軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

12月28日(金)御用納め 205

2012-12-28 16:16:54 | 日記

 

 学校は水曜日が終業式でした。

 しかし、学校自体は本日まであけています。

 事務室の職員をはじめ、先生方も何人か出勤しています。

 明日から3日まで、学校は事務室を含め、完全に閉じます。

 公立高校も官公庁と全く同じだということです。よろしくお願いします。

 私も、本日まで勤務して、明日からは、年末年始に備えようと思っています。

 まだ、年賀状も書いていませんので、これから一仕事です。

 最近読んでいる本を皆さんにも紹介しようと思い、冒頭の写真を掲載しました。

 小学校の授業の話が中心ですが、授業づくりに関して非常に参考になります。

 興味のある方は、是非、読んでみてください。

 話は変わり、昨日、成城大学の打越先生からメールを頂戴しました。

 2年生国際文化科の町内エコツアーに関わるブログをアップしたとのご連絡です。

 私も拝見しました。生徒たちが生き生きと活躍している様子、大変嬉しく思いました。

 改めまして、打越先生、ありがとうございました。

 以下からご覧いただけます。11月15日のブログをご覧ください。

 http://karuizawa-cross.cocolog-nifty.com/blog/

 なお、打越先生との連携は、軽井沢高校ホームページにまとめております。

 以下からご覧ください。「軽井沢高校ならではの取組」→「成城大学打越先生との連携」

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/11torikumi.html

 先ほどまで、校内に残って仕事をしていた先生方に対して、研究室を回り、これまでのお礼を述べてきました。

 この時間、水道やガスの点検に事務室の高間さんと中澤さんが最後の校内巡視を行ってくださっています。

 予報どおり、雪も降ってきて、校長室で仕事をしていても、暖房をたいているにもかかわらず、だいぶ冷えてきました。

 今日はいつもより時間がありましたので、本校のホームページをいくつか直しました。

 どこが直っているかは、ホームページをご覧ください。

 それでは、読者の皆様、よい年をお迎えください。

 また、来年、よろしくお願いします。

 


12月26日(水)2学期終業式 204

2012-12-26 17:19:19 | 日記

 本日、2学期の終業式を行いました。

 

私の話の場面

 本日は、3時間授業のあと、大掃除、アイスホッケー部のインターハイ壮行会、終業式という順に行いました。

 終業式に先立ち、アイスホッケー部のインターハイ壮行会を行いました。

     

         私からの激励の挨拶                       生徒会役員によるエール

 生徒会代表からの激励の言葉、私からの挨拶、生徒会役員による応援エール、校歌斉唱、アイスホッケー部代表挨拶の順に壮行会は行われました。

 生徒会を代表して、黒澤生徒会副会長から激励の言葉がありましたが、よく練り上げられた立派な挨拶でした。感心しました。鈴木生徒会長は、アイスホッケー部で、壮行される側にいましたので。

 校歌斉唱では、音楽科の吉澤先生の声が響き渡り、さらに野球部の諸君が、引退した3年生も含め、高らかと先導してくれました。ありがとうございます。太鼓の音もよかったですね。太鼓の音を聞くと、高校時代所属した応援委員会のことを思い出しますが、そのことはまたの機会に記述したいと思います。

 終業式での私の話の内容は、本校HPをご覧ください。先ほど、HPにアップしました。更新履歴からご覧いただけます。

 6回行われました全校一斉漢字テストの結果発表も進路学習指導係の池田先生からありました。景品は、ホームルームで担任から渡してもらいます。

 最優秀賞3名、優秀賞17名の名前を呼びました。名前が呼ばれるたびに、全員で、拍手でその栄誉を称えました。

 終業式後、堀内生徒指導主事から、本校のキャッチフレーズ「プラス ワン みんなでいい学校を創りましょう」にちなんだ話がありました。こちらもいい話でした。

 終業式が終わり、教室に戻る途中の生徒に、「今日の私の話のポイントはなんだったか」と問うと、「いのちの話でしょ」と即座に答えました。よく話を聴いていたと褒めました。

 終業式終了後、校長室で佐藤同窓会長さんからアイスホッケー部の生徒たちにインターハイ出場の激励がおこなわれました。同窓会から、「激励金」も頂戴しました。いつものことですが、ありがとうございました。感謝申し上げます。

 

佐藤同窓会長からの話

 本日、完全下校を16時としています。

 明日から年末年始休業になります。

 年明けは、1月9日(水)が始業式です。

 


12月25日(火)本日は月曜日授業 203

2012-12-25 15:25:06 | 日記

  本日は曜日調整(授業時間数調整)のために、月曜日授業を実施します。

 三者面談は最終日になります。それぞれ、面談の結果がどのようなものであったのか、私の段階で特に気になる生徒につきましては、担任の先生方にうかがってみようと思っています。

 先週の金曜日、長野に出張しましたことは、すでに「校長日記」に記しましたが、大学入試センターの荒井副所長さんの講演をお聞きしました。

 「高大接続と大学入試センター試験」という演題です。

 私が心に残ったのは、

 1960年(今からだいたい50年前)の我が国の高校進学率が57.7%、大学・短大進学率が10.3%という数字です。

 高校進学率が6割まで、達していない状況がありました。

 それと比較する資料が以下の数字です。

 2010年(だいたい今)の我が国の高校進学率が98.0%、大学・短大進学率が56.8%、専門学校等への進学率が15.1%というものです。

 現在の高校教育がこうしたほぼ全入状態にきちんと対応できているのか、改めて考えなければならないと思った次第です。

 ちまたでは、「高校教育の質の保障」をどのようにはかっていくかが、課題としてあげられてもいます。

 また、大学入試センター試験の問題は、出題者からのメッセージ性の高い問題が出題されていると、具体的な例を挙げてのお話もありました。

 他にも、心に残ったことはありますが、とりあえず、2点だけ紹介しました。

 話は変わり、本日の信濃毎日新聞に掲載されていましたが、アイスホッケーの国体ブロック予選が連休中に行われ、本校を主体とする長野県チームが優勝し、本国体出場を決めました。おめでとうございます。

 午後、しなの鉄道の町田軽井沢駅長さんが校長室におみえになりました。「来年もよろしくお願いします」という挨拶とのことでしたが、しばし、本校生徒の乗車マナー等について情報交換を行いました。

 本校の先生方も、自宅に帰る途中で、沿線の駅を巡視しながら帰ってもらっていることも申し上げました。

 町田駅長さんをはじめ、しなの鉄道の皆さんには、厳しく、また、温かく、本校の生徒を見守っていただき、いつも感謝しております。こちらからも、「来年も引き続きよろしくお願いします」と申し上げました。

 

 

 


12月21日(金)軽高会議 202

2012-12-21 07:24:18 | 日記

  

  今日は冬至だそうです。昨日の軽井沢の最低気温は氷点下11℃だったとか。今朝はそこまで冷え込みませんでしたが、どんよりと曇り、一日気温が上がりそうにありません。

 冒頭の写真は、昨日放課後、保健委員が集まり、クッキー作りをしているところです。出来上がったクッキーを頂戴しました。ありがとうございます。食べてみましたが、おいしかったですよ。

 ところで、本日放課後、今年度2回目の「三者でつくる軽高会議」を開催します。今回で28回目を数えます。

 前回提案された事柄を絞り込み、いくつかの項目について集中的に話し合いを行う予定です。

 残念ながら、私は、長野市で会議があり、「軽高会議」を欠席せざるをえませんでした。

 前向きなそして生産的な議論が行われることを期待しています。

 この会議、事務局の先生方、生徒の皆さんにはすでに事前の準備から大変お世話になっています。

☆追伸 12月24日

 軽高会議の写真を追加しました。

 


12月20日(木)特別講義「デザイン、色彩のおもしろさ」等 201

2012-12-20 17:04:49 | 日記

    

 冒頭の写真は、昨日午後、生徒会役員の皆さんが窓拭きをしていた場面を写真に撮りました。生徒会役員の皆さん、ありがとうございます。

 本日のLHR(ロングホームルーム)で、全校一斉漢字検定練習を行いました。

 受験級にあわせた問題に取り組んでいました。漢字の読み書きの能力は、日本人の素養として必要なことだと私は思っています。

 テレビのクイズ番組で行っているような、漢字検定1級の知識は必要ありませんが、少なくとも3級程度の読み書きはできるようにしたいものです。

 本日の放課後、家庭科関係の特別講義を希望者に対して実施しました。私も1時間半に及ぶ講義を2年生の希望者6名と一緒に最初から最後まで拝聴しました。

 今回は、、「デザイン、色彩のおもしろさ」についての講義です。

 講師の先生は、OKA学園のディレクターの越先生とカラーアナリストの渡辺先生です。

 目的は、

 1 オリジナルカーリングウェア・ユニフォームのデザイン考案のための基礎講座

 2 ファッションデザイン、グラフィックデザイン、イラストなどに興味のある生徒に基礎知識を提供

 というものです。

 なんと、今日の講義は第1回であり、次回は1月に行われ、次回までにやってくるべき宿題も出されました。

 カーリングのウェア・ユニフォームを作るのだそうです。

 軽井沢高校の生徒たちが、自ら考え、物づくりに励むというのは、普通科の高校ではありますが、なかなかいい感じです。

 OKA学園の先生方、ご指導のほどよろしくお願いします。

最初の場面

越先生の講義

渡辺先生の講義

 自ら進んで講義を受けていた6人ですので、この年末年始休業中に与えられた課題を完成してほしいと願っています。

 個人的には、色合いについての話に大変興味を持ちました。

 例えば、この校長日記の文章を強調する時に、私はすぐに朱書きしてしまうのですが、そうではない色使いも考えられるというのです。もう少し、自分なりに勉強して実践的に試してみたいと思いました。

 また、保健委員会によるクリスマス企画も行われました。保健委員の皆さんが、先生方にクッキーを配ってくださったことは、昨日の「校長日記」でふれたとおりです。

 三者懇談中の午後、様々な企画物が行われています。

 


12月19日(水)「校長日記」200回 200

2012-12-19 14:41:24 | 日記

 

 本日の校長日記で、4月の第1回からはじめて、ちょうど200回目となりました。

 冒頭の写真及び以下のブログが記念すべき第1号です。最初はそんなに字数も多くなかったことに改めて気がつきました。しかし、第2号からは字数が飛躍的に増えています。パソコンで原稿をつくると、継ぎ足し継ぎ足し、いつの間にか、字数が大幅に多くなってしまいます。書くのはそれほど苦になりませんが、分量が多いと、読むほうは大変かと思います。字数を減らそうと考えていますが、なかなか減らすことができません。減らすことに神経を使うのは、本来の目的と違います。よって、今までのスタイルを踏襲させていただきます。

  http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/d/20120402

 今回の私の目標は、年間200回アップと登校日毎日更新ですので、そうした意味では、まだ、半分しか目標を達成しておりません。

 3月まで残りの登校日は、45日ほどありますので、少なくともあと45回はこの日記を書き続けます。

 「ブログ読んでるよ」と声をかけていただくことが、なによりこの日記を書き続ける原動力です。

 担任をしていた頃、毎日、「学級通信」を作っていました。それと比べても、この「校長日記」、誰がお読みになっているのか、皆目見当がつきませんので、それなりに、もとい、相当気を遣って書いています。内堀校長先生もお書きになっていましたが、アップしたあとも、時間の許す限り、読み直し修正を加えてもいます。

 私的なことで恐縮ですが、先日、私ども夫婦の仲人をしていただいた倉石忠彦先生に、電話を差し上げることがあり、この「校長日記」の感想をうかがいました。

 「学級通信とは違い、書きっぷりは相当丁寧だね。学級通信を書いていた頃と違い、ビジュアルで分かりやすくなっているね」とコメントしていただきました。褒めていただき、ちょっと嬉しくなりました。

 また、大学時代の恩師のひとり、古家信平先生からも、「校長日記読んでるよ」とメールをいただき、様々ご指摘を賜りました。例えば、「旧文部省庁舎は正面玄関から写真を撮ったほうがよかった」との指摘を受けました。田舎者ゆえ、どこが正面かもわからず、とりあえず、見える場所から撮影してしまいました。次回、文部科学省にうかがう機会があれば、正面玄関から写真を撮りたいと思います。

 恩師には、年を経て、齢50を過ぎても、様々心配していただき、ありがたく思っています。

 また、知り合いの校長先生、教頭先生、かつての同僚の先生方からもそのつど、声をかけていただき、ありがたく思っています。

 本校の先生方のなかにも、朝、登校すると、必ず、「校長日記を読んでから、仕事をはじめます」などといってくださる先生もいます。

 中国語の朱先生からは、「平易な日本語で書かれているので、日本語の勉強になります」と、先日、おっしゃっていただきました。

 柳澤事務長は、毎朝、出勤すると、すぐに、内容やら、誤字脱字やら、何から何まで点検していただき、感謝しております。自分で何度点検しても気がつかないことがありますので。

 松沢教頭からは、その都度、ネタを提供していただいています。

 最近は朝アップして、一日のうちに何回か書き足していますので、同じ一日の中でも、日記の内容が異なることもあります。最終的には、これで良いだろうと思えるものに収斂するように心がけています。

 生徒たちからも、例えば、先日の台湾の高校生との交流事業で写真を撮っていると、「校長先生、ブログに載せるんでしょう」などと声が掛かります。

 保護者の皆さんからも、「校長先生のブログ、読んでいますよ。がんばってください」などと励まされています。

 そんなわけで、読者の皆様、引き続き、ご愛読いただければ幸いです。

 昨日でブログの開設から263日、この間、59000人余の皆様にアクセスしていただきました。一日平均200人余の方に見ていただいている計算です。本当にありがとうございます。

 本日の信濃毎日新聞朝刊に、17日の台湾の高校生との交流関連記事が掲載されました。

 いつものとおり、掲載許可がおりしだい、本校のHPに掲載します。信毎の記者さん、寒い中、取材をありがとうございました。

 昨晩のテレビ信州のニュースで、本校華道部の佐久平駅での取組が取材されました。ご覧になられた方もいらしゃったと思います。

 地道に活動しているこうした文化系の部活動にも目を向けていただき、ありがとうございました。

上の写真は、昨日、保健委員会のメンバーが先生方に配ってくださったものです。

「いつもお疲れ様です。保健委員からクッキーのプレゼントです。

少しですがどうぞ召し上がり下さい。」

とありました。

この心遣い、嬉しくもあり、癒されもしました。

☆追伸 12月25日

 12月21日付け、信濃毎日新聞朝刊に、「佐久地方産の花き使い、高校生が生け花 プラザ佐久で展示」との表題で、本校華道部の活動が取り上げられました。許諾がおり次第、本校HPにいつものとおり掲載したいと思います。

☆追伸 12月28日

 信濃毎日新聞の許諾を頂戴しました。12月21日の記事は、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinmai121221.pdf


12月18日(火)軽井沢中学校出前授業 199

2012-12-18 20:35:49 | 日記

 冒頭の写真は、昨日の台湾高級中學の皆さんとのお別れの記念撮影の場面です。

 記念撮影の前後に、本校の生徒と台湾からの生徒の皆さんが名残惜しそうにお互いに写真を撮ったり、メールアドレスを交換している姿が印象的でした。

  さて、昨日と本日、軽井沢中学校への出前授業に本校の先生方に出かけてもらいました。昨年度から、軽井沢高校、軽井沢中学校ともに面談期間で、午後授業のないこの時期に設定しています。この出前授業、一昨年度から実施しています。

 以下のニュースは昨年度の軽井沢中学校での出前授業をまとめたものです。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/111215karutyuudemaejyugyou.pdf  

 今年度の出前授業は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で実施しています。

 昨日は、地歴公民科山下先生、英語科漆原先生、国語科斎藤先生に出前授業をしていただきました。 

 事前の準備を入念にしていただきました。授業プリントを私も見せていただきましたが、中学生にわかりやすいように、また、授業の目的が明確に示されたものでした。先生方のこの授業にかける思いがプリントからも伝わってきますし、以下の写真からもわかると思います。

 今朝、昨日の授業のアンケートを教頭先生から見せていただきました。

 アンケートを見る限り、おおむね、授業は好評でした。

 詳細は、本校HPに掲載しましたのでそちらをご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/121217karuizawatyuugaku-demae.pdf

 

 

 社会科の授業

 

 英語の授業

 

 国語の授業

 本日は、数学科須澤先生、理科飯島先生に出前授業をしていただきました。

 私も2時間授業を参観しました。

 今日の授業も、大変工夫された授業で、私自身も大変興味を持って授業をうかがいました。

 前から疑問に思っていたことのいくつかが、この2時間の授業でわかりました。

 小松校長先生、竹内教頭先生もともに参観してくださいました。ありがとうございます。

 

 数学の授業

 

 理科の授業

 各教科ともに40名前後の中学生が受講予定でしたが、当初より幾分少ない受講者数だったかと思います。

 今日の授業では、中学生の皆さんは、背筋をきちんと伸ばし、プリントやノートに必要事項をしっかり書き写し、真剣に授業を受けていました。

 お互い初対面の授業にもかかわらず、教える側と教わる側が、ほどよい緊張感の中にも、授業をきちんと成立させ、授業内容をわかってもらいたい、わかりたいという気持ちが伝わるいい授業でした。

 授業は、教える側のすぐれた教材準備と熱意、教わる側の知りたいという好奇心とが一体化すると、そこには、なんともいえぬ充実した空間と時間がうまれてくると、改めて思いました。

 どの授業も、授業時間は45分間。その後5分間アンケートを取りました。

 夕方、教頭先生がアンケート集計をもってきてくださいました。

 5教科合計で142名の集計です。

 1 今日の授業はよくわかりましたか?

  よくわかった 76% ある程度わかった 20% 合計 96%

 2 今日の授業は楽しかったですか。

  とても楽しかった 79% まあまあ楽しかった 19% 合計 98%

 3 今日の授業で、教科に対する興味がわきましたか

  とても興味がわいた 70% 少しは興味がわいた 28% 合計 98%

 4 今日の授業で、軽井沢高校に対する興味がわきましたか

  とても興味がわいた 65% 少しは興味がわいた 26% 合計 91%

 といった結果です。高校の授業内容は難しいわけですが、大多数の中学生の皆さん、授業もわかってくれて、そして楽しんでくださったようです。

 数学の授業は、実は東京大学の入試問題を、中学生の既習分野で解くという、ある意味サプライズの授業でした。

 軽井沢中学には、3年生だけでなく、2年生も是非参加して欲しいとお願いしてありましたが、何人か受講していました。この授業で、さらに勉強に向かうモチべーションが高まってくれれば、ありがたいですね。

 この出前授業、一昨年及び昨年の場合、中学生のアンケートを読んだり、中学の先生方に感想をうかがうと、高い評価を得ています。

 今年のアンケート評価も、かなり高く、この企画をお願いしてきた私としてもほっとしています。

 私は、中学生の皆さんに、高校の授業はどのように行われるのか、まずは体験してもらうことが大事だと思います。「高1ギャップ」克服の第一歩だと思ってます。

 私も、一昨年、軽井沢中学の皆さんに対して、出前授業をしました。

 「自分とは何か」というテーマを設定しで、「青年期の心理」について話をしました。

 

尾崎豊氏の「十五の夜」を聞きながらの導入の場面

 高校の「倫理」あるいは「現代社会」の分野の話です。

 中学生の皆さんは、「資料の文脈に沿って、自分の意見を求める」と、なかなか答えられなくて、こちらの質問の仕方を考えさせられもしました。高校生でも、自分の意見をきちんと述べることは難しいのですが。

 私自身も、中学生相手の授業ということでは、小海高校在職中には、小海中学校の生徒の皆さんの前で、「乾燥の風土」というテーマで、「イスラム世界の誕生」について話をしたこともあります。地理と歴史の融合学習をテーマにした授業でした。また、長野東高校でも、中学生体験入学で模擬授業を行いました。

 私の場合、中学生を相手に授業ができることは、滅多にありませんので、中学生が高校の授業をどのように感じるか、大変勉強になりました。実は、もし、機会がありましたら、世界史と日本史を融合した授業を中学生相手に試してみたいと思い、密かに「教材研究」をしています。

 以下は内堀校長先生の昨年度及び一昨年度の出前授業関連のブログです。

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs2011/e/747eed88eb45890b223d0125470cd5a8

   http://blog.goo.ne.jp/karui-hs/e/96a50bf1835175374ff81499738db703

 昨日、今日と、私自身も充実した時をすごすことができました。

 本校の先生方に、そして本校の生徒及び軽井沢中学の生徒に「元気」と「さらなるやる気」をもらいました。

 それでは、今日はこの辺で失礼します。

 


12月17日(月)台湾國立新化高級中學来校 198

2012-12-17 15:07:12 | 日記

 台湾、台南市國立新化高級中學の生徒38名と先生方3名および県観光協会の皆さん、通訳・ガイドの皆さんが、本日午後、本校を訪問しました。5泊6日の修学旅行の2日目に本校に立ち寄ってくださいました。

 普通科の生徒の皆さんだそうです。

 2010年5月20日に治平高級中學の皆さんが訪問して以来の台湾の高級中學の訪問です。

 その当時の様子は以下のとおりです。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/1005-3karuizawa-news.pdf

 すでに、11月から本校では準備に取り掛かっています。

 1 受入れ会場を同窓会館2階とする。

 2 交流は、国際文化科の2・3年生を中心とした交流会とする。生徒会正副会長、1年生で来年度グローバルスタディコース選択希望者も含む。

 3 台湾の高校生たちは、昼食を校内で食べてもらい、その後、歓迎会、交流会、軽井沢紹介、お別れ会・記念撮影を行う。

 というものです。

 本日から、生徒・保護者・担任による三者面談が始まりますが、国際文化科の生徒たちは、台湾からの高校生との交流を優先してもらいました。

 私からも、歓迎の挨拶を行う場面がありました。

 あらかじめ、挨拶原稿を書き、中国語の朱先生に、中国語に翻訳いただき、ほんの一部ですが中国語で話せるように、先週から「特訓」していただきました。なかなか発音が難しいですね。舌を巻くとか、「い」の口で「ザー」と発音するとか。

 うまく伝わったかどうかは不安ですが、今日も午前中に最後の練習をしました。

 交流会では、私からの歓迎の挨拶、新化高級中學の劉學務主任による挨拶、記念品の交換、本校の鈴木生徒会長からの歓迎の挨拶、台湾の高校生からの挨拶、生徒会役員によるスライドショーによる軽井沢高校の紹介、台湾の高校生からは「二胡」の演奏、ダンス披露がありました。ダンスは本校生徒も一緒に踊りました。

 これでリラックスしたのか、このあと、グループに分かれての自己紹介、英語・中国語を交えての質問等々を和気藹々と行い、その後、本校生徒の案内で軽井沢散策に行きました。生徒達は、戻ってきたあと、グループごとに写真を撮ったり、メール交換をしている姿がありました。

 台湾の皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?

 お別れ会で、台湾の生徒の皆さんにうかがうと、「一番!」と大きな声で答えてくれた生徒がいて、大変嬉しく思いました。

 「一期一会」という言葉があります。この出会いを大切な物にして欲しいと願っています。

 なお、信濃毎日新聞の記者さんの取材もありました。軽井沢散策にも付き合っていただいたようです。寒い中、ありがとうございました。

散策前に記念写真を撮りました。

 話は変わり、軽井沢ロータリークラブの例会があり、英語科の徳田先生と出席してきます。私も挨拶をする場面がありましたら、日ごろからグアム派遣事業や図書館に本を寄贈していただいている事業等、大変お世話になっていることの御礼を申し上げようと考えています。

 今日は、「軽井沢高校ならではの国際交流」関連のニュースを2つ紹介しました。

☆追伸 12月18日

 交流関係のニュースをHPに掲載しました。

 

 頂戴したおみやげです。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/121217-taiwan-koukouhoumon.pdf

☆追伸その2 12月27日

 信濃毎日新聞掲載記事のHP掲載の許諾が降りました。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinmai121219.pdf


12月15日(土)長野県民俗の会総会 197

2012-12-15 05:34:03 | 日記

 本日、松本市で標記の会があり、出席してきます。

 この会は、長野県内の民俗学研究者が参集し、年に何回かの例会を開催しています。また、年に1回総会を開き、県外からその時々の新進気鋭の研究者を招き、講演をお願いしています。年に6回の「『通信』と年に1回の『会報』も発行しています。

 私も学生時代から30年以上、この会の会員となっています。かつて、この会の事務局を務めたこともあります。

 会のHPは以下からご覧いただけます。興味のある方は、ご覧いただければ幸いです。

 http://www.k2.dion.ne.jp/~folklore/

 ここ何年か、総会にご無沙汰でしていましたが、時間をやりくりして今年は出席することにしました。

 「日々勉強、生涯勉強」。「自ら勉強する姿勢を貫かずして、人を教えることはできません」と誰かに言われたことがあります。そんなふうにはなかなかなれませんが、せめてそのような志を持ち続けていきたいと思っています。

 教員に成り立ての頃、「先生という職業は自分の専門以外に、何か一つ、一生研究できるものをもっていることが大切である」とある方からいわれたことがあります。

 大学時代の恩師の一人の北見俊夫先生は、高校の教師をしながら、民俗学研究にも打ち込み、その後、大学で教鞭をとられるようになりました。高校の教師としてもベストセラーとなる参考書を執筆するなど一流の先生でした。また、もちろんのことですが、研究者としても一流の先生でした。北見先生はまた、後進を育てる名伯楽でもありました。

 教職につくことが決まったときに、「信州に戻り、教員になります」と報告にうかがうと、北見先生は、「二足のわらじを履くことは大変だが、頑張るように」と激励してくださったことを思い出します。この場合の「二足のわらじ」とは、教育者として、また同時に、研究者として、過ごしていくことを指し示しています。恩師の激励の言葉のように、なかなか過ごしてはこられませんでしたが、この言葉はいつも心の中に留めている言葉の一つです。

 冒頭の写真は、先日の校長日記で紹介しました、一橋大学の貴堂先生の著作です。

 それでは、松本まで、電車で出かけるとけっこう時間がかかりますので、今日はこの辺で失礼します。

 


12月14日(金)懇談旬間 196

2012-12-14 07:42:10 | 日記

 今朝は今年一番の冷え込みでした。軽井沢町役場前の温度計が、-10℃を指していました。国道わきの側溝からは、まるで温泉場の湯気のようにもみえる冷気があがっていました。それほど寒くなっていたということでしょう。

 冒頭の写真は、そんな冷え込んだ朝の、本校北校舎と離山です。今朝は雲ひとつない快晴です。

 来週の月曜日から25日(火)までの期間で、保護者・生徒・担任の間の三者面談を実施します。

 1・2年生は原則全員と、3年生は進路未決定者を中心に、担任の先生方が面談を行います。

 この期間中、4時間授業短縮日程とし、午後、懇談をする時間を確保しています。

 待合室も教務係が、学年別に考えています。保護者の皆さんは、そちらをご利用ください。

 1・2年生は成績を中心に話し合いがなされるかと思います。また、進路の方向性についても話し合いが行われると思います。

 近年、高校生の就職戦線が非常に厳しい状況にあります。

 「自分を磨く」ことをきちんとしておかないと、なかなか内定を勝ち取ることが難しいというのが私の実感です。

 今年の場合でいうと、特に製造業志願者が大変厳しい状況にありました。

 この機会に、生徒諸君も、自分の進路について、よーく自分なりに考えておいてほしいと思います。

 なお、懇談期間中、担任以外の先生方には、校内外の巡視をお願いしています。

 

 


12月13日(木)軽井沢「こぶし教育」及び商業系検定結果 195

2012-12-13 13:02:07 | 日記

 

 軽井沢町の荻原教育長さんから、「軽井沢町の長期振興計画によるまちづくり」の資料を頂戴しました。

 その中に、軽井沢町教育の目指す、軽井沢「こぶし教育」というものがありました。

 「こぶし」は、軽井沢町の町木です。また、本校の生徒指導通信の題名も「こぶし」です。

 こぶし教育の理念は、

 「こ」………こころ(心)豊かで

 「ぶ」………ぶんか(文化)を育て継承し

 「し」………しぜん(自然)を愛す

 人間の育成を目指すものだそうです。

 このキャッチフレーズ、大変気に入りました。

 軽井沢高校で、すでに実践していることも多くあります。同じ町内の学校なので、町立ではなく県立高校でありますが、軽井沢高校としても、この「こぶし教育」の具体化を私なりに考えてみようと思っています。

 話は変わり、商業科の高橋先生から、2学期に受けた検定の結果報告を受けました。生徒諸君は、さらに上位の級に合格できるように頑張ってほしいと思います。

 ☆全国商業高等学校協会 ワープロ実技検定試験 

   2級  5名合格(3年生商業コース) 

   3級 40名合格(1年生普通科+3年生商業コース) 

   4級  5名合格(1年生普通科)

 ☆全国商業高等学校協会 珠算・電卓実務検定試験電卓部門

   1級 11名合格(2・3年商業コース) 

   2級 17名合格(2・3年商業コース) 

   3級  1名合格(2・3年商業コース)

 


12月12日(水)2学期成績会議及び2学期授業アンケート 194

2012-12-12 13:05:28 | 日記

 

 本日は、2学期の成績会議を行います。

 すでに、昨日の「校長日記」でもふれました。各学年主任から教頭先生に報告があったことを、私も承知しています。

 この成績会議をもとに、三者面談を実施します。

 成績が芳しくなかった諸君は、「心機一転」頑張って欲しいと心から思っています。

 高校は中学とは違います。成績が芳しくないと進級・卒業できないこともあるのです。その辺が実感としてわからないと困ります。

 成績不振の生徒と保護者には、再三にわたり担任から、時には学年主任や教頭同席で話をしているところです。

 中学校へ進路講話にうかがうときに、上記のことを必ず伝えるようにしています。

 課題をきちんと期日までに提出できない生徒も大変苦しい状況に追い込まれます。

 この校長日記を読んでくださった中学生の皆さん、ぜひ、今から課題を期日までに提出する習慣を身につけて、高等学校に進学してくださいね。これは、私からだけの言葉でなく、高校の先生方すべての願いでもあります。

 話は変わり、2学期の授業アンケートを生徒の皆さんから教科ごとにとることになっています。期間は、本日から20日までの間です。全体集計は進路学習指導係で行ってもらっています。

 1学期の授業アンケートの集計を以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/announce/121130-1gakkijyugyouankeito.pdf

 冒頭の写真は、昨日行いました3年生の選択授業「環境」のなかで、保存食である燻製づくりの様子です。昨年度もこの時期に取り組んでいました。担当の小宮山先生、渋谷先生には準備段階から大変お世話になりました。

 さらに話は変わり、本日お昼のFM軽井沢の放送で、先日の1学年就業体験報告会の様子を流していただきました。どうもありがとうございます。私も、教務係が録音してくださったものを、今聞きながら、この日記を書き足しています。


12月11日(火)学年成績会議 193

2012-12-11 13:42:57 | 日記

 

 本日は、各学年ごとに2学期の成績について話し合いが行われます。

 学年の先生方で情報交換しつつ、今後の指導をどのように行っていくか、きっちり審議する会議です。

 本校にとって、この学年成績会議はとても重要なものであると私は認識しています。

 本校では、学年成績会議の結果は、学年主任から教頭先生へ、教頭先生から私に報告する手はずを整えています。

  私は、夕方から、佐久市内に出張しますので、教頭先生からは明日の午前中に詳細を伺おうと思っています。

 生徒たちが無事に進級・卒業できるように、それはもう本校の先生方は熱心に指導してくださっています。そんな想いを、生徒の皆さんもきちんと受け止めて欲しいと願っています。きちんと取り組まなければならないのは先生方ではなく、生徒本人なのです。自ら扉を開けなければ、誰も扉を開けてはくれないんですよね。

 冒頭の写真は、今朝撮影した、アイスホッケー部のインターハイ出場を記した横断幕です。先週の「校長日記」では、設置中の写真を掲載しました。

 話は変わり、SHR(ショートホームルーム)後、昨日から本校で学んでいるオーストラリアからの短期留学生のEmma Simmons さんが、英語科の漆原先生とともに、校長室に顔を出してくださいました。

 私も自分の名前だけは、英語でしゃべりましたが、後は日本語で話しました。私の日本語も理解できるとのことでした。

 以前にも「校長日記」で書きましたが、「有意義な留学生活」となることを祈念しております。


12月10日(月)「軽高生、いいなぁ」及び軽井沢ロータリークラブ例会 192

2012-12-10 06:57:06 | 日記

 本日も佐久市内で会議のため、終日出張します。

 先週、嬉しいお電話を学校にいただきました。

 「4日(火)朝の登校時、御代田駅から乗車した本校生徒3名が、しなの鉄道内で、体調の悪くなった女性にやさしく声をかけ、介抱をした」ということで、当事者の女性から介抱していただいたことへの感謝のお電話でした。

 「軽高生、いいなぁ……」。

 一般的に外部から学校にかかってきます電話といえば、お叱りの内容が多いわけですが、本校生徒のこうした良質な部分を地域の皆さんが学校に連絡をくださり、校長として、嬉しく、また、誇りに思います。

 生徒指導係の通信「こぶし」にもこのことが書かれていました。さっそく、生徒のみなさんにも担任から話をしました。

 

 本日、私は、標題の軽井沢ロータリークラブ例会に招待されていましたが、こちらは、教頭先生に代理出席してもらいます。

 今回のロータリークラブの例会には、グアム派遣生徒5名とその保護者及び軽井沢高校の代表者が招待されています。学校からは英語科の徳田先生にも出席してもらいます。

 この校長日記に以前にも書きましたが、国際交流担当の長嶋先生には、いつものとおり事前準備から関わっていただいています。今日のプレゼンテーションの事前指導もすでに先週の木曜日の放課後に行っていただきました。ありがとうございます。

 また、先週の「校長日記」でも紹介しましたが、本日から1月中旬まで、昨年同様、オーストラリアから短期留学生が来校します。こちらも昨年同様、町内の荻原さんの家にホームステイします。荻原家には大変お世話になります。

 留学生には、軽井沢滞在中に、様々なことを体験していって欲しいと思いますし、本校生も積極的に交流し、「異文化理解」を心がけて欲しいものです。

 


12月9日(日)長野県高等学校歴史教育研究会冬季研究会 191

2012-12-09 08:04:59 | 日記

 

 長野県高等学校歴史教育研究会の冬季研究会を、塩尻志学館高校の同窓会館をお借りして本日午後行います。この研究会については、この「校長日記」でも以前紹介しました。

 講演会を、貴堂一橋大学教授にお願いしています。貴堂先生は、アメリカ近現代史の研究者です。どんなお話をうかがえるか楽しみにしています。

 会員の研究発表も2本あります。こちらも楽しみにしています。

 夏の研究会同様、岡田事務局長と保母会計担当が会員と県内の高等学校あてに案内を出してくださいました。あわせて、会員勧誘の文書も作成してくださいました。県内高校の歴史教育に興味関心のある方の入会を期待しています。

 「紀要」3号の執筆依頼もおこないました。多くの会員の皆さんが、「紀要」に寄稿してくださることを期待しています。

 冒頭の写真は、昨年度の紀要です。多くの会員の皆さんが紀要に投稿していることが分かっていただけたと思います。

 今日の研究会、地歴公民科の佐藤先生とこの3月まで軽井沢高校にご勤務いただき、現在北信教育事務所に勤務の山極先生と一緒に3人で参加してきます。

 なお、昨日は、東京まで、日帰りで出張してきました。文部科学省まで出かけてきました。この歳にして初めて文科省にいきました。

 写真は今日の会議会場横にある旧文部省庁舎です。

 会議会場の東館はあまりに高い高層ビルで、携帯電話のカメラではその全容を収めることはできませんでした。

 

 新幹線を使えば、日帰り出張も難なくできるようになりました。

 ☆追伸 12月9日 21時

 先ほど、研究会から軽井沢に戻ってきました。

 会員の皆さんが30名ほど集まってくださいました。

 いやぁ、いい研究会でした。

 会員の保母先生と小川先生の発表もすばらしかったし、一橋大学の貴堂先生の講演も、大変楽しく拝聴できました。

 貴堂先生の著作、『アメリカ合衆国と中国人移民ー歴史の中の「移民国家」アメリカー』をさっそく注文して、読んでみようと思っています。 

  奥に見えるのが会場の塩尻志学館高校同窓会館

貴堂先生の講演の様子です。