軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

10月31日(水)軽井沢中学校との職員交流会 162

2012-10-31 09:28:52 | 日記

 昨年度から再開しました本校と軽井沢中学校の職員交流会が、今年度は軽井沢中学校を会場に行われます。

 

 上の写真は、軽井沢中学校の写真です。

 昨年度再開するにあたっては、校長間、教頭間、教務主任間で連絡を取り合い、開催の運びとなりました。

 冒頭の写真は、昨年度、軽井沢高校で行った交流事業の中の授業公開の場面です。中学校の先生方が熱心に授業を参観してくださいました。軽井沢中学出身者は、知っている中学校の先生を見かけると、うれしそうな、あるいは、照れたような、いずれにしても、前々から中学の先生方に会うのを楽しみにしていたようでした。

 今回は、授業参観、全体会、教科別研究会というように、軽井沢中学校側で計画を立てていただきました。ありがとうございます。

 軽井沢町にある唯一の中学校と高等学校ですので、様々な面で連携を深め、軽井沢高校に進学する生徒だけでなく、地元の中学生のために軽井沢高校としてできることを、私としても考えています。

 一昨年度から実施しました、本校の先生方による軽井沢中学校への「出前授業」は、中学生の高等学校へのモチベーションが大変高まったと中学側から好評でした。

 部活動の連携も行っているところですし、中学校への進路講話、文化祭の合唱コンクールへの審査員の派遣等、様々な関わり合いをもっています。

 何といっても、現状では、軽井沢高校に入学する生徒の三人に一人は、軽井沢中学校の卒業生です。これからも、この交流会を大切にしていきたいと考えています。

 以下のリンクは、昨年の交流会についての内堀校長先生の「雑感」です。

 こちらもお読みいただければ幸いです。

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs2011/e/e643dfe65920106db5c7d5a31eaa0c60

 


10月30日(火)モップ交換及び「KARUIZAWA GUIDE」出版記念イベント表敬訪問 161

2012-10-30 15:42:34 | 日記

 本日放課後、清掃時に、モップ交換を実施しました。

  

 営繕美化係の桜井先生と事務室の高間さんと中澤さん及び営繕美化委員会が中心におこなっていました。

 本校の本館は昭和50年代の半ばに作られました(昭和55年10月に本館竣工、新校舎入校式を実施)。

 それから、30余年が経ちましたが、以前にこの「校長日記」で書きましたように、意外と綺麗な感じがします。

 私なりに考えて、生徒たちが大切に使ってくれていることと、清掃をきちんと行っているからだと思うのです。

 モップで廊下等のほこりををきちんと拭き取っていますので、モップも定期的に交換することになります。

 午前中、軽井沢ガイドサービスの永島さんからご招待された「KARUIZAWA GUIDE 出版記念イベント」に出かけてきました。会場は旧軽井沢の軽井沢観光会館です。

 

 旧軽井沢の軽井沢観光会館

 本校関連の写真と解説もありました。

 

 左が今年度の英語によるガイドツアー、右が昨年度の英語合宿における永島さんの講義

 軽井沢や信州を舞台とする今昔の国際交流の場面を写した写真が展示されていました。

 個人的には戦後すぐに占領軍が万平ホテルを使っていた写真が気に入りました。

 永島さんとツーショットで、本校関連写真を背景に記念撮影をしてきました。

 

 この土日には、インターンシップ生3名がお手伝いに伺い、ALTのアシュリーや英語科の長嶋先生も訪れたそうです。

 インターンシップ生3名は、今回のイベントが最後の仕事となりました。

 永島さんには大変お世話になりました。この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。


10月29日(月)特別支援教育研修 160

2012-10-29 07:49:10 | 日記

 

 本日は、中学校の特別支援教育の現状を学んできます。

 長野市内の中学校視察です。会場は篠ノ井東中学校です。授業参観、無言清掃視察、研究協議があります。

 朝、しばらく学校にいましたら、出かけます。今日も勉強してきます。

 校内では、音楽家周防義和さんの特別授業「映像と音楽」の2回目が本日行われます。今回が最終回です。

 出張前に、周防さんが校長室に顔を出してくださいました。今回の講義について改めて御礼を申し上げました。

 今朝は、風が強く、校内は枯葉ががたくさん落ちていました。周防さんのご自宅も、「枯葉の山」とのお話を伺い、その対策について意見交換をしました。

   

 27日のアイスホッケーの試合の様子の写真を、保護者からいただきました。

 掲載します。ありがとうございました。

☆追伸 11月2日

 冒頭の写真は、篠ノ井東中学校の壁新聞です。登山の様子を記したものですが、写真からわかるようにいいできばえです。


10月28日(日)昨日のアイスホッケー部インターハイ長野県予選について 159

2012-10-28 21:30:01 | 日記

     

 昨日、17時から、軽井沢町風越アイスアリーナにて、標記の大会が行われました。

 六地域対抗選抜アイスホッケー大会で、準優勝というこれまでになかった成績をおさめた後の公式戦です。

 16時30分練習開始、17時から試合開始でした。

 私は大会長ということもありますが、本校アイスホッケー部の勝利を祈りながら、教頭先生と一緒に応援に出かけてきました。

 いつものように桜井監督、小宮山部長、布山顧問、鈴木コーチがいます。

 3学年の担任の宮坂先生、森山先生、渋谷先生、2学年担任の岩下先生、1学年担任の湯本先生、野球部顧問の佐藤先生と漆原先生夫妻が応援に駆けつけてくれました。アイスホッケー部の保護者や本校の生徒達、アイスホッケー部のOBなどの他に、桜井監督の奥様とお子さんの顔も見えました。

 さすが、インターハイ県予選、土曜日の夕方にもかかわらず、多くの方が本校アイスホッケー部の応援に駆けつけてくださり、私からも重ね重ね御礼申し上げます。

 先週、校門で朝の挨拶をいつものとおり行いながら、登校してくるアイスホッケー部員達に、「今度の試合、頑張れよ」と声をかけました。生徒達も、引き締まった表情に見え、「当日はやってくれるに違いない」と確信しながら、今日の試合にのぞみました。

 相手は長野工業高校です。

 結果は、 10 対 0 で勝ちました。

 

 今回は、メモをとりながら、また、保護者の皆さんに解説してもらいながら、観戦しましたので、以下に途中経過を記します。

 試合中、いつものように、宮坂先生の生徒を鼓舞する声が会場に響き渡ります。生徒達は、前に見たときより、組織的なプレーができているように見えました。

 第1ピリオド 6 対 0

 1点目 3分56秒 ゴール 1年土屋 アシスト 3年小林 1年石井

 2点目 4分40秒 ゴール 1年土屋 アシスト 3年小林

 3点目 9分10秒 ゴール 3年秋本 アシスト 1年宮澤

 4点目 10分32秒 ゴール 3年中澤  アシスト 2年 吉田

 5点目 11分12秒 ゴール 3年中澤

 6点目 13分31秒 ゴール 3年小林

 相手の攻撃を未然し阻止しながら、一方の攻撃では、次々とゴールを決めました。

 第2ピリオド 2 対 0

 7点目 10分43秒 ゴール 2年吉田 アシスト 3年中澤 3年柏木

 8点目 13分9秒 ゴール 3年中澤 アシスト 3年柏木

 第3ピリオド 2 対 0

 9点目 5分26秒 ゴール 3年中澤 アシスト 1年宮澤

 10点目 14分55秒 ゴール 1年土屋

 2年前のインタイハイ予選で、苦い思いをしていますので、今回の結果にほっとしました。

 試合終了後、表彰式が行われ、私から両校に賞状等を渡しました。

 

 相手の長野工業も少ない人数ながら、真摯なひたむきなプレーで、最後までよく頑張りました。試合が終わったあとに、長工の生徒に、「お疲れ様でした」と声をかけると、立ち止まりこちらを見て、「ありがとうございました」と礼儀正しい挨拶をしてもらいました。スポーツマンらしいその態度、感心しました。

 本校の生徒達も、目標はインターハイベスト4ですので、さらに技量を磨いて、その目標がかなうように精進して欲しいと思います。今年のインターハイは1月に北海道で行われます。

 冒頭の写真は、右の写真が試合前の様子、左の写真が第2ピリオド途中、相手ゴール前の攻防の様子です。

 この後、アイスホッケー部の諸君は、11月17日・18日に、同じく風越アイスアリーナで行われます北信越・東海・近畿ブロック予選に出場します。私も、大会長ですので、また、応援にうかがいます。

 昨日の日記に書きましたように、この予選のあと、日記を執筆している時間がありませんでしたので、本日、結果等をアップしました。

 本日は身内に不幸があり、様々終わらせてから、軽井沢の宿舎に戻り、この日記を書いていますので、アップする時間がいつもより遅くなりました。そんな事情をご賢察願います。


10月27日(土)筑波大学大学院修士課程教育研究科教科教育専攻社会科コース民俗学実習 158

2012-10-27 06:34:04 | 日記

 昨日の金曜日から来週の火曜日までの日程で、筑波大学の伊藤純郎教授が指導する大学院修士課程教育研究科教科教育専攻社会科教育コースの大学院生の皆さん20余名が佐久穂町の大日向地区で民俗調査等を行うために訪れています。

 金曜日から日曜日まで調査を行い、月曜には恒例となっている小海高校訪問、火曜日は佐久穂町の小学校との交流を行う予定とのことです。

 もともと、平成10年に、伊藤先生をはじめ、比較文化学類の日本研究専攻の先生方と学生達が、当時の八千穂村(現佐久穂町)の佐口地区に調査に訪れたことを嚆矢として、この信州での実習が始まりました。

 その後、実習地を臼田町(現佐久市)に移し、臼田町誌民俗編の編纂の手伝いを兼ねた学部生と大学院生の共同調査を経て、さらに、臼田町誌編纂終了後は、佐久穂町に調査地を移し、大学院生だけの調査になりました。

 この間、平成13年度から今日まで、小海高校と筑波大学の、「高大交流事業」が継続的に行われています。私も、平成10年度から平成16年度まで、小海高校在職時代には、民俗調査からこの交流事業まで、現地指導員ということでお手伝いをしてきました。地元の中学生や高校生もこの調査に参加して、大学生や大学院生との交流をしてきました。いまだに、野沢南高校の生徒達が民俗学実習に参加しています。

 小海高校では、授業見学、クラス別進路講話、模擬授業、クラブ見学、高校の先生方との懇談会等が行われています。高校生に読んでもらいたい本を予め書いて、高校に届けてももらっています。

 平成13年に初めて小海高校を大学院生たちが訪れた時、そのときの小海高校生や筑波大学の院生たちの感想を記した当時の小海高校3学年通信『あすなろ』の縮刷版が手元に残っています。

   

 一部紹介しますと、生徒の感想として、

 院生による進路講話を聞いて、

 「10年後の自分なんて具体的に考えたことがなかったのでいい機会をもてた」(2年生)

 「大学に対する曖昧なイメージが今日聞いていて少し分かった気がしました」(2年生)

 とありました。

 院生の感想には、

 「当たり前のことを当たり前に繰り返すことが大切だという姿勢が伝わってきます。先生方の手を抜かず一生懸命に指導するムードがうらやましい気がし、職員間の連携がうまくいっていると思われます」(現職派遣の大学院生)

 「英語の授業を拝見させていただきましたが、生徒と先生の信頼関係が築かれているのがよくわかりました。非常に明るい授業でしたが、その中にも緊張感があり、良い授業だと思いました。間の取り方や授業方法などさすがだと思いました。」(大学院生)

 とありました。

 高校側にも大学側にも、そして、高校生にも大学院生にも、お互いにメリットの大きな高大連携事業だと思います。伊藤先生のご尽力があることは勿論ですが、お互いにメリットがあるからこそ、10年以上もこの事業が継続しているのだと思うのです。

 過日、小海高校の大井校長先生が、筑波大学と小海高校の「高大連携事業」について、東信地区の校長会で実践報告をされました。大変懐かしく拝聴しました。また、私が在籍していたときよりも、さらに進化した連携事業になっていました。

 私も、小海高校を離れたあとも、できる限りこの調査には参加するように心がけてきました。

 最近では、すべての調査に参加する時間はとれませんので、土曜日の夜に、話をする時間を作っていただき、大学院生達と交流することが多くなりました。

 今年も、宿泊先に出かけ、話をしてきます。20名を超える大学院生が参加し、さらに、各地で教職に就いているOB・OGも数名参加するとのことです。

 大学院生達は、将来「教職」につくことを目的に学んでいますので、今回の話も、教育に関わる話をする予定でいます。もちろん、民俗学の「聞き書き」等についての質問についてもお答えする予定です。

 今回のテーマは「学校を開く」ということで話をしようと考えています。

 校長職に就き、考えてきたことを中心に話をします。

 この「校長日記」の中で書いていることも、話の中で触れようと思います。

 私にとって、こうした学生達との交流は、大学院生の今行っている研究の話等を聞くこともでき、また、最新の研究状況を「耳学問」できもし、大変貴重な研修の場ともなっています。

 なお、本日行われる、アイスホッケー部インターハイ長野県予選のことは、明日の日記で詳しく書きますので、お待ちください。この予選終了後、佐久穂町の宿に直行しますので。

 

 写真は、10月26日放課後、中庭でシュート練習中のアイスホッケー部

☆追伸 10月29日

 27日の夜、話にいってまいりました。

 

 OB・OGは、県内から2名、福島県から1名、千葉県から1名、愛媛県から2名参加していました。

 楽しいひと時を過ごすことができました。

 

  


10月26日(金)秋の読書週間及び生徒自ら行う学習環境整美事業 157

2012-10-26 16:30:17 | 日記

  

 週はじめの22日の月曜日から本日まで、本校は秋の読書週間としています。

 すでに、先生方と生徒会役員のお薦めの本の紹介、毎朝のSHRでの朝読書の実施、図書館宝くじを実施しています。朝読書では、冒頭の場面で「お薦めの本」を紹介していました。

 冒頭の写真の左側は、先週の金曜日に図書委員が、先生方と生徒会役員のお薦めの本の紹介を管理棟の階段に掲示したものです。

 右側は、お薦めの本の紹介をまとめた冊子「心の本棚」の表紙です。

 この冊子の「はじめに」には、以下のように書かれています。

 この「心の本棚」は、先生方、生徒会役員の皆様が読書週間に推薦してくださった本を冊子にまとめて紹介しています。

 ここに紹介する本には、

  ☆読書の楽しさ、喜びを知ってほしい

  ☆様々な生き方、感じ方、考え方を知ってほしい

  ☆広く世界に、そして社会に目を向けてほしい

  ☆心の癒しとなるように

  ☆学習の理解が深まるように

  ☆進路の一助となるように

 様々な思いが込められています。

 ケータイやインターネットなど新しい情報を手軽に使える便利なメディアに頼りがちですが、心に残り、かつ、糧となる点では、読書に勝るものはありません。活力あふれるこの青春時代に、心に残る一冊に出会えますように。

 最後になりましたが、先生方、生徒会役員の皆様方、ご協力ありがとうございます。

 とありました。いいことが書かれていますよね。あまりにいいことが書かれていますので、全文をこの「校長日記」に掲載させてもらいました。

 昼休みに、西村図書委員長が校長室を訪ねてくれ、「クッキーを焼きましたので、よかったら召し上がってください」といいながら渡されました。以下の写真のクッキーです。「ちょっと硬いです」とも話していたので、歯を欠かないように、慎重に、そして心遣いに感謝しつつ、かみしめながら食べさせてもらいます。

 

 話は変わり、本日放課後、営繕美化委員会で、本館の壁のペンキ塗りを行いました。営繕美化係の桜井先生・佐藤先生、事務室の高間さん、中澤さんの指導の下、1年生から3年生までの委員が熱心に取り組んでくれました。

 

 県教委の「生徒自ら行う学習環境整美事業」の一環として行うものです。

 以前にこの「校長日記」で紹介しましたが、営繕美化委員会でワックスがけを行ったのも、この「生徒自ら行う学習環境整美事業」でした。

 なお、明日と明後日、電気設備の点検のため、本校は停電となります。

 今日の信濃毎日新聞朝刊信州ワイドに、「軽井沢の施設 英語で紹介 町内業者 ガイドブック紹介 高校生3人が編集協力」と題して、昨日の取材が記事となりました。土橋記者さん、ありがとうございました。信濃毎日新聞社の許諾がおり次第、いつものとおり本校のHPに掲載します。

 今朝、校内を歩いていると、生徒昇降口に昨日の生徒会役員選挙の結果が広報されていました。

 生徒会長    2年1組 鈴木君

 生徒会副会長 2年2組 黒沢君 2年3組 小宮山さん

 会   計    2年2組 佐藤君 2年1組 古清水さん

 審査委員    2年1組 植木君 2年1組 松村君 1年2組 鈴木君 

           2年1組 青木さん 2年2組 青木さん 2年3組 上原さん

 噴煙祭実行委員長 2年2組 須賀井君

 ということです。

 役員の皆さん、これからの生徒会活動をよろしくお願いします。

 なお、任期は11月1日からです。引継ぎ会を11月1日(木)16時30分から行うことも広報されていました。

 


10月25日(木)生徒会立会演説会及び浅間中学校生徒来校及び打越教授講義など 156

2012-10-25 19:37:48 | 日記

 本日はこれからの生徒会役員を決める、生徒会立会い演説会及び選挙を行いました。

 9月28日に実施した秋季クラスマッチの表彰式もあわせて行いました。

 まずは、秋季クラスマッチの表彰式です。

 

 総合順位の上位3位まで、また各競技の上位3位までに対して、依田生徒会長と徳竹体育委員長から賞状等を渡しました。

 表彰式後、私からクラスマッチの講評を行いました。今朝、徳竹体育委員長から改めて頼まれたものです。

 「3年3組が春に引き続き連続優勝したこと、各クラスの生徒たちがそれぞれクラスのためにがんばったこと」などにふれ、それぞれの健闘を称えました。

 

 次に生徒会立会演説会を行いました。

 

 いやぁ、一言でいうならば、「感動」しました。

 各候補者の発する力強く、また、生徒会をこうしたいという説得力のある言葉の数々、推薦責任者が発する候補者の人柄の分かる応援演説、さらにそれぞれの演説を真摯な態度で聴く生徒たち、会場が静まり返る中で、きちんと演説会が行われていました。演説が終わると、それぞれに盛大な拍手も沸きあがりました。

 「この雰囲気、いいなぁ」と思い、旧体育館を後にしました。

 投票は各ホームルームに戻り、実施しました。

 放課後、被服室で開票作業が行われていました。

 午前中には、佐久市立浅間中学校の3年生及び引率の先生が学校見学に訪れました。電車を乗り継ぎ、軽井沢駅からは徒歩で本校まで来たとのことです。当初の希望は、授業を廊下から見たいとのことでした。話をうかがい、国際文化科の授業を一部体験してもらおうと考えました。後述の打越教授の授業の後半部分を見学してもらいました。

  

 この学校見学、松沢教頭と飯島教務主任、教務係の須澤先生に対応してもらいました。

 中学生達は、持ってきた昼食を本校で食べていきました。私も昼食会場を訪ね、一言ご挨拶を申し上げました。

 話は変わり、2時間目に成城大学の打越先生に、国際文化科の授業の中で講義をしていただきました。

  

 

 はじめに、パワーポイントを使いながら、「KARUIZAWAの自然・文化・歴史」について説明をしていただきました。

 後半は、先生が作成してきてくださったプリントに書き込みながらの講義となりました。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/121025utikosisennsei.pdf

 先ほど書きましたとおり、後半部分で浅間中学校の生徒たちも授業を参観しました。

 今後、打越先生とは、さらに連携を深め、「軽井沢のエコツアー」も考えています。

 さまざまな場面で、打越先生には大変お世話になっています。

 「学校を開く取組」であり、また、「軽井沢高校ならではの取組」が、今年も着実に一歩前進しています。私としては、大変嬉しく思っています。国際文化科の授業もさらに活性化しています。

 打越先生には、10月4日に、わざわざ学校までおいでいただき、本校の英語科の長嶋先生と今回の授業の大枠を話し合っていただきました。私からも、過日の「英語合宿」のお礼を申し上げました。 

 また、本日、放課後、再び、本校までおいでいただき、英語科の長嶋先生と今後の「エコツアー」について、詳細な打合せを行っていただきました。

 話はさらに変わり、放課後、信濃毎日新聞の土橋記者が来校されました。10月22日の「校長日記」で紹介しました「Karuizawa Guide」に関して、軽井沢ガイドサービスの長期インターンシップで本作りのお手伝いをさせていただいた本校の国際文化科3年生3名の取材をしていただきました。KGS(軽井沢ガイドサービス)の永島さんも学校にお見えになりました。一緒に取材を受けていただきました。

 校長室に集合し、国際文化科の授業を主に行う教室に場所を移して取材をしていただきました。

 土橋記者、いつもありがとうございます。

 永島さんも、お忙しい中、連日、本校においでいただき、ありがとうございます。永島さんから県教委にも、この著作を何冊か寄贈していただけるとのことをうかがいました。「ALTにお役立ていただけるとありがたい」とのお言葉をいただきました。私からも改めて御礼の言葉を述べさせていただきました。

 今日もさまざまな嬉しいことがあった軽井沢高校でした。

 ☆追伸 11月2日

 打越先生から「ブログ」の紹介がありました。

 以下からご覧いただけます。

 http://karuizawa-cross.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-b4cd.html


10月24日(水)軽井沢高校校長室のお宝 155

2012-10-24 07:25:17 | 日記

 10月1日の校長日記で、望月高校の校長室の「お宝」を紹介しました。

 考えてみましたら、本校の校長室にも「軽井沢」ならではの「お宝」があります。

 今日は、その一端をご紹介します。

 まずは、以下の「印」からお話します。

 内堀校長先生が、2010年4月9日の「校長日記」でお書きになっています。

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs/e/fe07e2e46a01b41589f79070b87fbe3b

 この「印」、「犀星」と彫られています。

 これが本物かどうかといったことについて、日記にお書きになっています。

 今月に入り、柳澤全三(まさみ)元校長先生が、「70周年記念誌」の原稿をわざわざ学校までお届けにおいでくださり、しばし、校長室でさまざまなことを教えてくださいました。柳澤校長先生は、本校で、教頭先生・校長先生を歴任され、創立40周年記念事業のときの校長先生でした。

 この「印」についても分かりました。柳澤先生に教えていただきました。

 本校の創立40周年記念事業の折に、室生犀星直筆の本校の校歌詩の写しをお土産に配ったそうです。

 そのときに押した「印」だったのです。

 室生犀星の娘の朝子さんにお願いして、犀星の「印」をコピーさせていただいたそうです。

 彫りは、軽井沢彫の職人さんにお願いしたそうです。

 大きい「印」は上の写真のとおり校歌詩を入れた表紙に押され、小さい「印」は、校歌詩に押されています。

 この2年と半年、わからなかったことがやっと分かりました。

 

 さらに、校長室の向かって右上に飾られているこの書、誰がお書きになったものか前々から気になっていました。

 これは、石橋犀水氏の作です。石橋氏は昭和を代表する書家であり、書道教育の第一人者です。新潟大学教育学部書道科の教授を務められています。あの望月の生んだ偉人、比田井天来に師事しています。

 

 校長室の向かって左側の書、堀辰雄の「美しい村」の一節を、軽井沢出身の書家、稲垣黄鶴氏が書いてくださったものです。

 今回、柳澤先生に教えていただき、軽井沢高校校長室の「お宝」のことを、再認識しました。

 

 


10月23日(火)英語教育研究会及び軽井沢アートコントラーダとの連携事業 154

2012-10-23 17:29:30 | 日記

    

 本日、県内の英語科、国際教養科を設置する高校の校長先生あるいは教頭先生と英語科の先生方、県教委の担当者が本校にお見えになり、標記の会合を開きました。また、今年度は、全県の公立高校にも、授業公開と授業研究、研究協議会への参加の依頼状をお出ししました。松本蟻ヶ崎高校から出席者がありました。

 研究会のメンバーは、中野西高校、長野西高校、上田染谷丘高校、飯田風越高校、松本県ヶ丘高校、そして本校です。

 私も本校の教頭時代に、長野西高校、上田染谷丘高校、飯田風越高校で開催されたこの研究会に英語科の先生と一緒に出席してきました。

 この研究会は、授業参観、授業研究および研究協議からなり、ほぼ1日を費やします。

 せっかく行う会議ですから、内容を充実したものにしようと考え、関係する校長先生方等にも相談しながら、早い段階から、松沢教頭と英語科に原案を考えてもらいました。

 今回は、2時間の授業参観ののち、研究協議をⅠ・Ⅱという二本立てで実施しました。松沢教頭には、事前に、参加高校に対するアンケートをお願いし、研究協議が充実したものになるような工夫もしていただいています。

 研究協議のⅠは授業研究会、Ⅱはアンケートに関する協議になります。

 2時間目の授業参観は、1年生の習熟度別英語の授業を見ていただきました。

  

 

 1年生英語の習熟度授業

 3時間目の授業参観では、来校された先生方に、国際文化科の3年生「プレゼンテーション」の授業の中で、審査員をしていただきました。卒論中間発表会の評価をお願いしました。

  

 ちょっとサプライズの企画を考えました。参加される各校の校長先生、教頭先生は、本校の私と松沢教頭以外、すべて英語の先生方なのでお願いすることにしました。 

 他校の英語科の先生方にも審査員をお願いしました。当日、突然お願いしたにもかかわらず、皆さん、熱心に審査をしていただき、ありがたく思いました。

 生徒の発表後、審査員の先生方からコメントをいただきました。さすが英語の先生方、生徒に分かるような噛み砕いた英語で、ユーモアたっぷりに、また、生徒が元気の出るような励ましのコメントを頂戴しました。生徒たちも、本校の先生方ではない先生方に褒めていただき、嬉しかったと思います。また、自信がついたと思います。

 研究協議も充実したものとなりました。

 今回参加してくださった先生方だけではなく、他の学校の先生方にも、この研究会をさらに「開く」ことが、来年度の課題として提案されました。来年度の開催高校は松本県ヶ丘高校ですので、きちんと引き継いでいこうと思っています。

 

  ただいま、研究協議中

 本校は、来年度で、「国際文化科」が廃科となりますので、再来年度からは、この研究会のメンバーから、はずれることになります。しかし、国際文化科の後継コースとしてのグローバルスタディコースは、国際文化科の伝統とノウハウを踏まえて、さらに進化したカリキュラムとしていますので、オブザーバー参加でもかまわないのでこの研究会に参加させてもらえないかどうか、私としては、そんなことも考えているところです。

 本日午後、昨年度から実施しています軽井沢アートコントラーダとの連携事業も実施しました。版画家・舞台美術家の橋本潔氏に3年生の選択授業「美術Ⅲ」で講演をしていただきました。「版画とその制作について」と題して、橋本さんご自身の制作について、また、作品についてのお話をしていただきました。私は英語教育研究会に出席していまして、授業を拝見することができませんでした。

   

 午後には、東信教育事務所の指導主事が来校し、関係担当係に対応していただきました。 

 話は変わり、本日から木曜日までの3日間、依田会長、堀川・池田両副会長をはじめ、生徒会執行部の皆さんが8:15から8:30まで、生徒用昇降口で「赤い羽根共同募金」の呼びかけを行います。私もさっそく募金しました。

  

 今日も、さまざまなことがありました。

 生徒がいきいきと活躍できる学校であり、先生方も今日のような企画物は大変ですが、やればやっただけ、生徒が輝き、また自分もやった甲斐があると思える学校に、ますますなっていけたらいいなぁと思った次第です。

☆追伸 10月26日

 橋本先生の授業のお礼を、軽井沢アートコントラーダの猪狩さんに差し上げましたところ、丁寧なお返事をいただきました。

 橋本先生の授業では、単なるデータ複製であるコピーと、版画作品を「刷る」という行為の対比や、版画が日本人作家の得意分野で若い世代が大活躍している現状などを分かりやすくお話していただいたことがわかりました。

 3学期には、木工家の武井氏のワークショップも計画しております。こちらも楽しみにしています。

 当日の様子は以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/121023hasimotosi.pdf

  


10月22日(月)音楽家周防義和さんの授業「映像と音楽」及びKGS永島さん来校等 153

2012-10-22 17:56:38 | 日記

 音楽家の周防義和さんには、9月に、3年生選択授業「総合芸術」で、コマーシャル作りについてご指導いただきました。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinmai120919.pdf (信濃毎日新聞許1230112)

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/120906suousijyugyou.pdf

 今回は、本日と来週の二回にわたり、3年生音楽Ⅲの授業の中で、「映像と音楽」と題して、特別授業を行ってもらいます。

 すでに、10月に入り、周防さんが作曲された映画「鴨川ホルモー」と「アルゼンチンババア」を生徒たちは鑑賞し、今日の授業に備えています。

 今回はどのようなお話をしていただけるか、私も楽しみにしていました。

 周防さんが授業の前に校長室に顔を出してくださり、少し話をしました。準備のために、すぐに講義会場の多目的室に行かれてしまいましたが、いつも本校の生徒のために最新の情報を交えた講義をしていただき、感謝しています。

 残念ながら、先生方との面談があり、今日の授業は、授業の後半しか拝見することはかないませんでした。

 映画「アルゼンチンババア」に音楽を入れていったお話を、映像を見ながら解説していただいた場面の講義を少しだけうかがうことができました。映像だけの画面と音楽が入った画面では、印象がこんなに違うものだと改めて思った次第です。演技の上手な役者とはどういうことかのお話には、「知らなかった」ことを知ることができ、またまた勉強になりました。

 来週もう一回講義があります。周防さん、よろしくお願いします。

  

 10月11日から行ってきました、先生方との2回目の面談は本日午前中で終了しました。次回は学年末に実施します。

 午後には、軽井沢ガイドサービスの永島さんが、このたびできあがりましたポケットサイズの英語版ガイド本『Karuizawa Guide 』(英語版軽井沢ガイドブック)を寄贈してくださるために、校長室を訪ねてくださいました。長期インターンシップでお世話になった3年生3名もこの本の執筆に関わっています。教頭先生と英語科の長嶋先生と一緒にお話を伺いました。出版記念イベントの招待状もいただきました。時間を作り、顔を出したいと思います。10月27日11時~16時30分・28日9時~16時30分・29日9時~16時30分・30日9時~15時の日時で、軽井沢観光会館1階にて、「軽井沢や信州を舞台とする今昔の国際交流の場面を写した写真を展示」するそうです。他の企画もありますが、ここでは省略します。

 以下の本を20冊寄贈していただきました。ありがとうございます。

   

 

 明日は、昨年度から実施しています軽井沢アートコントラーダとの連携事業を行います。版画家・舞台美術家の橋本潔氏に3年生の選択授業「美術Ⅲ」で講演をしていただきます。橋本さんご自身の制作について、また、作品についてのお話を予定しています。

 今朝の信濃毎日新聞に掲載されていましたが、第38回県将棋選手権大会地区予選が行われ、本校関係では、数学科の土屋先生と2年生の羽毛田君が11月11日に松本市で開催される県大会に出場することになりました。おめでとうございます。

 土日に行われたテニスの選抜大会東信予選に出場したテニス部の1・2年生は、2年生の古越君・藤巻君・美斉津さん、1年生の神子君・黒岩君・加藤さんの計6名が県大会出場をきめました。県大会は11月3日・4日に行われます。こちらもおめでとうございます。

 話は変わり、本日と明日の清掃の時間に、ストーブを教室等に搬入します。

 

 灯油を29日に配油し、30日に試し焚きをする予定です。

 軽井沢はいよいよ冬支度です。

 

 


10月20日(土)PTA親睦ソフトバレー大会 152

2012-10-20 08:06:38 | 日記

 

  第26回のPTA親睦ソフトバレー大会を行います。

 かつては、ソフトボールを行っていたそうです。

 内堀校長先生からうかがったことがあります。

 ソフトボール大会を行っていた当時は、お父さん達が、朝早くから事前に練習を行い、「勝負」にこだわっていたそうです。それはそれはもりあがった軽高PTA最大の行事だったそうです。盛り上がるPTA最大の行事ということでは、今でも同様です。

 以下のブログは、二年前に内堀校長先生がお書きになったPTA親睦大会関連にものです。

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs/e/35f112710de82af5e15b46d57d15f16b

 冒頭の写真は、朝の準備の様子です。

 

 上の写真は歴代の優勝チームに贈られるトロフィーです。

 

☆追伸 23時30分

 

 開会式の様子です。

 

 優勝決定戦の様子です。

 私からは、開会式の中で、「怪我のないように、また、楽しく和気藹々とお願いします」と申し上げました。

 いざ試合が始まりますと、「勝利」に執着し、最後まで1点を争う緊迫した試合の連続で、大変盛り上がりました。皆さん、お上手でした。

 優勝は、1年3組でした。おめでとうございます。相手チームは、担任の山下先生のほとんどジャンプをしないアタックに翻弄されていました。

 その後の懇親会も試合の結果を反芻しながら、和やかに行うことができました。

 参加された保護者の皆様、ありがとうごさいました。来年も多くの保護者の皆さんが参加されますことをお願い申し上げます。

 また、渉外係の小宮山先生、楜沢先生、事務室の中山さんには裏方をつとめていただき、大会運営をしていただきました。ありがとうございました。

 

 


10月19日(金)2学年計画休業 151

2012-10-19 09:36:49 | 日記

 

 2学年の生徒は、本日、計画休業としています。

 1・3年は特編授業と学年独自の取組を実施しています。

 明日のPTA親睦行事に備え、本日その準備を行います。

 本日は教頭先生が、長野県の総合教育センターで「教頭研修」を受講しますので、教頭先生がいない分を補えるように一日過ごしたいと思います。

 冒頭の写真は、今朝の離山方面です。管理棟二階から撮影しました。昨日は雨で、一日見ることができませんでした。


10月18日(木)修学旅行4日目並びに1学年学習合宿2日目並びに3学年環境教育 150

2012-10-18 16:21:07 | 日記

 いよいよ修学旅行も最終日です。

 昨日の校長日記に書きましたように、予定を早め、10時に那覇空港を出発し、羽田空港から貸切バスで軽井沢に戻ってきます。当初の日程より、早く信州に戻ってきます。16時頃軽井沢高校に到着予定です。

 早朝、松沢教頭が現地の旅行隊と連絡を取り合い、今日の行程を確認しました。

 7時30分にホテルを出たとのことです。

 

 写真は那覇空港に到着した場面です。

 漆原先生からメール送信していただきました。

 台風21号の関係で、大幅に予定を変更しての修学旅行となりました。

 学校に戻ってきましたら、旅行中どんな様子であったか、詳しく聞いてみようと思っています。

 那覇空港を出発との報告を受けて、県教委の関係部署に、私のほうから今までの対応を含めて電話連絡しました。

 13時30分、「三芳サービスエリアについた」と連絡がありました。予定どおり16時頃に軽井沢高校に戻ってこられそうです。

 15時40分、旅行隊が無事に学校に戻ってきました。

 

 岩下学年主任から、校長室で、旅行中の出来事の概略を、教頭先生とうかがいました。

 3日目の行程が大幅変更する中で、「旅行社の添乗員さんが、生徒のニーズを考え、『体験型の学習』を急遽取り入れてくれたことがなによりありがたかった」という話もうかがいました。

 また、昨晩は台風の影響でかなり風が強かったとのこと。信州では体験できないような風だったとのことでした。

 御代田・佐久平方面ならびに小諸方面のバスも、無事に最終目的地についたと学校に連絡が入りました。

 岩下先生の復命を受け、さっそく、宮島添乗員さんには、私のほうからお礼の電話をしました。

 修学旅行隊の皆さん、お疲れ様でした。今晩はゆっくりお休みください。

 1学年の学習合宿も最終日です。

 ホテルにて学習、小論文講演会、真田宝物館の見学の後、貸切バスに乗り、学校に戻ってきます。

  

 15時過ぎに無事、学校に戻ってきました。

 戻ってきた生徒に学習合宿の感想を聞くと、「今まで、こんなに勉強したことはなかった」とのこと。

 今回の合宿の目的がきちんと果たされていて、嬉しく思いました。

 学校に残された3学年は、長野大学との授業連携事業を活用して、環境ツーリズム学部の高橋先生にご足労いただき、「離山自然観察会」を実施します。高橋先生には昨年度からたびたびお世話になっています。

 あいにくの雨模様ですが、できる範囲内で観察会を実施することとしました。

  

 写真は、駐車場での出発の挨拶の場面です。

 1 散策路沿いの植物(木の実)と動物のフィールドサイン(足跡、食痕、クマ糞、クマ棚など)を観察する。

 2 自動撮影センサーカメラを一週間前に設置し、どのような動物が写っているかを確認する。

 3 ネイチャーゲーム(落葉の色集めゲーム、木の実拾いゲーム)を行う。

 というものです。

 正午過ぎに、離山から無事に戻ってきました。

 13時から、高橋先生の講義をうかがいました。今日の観察会の「振り返りの会」です。

 

 

 

 私も前半部分、お話をうかがいました。

 雨が少し降る中で、寒くもありました。高橋先生には観察会の解説とこの講義、本当にありがとうございました。

 講義をしていただいた多目的室、事務室の配慮をいただき、暖房を入れました。

 今日は日中も気温が上がりませんでした故。

 今日は、さまざまなことがあった軽井沢高校でした。無事にそれぞれの行事が終了し、ほっとしています。

☆追伸 10月22日

 1学年学習合宿の生徒の感想の一部が、学年通信に掲載されていました。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/announce/letter/H24/1gakunen-25.pdf


10月17日(水)修学旅行3日目並びに1学年学習合宿1日目及び3学年性教育講話 149

2012-10-17 18:52:37 | 日記

 今朝、出勤しようとして車に乗り込もうとすると、フロントガラスに霜がびっしりついていました。しばらく暖機運転をしてから登校しました。

 軽井沢は冬間近です。

 さて、2学年は修学旅行3日目です。

 昨日の「校長日記」で書きましたとおり、伊江島民泊が中止となりました。今回の修学旅行の目玉であったがゆえに、また、生徒達も大変楽しみにしていたゆえに、大変残念でした。伊江島の皆様にもご迷惑をおかけしました。

 本日は、予定を大幅に変更し、首里城公園見学、恩納村での体験学習等を行います。

  

  写真は、嘉手納展望台からの米軍嘉手納基地見学です。

  

 エイサー体験

 これらの写真は、昨日同様、漆原先生からメール送信してもらいました。

 宿舎は、昨晩泊まったホテルに連泊します。

 明日は、台風21号の影響に鑑み、当初予定を早め、10時に那覇空港発の飛行機で羽田空港に戻ってくることとしました。

 昨日、他の案も含めて、継続的に現地の旅行隊と協議して、私のほうで最終判断をしました。今朝、改めて、旅行隊に問い合わせ、旅行行程を確認しました。

 今回の修学旅行に関して、行程等で予定と異なることを行う場合は、予め、旅行隊から教頭に連絡を入れ、校長の判断を仰ぐように頼んでおきました。

 ここまで、旅行隊が示した原案を、教頭先生と検討の上、その都度、承認してきました。

 生徒引率だけでも大変なわけですが、こうした危機管理対応も、旅行隊の先生方は、ここまで、適確に行っていただき感謝しています。

 こうした場合、「指揮系統の混乱」が、大変な事態になることは、歴史が教え示していますね。

 本校では、3年前の修学旅行で、「新型インフルエンザ」に罹患した生徒が次々と出て、その対応を行った経験も今回の対応に生きています。

 当時の京田校長先生が、「『八甲田山』の教訓を、こうしたときには生かしていかなければいけないよ」とおっしゃったことを思い出します。また、「一度、決断したら、ぶれてはいけないものだ」とおっしゃった言葉も思い起こします。

 「八甲田山」というのは、明治時代の1902年(明治35年)に、青森県八甲田山での陸軍八甲田雪中行軍遭難事件のことで、小説及び映画にもなっていますから、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

 新田次郎著『八甲田山死の彷徨』が、この事件を題材に執筆された小説です。映画は、「八甲田山」という名前でした。高倉健さんも出演していましたね。

 危機管理の教訓及びリーダーシップのあり方が示されたこの小説、私も読みました。

 もし万が一、明日10時の段階で飛行機が飛ばないような事態となると、沖縄に延泊することもありえますになります明日朝の状況で変更することもありえます:10月17日16時30分記載)。

 明日の旅行行程は、明朝、旅行隊と連絡を取り合い、最終判断をします。最終的には、台風21号の進路と飛行機会社の方針を踏まえて決めていくことになろうかと思います(10月17日18時45分記載)。

 1学年は今日と明日、学習合宿を行います。

 

 本日は、8時に貸切バスで学校出発

 

 生徒たちはいつもより登校時間が早かったわけですが、予定の5分前には、全員が揃っていました。

 教頭先生と飯島教務主任と見送りました。

 午前中に、信州大学工学部、清泉女学院大学、長野医療技術専門学校の3コースを、各自の希望調査を踏まえて見学

  

 写真は、清泉女学院大学見学の様子です。清泉女学院大学に在学中の本校卒業生2名が説明を行ってくれました。

 

 写真は、長野医療技術専門学校見学の様子

 

 写真は、信州大学工学部見学の様子

 午後、宿舎となる長野市松代のホテルで、長野予備学校の金井さんによる進路講演会を実施

 

 講演会の様子

 これらの現地の写真は、湯本先生、清水先生、布山先生からメールで送ってもらいました。

 その後、英語・数学・国語等の学習を行います。

 この「学習合宿」、修学旅行の裏番組として、今年度はじめてこの時期に設定しました。昨年度・一昨年度は2月に実施し、2年生になる直前の生活習慣と学習習慣の確立を目的に行っていたものを、一歩進めて、前倒しで行っています。

 「規律確保」もこの合宿の目的です。集団行動・団体生活ができるように、生徒達を慣らしていくこともこの合宿の目的の一つとしています。

 最大の目的は、「学習合宿」の名前の通り、「学習習慣の確立」にありますが。

 この「学習合宿」は、1学年の正副担任6名に生徒引率をお願いしています。

 当初、松沢教頭に「陣中見舞い」を兼ねて、宿舎まで様子を見に行ってもらおうと考えていましたが、修学旅行対応を優先し、学年の先生方には申し訳ございませんが、松代には行かないこととしました。

 3学年は、授業後、学年の行事「性教育講話」を行いました。

 東御市立助産所とうみから2名の助産師さんをお迎えし、「10代の妊娠・出産・中絶の現状と男女交際、子育てについて」の講義を3年生全員にしていただきました。藤沢さんと青木手さんの二人の助産師さんです。

 

 午前中に、本日の講話の資料を、保健室の鬼久保先生が届けてくれました。

 「真に人を愛するという素晴らしい行為は、相手に対する『配慮』『責任感』『尊敬』『理解』なしには成立しないと思います。相手への思いやりは、自分自身の存在をしっかり認め、自分を好きになることから始まります」といったことが書かれていました。いい言葉ですね。

 講話終了後、校長室で、お二人の助産師さんと担当の鬼久保先生と、しばしお話をする機会を持ちました。

 私の知らなかったこともあり、大変勉強になりました。

 講話の感想は、放課後の終礼で書いたとのことですので、また、感想文をお二人に郵送することをお約束しました。

 また、3学年では、卒業アルバム用の3学年全体写真を中庭で撮影していました。

   

 予報どおり、午後になり、上の写真とは打って変わり、雨が降り始めました。


10月16日(火)修学旅行2日目 148

2012-10-16 13:36:36 | 日記

 2学年の修学旅行も二日目を迎えました。

 昨日の日記に書きましたとおり、朝7時の段階で、現地と連絡を取り合いました。

 松沢教頭から岩下学年主任に電話連絡をし、現地の状況を聞きました。

 伊江島へのフェリーの欠航がきまったとのことです。

 よって、午後の日程を変更し、美ら海水族館の見学を行い、3日目のホテルに前泊することとしました。

 

 左の写真は羽田空港出発の様子         右の写真は那覇空港の様子

 学校は、2学年の先生方6名が引率していますので、授業に穴が空かないように、特別編成授業を行っています。

 ホテルでの朝食の様子

 今日の修学旅行隊は、

 平和の礎の前で平和セレモニー実施・沖縄県立平和祈念資料館見学、摩文仁の丘見学

 ただいま、平和セレモニー実施中

  ひめゆりの塔見学、ひめゆり平和祈念資料館にて、見学およびひめゆり学徒隊の方による平和講演会

 嘉数高台にて、普天間基地を遠望

 美ら海水族館見学

 本部港からフェリーで伊江島へ

 入村式後、伊江島の各家庭で民泊体験

 と変更しました。

 民泊ができなくなり残念ですが、台風の影響ですのでいたしかたありません。

 これら沖縄からの写真は、漆原先生からメールで送ってもらっています。

 話は変わり、過日、軽井沢町社会福祉協議会の方が、本校を訪ねてくださいました。9月30日に実施しました第8回ふれあい祭りにボランティアとして参加した本校生、永井君、小林さん、小須田さんに対しての「ボランティア活動証明書」を届けてくださいました。活動内容はふれあい祭り運営補助とのことで、8時30分から15時までお手伝いをしたとのことでした。こうした活動、校長として大変嬉しく思います。理由は、前にもこの校長日記で触れましたが、生徒たちが「地域への貢献」を実践してくれているからです。

 さらに話は変わり、12月に、オーストラリアから留学生を受け入れる件について、やはり、この校長日記で触れました。本日、隅防さん、和田さんをはじめ、AFSの関係者が本校を訪れてくださり、この時点で分かっている留学生の詳細を松沢教頭と担当の長嶋先生に話をしてくださり、合わせて打合せを行いました。打合せ終了後、校長室に顔を出していただきました。

 留学生は、12月10日(月)から1月18日(金)まで軽井沢高校ですごす予定です。昨年度の留学生同様、軽井沢高校で、いい思い出をたくさん作っていってほしいものです。

◇追伸 21時30分

 20時40分に、松沢教頭のところに旅行隊から電話連絡があり、「夕食を外でとり、宿舎に到着した」とのことでした。「明日の対応については、明朝、旅行隊に改めて確認をとります」と、教頭から21時に私のところに電話連絡がありました。遅い時間まで、対応をありがとうございます。