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軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

12月26日(木)軽井沢東部小学校との交流事業アンケート集計結果など 2013-192

2013-12-26 13:51:38 | 日記

 昨日、2学期終業式が終わりました。

 昨晩は、先生方の忘年会があり、先生方のところをまわりながら、慰労しました。

 「KARUIZAWA」ゆえ、こうした宴席の場所は、町内の有名なホテルを利用させていただくことが多いですね。今までも、名前は知っていましたが、とても恐れ多くて入ったこともなかった有名なホテルにいかせてもらいました。軽井沢高校に勤務して良かったことの一つです。

 今日から年末年始休みになりますが、私は出勤しています。

 今年(2013年)は、本校にとって、なんといっても70周年記念事業が一大イベントでした。

 

佐藤実行委員長(同窓会長)さんの式辞の場面

10月26日 大賀ホール

 改めまして、関係の皆様、ありがとうございました。

 12月16日(月)には藤巻町長さんにお会いする機会があり、また、22日の日曜日には、荻原前同窓会長さんにもお会いする機会があり、「周年事業のお礼」を改めて申し上げました。

 私も明日まで出勤し、年明けは、1月7日から勤務します。6日は、「人間ドック」に行ってきます。ここのところ、「体が成長していますので(単に太ったということですが)」、しばらくの間、節制に努めたいと思います。「メタボ」だと、病院で責められないようにしなければ……。

 まだ、正月を迎える準備を何もしていませんので、明日の夕方以降、自宅に戻り、年が越せるように準備したいと思います。

 話は変わり、アイスホッケー部は、27日から29日まで、茨城・宮城遠征を行います。水戸啓明高校と東北高校と練習試合を行います。引率の布山先生・遠山先生、よろしくお願いします。

 さらに話は変わり、12月24日に行いました軽井沢東部小学校と本校の2学年グローバルスタディコースの生徒の交流事業にかかわるアンケートを、本校生徒に対して、長嶋先生がとってくださいました。その集計結果を教えていただきました。

 少しご紹介します。

 1 事前準備 クリスマスカード作り

   とてもよかった 66% よかった 30% 普通 4%

  ・小学校1年生のことを思って作るのが楽しかった。

  ・どのようにしたらきれいにみえるか、文字をどこに書こうかなど考えながら作るのが楽しかった。

  ・自分のオリジナルなカードを作ることができて、よかった。

  ・雪の結晶を折り紙で作り、プレゼントができてよかった。

    など

2 ゲーム(Dug&Goose、What am I ?、ボール送りゲーム)

 

 Dug&Goose

What am I ?

ボール送りゲーム 

   とてもよかった 57% よかった 22% 普通 17% あまりよくなかった 4%

  ・小学生も高校生もどちらも、とても楽しめた。すぐに仲良くなれた。

  ・触れ合いがたくさんできたし、勝ったときに、一緒に喜べてよかった。

  ・1年生がわからなくて困っている時に、アドバイスをしたり、ヒントを出してあげられた。

  ・「What am I ?」のゲームは、1年生にはちょっと難しかった。

  ・時間が短くてあまりできなかったのが残念

3 プレゼント交換・写真撮影

 

プレゼント交換

   とてもよかった 65% よかった 26% 普通 9%

  ・ペアーの子どもがとても喜んでくれた。

  ・1年生からのプレゼントが嬉しかった。

  ・一緒に写真撮影できて嬉しかった。よい思い出ができた。

4 全体として今回の交流はどうであったか

ペアー作り

ペアーの間での自己紹介場面

  とてもよかった 61% よかった 30% 普通 9%

  ・ペアーやグループのゲームがとても楽しかった。

  ・交流時間が短かった。次回はもう少し長い時間交流したい。

  ・子どもが苦手だと思う自分の気持ちを改善したい。

5 もう一度、1年生と交流したいですか

  はい 100% いいえ 0%

 というものです。

 事前準備の段階から小学生の喜ぶ姿を思い、実際の交流場面では、小学生と多くのことで触れ合ったことがわかります。

 交流時間が短かったことや、1年生にとって一部のゲームの内容が難しかったのではないかとの意見も、貴重な意見ですね。

 自分自身のあり方を改善したいという意見もいい意見です。

 前向きな意見が多く、次回、こうした交流を行う時の参考になると思います。

 全員がまた交流活動をしたいとアンケートに答えていますが、それぞれに達成感があったのだと思います。

 次回行うとしたらどういったことをしたいかも書いてもらっていましたが、なかなかいいアイディアもありました。 

 相手にわかるように話をすることの大切さが、小学生の皆さんとの交流で、わかったのではないかと思います。

 小学生たちがどんな感想を持ったか、また、お聞きしたいものです。

 さて、本日、生徒会の営繕美化委員が2階の廊下の壁塗りを行ってくれました。ありがとうございます。

  

 年末までまだちょっと時間がありますが、皆さん、よいお年をお迎えください。

 しばらく、この校長日記もお休みします。


12月25日(水)2学期終業式・壮行会 2013-191

2013-12-25 13:36:45 | 日記

 本日は2学期終業式を迎えました。

 月曜日授業3時間のあと、大掃除も行いました。校長室に掃除に来ている3年生に、「冬休みどうするの」と聞くと、「アルバイトをします」と返してくれました。就職が内定している生徒です。今後に備えてほしいと思います。

 終業式に先立ち、アイスホッケー部のインターハイ出場の壮行会を生徒会が企画してくれました。

 今年の新企画は、選手入場に合わせて、吹奏楽部が演奏してくれました。毎日放課後、そのための練習をしています。顧問の寺田先生、ご指導をありがとうございます。

 坂本生徒会長がアイスホッケー部員なので、副会長の横山君の挨拶、そして私からの挨拶、生徒会執行部による応援エール、校歌斉唱、選手代表挨拶といった流れで壮行会は行われました。

応援エール

吉田キャプテンからのお礼の言葉

 終業式では、少し厳しい話をしようかと思っていたのですが、すでに三者面談で、かなり厳しい話を担任の先生からしていただいていますので、それに追い討ちをかけることはやめ、「未来志向」の話をしました。壇上から見ていると、生徒たちが私のほうを向いて、しっかり話を聞いていて、大変嬉しく思いました。

 

 詳しくは、本校のHP上に掲載しますので、そちらをご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/guide/131225-2syuugyousiki.pdf

 終業式の中で、年間の漢字テストの成績優秀者を表彰し、賞状と記念品は担任から渡しました。

 担当の山下先生から発表がありました。生徒が呼ばれるたびに、全校生徒が拍手をして、大変和やかな雰囲気になりました。

 終業式終了後、これも恒例行事となりました、同窓会長さんからアイスホッケー部に対する、「インターハイ出場の激励」を校長室で行いました。佐藤同窓会長さんには、いつもお世話になっています。

 佐藤同窓会長さんには、激励会に先立ち、体育館での壮行会と終業式も見ていただきました。「初めて見ました」とのこと。「生徒たちがきちんとしていていいですね」とおっしゃっていただきました。

 

佐藤同窓会長から激励のお言葉を頂戴しました。

 本校は、明日26日(木)から1月8日(水)まで年末年始休業としています。

 学校は、12月28日(土)から1月5日(日)まで無人となりますので、よろしくお願いします。 

 9連休ということです。

 この休みの期間、私も日ごろできなかったことをしたいと、今は思っています。


12月24日(火)軽井沢東部小学校との交流など 2013-190

2013-12-24 17:37:28 | 日記

 3連休でした。皆さんどのようにお過ごしだったでしょうか。

 私は、日曜日の午後、以前にこの校長日記でも紹介しました「しゃべり場@軽井沢」に1時間ほど出席してきました。場所は、中軽井沢図書館多目的室です。

 この日曜日には、高校駅伝が行われましたね。私もテレビで中継を見ていました。本県代表の女子の長野東高校、男子の佐久長聖高校がともに大活躍していて、元気をもらいました。

 長野東の女子駅伝チームには、特に、その教頭時代に、駅伝チームの創設に関わりましたので、女子駅伝チームに対する感慨も深いものがあります。監督の玉城先生と一緒に県下各地の中学校訪問をしましたので。

 月曜日には、オーストラリアからの留学生を受け入れることになった、立役者の隅防さんとお会いしました。加藤元事務長が段取ってくださいました。隅防さんのご主人がオーストラリアで活躍されていて、お亡くなりになったあとに、その友人たちが「奨学金資金」を集めてくださり、その資金を使い、毎年、オーストラリアから日本に留学生を一人派遣してくださることになったそうです。「隅防スカラシップ」といいます。隅防さんが軽井沢に在住されていることもあり、私の教頭時代に、わざわざ軽井沢高校を訪ねてくださり、「軽井沢高校で短期留学生を受け入れていただけないか」との打診を受けたのが、そもそもの始まりでした。その年から毎年、オーストラリアからの留学生を本校は受け入れています。今年で3年目です。軽高の先生方も、最初から「これはいいことです」と積極的に受け入れてくださっています。オーストラリアからの留学生にとっても、本校生徒にとっても、とても良い交流ができていると思います。

 先週も、本校華道部が佐久平駅での「花の展示」作業を行った時も、オーストラリアからの留学生も一緒に出かけていました。

 その様子は、12月21日(土)の信濃毎日新聞朝刊に掲載されています。許諾がおり次第、本校HP上にも掲載します。

 土日に、京都市で行われましたアイスホッケーの国体予選のことにもふれたいと思います。

 本校アイスホッケー部を主体として、長野工業とやまびこクラブからも選出された長野選抜チームは、京都府と滋賀県に勝利し、本国体出場を決めたとのことです。おめでとうございます。

 さて、本日、軽井沢東部小学校との交流事業を行いました。

 担当の長嶋先生には、この間、東部小学校との間で連絡調整を行っていただきました。ありがとうございました。

 2学年のグローバルスタディコースの生徒たちが東部小学校に出向きました。引率は長嶋先生と中澤先生です。

 本校の3・4時間目の授業を使いました。

 東部小学校では、体育館で1年生と交流しました。

 高校生と小学生のペアによる交流、体育館での体を使っうたゲームを行っていました。

 今回は、「英語」を使っての交流ということではなく、高校生と小学生がペアとなり、ゲームを通して交流を深めました。

 「鬼ごっこ」、「私は誰でしょう」、「ボールを使ったゲーム」、「クリスマスプレゼントの交換」等を行っていましたが、あっという間に時間が過ぎていきました。「私は誰でしょう」のゲームは小学校1年生には難易度が高かったかもしれません。

 同時間帯に、軽井沢中学校の先生方が小学生相手に「出前授業」を行っていました。小松校長先生もその様子をご覧にいらっしゃっていました。3時間分、授業を行うとのことでした。

 東部小学校との昨年度の取り組み状況は以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/120529-toubusyou.pdf

 本年度も、すでに、「1学年就業体験」で、東部小学校には大変お世話になっています。

東部小学校の就業体験の写真です

 私自身も、東部小学校の学校評議員になっていますので、会議だけでなく、音楽会など様々な行事も参観しています。

 東部小学校との連携事業、さらに進めていきたいと思っています。

 夕方からは、軽井沢中央公民館でのイベントに出席してきました。軽井沢町が岩手県の大槌町を支援していることを皆さんご存知でしょうか。その関係のイベントに、本校の生徒会役員も参加しました。生徒会副会長の田中さんと横山くんです。生徒会顧問の森山先生も参加しました。私もうかがいました。

 「今日4時から、中央公民館にうかがいます」と、宮澤校長先生に話しますと、宮澤校長先生から、信濃毎日新聞12月14日付け「信毎こども新聞」を紹介していただきました。軽井沢の子どもたちが岩手県大槌町を訪ねたことが記事となっています。

 過日の学校評議員会の中で、「軽井沢高校も東日本大震災の支援活動に取り組まれたらどうか」とのご意見を頂戴しました。

 何ができるか、どこまでできるか、今日はそのための初めの一歩です。

 さて、その会ですが、「軽井沢町小学生代表大槌町訪問報告会」というものです。

  

 7名の小学生が大槌町訪問の報告をしてくれました。中学生が司会進行をしてくれました。

 今後の取り組みの発表もありました。

 「資源回収」とともに「ウェブベルマーク」の活用についての訴えもありました。

 私も、さっそく登録しようと思っています。

 http://www.bellmark.or.jp/news/information/1346/1585.html 

 軽高として何ができるか、生徒会執行部の提案に期待しています。


12月20日(金)長野県高等学校美術展のことなど 2013-189

2013-12-20 12:59:41 | 日記

 はじめに、今日は、最近読んだ本のことを少し書きたいと思います。

 なぜ?と思われた方もいるかと思いますが、要するに、「ネタが枯渇した」からであります。そういえば、最近、本の紹介が多くなっています。こういうときは、「ネタがないんだぁ」と思ってください。

 授業日毎日更新を目標に、この校長日記を執筆していますが、年に何度か「執筆する材料が見つからず、悶々とする」ことがあります。

 今日がまさにその日です。

 つくばでの「校長研修」の講師を勤められた柴田励司氏の本を紹介します。

 柴田氏のつくばでの話の中で、「集団皿回し」のエピソードがやけに印象に残っています。

 「先生方は、集団で、皿回しをしているようなものだ。新たな皿を回すように次から次へと皿を与えられると、ある時、皿を落とすことになる」といったたとえであったと思います。校長として、そうならないためには何をすべきか。

 「新たな事業を計画する場合、なくす事業も考える」ということでした。

 以前にもこの校長日記で書いたことがありますが、「スクラップ&ビルド」の考え方を入れていかなければならないということですね。

 次から次へと新しい業務を加えていくと、今でさえ忙しい先生方をさらに忙しくさせることになってしまいます。

 12月に入り、柴田氏の以下の本を読んでいます。

 大変わかりやすい本ですので、興味のある方はお読みください。

     組織を伸ばす人、潰す人

 

 話は変わり、本日から22日まで、「長野県高等学校美術展」が飯田市公民館展示室で行われます。

 本校の美術部からは、三作品が選ばれたそうです。

 昨日、作品搬入、会場設営のために、部員の皆さんは顧問の斉藤先生と一緒に飯田市まで出かけてきました。

  

  

 さらに話は変わり、ちょっと前の話ですが、教務室で先生方と雑談をしていたときのことです。

 「校長先生、われわれは『ブラック企業』に勤めているってことでしょうか」と、半ば冗談まじりの話になりました。

 私は、「確かに、勤務時間外の仕事が数多くあります。しかし、教師は、やらされて仕事をしているのではない。自ら、生徒の為に何ができるかを考え、自発的に自主的に仕事をしているわけだから、『ブラック企業』とは違うのではないか」と答えました。この校長日記をお読みの皆さんは、どのように思われますか。

 「これをやってください」と私が先生方にお願いしたとしても、そのことに、納得いかなければ、先生方は、はたして私の願いをかなえてくださるでしょうか。そうとは思えません。教師とはそういうものだと私は思っています。また、私もそうでしたから。一旦納得したら、とことん生徒のために働くのもまた教師の性(さが)というものです。

  「仕事内容に対する自由度」の高いのも、教師の仕事の魅力ですよね。

 例えば、授業にしても、どのように教材を構成し、展開するかは、千差万別です。たとえ、同じことをしたとしても、全く同じ授業はできません。そこには、「教師の色」が存在するからです。

 4時間目の途中に、突然、授業の開始・終了を告げるチャイムが鳴り始め、止まらなくなってしまいました。教頭先生と教務係の先生方で復旧にあたりましたが、結局、直りませんでした。元から止め、「振鈴」を使い、4時限の終わりを告げました。

 これが、入試の日でなくてよかったです。

 さっそく、業者に連絡を取りましたが、24日の午後にならなければ、学校には来られないとのこと。24日は、再び「振鈴」が登場するかもしれません。

 軽井沢新聞社のウェブサイト上に、前日の「軽高会議」の記事を掲載していただきました。島崎記者さん、ありがとうございます。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.karuizawa.co.jp/topics/2013/12/post_307.html

 昨日、メール登録していただいている保護者の皆さんへ、松沢教頭からメール送信しました。以下の内容です。

 保護者のみなさんへ

 お世話になっております。
 諸般の事情で予定よりメール配信が遅れています。大変申し訳ありません。
 
 昨日から一面雪景色となりました。学校では、昨夜も今朝も生徒有志が手伝ってくれて雪かきを行いました。

 本当にありがとうございます。

 現在、1、2年生を中心に保護者懇談会が行われています。

 なかなか学校に足を運ぶことは、気が重いわけですが、一緒になってお子さん(生徒)の成長を支援できればと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 本年度(3月まで)の登校日も残すところ40日余りとなりました。

 3年生は後20日余りで卒業です。それぞれ充実した高校生活を送ってほしいと思います。

 今後の予定をお知らせします。

  24日(火) この日まで保護者懇談会で午前授業です。

  25日(水) 月曜日の3、5、6の授業のあと、大掃除、終業式等があります。
 

 新年
  9日(木)  始業式、実力テスト(3年生は授業)            

         頭髪帰宅指導もあります。
 10日(金) 月曜授業です。
 
 今年の漢字は「輪」でした。保護者の皆様とのつながり、支援にあらためて感謝します。

 今後ともどうぞよろしお願いします。           

 今日は、「ネタ」に困っていましたが、いつの間にか、結構いろいろなことを書いてしまいました。


12月19日(木)軽高会議感想及び学力実態・意識調査など 2013-188

2013-12-19 10:41:58 | 日記

 昨晩からふりはじめた雪は今朝もやむことはありません。軽井沢では朝の段階で10cmくらいの積雪がありました。長野から通勤してきている小山事務長にうかがうと、長野市や上田市は雪は降っていないとのことでした。

 今朝も多くの先生や生徒が駐車場の雪かきをしてくれました。重い雪で、かいていると腰が痛くなりました。

 しかし、先生方や生徒が自主的に除雪してくださっている姿を見て、腰の痛みはありますが、それ以上に心は晴れ晴れとしています。

 みなさん、ありがとうございました。

 

  校内では、本日、県教委の事業である「学力実態・意識調査」を1・2学年で実施します。意識調査は3学年でも実施します。

 この調査、毎年行っていますが、経年比較ができ、本校の学力実態をつかむのにも、利用しています。

 

 さて、昨日の「三者でつくる軽高会議」について、報告します。

   

 校内美化にも生徒会執行部は取り組んでいます。

 会議には、坂本生徒会長、横山・田中両副会長など生徒会新執行部と各学年の代表の生徒、PTAでは正副会長さんと3学年PTA会長さんが出席してくださいました。学校評議員の柏木さんと小嶋さんもオブザーバーで参加くださり、貴重な意見を生徒に投げかけてくださいました。学校職員は、私、松沢教頭、小山事務長、教務係の林先生、生徒指導係の堀内先生、営繕美化係の高橋先生、生徒会係の中澤先生、清水先生、遠山先生、及び事務局の畠山先生、森山先生、斎藤先生などが参加しました。

 なお、軽井沢新聞社の島崎記者さんも取材にお見えになりました。ありがとうございました。

 私からの冒頭の挨拶では、『内外教育』に執筆した原稿を配り、この会議の意義と成果について改めて説明しました。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/131106-naigai.PDF

 

 会議は、畠山先生の進行で行われました。

 以下の写真は、森山先生からの資料説明の部分です。

 

 生徒会の諸君から、ボランティア活動について、部活動の活性化について等の提案がありました。

 

 このことについて、保護者の皆さんや学校評議員の皆さんから、実現可能な方策を視野に入れた暖かい発言が相次ぎました。

 生徒の提案を、それがうまくいくように、「まさに評論家ではなく当事者として」、提言していただきました。私は、大変嬉しく思いました。高校生たちの提案は、もしかしたら、大人から見れば、稚拙であり、実現が難しいものかもしれません。しかし、なんとか実現できるように、実現が難しいとしても違ったことでなんとかならないか、そんな発言でした。

 学校職員も、生徒から出された意見を真摯に受け止め、私から、関係部署に検討をお願いしました。

 生徒指導主事の堀内先生が次のような発言をしてくださいました。

 「生徒の皆さんが、軽高をよりよくするために、様々なことを考え、それを実践していることは、何より素晴らしい」ことである。「自治」という言葉も使われていました。

 私も全く同じ意見です。

 はじめて、この会議に参加された保護者の方は、「素晴らしい会議ですね」と感想を私に述べてくれました。

 事務局の森山先生をはじめ関係者の皆さん、ありがとうございました。

 軽高会議、今後も軽井沢高校にとって、重要な会議であってほしいと心底思っています。

 


12月18日(水)軽高会議及び軽井沢中学校の出前授業のことなど 2013-187

2013-12-18 14:42:12 | 日記

 軽井沢中学校での出前授業が終わりました。

 担当の先生方、ありがとうございました。忙しい中、新たに中学生用の教案を作り、中学生にわかりやすいように、高校の授業を展開していただきました。

 また、軽中の小松校長先生、城田教頭先生をはじめ、生徒の受講希望をとってくださった2・3学年の担任の先生方や、授業ごとに生徒の出欠を確認しながら、授業の様子を見守ってくださった軽中の先生方、本当にお世話になりました。この場を借りて、御礼申し上げます。

 私個人としても、軽中には、何度も伺う機会があります。教頭時代から毎年伺っていますが、最近は、お顔とお名前が一致する先生方も増え、なんだか、軽高の先生方と同じくらいの親しみを覚えるほどです。 

 昨日の授業は、まず理科の林先生の授業でした。

 

 高校の理科の科目にどのような科目があるかの説明の後、実験を行いながら、実験結果の予想とその理由を中学生に問うていました。

 「酸素の発生」、「触媒」、「酵素」といった言葉が、昨日の授業のキーワードでしょうか。

 皆さんの予想に反して、なぜ、二酸化炭素が発生しないか、中学生の皆さん、わかりましたか。反応させた二つの物質に「炭素」がないというのもひとつの答えではないでしょうか。実験では、二酸化炭素が発生するならば、試験管の中の気体に、火のついた線香を近づけると消えるのではないかという推論のもとに行っていましたね。結果は線香が炎につつまれました。このことから酸素が発生したことがわかるとのことでしたね。「生レバー」と「焼いたレバー」での実験も面白かったですね。

 続いて、数学科の林先生の授業は、途中までしか参観できませんでしたが、確率の学習を中学生としていました。

 最初の問題、中学生の皆さん同様、答えは「二分の一」と私も思ったのですが、なんと「三分の二」とのこと。「なんでぇ」と思ったところで、「タイムオーバー」。後ろ髪を引かれる思いで、佐久市に出張に出かけました。後で詳しく聞いてみようと思います。こんなところにも、数学の奥深さを感じさせてくださる授業でした。

 中学生のアンケート結果をザーッと見ました。だいたい、結果を見る限り、中学生の皆さんは、出前授業に満足してくださったと思います。今朝、松沢教頭先生が集計結果を校長室に持ってきてくださいました。「(軽井沢高校に入学した後)軽高で授業を受けるのが楽しみです」という感想もありました。私は大変嬉しくなりました。

 以下にほんの一部紹介します。詳細は、本校HPにアップします。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/update/131216-karutyuudemae.pdf

  http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/update/131218-demaeanke-to.pdf

 1 今日の授業はよくわかりましたか。

   ・ほとんどの生徒が、「よくわかった」、「ある程度わかった」と回答してくれました。

 2 今日の授業は楽しかったですか。

   ・受講者全員が、「とても楽しかった」、「まあまあ楽しかった」と回答してくれました。

 中学生は3年生のみならず、2年生も出席してくれました。

 各教科30名前後の中学生が高校の授業を受講してくれました。受講者は50人ほどになったと思います。

 昨年度から、軽井沢高校を志願する生徒の皆さんが、この出前授業を受講してくれています。今回の受講生たちも、授業態度も立派で、なにより熱心に授業を受けていました。話を聞いていて、重要なポイントになると、板書したことだけでなく、それが口頭での説明であっても、一斉に鉛筆が動くのには正直驚きました。各教科ともに、始まる2分前にはそれぞれの指定の場所に座り、やる気がびんびんと伝わってきましたよ。

 実は、来年度の新1年の担任候補の先生方を、本校では一応決めています。その先生方も中学生の様子を見ていました。いろいろ感想は聞いていますが、私と同意見でした。

 昨日の校長日記に紹介した堀内先生のコメントではありませんが、私も、「受講生のみんな、ぜひ軽高に入学して、ともに軽高をもりあげようではありませんか」と強く思いました。

 さて、本日3時から軽高会議を開催します。私も出席します。

 議題は、ボランティア活動について、部活動の活性化について、クールビズについてです。

 軽高会議につきましては、以下の私の執筆記事もご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/131106-naigai.PDF

 話は変わり、校長室前の廊下に、今週の月曜日から、1年生の美術選択者の皆さんの自画像が展示されています。

 自画像とともに、「なぜそのような絵を描いたのか」、本人直筆の一文も一緒に掲げられています。私も校長室を出るたびに、この「自画像」をしげしげと眺めています。先生方も見ていますし、三者懇談で来校された保護者の皆さんも、興味深く見ていました。

 文化的な香りのするいい企画です。美術科の斉藤先生、どうもありがとう。

 

 さらに話は変わり、本日午前中、一般社団法人 信州・長野県観光協会(長野県学習旅行誘致推進協議会)の恵崎常務理事さん、内山学習旅行誘致推進員さん、誘客推進部の高さんのお三方が来校されました。

 本日軽井沢で会議があり、「毎年、台湾からの修学旅行生を軽井沢高校で受け入れていただき、その感謝の意を込めて来校した」とのことでした。本校としても、本校の台湾修学旅行における台湾での交流する学校についても、相談に乗っていただいています。

 本校の担当者である長嶋先生にも「くれぐれもよろしく」とのことでした。

 軽井沢という土地柄、私どもとしては、協力できることは従来どおり協力していきたいと思っています。来校ありがとうございました。


12月17日(火)軽井沢中学校出前授業2日目 2013-186

2013-12-17 12:16:13 | 日記

 本日も軽井沢中学校での出前授業を午後実施します。

 

授業開始前 12月16日撮影

 私も昨日に引き続き出かけてきます。

 本日は理系2教科の出前授業です。

 理科(林先生):高等学校理科の神髄、数学(林先生):ベイズの定理

 ただ、夕方から佐久市内で会議があり、会議に間に合うように、軽井沢中学校からそのまま出かけます。

 今朝、登校してきたオーストラリアからの留学生を見かけました。

 日本語で「軽井沢中学校の出前授業、ありがとう。感想は?」と聞くと、「大変楽しかったです」とこれもまた日本語で返してくれました。

 軽井沢中学校では、オーストラリアのことをプレゼンテーションしてくれました。

 この留学生、日本語のかなりできる留学生です。日常会話は困らない感じです。

 聞くところによると、200倍の難関を突破して、軽井沢高校に短期留学しているそうです。

 学校では、昨日の校長日記で紹介しましたとおり、昨日と今日の終礼の時間に、生徒会執行部による「マナーアップ」の呼びかけを行っています。

 先生方も、生徒指導主事の堀内先生から提案があり、年末年始の交通安全指導・乗車指導・立ち番指導を昨日から行っています。

 学校正門、駐輪場、中軽井沢駅改札・交差点、軽井沢中学校前信号、軽井沢駅改札・駅前駐輪場等で交通安全指導を行います。

 

 生徒とともに、先生方も交通安全指導中 12月16日撮影

 先生方、朝早くから寒い中申し訳ございませんが、よろしくお願いします。


12月16日(月)軽井沢中学校出前授業1日目及び軽井沢中学校学校評議員会など 2013-185

2013-12-16 16:56:09 | 日記

 本日から24日まで、本校は三者面談期間としています。よって、授業をカットし、午前中短縮授業とし、午後は面談時間にあてています。保護者の皆様よろしくお願いします。この期間中、副任の先生方中心に、列車指導、校外巡視も行っています。

 本日と明日の終礼の時間に、生徒会の新執行部が1・2年生の教室を回り、次のことを訴えます。

 ・乗車マナー、交通マナーの訴え

 ・正しい制服の着用の呼びかけ

 などです。生徒自らが「学校をよりよいものにしていこう」というこうした取組。大変いいことだと私は思うのです。

 「自治」という言葉が、かつての高等学校ではよく言われていました。「自治」を行うためには、当然責任も義務も伴います。ふと、昔を思い出しました。

 さて、本日と明日、本校の先生方が軽井沢中学校に出向き、出前授業を行います。

 過去の様子は、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/11torikumi.html

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/111215karutyuudemaejyugyou.pdf

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/121217karuizawatyuugaku-demae.pdf

 私も、中学校に出向き、出前授業を参観しました。

 また、軽井沢中学校の学校評議員会も行われ、そちらにも出席してきました。評議員会に先立ち、部活動の様子を見させていただきました。どのクラブも一生懸命に取り組んでいて、なにより、中学生の皆さんは、「にこやかに挨拶」をしてくれて、心が和みました。

 本日の出前授業は、国語(斎藤先生):言葉の力をのばそう、社会(堀内先生):高校社会科入門、英語(中澤先生・長嶋先生):コミュニケーション英語と3教科で実施しました。

 国語の授業は、軽井沢中学校の学校評議員の皆さんも半分ほどの時間、参観しました。

 国語の授業は、「創造力」を身につけてほしいという斎藤先生の思いがよく伝わる授業でした。

 授業を終えて軽高に戻ってきた斎藤先生に授業を終えての感想をうかがうと、「中学生、よかったです」とのことでした。

  

 堀内先生の社会科の授業は、エジプト文明に関する授業で、資料もふんだんに用意されていました。

 堀内先生にも感想をうかがいました。「この中学生たちと一緒に軽高で一緒に授業をしたいと心底思いました」とのコメント。このコメント、私も大変嬉しく思いました。出前授業を受けた軽中生の皆さん、軽高でお待ちしていますよ!!

  

 手前の2枚の資料プリントわかりますか。ちょっと分量が多かったでしょうか。

 英語は、中澤先生と長嶋先生が二人で授業を行い、さらに、「なんということでしょう!」、オーストラリアから本校に12月9日から来ている留学生も一緒に出前授業に参加してくれました。

  

 留学生は流暢な日本語で挨拶をしていました。その後、Activityに入りました。

 話は変わり、昨日、佐久市望月の駒の里ふれあいセンターで話をしてきました。

 すでに1年前から頼まれていたものです。

 http://www.city.saku.nagano.jp/cms/html/entry/1690/162.html

 「佐久地方の子どもの行事」という題での講演です。

 11月になってから、話の内容を具体的に考え、原稿を作り、昨日を迎えました。

 かつて、この校長日記でも少し紹介したことがありますが、私は、民俗学で「子ども組」と呼ばれる、子どもたちの集団に興味を持ち、調査を行ってきています。その調査の一端を話してきました。

 14日の土曜日には、金曜日の校長日記で書きましたように、長野県高等学校歴史教育研究会冬季研究会に出席してきました。

 この研究会、だんだんに会員数が増え、現在約80名の会員がいます。今回は、30名の会員の皆様が、研究会に集いました。新たに会員となられた先生方も、何人も参加していただきました。

 いつものことですが、岡田事務局長さんには大変お世話になりました。会場校の野口先生にもお世話になりました。ありがとうございました。

 私は挨拶の中で、佐野幹氏の著作『「山月記」はなぜ国民教材となったのか』を紹介しながら、従来の教授法を批判的に検証しつつ、新たな教授法の提言をした内容から、「本書は国語の教授法ではありますが、この本から学び、新たな歴史教育の学びの方法の可能性を皆で考えていきましょう」と話しました。

 

 会員の発表として、塩尻志学館高校の野口先生と赤穂高校の春日先生の発表を伺いました。

 いずれも、刺激的な発表でした。

 さらに、静岡県立磐田南高校の松井秀明先生の講演、「生徒たちの琴線にふれる授業創りのためにーわたしの日本史教材論ー」は、100分に及ぶ講演でした。会員の小川先生が松井先生の講演にご尽力くださいました。

 膨大な教材研究に基づいた日々の教育実践の講演は、話を伺った会員一同、大変感銘を受けました。講演をうかがった先生方は、今日からの授業実践に、さっそく様々工夫をしてくださることと思います。

 松井先生から、この校長日記に、写真及び内容を執筆してもよいと許諾を得ましたので、以下、少しでありますが、講演で私が感じたことを書きたいと思います。

 なお、松井先生は、『エピソードで語る日本文化史』全2巻(地歴社)、『エピソードで学ぶ日本の歴史』現在は3巻まで刊行(地歴社)等の著作があります。私も、早速注文して読んでみようと思います。

   

 まず、「一斉講義の授業は旧来の授業か?」という問題提起をされました。私は「講義一辺倒の授業はいかがなものか」ということを、この校長日記でも書いてきましたので、どんな話になるのか、話の展開に俄然興味が湧きました。

 要するに、「講義型の授業にも、まだまだ改善の余地」がある。その実践例を、具体的に話していただいたということです。

 授業の導入場面における工夫、まとめの工夫等々、まだまだ考えていかなければならないことがたくさんあることに気がつきました。

 「生徒たちの心を揺さぶる教材は準備されているか」というテーマ設定の元に、①絵画史料例、②モノ教材例、③詩・短歌・俳句(俳諧)・歌詞の利用・回想の利用について、具体的にお話を伺いました。

 講演を伺ったあと、私から講師の松井先生に謝辞を述べましたが、上記の内容を踏まえて、謝辞を述べました。

 行き帰りともに、本校の柳澤先生の車に同乗しました。松井先生の授業実践を、軽井沢高校ではどのように展開できるのか、専ら、そんな話をしながら軽井沢に戻ってきました。

 本日夕方から、軽井沢ロータリークラブの例会に招待されましたので出かけてきます。

 来春生徒引率でグアムに出かける中澤先生も一緒に出席します。

 私からの挨拶では、「いつも軽井沢高校のために物心両面で支えていただいていることへの感謝の言葉」を述べてきたいと思っています。

 


12月13日(金)長野県高等学校歴史教育研究会冬季研究会のことなど 2013-184

2013-12-13 07:27:05 | 日記

 過日の職員会議で、進路学習指導係から、三者懇談用資料の説明がありました。

 差しさわりのない範囲で、少し書こうと思います。

 12月13日現在の3年生の進路状況は、

 ・4年制大学  16名 

 ・短期大学    7名 

 ・専門学校   28名 

 ・就職      29名

 ・進路未定者 11名

 とのことでした。

 最近何年かに比べ、今年の3年生は就職希望の生徒が多かったと思います。

 就職希望者は内定者以外にも、もう少しいます。

 進学関係では、やはり、進学にかかる教育資金をどのように調達するか、保護者の皆さんの悩みは深いと思われます。

 こうしたことについても、2学年では、三者面談で、担任が踏み込んでお話をさせていただく予定です。

 推薦入試で合格した場合、入学金や前期授業料などを、合格発表から2週間から1ヵ月ほどで納入するケースが多いとのことです。

 2年生の場合、来年の10月から11月には、お金を準備しておいていただかなければなりません。

このケーキ、昨日のLHRの時間に3年生全員で作ったものです。

私もおすそ分けをいただきました。

ありがとうございます。おししかったです。

上のケーキは3年3組で作ったケーキです。

よくできていますね。

 話は変わり、先日、著者がわざわざ以下の本を寄贈しに、来校されました、ありがとうございました。図書館にいれさせていただきます。

 

 さらに話は変わり、明日午後、塩尻志学館高校の同窓会館をお借りして、標記の研究会を開催します。

 過日、私から古澤校長先生に同窓会館借用をお願いする連絡をいれさせていただきました。

 本研究会は、夏と冬に研究会を行っています。

 夏の研究会については、この校長日記にも書きました。

 http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/d/20130810

 http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/d/20130811

 今回も会員の先生2名の発表、さらに静岡県の県立高校の先生を講師にお迎えし、「生徒たちの琴線にふれる授業創りのために」と題して、講演をお願いしています。日本史を中心とした授業の作り方について、興味深いお話をうかがえるはずです。私も楽しみにしています。

 本校からは、私と山下先生、柳澤先生の3名が参加します。


12月12日(木)1年生「いのちの学習」講演会及び保健委員会クリスマスイベントなど 2013-183

2013-12-12 19:47:13 | 日記

 今朝も、出勤しようとして車を見ると、フロントガラス一面に雪が……。道路にもうっすらと雪が積もっているじゃありませんか。慎重に運転しながら学校に向かいました。出勤してきた理科の林先生に「小諸は雪がありましたか」とうかがうと、「追分あたりから雪がありました。小諸は雪はありません」とのこと。軽井沢だけに雪が積もったということでしょうか。

 さて、1学年では、LHR(ロングホームルーム)の時間を使い、1学年担任の漆原先生のお話をうかがいました。

飯島学年主任のお話

 昨日、成績会議・職員会議後、先生方全員で椅子と机を移動して、生徒たちが座る椅子を並べ、今日の講演会に備えていました。こうした時にも、本校の先生方の素晴らしい、かつ、他を思いやるチームワークを感じます。

 漆原先生は、スリランカで野球を教えてこられた経験があり、その体験を踏まえたお話をしてくださいました。

 私も何度もそのお話をうかがっています。話が面白いので、今回も、新鮮な気持ちでお話をうかがうことができました。

 話は変わり、放課後には、保健委員会恒例の「クリスマスイベント」を行いました。

 朝早くから、鬼久保先生が準備をしていました。執行部の横山君も今日の出し物らしきものを家から運んできていました。ありがとうございます。

 このイベント、保健室と生徒相談室を使い行いました。

 感染症について、心のメンテナンスについて、計測コーナー、まつぼっくりのツリー作りなどの企画を行いました。

 終了後、山下委員長と坂本副委員長が、「校長先生、今日はおこしいただきありがとうございました」と参加者配布用のお菓子を持ってきてくれました。お礼を申し上げ、ありがたくいただきました。

 生徒会誌『噴煙』の原稿を、中島委員長が校長室に取りに来ました。USBに原稿を入れ渡しました。私の顔写真もとっておきのものを渡しました。原稿は、周年事業の式辞と読書をすることの大切さの2点につき執筆しました。

   

保健委員長からの挨拶の場面 

 生徒会執行部では、本日放課後、窓拭きとゴミ拾いを行っていました。生徒会の皆さん、寒い中、ありがとうございました。

 今日は、生徒会の活動が活発な日でした。

 生徒会室では、18時過ぎまで、執行部の面々が仕事をしていました。昨日もそうでした。

 今年の生徒会も期待できそうです。

 日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」が本日、清水寺本堂で発表されたそうです。

 皆さん、知っていますか?

 「輪」だそうです。

 五輪の「輪」ということでしょうか。

 私にとっての「今年の漢字」は、「進」か「深」ですが。

 意味は、「進化」の「進」、「深化」の「深」です。

 70周年事業も一段落し、軽高の今後について、今まで取り組んできたことを、進め深める、そんな意味を込めました。

 ちなみに昨年度は、「新」ですね。新任校長の「新」です。校長職に就き、まさに新しいことが多々ありましたので。


12月11日(水)2学期成績会議及び生徒会執行部全校への挨拶運動など 2013-182

2013-12-11 11:39:27 | 日記

 軽井沢の今朝は寒かったですね。さらに、出掛けに車を見ると、屋根の上にうっすらと雪がありました。

 軽井沢も本格的な冬になってきました。

 さて、本日放課後、2学期の成績会議を行います。そのため、今日の授業は、短縮日程で行います。

 昨日、学年成績会議の結果を教頭先生からうかがいました。

 この成績会議を受けて、1・2年生は全員三者面談を行います。

 期間は、12月16日から24日の間の6日間です。

 なお、3年生の中で、成績不振の者や進路未決定者は、特別に三者面談を行う手はずになっています。

 保護者の皆さんにお願いしています「保護者アンケート」も、最終的には、この三者面談中に集めることになっています。

 12月に入りますと、来年度の年間行事予定の検討に入ります。

 すでに、教務係から提案があり、各分掌で来年度の日程をどうするか検討してもらっています。

 例えば、こんな感じです。

 教務係→考査日程、休業日日程、特編授業日程、公開授業予定、面談期間調整、職員会議日程、中学生体験入学日程、入学式・卒業式の日程等

 進路係→就業体験日程、漢字テスト、進路ガイダンス、事業所見学会等

 生徒指導係→防犯交通講話、原付講習会等

 生徒会係→新入生歓迎会、一斉委員会、一斉クラブ会、生徒総会、壮行会、クラスマッチ、噴煙祭関係、立会演説会、生徒会選挙等

 体育科→強歩大会

 図書メディア係→読書週間、蔵書点検、芸術鑑賞

 保健係→各種検診、安全点検、1学年AED講習会、薬物乱用防止教室、性教育講座、職員検診、救急救命講習会等

 営繕美化係→ストーブ撤去、ストーブ設置、大掃除、モップ交換、ワックスがけ等

 人権平和係→生徒研修、職員研修会、人権教育映画、いのちの学習月間等

 渉外係→PTA総会、PTA親睦行事等

 国語科→漢字検定

 英語科→英語検定、英語合宿等

 新1学年→学習合宿、修学旅行日程(2015年度)等

 などなど、他にもたくさんのことをきめていきます。

 各係で検討したものを年間行事案の中に落とし込み、調整を行い、最終的に職員会議で審議し、来年度の年間行事がきまります。

 いままで、こうしたことを書いたことがありませんでしたので、今回踏み込んで書いてみました。

 話は変わり、新生徒会の執行部が「全校への挨拶運動」を行うと報告がありました。

12月16日の様子です

 期間  12月9日から毎週月曜日(月曜日が休日の場合は火曜日) 8:15~8:30

 場所  正門前(雨天時生徒昇降口)

 活動内容 全校生徒・先生方への挨拶、正しい制服着用の呼びかけ

 この企画の目的は、配られたプリントによりますと、全校生徒への挨拶と生徒会活動のアピール、よい模範となること、積極的に大きな声を出し笑顔で声をかけるなどとありました。

 こうした企画、校長としても私個人としても、大変嬉しく思います。

 「いいねぇ! 生徒会執行部!!」

 さらに話は変わり、昨日の初任者の研修についてもう少し触れたいと思います。

 

 上の写真は、初任者の先生方のお話に対するお礼の挨拶の場面:3年生国際文化科

 先生方のお話を伺い、「もう少しお話をうかがいたい」と、2年生のグローバルスタディコースの生徒が何人か、放課後にお話をうかがったそうです。

 初任者の先生方が校長室に挨拶に見えられたのが、17時過ぎでした。今日は朝早くから夕方まで、みっちり軽高で過ごしてもらいましたが、口々に「ためになりました。楽しかったです」とおっしゃていただき、正直なところほっとしています。

 なお、本校の中澤先生も今年採用の初任者です。お二人の初任者とともに、昨日研修してもらいましたし、話もしてもらいました。

 3人の先生、お疲れ様でした。また、英語科の徳田先生、森山先生、長嶋先生、漆原先生、ニコル先生、様々ご配慮をありがとうございました。


12月10日(火)KGS長期インターンシップのこと及び学年成績会議など 2013-181

2013-12-10 13:09:18 | 日記

 先日、軽井沢ガイドサービスの永島さんからメールを頂戴しました。

 今年は、2名の生徒が「長期インターンシップ」でお世話になりました。

 彼女たちの仕事ぶりについての報告です。

 さっそく、お礼のメールを返信しました。

 いつも校長日記で書いておりますが、学校だけで教育が完結する時代ではありません。

 様々な方のご支援をいただきながら、軽井沢高校の教育にかかわっていただき、軽高の教育をさらにグレードアップしていかなければならないと思っています。

 KGSの永島さんには、私が本校に赴任したときからのおつきあいですが、いつも大変お世話になっています。

 長期インターンシップ、就業体験、国際文化科での特別授業等々です。

 KGSがつくられている本も寄贈していただき、大変感謝しています。

 軽高は今後、さらにどんなことをしていったらいいか伺ったところ、「接客英語」も今後必要になってくるのでは、とのアドバイスを頂戴しました。

 軽井沢の土地柄、外国人の方との英語でのコミュニケーションがとれたほうがいいですよね。そのときに「接客英語」が必要という発想です。英語科にも相談しながら、新たな展開が可能かどうか考えてみたいと思います。

 さて、2学期の成績が出揃いました。

 それを受けて、各学年で、成績不振の生徒を中心に、今後どのように指導していくか、話し合う会議を放課後実施します。

 この会議、とても重要な会議です。

 生徒たちを、進級・卒業に向けて、支援する方策を考える会議だからです。

 会議の結果は、各学年主任の先生方から、教頭先生に報告してもらい、その結果を私もお聞きします。

 話は変わり、本日、東信地区他校の英語科の初任者2名が本校の英語の授業の参観に来校されました。

 本校の英語科は、読解だけの英語教育というだけでなく、様々な試みを行っています。

 このことは、この「校長日記」でも、度々触れているところです。

 その一端を見ていただき、今後の自分自身の実践に活かしてほしいと願っています。

 東信の初任者研修会の折に、私から声をかけておいたものです。当然、勤務高校の校長先生方には、事前に相談しております。

 この企画、実現できてよかったです。

 本校の英語科でも、徳田英語科主任および長嶋先生が、事前に様々、段取りをしてくださっています。

 また、英語科の先生方のご協力なくして今回の企画はできませんでした。英語科の先生方、ありがとうございます。

 すでに先週、1時間目から6時間目まで、どのように授業を見てもらうか、どの時間で、初任者の皆さんにも授業に加わっていただくか、計画案を頂戴しています。

 参観に先立ち、校長室で少し話をしました。

 私なりの資料も作成しました。何冊か、本も紹介しました。

 さらに、私も授業の様子を見に行きました。

 3時限の3学年国際文化科の授業では、初任者の先生方3名が、それぞれ話をしてくださいました。

 「フランス語の基礎会話」、「なぜ英語の教師になったのか」、「どのように英語の勉強をしてきたか」、私が表題をつけるとすればこんな感じです。いずれも、生徒たちは真剣に話を聞いていました。私も、初任の先生方の話に思わず引き込まれました。

 担当の長嶋先生が、最後のまとめで、「それぞれの先生には、それぞれの色(カラー)がある。その自分の色をさらに磨いていってほしい」といった趣旨のことを話されていました。

 6時限には、2年生のグローバルスタディコースで、同様の授業を行うことになっています。

 私は、昨年、今年と、高校東信地区校長会の計画する初任者研修の担当でした。

 その中で考えたことは、やはり、初任者は「現場」で鍛えることが大切だと思った次第です。

 生徒の実態を見ながら、生徒にわかる授業を考える。実践する。やってみて反省する。再度足りなかったことを改善して実践する。

 こんなことが必要になってきますが、先輩教師の意見を聞きながら、また、先輩教師の授業を見ることによって、自分の授業をよりよいものにしていく作業も必要です。

 すでに授業をしなくなって10年近くなる私ですが、最近、様々な教科の教材論も密かに勉強しています。

 自分なりに、「初任者にアドバイスができるようにしたい」との思いからでもあります。

 そんな中、いつも読み返しているのが、以下の内堀前校長先生のお書きになった「雑感2011」の中の5月19日の記事です。

 以下からご覧いただけます。

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs2011/e/b89798e918640353ffb561635f81d5de

 


12月9日(月)本日終日会議につき…… 2013-180

2013-12-09 06:35:04 | 日記

 本日も、終日、北佐久農業高校で会議があります。

 直行直帰で、出かけてきます。

 学校では、オーストラリアからの留学生が、本日から登校します。職員朝会で紹介する手はずを整えました。

 1月17日まで、本校の2学年で授業等を一緒に勉強します。

 例年、オーストラリアの紹介を、英語の授業の中でしてもらっています。

 オーストラリアからの留学生にとっても、本校の生徒にとっても、お互いに「WIN・WIN」の関係となればいいなぁと思います。

 朝、校長室で留学生及びホームステイ先の方とお会いする約束になっていましたが、出張のため、教頭先生に代行してもらいます。

 本日、グアム派遣生徒5名が、軽井沢ロータリークラブの例会で、選ばれたことへの感謝の言葉をロータリアンの皆さんに述べる機会があります。

 本校からは教頭先生に私の代理で出席してもらいます。また、グアムに生徒引率する中澤先生にも出席してもらいます。

 派遣生徒には、中澤先生、長嶋先生、ALTのニコル先生が、今後、定期的に英会話やスピーチの練習を行ってくださいます。

 派遣される生徒諸君、軽高生としての自覚を持って、しっかりと取り組んでほしいと私は思っています。

むかって向こう側の5人が来春グアムに派遣される2年生たちです。

12月2日のオリエンテーションの様子

 話は変わり、先週の土曜日、松本に出かけてきました。電車で行くと、軽井沢から2時間半かかります。

 車で行っても2時間かかりますからあまり変わりありませんが。

 往復5時間、かなり本を読むことができました。

 なぜ松本に出かけたかといいますと、民俗学関係の本の編纂会議のためです。

 松本で全県の高校教育研究会も同時間であったのですが、そちらは欠席しました。

 このことについては、また、読者の皆さんにお話できるような段階になりましたら、この「校長日記」でも取り上げたいと思います。

 さらに話は変わり、金曜日の校長日記で取り上げました「カルビ」の活動を見に行ってきました。昨日のことです。

 第40回佐久地区高等学校美術クラブ合同展です。

 カルビの皆さんは、受付業務をしていました。

 記念に1枚写真を撮りました。

 作品も写真撮影していいといわれましたので、写真におさめ、以下に掲載します。

 昨日の午前中、3年の担任の池田先生も訪れたとカルビのメンバーから聞きました。ありがとうございました。

 近代美術館をあとにして、学校に出向き、HPをアップし、宿舎に戻りました。

 

佐久市立近代美術館

受付中のカルビのメンバー

カルビの皆さんの作品


12月6日(金)第40回佐久地区高等学校美術クラブ合同展及び「環境」の授業のこと 2013-179

2013-12-06 06:16:23 | 日記

 本日から8日まで、佐久市立近代美術館にて、標記の美術展が開かれます。

 

 本校の美術部(カルビ)も出品します。

 カルビの諸君は、毎日、朝7時から作品制作に取り組んでいます。また、放課後も土曜日も部活動を行っています。

 土曜日に仕事で出勤すると、正面玄関に、キチンと揃えられた靴が並んでいます。カルビの皆さんのものです。

 今年赴任された美術科の斉藤先生が、毎週土曜日も指導してくださっています。ありがとうございます。 

 カルビ顧問の斉藤先生にうかがったところ、この美術展の売りは、「企画から運営まですべて生徒のみで行われる『自治的展覧会』という点」だそうです。

 運動部でいう全国インターハイへの「地区予選」にもあたる展覧会だそうです。

 (佐久と上小をあわせた)東信地区から、24点が長野県展へ選出され、長野県内7点が選抜され、来夏の「全国大会」へ出展されるそうです。

 入場無料とのこと。9:00~17:00(最終日は15:00まで)。

 この校長日記をご覧の皆さんも、是非お出かけください。私も都合をつけて出かける予定です。

 なお、美術部員の3年生が、武蔵野美術大学に合格しました。毎日、部活動を熱心に行なっていた成果だと思います。よかったですね。

 結果は、先週の金曜日に、インターネットで調べわかっていましたが、月曜日の朝、部活動をするために早めに登校した本人が、校長室に報告に来てくれました。

 私から、「よかったね、君の努力の賜物です。しかし、それだけでなく、様々な人が君を支えて支援してくれたことも忘れないでください。感謝の念も大事ですよ」と話しました。

 話は変わり、昨日、3年生選択科目環境の授業で、「燻製作り」に挑戦していました。

 昨年度もこの時期に挑戦していました。

 やはり、「実験・実習」に基づく授業はいいもんです。生徒が活き活きしていますので。

 

 


12月5日(木)1学年就業体験報告会及び生徒会新執行部顔合わせ会 2013-178

2013-12-05 18:39:37 | 日記

 本日、1学年では就業体験の報告会を行いました。

 以下に、今まで紹介していなかった就業体験先での活動のわかる写真を一部紹介します。

 いずれも、きちんと取り組んでいることがわかると思います。

 今日の発表会、私からも一言申し上げる時間を、1学年の先生方が作っていただきました。

 火曜日の学校評議員会の中での学校評議員さんの発言に、「体験」の必要性を話してくださった方がいます。

 私もそのように思います。

 「体験したことが重要ではない、体験したことを、如何に自分のものとして、今後の自分の行動に生かしていくかが大切である」と、そんな趣旨の話を私からはしました。

 

 報告会に先立ち、本日講評をお願いしていました、S.K花企画の金澤さん、軽井沢大賀ホールの佐伯さんと土屋さん、白樺堂の小林さんが校長室にお見えになりました。

 しばし、お話をして、徳田進路指導主事が事業所の皆さんを会場である同窓会館に案内しました。

 本日ご来校していただいた事業所で就業体験した生徒4名の体験談、事業所の方からそれぞれからの講評を頂戴しました。

 本日、お忙しい中、生徒のためにお話いただきありがとうございました。

 事業所の皆さんからは、「就業体験で仕事の技術を学ぶわけではない。大人と接する体験をするのである」、「挨拶が重要」、「自分の体験したことを通じて夢を持ってほしい」、「感性を大切にしてほしい。そのためには自分との対話を大切に」、「大人は責任を自分で引き受けるもの。人に責任を押し付けられない」、「新入社員は仕事を教えてもらって当然と思っているかもしれないが……」など、大変興味深く、私も話を聞かせていただきました

 

 本校の先生方は、何か事業を行うときに、「やりっぱなし」にすることなく、こうした報告会の実施ですとか、アンケートをきちんととり、次のステップに向けて改善策を考えるとか、してくださっています。

 1学年の就業体験はまさにこうしたPDCAサイクルをきちんと行っている例ということができます。

 話は変わり、放課後、生徒会新執行部の顔合わせ会を行っていました。

 「お互いに顔と名前がまだ一致していないであろう」ということで、生徒会係の遠山先生、中澤先生、林先生が中心となり、まずはゲームで仲良くなり、その後、お菓子を食べながら親交を深めると聞きました。

 まず、「自己紹介ゲーム」をしていました。以下の写真は、遠山先生と中澤先生が見本を示しているところです。

 本校の若手の先生方の斬新なアイディアに、新執行部のみんなも「のりのり」でした。

 新執行部の皆さん、生徒会の活動は今までもいい活動でしたが、今後ますます活発になるようによろしくお願いしますね。

 顔合わせ会を終え、帰宅する生徒たちに「どうだった」と聞くと、「楽しかったです。おやすみなさい」とかえしてくれました。