプ」を実施しています。

 上の写真は、キャンプのしおりです。

 英語科の長嶋先生と漆原先生及びALTのアシュリーには、事前の準備から当日の引率までお世話になります。

 本日は、他校からのALTの協力、長野外語カレッジの協力、さらに成城大学の打越教授のご支援を受け、さまざまな取組を行う予定です。

 明日は、軽井沢ガイドサービスの永島さんのご協力を得て、ALTを相手に旧軽井沢中心に英語で観光案内する学習を行います。

 今年の合宿の特徴的なことを聞きました。

 1 「軽井沢森の詩かるた」の英語訳を作成し、生徒がこのかるたの作成にに深く関わった打越成城大学教授の前で発表する。

 2 「軽井沢森の詩かるた」大会 2人一組のチームを作り、源平戦で勝敗を決するとのことです。町内の一般の方も参加してくださいます。

 3 長野外語カレッジの先生方と留学生の皆さんとの交流を行います。

 4 ALTを相手に(外国からの観光客になっていただき)、軽井沢駅から旧軽井沢周辺を、英語で観光ガイドを行う。

 このことについては、8月28日の「校長日記」ですこしふれました。

 聞いただけで、わくわくするような英語合宿です。

 「PDCAサイクル」という言葉があります。

 PはPlan(計画) DはDo(実践) CはCheck(点検) AはAction(行動)

 あらかじめ計画を立て、その計画に基づき実践し、結果を検証する。その検証に基づき、新たな行動にうつすということでしょうか。

 この英語合宿の近年の流れを見ていますと、まさに、この「PDCAサイクル」を見事に実践していて、毎年、前年の反省を生かし、「よりよいものに改善」しています。

 物事をゼロから立ち上げる苦労も大変なことです。また、一度立ち上げたプロジェクトをさらによりよいものにしていくことも、これもまた大変なことであります。生徒のために、さまざまなことを考え、本校の先生方だけでおこなうのではなく、他校のALTや地域の皆さんなどのご支援を賜り、実施しているこの英語合宿、手前味噌で恐縮ですが、すばらしいものだと私は思っています。 

 生徒たちがこの合宿で一段と成長することを期待しています。

 1学年では、10月実施の学習合宿説明会及び11月実施の就業体験オリエンテーションを実施しました。

 

☆追伸 9月18日18時

 先ほど、軽井沢タリアセンから戻り、英語合宿の様子を英語科の長嶋先生から伺いました。

 生徒からのアンケートはこれからとるそうですが、おおむね、好評だったようです。

 まずは、ALT及び長野外語カレッジの留学生相手に英語で自己紹介中

 長野外語カレッジの皆さんが帰られる前の記念撮影

 打越成城大学教授の講演会

 軽井沢森の詩かるた、源平戦の様子

 軽井沢町議会の正副議長さんにも来ていただき、かるたに参加しました。

 ありがとうございました。

 ベルデ軽井沢の手水さんにはさまざまご配慮を賜りました。

 こちらもありがとうございました。

 カルタを畳の部屋で実施できるなんて、なんともありがたいご配慮です。

 15日午前、旧軽井沢にて、英語を使い、ALTに観光ガイド中の生徒たち

☆追伸9月20日

 英語合宿の様子をまとめました。以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/120906-eigogassyuku.pdf

 ☆追伸11月2日

  打越先生のブログを以下からご覧いただけます。

 http://karuizawa-cross.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-b4cd.html

 


9月13日(木)北信越地区高等学校長協会総会・研究協議会1日目その他 126

2012-09-13 10:12:53 | 日記

 9月11日朝、3階から撮影した正面玄関方面です。

 まだまだ暑い日が続いていますが、日差しはだいぶ柔らかになってきました。

 上の写真は、昨日午後撮影した正面の庭木です。

 向かって右側の庭木。わかりますか。すでに紅葉が始まっています。

 暑い暑いと思っていても、秋の気配も感じるようになりました。

 学校では、本日の5・6時間目を使い、1学年が薬物乱用防止教室を行います。

 講師を軽井沢警察署署員にお願いしました。日ごろから軽井沢警察署には、こうした講話等で、大変お世話になっています。

 長野県警からも警察官が来てくださいました。

 また、3年生総合芸術の時間で、周防さんの2回目の授業が行われます。今日は生徒の撮影してきた映像に対して、その映像を見ながらコメントを頂戴するとのことです。 

 写真は前回の授業の復習場面です。

 軽井沢ガイドサービスの永島さんの特別授業も、本日行われ、いよいよ15日実施の実際の英語による観光ガイドに向けて、大詰めの授業となっています。

 さて、本日午後から明日の午前中にかけて、標記の会議が、新潟県長岡市で開催されます。

 そんなわけで、午前中のある時間まで仕事をしてから出かけてきます。

 実践報告、講演から学び、さらに、北信越他県の校長先生と様々なお話をさせていただき、今回も様々勉強してこようと思っています。

 

☆追伸9月14日16時

 北信越地区高等学校長協会総会・研究協議会の様子を少しだけ写真で紹介します。

 

 

 


9月12日(水)2学年修学旅行保護者向け説明会 125

2012-09-12 18:51:22 | 日記

 

 沖縄修学旅行の保護者の皆さんへの説明会を、18時30分から同窓会館2階で実施しています。

 修学旅行は、10月15日(月)から18日(木)までの3泊4日で行う予定です。

 例年、修学旅行の前にはこうした事前説明会を実施しています。

 私からは、修学旅行の趣旨・目的等の概略について保護者の皆さんに説明しました。

 その後、旅行業者及び2学年の先生方等から詳細にわたる説明が行われます。

 こうした旅行は、「団体行動」であるがゆえ、何より、「生徒の安全・安心」が一番大切なことだと思っています。

 最近話題の津波対策についても、事前に業者をまじえて打ち合わせを行っています。

 冒頭の写真は、2学年主任の岩下先生からの説明の場面です。

 話は変わり、卒業アルバム用の職員写真撮影を本日実施しました。私も撮影してもらいました。髪が長くなっていましたので、事前に散髪しておきました。月曜日に教頭、事務長と校門付近で生徒に朝の声掛けをしていると、生徒から、「校長先生と事務長先生の髪の毛が短くなっている」と声がかかりました。「卒業アルバムのために髪を切ったんだよ」と説明しておきました。

 校長室には、過去の卒業アルバムがあります。

 改めて調べてみますと、昭和20年代・30年代の卒業アルバムもあります。むかって左側にあるちょっと古そうな写真集のかたまりです。白黒写真の何とも「昭和の匂い」のする卒業アルバムです。私の高校時代の卒業アルバムもそういえば白黒写真だったことを思い出しました。昭和50年代前半のことですから。

 話は大きくずれますが、卒業写真といえば思い出すことがあります。1975年(昭和50年)にリリースされた荒井由実(現松任谷由実)の「卒業写真」は、良い曲ですよね。皆さん、そう思いませんか。私は、いまだに車の中でよく聞いています。

 以前に、岩村田高校の校長室を訪ねた時に、やはりかつての卒業アルバムが保存されていて、私が担任した学年の卒業アルバムも残っていました。

 その中を見ると、若かりし頃の自分が写っていて懐かしく思いました。さすがに「平成」の卒業アルバムですので、これはカラー写真でした。


9月11日(火)『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 上・下』 124

2012-09-11 08:16:59 | 日記

 本日も午前中から一日会議があり、ちょっと学校に顔を出してから出かけます。

 会場は小諸商業高校です。

 ところで、標記の本、皆さんお読みになりましたか?

 NHKのテレビでも講義の様子が放映されていましたから、ご覧になった方も多いと思います。

 私も、この講義、テレビで見ましたが、近頃、文庫本を入手して、読み始めています。

 さて、マイケル・サンデル教授の授業ですが、ある主題を設定し、その主題に関して学生と徹底的に議論していくものです。

 高校の授業で、こうした手法ができるのかどうかわかりませんが、ぜひ部分的にでも試してみたいものですね。

 校内では、3学年の「朝学習」を本日から再開します。

 英数国と常識問題でプリントを用意し実施します。

 各自プリントをとり、これから取り組むところです。

☆追伸 19時

 先ほど、軽井沢に戻ってきました。

 本日の会議の中で、講演会がありました。

 講師の方は、佐久市の阿部岩村田本町商店街振興組合理事長さんです。

 最近、枝野経済産業大臣が視察したことをマスコミ各社が取り上げていましたので、その報道をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

 「『日本で一番元気な商店街』のアイデアと実践力に学ぶ」と題して、講演をしていただきました。今日も大変勉強になりました。「地域密着のコミュニティー」づくりをめざす取組は、私たち、高校に勤務する者にとっても、なにかと応用できることがあると思いました。今後の「高校づくり」にヒントをいただきました。

 加瀬清志著『日本でいちばん元気な商店街』も紹介していただきましたので、さっそく購入して読んでみようと思います。  

 


9月10日(月)留学生のこと 123

2012-09-10 19:21:43 | 日記

  7月12日(木)午前中に、公益財団法人AFS日本協会の千葉さんと和田さん、さらに軽井沢町在住の隅防さんが来校されました。教頭先生とお話をうかがいました。今年度も12月から来年の1月にかけて、オーストラリアからの留学生を受け入れてもらえないかというお話でした。現時点では、まだ、具体的にどういった学生が選考されて来日するのかきまっていないとのことでした。「先生方と相談して、お返事します」とお答えしました。

 昨年度も、その時期に、オーストラリアからの留学生を受け入れています。この4月からはカナダからの留学生を7月まで受け入れました。学校として、受け入れるについては、学校として負担もありますが、本校の生徒たちにとって、メリットのほうが大きいと私は考えています。そうはいっても、先生方のご意見を伺いながら、そのつど、受け入れられるかどうか判断しています。

 留学生たちは、自国の文化を英語の授業中に紹介してくれています。こうした授業を通じて、「異文化体験」を積むこともできます。また、日常の生活においても、慣習の違いを肌で感ずることができます。結果、本校としては、メリットが大きいと判断しているわけです。

 今回の件は、先週の職員会議で審議し、受入れを了承しましたので、これから具体的に話をつめていきたいと考えています。

 私のつたない経験ですが、小海高校で担任をしていたときに、メキシコから1年間、留学生を受け入れたことがあります。修学旅行も一緒に行きました。

 クラスの生徒達とうち解けて、本当に良い関係を築いてくれました。

 上の写真は、昨年の12月に本校にオーストラリアから来た留学生がホームルームで挨拶をしている場面です。短い間でしたが、生徒たちにいい影響を残してくれました。

 校内では、10月9日(火)16時から行われる予定の、第27回「三者でつくる軽高会議」の開催についての案内を保護者の皆様あてに配付しました。

 あわせて、アンケートもお願いしました。

 「軽高会議」とはなんぞや、というむきの方は、以下の本校HP及び内堀校長先生のブログをご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/11torikumi.html

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs2011/e/358cadda0f7cb59cfda9796c44456b69 

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs2011/e/ffed2cb88099c81f2444e36500ed318e

 永島さんの特別授業が今日も行われれています。2時間実施していただきました。だいぶ実践的になってきました。

 「軽井沢駅から旧軽井沢方面を、外国人(ALT)相手に英語で観光ガイドする」というのが、9月15日の午前中に行われることです。

 5人のALTに参加していただきますので、5つのグループに分け、生徒たちがそれぞれの場所で、英語で観光案内をします。

 永島さん曰く、「仕事で参加しているALTの皆さんですが、今回の観光ガイドによって、軽井沢のことがよく分かったり、楽しかったと思ってもらえることが目的です」とのこと。

 そのために、生徒諸君は、配付されたテキストだけでなく、独自取材をして、協力してくださるALTの皆さんが、「楽しかった」と思えるような観光ガイドを、「おもてなしの心」をもって行ってほしいと思います。

 5つのグループに分かれました。

 永島さん作成のテキスト

 旧軽井沢周辺地図と説明箇所

 テキストの内容 

 ただいま、永島さんの説明を受講中

 グループごとに、説明内容を英訳中

 先生方が机間巡視をしながら相談に乗っています。

 

 


9月8日(土)第1回介護環境改善研究会 122

2012-09-08 19:32:55 | 日記

 7月20日の「校長日記」で紹介しました、標記の研究会に出席してきました。

 会場は佐久大学2号館の階段教室でした。

 出席するに至った経緯は、以下の7月20日の「校長日記」をご覧ください。

 http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/e/f0c3b1422c372cb0c65724278718abff

 基調講演「介護福祉士は大切な仕事~やさしい社会をともに~」をはじめ、研究発表が5本ありました。

 会場には多くの方が参加していました。

 最新の介護業界の実情を勉強できました。

 とくに、介護労働環境改善の取組として、「つらい介護からやさしい介護へ」との表題で、「持ち上げない介護に向けて」の実践報告は大変参考になりました。