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軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

7月31日(火)7月終了 094

2012-07-31 15:24:58 | 日記

 本日で7月も終わります。

 夏休みに入り、授業のない分、校内は静かです。

 しかし、部活動や補習等で生徒たちの多くは登校しています。

 昨日、休みをもらい学校に出勤しませんでしたので、朝のうちに教頭先生から昨日あったことを聞き、その後、書類に目を通していたら、瞬く間に時間が過ぎてゆきました。今日午前中、かねてから行おうと心に決めていたことを実施しました。それは校長室の古い書類の整理です。まずは仕分けをして、必要のない書類は、教頭先生に手伝ってもらい処分しました。

 軽井沢ガイドサービスでの長期インターンシップを取材していただいた軽井沢新聞社の記事が、「軽井沢新着情報」の掲載されました。以下からご覧いただけます。7月27日の記事をご覧ください。

 http://www.karuizawa.co.jp/topics/2012/07/

 アイスホッケー部の遠征先での練習試合の結果が、アイスホッケー部の公式ホームページに掲載されました。

 よく頑張っているように感じました。

 以下からご覧いただけます。

 http://karuizawa-hockey.jp/game_result/481/

 午後、事務室の高間さんと中澤さんが、街灯のペンキ塗りをしてくださいました。

 左の写真はペンキ塗り中の様子です。

 右の写真はこれから明日以降、さびを落としてペンキが塗られるであろう街灯です。

  

 冒頭の写真は、26日の「校長日記」で紹介しましたように、この土日、華道部が佐久市イオンモール佐久平で活けたお花を持ち帰り、先日、校長室に飾ってくれたものです。今朝、校長室に入るとすでに飾ってありました。校長室の机から、飾られた花を見ながらこの「校長日記」を執筆中ですが、こうした華道部の皆さんの気遣いを大変うれしく思います。

 

 

 

 


7月30日(月)社会科教育研究会箱根大会 093

2012-07-30 19:37:20 | 日記

 

 「箱根」に出かけてきました。さきほど、軽井沢に戻ってまいりました。

 「箱根の山は天下の険……」と歌われる「箱根」。避暑地・湯治場としても有名ですが、軽井沢から出かけると、どうも暑く感じました。やはり、軽井沢の方が涼しいですね。昼間の暑さはあまり変わりませんでしたが、夕方から朝方は断然軽井沢の方が過ごしやすいと思いました。

 「朋有り遠方より来たる、また楽しからずや」(『論語 学而第一』)とあるように、同じように学びの体験を積んでいる友人が遠方から集まり、うちとけて語り合い共感することは、楽しいですね。

 7月27日の「校長日記」にも書きましたが、前述の『論語』を紐解くまでもなく、この研究会、私的な同窓会的な雰囲気の研究会で、ざっくばらんに交流ができ、この会に出席して、様々なことを話していると、日ごろのストレスの解消にもつながります。やはり、親しい人と忌憚のない意見交換ができると、精神衛生上とてもいいですね。ぜひ、皆さんも、こうした「同好の仲間」を持つことをお勧めします。

 泊まった宿は、箱根湯本福住旅館の旧館「金泉楼」と「萬翠楼」の二棟です。明治10年前後に相次いで建てられたものだそうです。平成14年には、現存する明治初期の疑洋風建築の貴重な遺構として、営業中の旅館の建物では全国ではじめて国重要文化財に指定されたものです(『国重要文化財指定記念 福住旅館 金泉楼・萬翠楼』ー明治の息吹を今に伝える建築と書画ー 平成15年 箱根町立郷土資料館)。

 こんなすばらしい宿に泊まることができ、大変嬉しく思いました。山内容堂、三条実美、伊藤博文、木戸孝允、徳川慶喜、福澤諭吉、山縣有朋など、幕末から明治期に活躍した人々の書画が、それぞれの部屋に掛かっていて、そのことにも驚きました。

 福住旅館ロビーにて

  写真後方に見える書画には「萬翠楼」と書いてありますが、これが、木戸孝允の揮毫によるものです。明治9年(1876年)9月、木戸が箱根に静養に訪れたときのものだそうです。真ん中に見える銅像は、「金泉楼」「萬翠楼」を建てた福住旅館第10代目当主福住正兄です。江戸時代、二宮尊徳の高弟のひとりとして知られ、明治時代を迎えてからは湯本温泉のみならず箱根温泉全体の近代化に努めた人物です(前提書から引用)。

 この話だけでも、伝統と歴史を感じます。

 昨日は、恒例の巡検に出かけました。

 箱根町立郷土資料館、箱根関所、箱根神社を回りましたが、大変勉強になりました。本会会員の鈴木館長さんの説明を聞きながらの巡検でした。

 箱根町立郷土資料館

 冒頭の写真は、箱根関所で、「遠見番所」から芦ノ湖および箱根番所の全容を撮影したものです。

 来年も、この時期に研究会が開催されます。1年後の再会を期し、箱根をあとにしました。

 

 


7月27日(金)1学期終業式 092

2012-07-27 16:53:55 | 日記

 ロンドンオリンピック、サッカー男子、スペインを破りましたね。昨晩から今日未明にかけての試合、私も見ました。よって、今日は寝不足気味です。

 優勝候補相手に、すばらしい試合をしましたね。選手の皆さんのひたむきな姿に元気をもらいました。そしていよいよオリオンピックは開会式を迎えますね。私も、今後も「お茶の間」から応援します。

 さて、本日は1学期終業式。

 職員朝会では、先生方に、改めて1学期の奮闘努力ぶりにお礼を申し上げ、せめて夏休み中、休めるときはゆっくり休んでほしいと申し上げました。とくに、お盆の期間は、学校前の国道が大渋滞しますので、学校に行き着きません。部活動もこの期間は中止にして、先生方も学校に来なくていいように手はずを整えて欲しいと事前に申し上げています。そうはいっても、後述のようになかなか休めないのが現実ですが。

 終業式での私の話の内容は、本校HPに掲載しますので、そちらをご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/guide/kouwa.html

 終業式では、4月から3年2組で学習してきたキャロラインのお別れの挨拶もありました。すべて日本語で挨拶しましたが、軽井沢高校で過ごしたこの4カ月に関する感謝の言葉が印象的でした。

 放課後、キャロラインが、学校を去る前に、お別れの挨拶にわざわざ校長室を訪ねてくれました。せっかく訪ねてくれたのだからと思って、グアムからの留学生に差し上げたものと同じ「校歌入りの日本手ぬぐい」及び「今年の学校案内」等を差し上げました。

 私が、「また日本においで」と声をかけると、

 「はい、日本に帰ってきます」と応じました。「帰る」という表現、とてもいい表現ですよね。それだけ、日本を気に入ってくれたのではないかと思いました。

 終業式では、軽井沢ロータリークラブの土屋会長さんと横山国際奉仕委員長さんがお見えになり、来年3月にグアムに派遣される生徒5名の応募の説明を横山国際奉仕委員長さんからしていただきました。具体的には夏休み明けから生徒募集を始めます。ふるって1・2年生は応募してほしいと思います。

 明日から夏休みになります。といっても、生徒は休みであっても、先生方は様々な仕事があります。例えば、部活動指導であったり、補習であったり、長期休みにしかできない研修であったりします。中学生体験入学もあります。そのへんのところがなかなか一般の人たちには理解されていないのが残念です。

 軽井沢高校の夏休みは、他校に比べて短いかもしれません。7月28日から8月19日まで。23日間です。避暑地軽井沢ゆえに、学習合宿に訪れる高校もあるくらいですから、夏の涼しい時に、きちんと学習時間を確保したいという気持ちもあります。

 ちなみに、冬休みは、12月27日から1月8日まで。13日間です。もう少し冬休みを伸ばせないか教務係で検討していたのですが、授業時数のカウント上(1単位あたり1750分の授業時間確保)、どうしてもうまくいきませんでした。

 私は、明日から2泊3日で、箱根に出かけてきます。

 大学時代の同窓生が中心となって組織している、「社会科教育研究会」に出席するためです。この会は設立以来今年で30年を迎えます。第1回が箱根で開催されました。30周年として、また、箱根で行うことになっています。私も時間的に出席できるときは参加してきました。伊豆、秋田、山形、仙台、福島、千葉、東京等で開催された研究会に出席してきました。研究会の仲間で作った論文集に拙稿を掲載していただいてもいます。会長は大学時代の恩師の大濱徹也先生にお願いしています。各自がレポートを持ち寄り、討論を行ったり、近隣を巡検して見聞を深めています。大濱先生の講義も毎回楽しみにしています。かつて、私も事務局を務めたことがあり、旧臼田町田口(現佐久市)の湖月荘(今はなくなってしまいました)を宿泊地として、当時の私の勤務高校であった臼田高校や岩村田高校への学校見学や佐久地方や上田地方の巡検を行ったこともあります。

 こんな本です。

 『歴史教育の新地平』

 http://homepage3.nifty.com/douseisha/rekisi/ippann/ippann.html#r17

 『社会科』

 http://homepage3.nifty.com/douseisha/kyouiku/kyouiku.html#しゃかいか

 『社会科』は、画面上の書名『社会科』をクリックしてください。

 夏休みは、私にとって、日ごろは、なかなかできない研修を行い、研鑽を積む機会でもあります。

 ところで、夏休み中、この「校長日記」は、「更新しない」ということはありません。何日かはアップしますので、ぜひ、夏休み期間中も、アクセスしてみてください。

 


7月26日(木) 「佐久の彩り2012」及び「就職支援サポーター」のこと 091

2012-07-26 07:28:41 | 日記

 なでしこJAPANの初戦、テレビでご覧になりましたか?

 カナダ戦、見事勝利しましたね。

 私は、さすがに開始時刻の午前1時までは起きていられませんでした。

 先ほど、朝のニュースで結果を知りました。

 いよいよロンドンオリンピックが始まりましたね。

 テレビ中継に一喜一憂する寝不足の毎日が続くかと思いますが、日本選手団の活躍を祈念するとともに、われわれも彼ら彼女らの活躍から、元気をもらい、日々の生活を充実したものにしていきたいですね。

 さて、本校の華道部が、「高校生による佐久産切花展」に参加します。

 1年生から3年生まで、6名の生徒が顧問の楜沢先生と参加します。

 華道部は日ごろから、校内の各所に花を生けてくれています。ありがたいことです。

 主催は、佐久園芸生産振興協議会及び佐久浅間農業協同組合、長野八ヶ岳農業協同組合です。

 目的は、「長野県下有数の花き産地である佐久地域で生産された花きを使い、『高校生による佐久切花点』及び『親子で楽しむフラワーアレンジメント教室』を開催し、佐久産花きのPR及び地元での消費拡大を推進する。」というものだそうです。

 開催期間は、7月28日(土)13:00~18:00、7月29日(日)9:00~18:00、開催場所はイオンモール佐久平2階イベントホールです。

 本校華道部及び蓼科高校茶華道部が、佐久産切花を使い装飾した生け花、フラワーアレンジメントを展示します。

 装飾 7月28日(土) 10:00~13:00

 展示 7月28日(土) 13:00~18:00

     7月29日(日)  9:00~18:00

 片付け 7月30日(月) 午前中

 毎年、このイベントに華道部は参加しています。こうした機会を通して、腕前をさらに磨いてほしいと思います。

 昨日、廊下ですれ違った華道部員に声をかけました。

 「今年も生け花、やるんだって?」

 「はい。いってきます。」

 「それじゃぁ、がんばってきてください。」

 そんな会話だったと思います。

 昨年8月2日の信濃毎日新聞に掲載された記事は、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinmai110802.pdf

 一昨年7月30日の信濃毎日新聞に掲載された記事は、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinmai100730.pdf

 多くの皆様が会場を訪れることを願って、この日記に書きました。

 話は変わり、本校と北佐久農業高校で「就職支援サポーター」として就職支援をお願いしている水島さんが、今週の火曜日から本日まで連続3日間、本校の就職希望者に対して、個別指導をしてくださっています。北農では、すでに就職希望者との面談をだいたい1回は終わらせたとのことです。お世話になります。

 希望する会社、希望する職種等を就職希望者本人から聴取し、アドバイスをしていただいています。

 「コミュニケーション能力」と「学力」を高校現場でぜひ身につけさせて企業に送ってほしいと、企業側からは言われています。そのとおりだと思います。高校現場として、どのようにして生徒のコミュニケーション能力を高めるのか、日常の授業はもとより、クラブ活動ですとか生徒会活動等の様々な諸活動を通して、コミュニケーション能力を高める努力を一層われわれは考えていかなければなりません。

 佐久地方では、昨年に比べ、求人数は減っているとのこと。反面、高校生の就職希望者は増えているとのことです。となれば、当然、就職戦線は大変厳しくなることが予想されます。就職希望の生徒諸君は、こうした状況下でありますが、「前向きに」、この夏休みに最後の追い込みをかけてほしいと思います。主体性をもって、自ら行動しなければ、道は開けません。がんばってくださいよ。就職希望者の諸君!

 私も、進路指導係から、面接練習を頼まれましたので、「合力」したいと考えています。

 冒頭の写真は、三者面談中の午後、部活動にいそしむサッカー部と野球部、野球部は東京の高校との合同練習中です。(7月24日撮影)

 


7月25日(水)国際文化科のこと・全国高等学校教頭・副校長会総会・研究協議会・PTA通信 090

2012-07-25 16:16:47 | 日記

 英語検定の結果を英語科の森山先生からうかがいました。

 国際文化科の生徒が準1級に1名合格、2級に2名合格、準2級に3名合格。準2級合格者のうちの1名は普通科からの合格者だそうです。昨年はここまでいっていなかったと思います。生徒諸君はよく頑張りました。また、指導していただいた英語科の先生方ありがとうございました。

 過日、上田高校で行われました、長野県高校文化連盟英語専門部が行う、「英語レシテーションコンテスト」でも、国際文化科の2年生が3位に入賞しました。

 夏休み中には、国際文化科の生徒中心の英語クラブの生徒たちが、御代田町で開催される、民間主催の「ENGLISH CAMP」に参加するとのことです。

 国際文化科の2年生は、9月に1泊2日の「ENGLISH CAMP」を行います。宿泊予定のベルデ軽井沢に担当の長嶋先生が先日打合せにいきました。ベルデ軽井沢には昨年の英語合宿でもお世話になりました。

 

 写真は昨年度9月実施、国際文化科2年生の英語合宿 ベルデ軽井沢で実施

 軽井沢ガイドサービスの長期インターンシップに参加している国際文化科3年生3名も、その後順調にしっかり取り組んでいるそうです。途中経過を記したメールが、軽井沢ガイドサービスの永島さんから私あてに届きました。今日は、軽井沢新聞社の取材があるそうです。8月3日(金)には、これもいつもお世話になっているFM軽井沢さんの番組に、長期インターシップ中の生徒3名が生出演する計画もあります。「Karuizawa Afternoon Blend」という番組です。放送時間帯は12:00~13:30です。

 

 写真は6月16日のインターンシップの様子 軽井沢ガイドサービスのホームページから転用しました。

 以下軽井沢ガイドサービスのホームページから詳細をご覧いただけます。

 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kgs/news/news_2012.html

 さらに、ただいま、調整中の「新規事業」もあります。内堀校長先生も以下のブログでかつて取り上げられましたが、「軽井沢森の詩カルタ」に関することです。国際文化科の生徒たちが、このカルタに関して、何かできないか、ただいま調整中です。「軽井沢野生動物問題研究会クロス」の打越理事長さんと会員の手水さんに相談しているところです。具体的にきまりましたら、また、この日記でも詳細を紹介したいと思います。

 以下から、「カルタ」に関する内堀校長先生のブログをご覧いただけます。

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs/e/6e81090d6b5897b3d57fcaac0e70f480 (2011年1月11日記事)

 http://blog.goo.ne.jp/karui-hs/e/121d6c9646eb147b59ad1c36548ed543(2011年2月17日記事)

 ちょっと、思いついただけで、最近の本校の国際文化科関連の出来事及び予定をいくつか記すことができました。

 今年の1年生から、国際文化科は普通科と統合し、発展的に解消しましたが、その後継コースのグローバルスタディーコースは、英語科・国際文化科の伝統とノウハウを生かして、さらに「進化」したコースとしています。通常の授業も魅力的なものにしていますが、こうした活動も「本校ならではの学びの場」です。中学生の皆さん、こうしたさらに進化した本校で学んでみませんか?

 心から、お待ちしています。

 7月23日の日記に書きましたが、午前中、英語科の漆原先生の講話が軽井沢中学校の3年生の1クラスで行われ、私も一緒に出かけてきました。

 パワーポイントを使って、青年海外協力隊員としてスリランカで野球を教えてきたこと、スリランカの文化、内戦のこと等の経験談を熱く語りました。「スリランカ」について、中学生の皆さんの理解がすすんだと思います。こうした機会を与えてくださった軽井沢中学校に感謝しています。中学生の皆さんは、事前にスリランカの学習をしていたとのこと。中学生の皆さんが、漆原先生を食い入るように見て、また、熱心にメモを取る姿に感心して、学校に戻ってきました。小松校長先生、竹内教頭先生、北原先生とも話をしましたが、他の3年生のクラスでもできないかとか、2年生にも話をしてもらえないかといわれました。漆原先生の予定と中学側の日程調整ができれば、本人も、「ぜひやりたい」といっていますので、私としても、話を進めていきたいと思っています。

 軽井沢中学校での漆原先生の講演の様子です。

 さて、第51回全国高等学校教頭・副校長会総会・研究協議会が長野市で今日から3日間の日程で開催されます。教頭先生は、その裏方として、長野市に出かけます。そうはいっても、3日間学校を留守にされるといろいろと支障が生じます。よって、今日は学校に残ってもらっていますが。

 私がこの期間、学校で教頭先生の留守をしっかり守って、先生方の相談にきちんと応えたいと考えています。

 先週も、連続して二日間、教頭先生が出張していましたので、しばらくの時間、校長室を抜け出して、教頭先生が執務する教務室の教頭席に陣取り仕事をしていました。いまだにこの教頭席のほうがしっくりときます。なにしろ3年間座っていた席ですから。

 私は、かつて、教頭職時代に、この長野県の高等学校教頭会の会務に携わったことがあります。それゆえ、平成19年夏の山口県と平成20年夏の福島県で開催された総会・研究協議会に参加しました。いずれの会も、研究発表に触発され、また、全国の教頭先生・副校長の先生方と親しくお話をさせていただき、大変思い出に残る会議です。今から15年ほど前、茨城県つくば市で開催された研修会で一緒に学んだ先生方と、ばったりその場でお会いし、旧交をあたためもしました。

 今回は、長野県が主管ということで、すでに2年前から準備をすすめてきたものです。私がいうのも何ですが、長野県の教頭先生方、3日間、「おもてなしの心」で全国各地から信州においでいただく教頭・副校長の先生方をよろしくお願いします。

 23日の「校長日記」に書きました『PTA通信』第106号を本日発行しました。A4版表裏4頁のものです。原稿をお寄せいただいた柏木PTA会長さん、片山前PTA会長さん、ありがとうございました。渉外係の小宮山先生には編集作業から印刷まで、大変お世話になりました。

 この『PTA通信』、学校のプリンターで印刷しています。私がいうのも手前味噌で恐縮ですが、本当によくできています。

 本校のホームページにも掲載予定しました。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/announce/PTA/120725pta-106.pdf

 私の原稿は以下のとおりです。

 

 再び 「+ 1」

                                              学校長    田澤 直人

 七月も終わりを迎えようとしています。二八日からは、軽井沢高校も、他校より少し短い夏休みが始まります。

 保護者の皆様には、日ごろから本校の教育活動にご理解・ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。

 私からは、すでにPTA支部総会において、「学校長からの近況報告」として報告させていただきましたが、改めて一学期の学校の様子を少しだけお知らせしたいと思います。

 内堀校長先生から校長職を引き継ぎ、四カ月が経ちました。内堀校長先生の提唱した「+ 1 (プラス ワン) ~みんなでいい学校を創りましょう~」のスローガンも三年目を迎えました。本年度の学校の重点目標の一番目には、「生徒・教職員・保護者・地域住民など、学校にかかわるすべての人が、日々『プラス・ワン』を実践することにより、関係者の満足度の高い「いい学校」を創る」としています。一学期の始業式においても、生徒には、「具体的に何を『プラス・ワン』として実践するのか、具体的に考えてください」と話をしました。内堀校長先生が種をまいて、育ててくださった、このスローガンを、さらに深め、進めること(深化と進化)が今年のテーマと私は考えています。

 私も、日々の生徒の活躍等を、本校ホームページに「校長日記」として、登校日毎日更新を目指してアップすること、正門付近での朝の挨拶を自分に課し、今年度の自分としてのプラス・ワンとしています。

 PTA活動においても、支部総会の出席率が向上しているとうかがっています。今後、噴煙祭におけるPTAバザーへのご協力、クラス対抗ソフトバレーボール大会への参加など、保護者の皆様には一層のご協力をお願いしますが、よろしくお願いします。

 四月からの生徒の活躍を少しお知らせします。アイスホッケー部は、八月に北海道で行われます全国選抜大会に出場します。テニス部は女子シングルスで県大会に出場しました。野球部は夏の大会は、残念ながら本来の力を出し切れませんでしたが、春の大会では一勝をあげました。将棋同好会は、県将棋選手権大会で男子個人三位となりました。

 「軽高ならではの『学び』」として、今年も、軽井沢彫師による実技指導、軽井沢ガイドサービスに出かけての長期インターンシップ、長野大学との授業連携、グアム交換留学生の受け入れ、国際文化科二年生と軽井沢東部小学校との授業連携等々、すでに一学期に実施しております。

 本校は、「面倒見のよい学校」「生徒の伸びしろの大きな学校」「生徒一人ひとりを大切にする学校」といった評価を、地域の皆さんからいただいております。今後も、生徒ひとり一人に目を配りつつ、「生徒個々の高校生活の充実」と「進路保障がさらに進む」ようにしていきたいと考えております。

 ☆追伸 7月31日(火)

 軽井沢新聞社のウェブページ「軽井沢新着情報」に、取材記事が掲載されました。

 以下からご覧いただけます。7月27日掲載記事です。

 http://www.karuizawa.co.jp/topics/2012/07/


7月24日(火)アイスホッケー部選抜大会出場のこと 089

2012-07-24 09:29:17 | 日記

 今朝6時30分から9時過ぎまで、このブログのおおもとで、「メンテナンス」が行われていて、更新がままなりませんでした。

 今しがた復旧しましたので、さっそく、今日の日記をアップします。

 昨日は、いつも以上に多くの方がこの「校長日記」にアクセスしてくださいました。今までみたことのないアクセス数でした。

 改めまして、この日記にアクセスしてくださった皆様、厚く御礼申し上げます。

 さて、アイスホッケー部が、北海道苫小牧市で行われる第7回全国高等学校選抜アイスホッケー大会に出場します。 

 昨日、アイスホッケー部員が校長室を訪ねてきましたので、今回の大会に向けて「激励の言葉」を伝え、また、「体育・文化クラブ後援会」からの「激励金」を、依田キャプテンに渡しました。

 7月21日の日記に書きました言葉を、さっそく生徒達に伝えました。

 7月25日から29日まで釧路合宿、7月30日から8月7日まで苫小牧合宿・選抜大会出場ということで、長期にわたる遠征となります。部員諸君は体調管理には充分に気をつけて欲しいと思います。

 顧問の桜井先生・布山先生には、この期間中、いつも以上に大変お世話になります。

 計画書によりますと、25日に軽井沢を出発し、当日夕方から地元高校との練習試合、26日に、日系カナダチーム及び地元高校との練習試合、27日~29日も地元高校との練習試合を行い、29日午後に、苫小牧に移動します。

 30日をオフとして、31日・1日・2日と選抜大会出場チームとの練習試合を行い、3日の公式練習ののち開会式、4日に選抜大会1回戦として、北海道栄高校と対戦します。7日夜には軽井沢に戻ってくる予定とのことです。

 依田キャプテンが、部員を代表して、「初戦では北海道勢とあたるので、対戦を楽しみにしています。頑張ってきます。」と挨拶をしてくれました。

 冒頭の写真をご覧ください。みんな引き締まったいい表情をしています。校長室を出るとき、一人一人が「失礼しました」と、こちらをきちんと見て、挨拶をしていきました。その立ち姿もまた何と頼もしかったことか。

 いつも思うのですが、こうした機会を通して、普段はなかなか対戦することのできない北海道勢などの相手からたくさんのことを学んできてほしいと思います。それはスキルだけの問題ではありません。例えば、アイスホッケーに対する考え方であったり、日ごろの練習姿勢であったりします。日常生活の過ごし方もあるかもしれません。

 この長期の夏遠征をよき経験として、これから冬にかけて、さらに技術的にも人間的にもレベルアップして欲しいと思っています。アイスホッケー部の一番の目標は、今までの最高成績であるインターハイベスト8を乗り越えたインターハイベスト4ですから。頑張れ!アイスホッケー部。

  7月20日、霧の巻く中、シュート練習に励む部員たち

☆追伸 7月31日(火)

 アイスホッケー部の公式HPに、北海道での練習試合の結果がアップされました。

 以下からご覧いただけます。

 http://karuizawa-hockey.jp/game_result/481/

 


7月23日(月)軽井沢中学校進路講話 088

2012-07-23 21:00:25 | 日記

 

 軽井沢中学校の進路講話にお声がかかりました。

 昨日、散髪して今日に備えました。

 例年、本校では、学校長が都合のつく限り、お話にうかがっています。

 そんなわけで、私が先日出来上がった「学校案内」と冒頭の写真に示したレジュメを持ち、中学校にお邪魔しました。

 中学校と高等学校の違い、この段階の中学生に高等学校として望むこと、軽井沢高校の様子等を話しました。

 せっかくの機会ですので、中学生を励ましつつ、少し、厳しい話も申し上げました。

 地元、軽井沢中学校ですから、来年も、多くの中学生が本校を希望してくれるとありがたいです。

 25日(水)には、英語科の漆原先生が、3年生の一つのクラスで、スリランカでの青年海外協力隊時代の話をすることになっています。私も一緒に行って、写真を撮りながら中学生と一緒に話をうかがおうと思っています。

 軽井沢中学校での進路講話後、学校に戻り、午後には、御代田中学校にも教頭先生と出かけてきました。

 写真は軽井沢中学校での進路講話の様子です。

 夕方からは、PTA正副会長会、理事会を行いました。支部PTA総会の報告、文化祭におけるPTAバザー、PTA親睦ソフトバレー大会等について話し合いを行いました。理事会には、正副会長さんと、各支部長さん各学年会長さんに出席いただきました。学校側からは、校長、教頭、事務長、渉外係の小宮山先生が出席しました。例年この時期に発行しています『PTA通信』、もうしばらくお待ちください。夏休み前には発行したいと思っていますので。

 支部総会の出席率が集計結果を見ると、昨年度に比べ、やはりあがっていました。全体会の後の学年別懇談会も好評でした。来年度もぜひ続けてほしいと支部長さんからの報告もありました。ますます、PTA活動も盛り上がってきて、校長として大変うれしく思います。

 残念ながら、文化祭におけるPTAバザーの出品が、今のところいまひとつだそうです。PTA会員の皆様、ぜひよろしくお願いします。

 すでに通知文はお出ししています。以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/announce/PTA/120713bazaar.pdf

 話は変わり、過日、公益財団法人全国商業高等学校協会主催第46回ワープロ実技検定試験の結果を、商業科の高橋先生が校長室に届けてくださいました。

 結果は、3級に15名受験して11名合格、4級に106名受験して89名合格とのことでした。合格した人はより上位の級に合格するようにがんばってもらいたいと思います。残念ながらうまくいかなかった人は、落ち込むことなかれ。「捲土重来(けんどちょうらい)」を期してがんばってください。次回に雪辱を果たして(屈辱を晴らして)くださいね。

 お気づきかと思いますが、最後の文章は日本語の勉強も兼ねています。「雪辱を晴らす」は誤用(誤り)です。

 今朝の信濃毎日新聞をご覧の方はご存じかと思いますが、26面に、この校長日記を取り上げていただきました。過日、軽井沢支局の土橋記者の取材がありました。新聞記事にありますように、総アクセス数は、昨日、20,000件をちょうど越えました。多くの皆様にこの日記をご覧いただいていることを、心の励みとして、登校日毎日更新を目指して、今後ともこの日記を書き続けます。また、この新聞記事をご覧になった何人かの知り合いの方から、激励の電話やメールを頂戴しました。どうもありがとうございました。

☆追伸 7月31日(火)

 「校長日記」の信濃毎日新聞の記事ですが、信濃毎日新聞社からの掲載許可がおりましたので、本校のHPに記事を掲載しました。

 以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/shinmai120723.pdf

 

 


7月21日(土)東信地区高等学校PTA実践力向上研修会 087

2012-07-21 19:41:53 | 日記

 本日午後、東信教育事務所の主催で、同所で行われた、標記の会議に教頭先生と柏木PTA会長さんと一緒に出席してきました。

 例年この時期に開催されるこの会は、講演会があり、また意見・情報交換の分散会もあり、大変勉強になります。

 今年の講演会の講師は、藤澤長野県経営者協会教育研修課長さんでした。かつて上田高校に勤務していた時に、入学直後の1年生にレクリエーションの講師をお願いしたことがあり、今回もそのお話を楽しみにしていました。

 さてそのお話ですが、「私の体験から伝えたいこと」という演題の講演で、大変楽しく、また、興味深く話を聞かせていただきました。

 「苦しい時こそ、よりファイトしろ」という言葉をうかがいましたが、「へばった時こそ、頑張ることを癖にする」ことが大切だそうです。本校の運動部の諸君を激励する時に使わせていただこうと思いました。

 会議冒頭で、窪田上田東高等学校長が来賓挨拶をしてくださいました。

 その挨拶も心に残るものでした。「生きることの意味」といった趣旨のお話と理解しましたが、具体的な事例が、大変心にしみわたりました。

 「日々、勉強、否、一生、勉強」という言葉を、今回の研修会で思いました。

 今日は、休日でしたが、有意義に過ごすことができたことを感謝して、今日は登校日ではありませんので、自分としては、日記をアップしなくてもよいのですが、今日の感動を、感動が薄れる前に書きたくなりました。これにて今日の日記を終わります。

 


7月20日(金)ワックスがけ 音楽家・作曲家周防義和さん来校など 086

2012-07-20 21:25:00 | 日記

 本日、ワックスがけを実施しました。

 今日は、昨日までと一転、肌寒い1日でした。おまけに霧も巻いています。午後からは雨がかなり降ってもいます。先ほどのニュースによると、軽井沢の最高気温は、19.7℃。この時間、14℃ほど。思わず、住宅の暖房を入れました。

 軽井沢は、「山の気候」に近いものがあります。気候が一変しますので。

 さて、ワックスがけについてです。

  

 桜井先生から、まず、汚れ落としのための研磨の仕方についての説明がありました。

 ただいま、階段の研磨中

 クリーニングされた階段をワックスがけ中

 このワックスがけは県教委の「生徒自ら行う学習環境整美事業」からワックス購入費用をだしていただいています。今回は本館の西階段の1階から3階までを、各クラスの営繕美化委員が行いました。係の桜井先生、佐藤先生、事務室の油井さん、高間さん、中澤さん及び生徒の皆さん、ありがとうございます。

 ワックスがけは、本日と来週月曜日の二回に分けて実施する予定でしたが、2時間ほどの作業で、本日終了しました。生徒達が、写真のとおり一生懸命に作業にあたってくれたからだと思います。ひざをついて、汚れを黙々と落とす写真を見ると、涙が出るほどうれしくなります。

 小林営繕美化委員長をはじめ、委員の皆さん、本当によくやりました。ありがとう。委員は全員参加していたとのこと、当たり前のことといえばそれまでですが、委員のみんなが、ワックスがけに対する「こだわり」をもっていてくれて、私は大変うれしく思います。

 三者面談中ですが、ワックスがけの間は、保護者の皆さんには生徒用昇降口ではなく、正面玄関から校舎内に入ってもらい、東階段を利用するようにお願いしています。たぶん、土日で床は乾きますので、月曜日には、西階段も使えるようになると思います。

 上記で日記を終了すれば、適正な分量かとも思いますが、さらに日記を続けます。

 本日午後、毎年音楽の授業でお世話になっています、音楽家・作曲家の周防義和さんが来校され、音楽科の吉澤先生と9月からの授業の打合せをされていました。私も、打合せ会場にご挨拶に行ってまいりました。今年も3年生の「総合芸術」と「音楽Ⅲ」の授業の中で講義をしていただきます。最近テレビで流されている周防さん作曲のコマーシャル映像も見せていただきました。講義の中で紹介してくださるということなので、ここではその中身は内緒とします。

 また、周防さんの著作による『僕らはROCKで作曲する』というCDブックを頂戴しました。以下の写真です。

 さらに、周防義和さんの従兄弟にあたる周防正行監督作品「終の信託(ついのしんたく)」の映画の音楽も担当されたとのこと、10月末にロードショーとのことです。

 映画を見に行かなければ………。周防さん、今年もよろしくお願いします。

 夕方、佐久大学信州短期大学部の介護福祉学科長の矢羽田教授とJA長野厚生連健康福祉部介護福祉課の竹内課長さんが私を訪ねて来校されました。来校の目的は、JA長野厚生連・ジェイエー長野会・佐久大学信州短期大学部共催で、「第1回介護環境改善研究会~やさしい介護をもとめて~」を、9月8日(土)13:30~16:00まで、佐久大学2号館2300号教室で開くので、関心のある先生方や生徒の皆さんに紹介してほしいというものでした。参加費無料。基調講演「介護福祉士は大切な仕事」と研究発表が何本かあるとのことです。

 竹内課長さんの話された、「介護は雇用の場でもある」という言葉が大変印象に残りました。これからのこの地域の介護活動に、この地域の若い人たちが携わってほしいということでしょう。それがすなわち、雇用の場を生むことになるといった趣旨だと思います。せっかくのお話ですので、私も時間をつくり、参加してみようと思っています。

 お二人がお帰りになった後、さっそく、進路指導室に顔を出し、徳田進路指導主事に上記の話をしました。

 先生方や、生徒に、紹介してほしいと話をしました。

  昨日、放課後、校内を見て回っていたのですが、美術室では、馬場先生の指導の下、噴煙祭のポスターとして投票で選ばれたものに、制作者自ら、印刷屋さんに出す前の最後の調整をしていました。以下の写真です。

 また、軽井沢彫のオルゴール作りに励んでいる生徒もいました。

 こうして、校内を回っていると、日ごろの授業だけでは分からない、様々な生徒の活動をみることができます。

 このこと以外にも、昨日の日記にも書きましたように、部活動に励んでいる生徒たち、噴煙祭に向けて様々な準備を行っている生徒会役員がいました。

 学校というところは、「生徒が主役」となって様々な積極的な取組を行っていると、本当に「いい感じのしっくりとした学校」になってきます。

 

 

 


7月19日(木) 三者懇談開始 高校初任者研修第3回について 085

2012-07-19 20:27:11 | 日記

   

 冒頭の写真は、本校の国道に面した場所に植えられた「あじさい」です。3・4年前に事務室の根津さんと中澤さんが丹精こめて植えつけていたものです。確か、挿し木をしていました。今年も大変美しく咲いています。こうしたアジサイを見ていますと、心が落ち着きます。

  さて、本日から26日にかけて、生徒・保護者・担任の三者による懇談会をおこないます。一部、通常家庭訪問を行うクラスもあります。

 例年、懇談時間を十分に確保するために、授業を短縮し、なおかつ4時間授業としています。そして、午後を懇談の時間としています。

 懇談内容は、1学期の成績についてであったり、進路についての確認であったり、さまざまですが、「三者で話し合う」ということが何より重要なことと思います。たまたま廊下ですれ違ったりして、面談が終わった生徒には、「面談はどうだったか」、私なりに聞いたりもしています。

 

 左の写真は三者懇談中の3年生、右の写真は、保護者が来るまでの間二者懇談中の3年生

 午後の時間、補習等の教育活動も行われます。校外での生徒の様子を見るために巡視活動も行われています。

 私も、午後、部活動の様子等を見て回りました。以下の2枚の写真はそのとき撮影したものです。

 週末のレシテーションコンテストに向けて、練習中の英語クラブ員と先生方

 将棋同好会対局中

 話は変わり、昨日午前中、校長会が主催する初任者研修の第3回目にお世話になります、軽井沢町塩沢にある軽井沢タリアセンにお邪魔して、清水総務課長さんと打合せを行ってきました。

 校長会の主催する第3回目の初任者研修は、9月18日(火)を予定しています。私も、開講式から閉講式まで一日、「引率」します。

 午前中は、ペイネ美術館、軽井沢高原文庫、その他の施設の見学を行い、昼食後、午後は4つのグループに分かれて体験研修を行う予定を組みました。最後に、研修の感想を初任者から聞き、終了とする予定です。軽井沢タリアセンの皆様には、大変お世話になります。

 軽井沢タリアセンには、職員校内研修、1学年の就業体験学習の折に、何度かうかがったことがあります。清水さん曰く、「今度は、仕事ではなくて、余暇を利用して、奥様とご一緒にご利用くださいませ」とのことでした。ライフ・ワーク・バランスという言葉があります。私を知っているかたは充分ご存知のことですが、ずーと、ワーク・ワーク・バランス(要は仕事人間)でとおしてきましたから、ちょっとこの言葉は心に響きました。響いたけれども、「実践」できるかどうか自信がありません。

 軽井沢タリアセンのホームページは以下からご覧いただけます。この日記をご覧の皆様も一度、ご来場をお願いします。

 日ごろから大変お世話になっているゆえ、私からも宣伝させていただきました。

 http://www.karuizawataliesin.com/

 以下のようなイベントもあるとのことです。 

 

 本日午前中、軽井沢中学校に会議にうかがいました。教頭時代に、何回もうかがっている中学校です。久しぶりにいつもお世話になっている事務の方にもお会いできました。

 先日、荻原町教育長さんからお電話をいただき、「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢設立準備財団の小林さんが説明をしたいというので、会議に出席していただけないか」という件に応えての出席です。 

 そんなわけで、会場となった軽井沢中学校にでかけました。

 荻原町教育長さんをはじめ町教委の方と町内の小中の校長先生方と一緒に、小林さんと校長に就任されるジェミソンさんのお話をうかがいました。

 軽井沢高校として、新しくできる「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢」とどのような連携ができるかについては、本校の先生方の考え方を十分にお聞きし、対処していきたいと思います。開校は再来年(2014年)の9月とのこと。考える時間は十分に残されていますので。

 最近、文章が長いという指摘を受けています。もう少し短くしようと思っていますが、校内で様々な活動が行われていて、そのことをある程度紹介しようとすると、このくらいの分量になってしまいます。今日の日記は、ちょうど3000字ほどです。

 

 


7月18日(水)中学生体験入学にむけて及び学校案内 084

2012-07-18 16:19:55 | 日記

 信州も「梅雨明け宣言」がだされました。「世界の避暑地軽井沢」といえども、昨日に引き続き、今日も暑い日が連続しています。昨日の最高気温は昨晩のニュースによれば、31.5℃でした。今日もそのくらいになりそうです。とはいえ、校舎内は「ひんやり」していますし、風さえ通れば、扇風機も要りません。ましてやエアコンは無縁の世界です。夏は本当にすごしやすい環境にあります。

 さらに、4時過ぎに、にわか雨が降ってきました。一気に涼しくなり、すごしやすくなりました。

 さて、8月2日(木)に実施する「中学生体験入学」の参加者がこのほどわかりました。

 昨年より多い中学生の参加を見込んでいます。また、保護者の皆さんも昨年より多く参加予定とのことです。例年通り、アイスホッケーを本校でやりたい希望者等、県外からの出席者も何人かあります。

 この間、教頭先生に、関係中学校にメールでの通知以外に、「お願い」の電話をかけてもらっています。

 本校への参加者をとりまとめていただいた、各中学校の教頭先生や進路指導主事、3学年の担任の先生方、ありがとうございました。

 今年は、教務係が、中学生が体験できる開講講座を昨年度以上に増やし、各教科と連絡調整をしてくださり、中学生の皆さんが参加しやすいように工夫していただきました。

 ただいま、体験入学当日にむけて、様々な準備を先生方にはお願いしています。

 当日の予定は、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/nyuushi/nyuushi.html

 話は変わり、先週の水曜日、今年度の学校案内が刷り上ってきました。

 ちょっとだけ、説明をさせていただきます。

 

 まずは、表紙です。

 本校のキャッチフレーズ、「+1 Plus One~みんなでいい学校を創りましょう~」を全面に打ち出した表紙です。「KARUIZAWA」らしい木々の青葉がいい感じです。

 表紙を開くと、本校での学校生活の様子(School Life)を、写真とともに紹介しています。

 春夏秋冬、それぞれの時期のKARUIZAWAと本校のスクールライフの織りなす見開き頁です。制服を着ているのは、本校の生徒達です。まるでプロのモデルのようです。右上には、校訓と校章及びそのいわれ、作家の室生犀星氏による「「大き信濃の めざめには」ではじまる校歌が記されています。ちなみに、本校の校訓は、「誠実・勤勉であれ」です。

 さらに開くと、管理棟を背景にもう一度校訓を示し、学校長あいさつ、三年間の教育課程(授業構成)、2年生からのコース制の概要、軽井沢高校の特色ある授業、進路状況、クラブ活動等が一目で分かるように工夫された見開き4頁になります。

 むかって左側の裏表紙には、平成25年度入試関連の情報と入学に関わる諸費用の情報、北校舎と中庭の写真等を掲載しています。

 この学校案内は、長嶋先生をはじめ、教務係の先生方のチームプレーによる渾身の一作です。

 関係中学校には、郵送等でお配りします。また、中学生体験入学でも、来校された中学生にお渡しします。

 昨日、校長室を掃除に来た3年生にできあがった「学校案内」をみせて、感想を聞きました。

 「よくできていますね」「私が写っている!」「中学生がたくさん入学するといいですね」「写真がいっぱいあっていい」「自然の中にある学校」等の感想をもらいました。

 中学生の皆さん、是非、手にとって、じっくりと見て、読んで、軽井沢高校の魅力満載のこの「学校案内」から、「軽井沢高校のすべて」を感じとっていただきたいと思います。ちょっと大袈裟だったでしょうか。

 

追伸 7月27日(金)

 本校のホームページにも「学校案内」を掲載しました。一部掲載していないページもありますが、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/nyuushi/12schoolguide.pdf

 

 


7月17日(火)看護系進学希望者のための卒業生講話開催、学校評議員会報告 083

2012-07-17 19:26:15 | 日記

 昨日までの3連休、皆さんどのようにお過ごしになりましたか?

 私は、土曜日から日曜日にかけて、かつて勤務していた小海高校ゆかりの先生方の会合があり、出席してきました。私が勤務していた頃からどのように学校が進化してきたのか、興味深く話を聞かせていただきました。

 小海高校には、平成10年4月から平成17年3月まで7年間お世話になりました。小海高校は軽井沢高校同様に、1学年3学級規模の高校です。私は40歳代の大部分を小海高校で過ごしました。年齢的なこともありますが、ある意味、自分自身一番力の発揮できた時期でもあり、朝早くから夜遅くまで、また、結構土日も学校に出て、様々なことを実践できた、私にとっては思い出深い高校です。校長先生、教頭先生をはじめ、すぐれた教育実践をお持ちの先生方が集まっていて、大変勉強にもなりました。また、生徒たちにも保護者の皆さんにも恵まれ、自分としては「このまま退職まで勤務させてもらえないか」と一時真剣に考えたこともある高校です。しかし、当たり前ですが県の異動のきまりでは、当然そんなわけにはいきません。我々は、「県立高校の教員」であり、「県立の高校」のために勤務し、一つの高校に骨を埋めるわけにはいきません。

 今日は、軽井沢もさすがに日中は暑いです。予報では、最高温度は29℃(朝の段階では28℃でしたが、あがっていました)と天気予報では予想していますが、実感としてはもう少し高いような気がします。朝、いつものように朝の挨拶運動を行っていますと、あまりの日差しの強さに思わず雨傘を「日傘」にして、直射日光を避けながら声かけをおこないました。

 さて、進路学習指導係と3学年会が企画して、本日放課後、「看護系進学希望者のための卒業生講話」を行いました。これも新企画です。先週の木曜日に行われた卒業生による進路講話と一対をなすものです。

 対象は2・3年生の看護系進学希望者ですが、1年生にも門戸を広げて実施します。

 講師は、この春、本校を卒業し、看護系の4年制大学に進学した2名の卒業生、中島さんと依田さんにお願いしました。講話の前に、進路指導室にいた二人に挨拶しました。大学のことや授業のことを少し聞きました。看護用の電子辞書を見せてもらいました。この電子辞書を使い、自分用のノートもつくることができるそうです。また、心臓や肺が立体的にみえる画像の入った持ち運びできるゲーム機のようなものも実際に作動させてもらいました。リアルで驚きました。冒頭の写真は、本校の生徒たちに話をしてもらう前の写真です。

 この講話は、県教委の「キャリア教育事業」の一環として企画したものでもあります。

 卒業生にお願いしてあるのは、進路選択や受験へのアドバイス、大学の様子等です。

 大学の授業で使うノートや、高校生の時に勉強につかった「小論文添削ノート」など、大変貴重なものを持ってきてくれて、具体的に、かつ、目に見える形で話を展開してくれました。大学では授業中に疑問に思ったことはすかさず質問しなければならないそうです。看護の現場で、疑問に思ったことをそのままにしておくと、患者の生死に関わるからだそうです。いちいちもっともな話でした。

 中島さん、依田さん、忙しい中、本校の生徒のために時間を割いていただき、ありがとうございました。

 本校の生徒たちが、「先輩」の話を聞いて、モチベーションがさらに高まってくれればいいなぁと思います。

 モチベーションが高まるだけでなく、進学先に合格できるように「勉強」もさらに進んでほしいと切に願っています。看護系進学者は、志望校に合格するために学力検査を課されることも多いですし、最終的に「国家試験」に合格する「学力」も必要になりますので。

 話は変わり、先週金曜日に開催された「第1回学校評議員会」の報告をします。

 授業参観の感想を参観された評議員の皆さんから会議の開催前に少し話をうかがいました。全体的にきちんと授業に取り組んでいたが、とくに3年生の授業態度がよかったとの感想をうかがいました。

 会議前に、まず、委嘱状を評議員の皆さんにお渡ししました。

 松沢教頭先生の司会進行、教務係の小松先生、佐藤先生の記録係で会議を進めてもらいました。会議録は後日、本校のHPに掲載したいと思います。

 私の挨拶は以下のとおりです。

 本日は、ご多忙の中、本校の第1回学校評議員会にお集まりいただきありがとうございます。

 私からは、学校の概況を何点かお話ししてご挨拶にかえさせていただきます。

 まず、資料の22pに県の「学校評議員設置要綱」、23pに本校の「実施要項」を掲載しています。県の「設置要綱」では、学校評議員の皆様は、「校長の求めに応じ、一人一人がそれぞれの責任において意見を述べるもの」としています。また、「校長の判断により学校評議員が一堂に会して意見交換を行う機会を設けることができる」としています。

 今申し上げましたことを根拠として、本日の会議を開催しております。

 本日の資料として、資料、新聞報道にみる軽井沢高校2012、学校案内、学校要覧を用意しました。

 上の写真の左側が当日の資料表紙、右側が「新聞報道にみる軽井沢高校2012」の表紙です。

 (以下資料の概略説明:中略)

 私が先生方、生徒に常に申し上げていることは、内堀前校長先生の提唱されたスローガン「+ One ~みんなでいい学校を創りましょう~」をさらに具体的に進め、深めることだということです。

 教育活動において、今まで行ってきた実践がさらに進化・深化すれば、それだけ学校も活性化すると思います。

 この4月から、普通科と国際文化科を統合し、2年次からのコース制を充実させた、新生軽井沢高校が誕生しました。生徒自らが学びを作り出す「課題探究」の授業も来年度、3年生の授業で先行実施する予定です。

 学校の教育活動の詳細は、このあと、各係、各学年から報告がありますので、その説明を受けて、学校評議員の皆様から忌憚のない意見を多数賜ればありがたく存じます。

 本日はよろしくお願いします。

 その後、飯島教務主任から学校評価について、堀内生徒指導主事から生徒指導について、徳田進路指導主事から進路指導について、吉澤生徒会主任から生徒会活動について、土屋1学年主任、岩下2学年主任、宮坂3学年主任から、それぞれの学年の概況を説明しました。

 説明後、学校評議員の皆さんから意見を頂戴しました。

 次回は、11月頃に行いたいと思います。

 


7月13日(金)第1回学校評議員会 082

2012-07-13 11:01:40 | 日記

 今年度の第1回学校評議員会を開催します。

 まず学校評議員の皆さんには、6時限の授業を参観していただき、委嘱状をお渡しし、その後、会議となります。

 いつものように、松沢教頭先生と飯島教務主任をはじめ教務係の先生方が事前の準備を丁寧にしてくださいました。今回の会議資料には、私なりのこだわりもあり、いくつか「注文」を出して、修正していただきました。昨日の放課後には資料ができあがり机の上に並べられました。また、会場準備も終了しました。いつものように「軽井沢高校学校評議員会」と書かれたバナーも張り出されました。左右の下の方が丸まっているということで、教務係の須澤先生がある工夫をして、ぴーんと伸ばしてくださいました。ネームプレートも、学校評議員の皆さんが会場に入ったときに、自分の座席がすぐにわかるように、入口の方に向いています。生徒会係主任の吉澤先生は、予め作成した生徒会関連のパワーポイントの予行演習をしていました。生徒の活躍の様子のわかる写真をふんだんに使った労作です。

 学校評議員会が成功裏に進むように、こうした「こだわり」の数々、なんとも嬉しいじゃありませんか。

 昨年まで2年間、より充実した学校評議員会にするために、内堀校長先生とふたりで、資料はこうしたものを入れた方がいいとか、様々工夫して、先生方にもお願いして作成していただいたたことを、準備会場を見に行って、思い出しました。

 私の挨拶の中では、今年度の学校運営方針を説明しつつ、4月からの教育活動で特徴的なことをお話する予定です。

 教務係から、今年度の学校評価表当初計画について説明します。

 進路指導係、生徒指導係、生徒会係、各学年からも、予め用意していただいた資料に基づき説明をしていただき、学校評議員の皆様から意見をうかがいます。

 学校側からの説明時間を少なくし、学校評議員の皆さんから、多方面に意見を出してもらいたいと考えています。

 冒頭の写真は、資料の一部です。

 一番左の頁が表紙、真ん中と右側の頁は、4月からの学校行事等を写真を中心に説明した学校ニュースです。カラー印刷はコストもかかりますが、この3枚の頁だけは、カラー印刷にこだわりました。生徒の状況が白黒では今ひとつわかりにくいからです。

 本日は、学校評議員会のあと、引き続き、「教育懇談会」を行いますので、学校評議員会の会議内容等は、また、後日の日記で書こうと思います。

 なお、今日は、月に1回、恒例の漢字テストをSHR(ショートホームルーム)の時間に実施しました。

 話は変わり、本日午前中に、県教育委員会の市川教育次長さんが来校され、学校のことについて様々懇談しました。また、その後、授業をしばらくの間、見学されていきました。

 漆原先生とALTのアシュリーによる2年生の商業コースの英語の授業で、たまたま、カナダからの留学生のキャロラインがパワーポイントをつかいながら、カナダの文化を紹介していました。彼女の住むケベックでは、「食べ歩き」はないと話をしていました。来日した4月当初に比べ、日本語がかなり上達していました。

 


7月12日(木)2学年企業見学会及び3学年進路講話 081

2012-07-12 20:43:47 | 日記

 キャリア教育の重要性が叫ばれています。

 本校でも、進路学習指導係が中心となり、1学年からの継続的・系統的なキャリア教育を実施しています。

 今年度、新規事業として、進路学習指導係と2学年会が考えて、「企業見学会」を実施します。私のところにも、新規事業ゆえに、1学期のかなり早い時期に岩下学年主任が実施計画を相談に来ました。またその後、職員会議で、計画を了承しました。

 本日がいよいよその実施日です。2学年の正副担任団6名で生徒引率を行いました。

 その目的は、

 1 企業で働くことの意義、正社員として働くことの大切さ、社会に出る前につけてほしい力などについて、企業人の立場からお話をいただき、生徒の自覚と意欲を深めさせる。

 2 1学期の成績を意識しながら、社会の現状を学び、自分の改善点を知ることで、夏休み以降も有意義な生活を心がけさせる。

 というものです。

 まず、全体会を本校同窓会館で行い、2名の方に講話をしていただきました。

 お一人目は、ハローワーク佐久の関川さんです。お二人目は、シチズンファインテックミヨタ株式会社の古川さんです。

 その後、クラスごとに、製造業とサービス業の会社、各2社を見学しました。企業見学会は午前中で終了させ、午後は、通常授業を実施しました。6時限の総合的な学習の時間で、今日の企業見学のまとめを行いました。

 こうした試みに快く生徒の見学を引き受けてくださった、以下の企業の皆様には改めて深く御礼申し上げます。

 長野沖電気株式会社、TBCシルバーサービス、シチズンマシナリーミヤノ株式会社、株式会社プリンスホテル、シチズン時計ミヨタ株式会社

 また、3年生も、本日午後、進路講話を行いました。

 校外から講師をお迎えして、実施しました。

 今年は、これも「新企画」、本校卒業生等を講師にお迎えして、3年生に話をしてもらうように考えました。

 通称、「ようこそ、先輩」ともいわれるこの企画は、かつて在職した、長野東高校や上田高校でも行われていたもので、卒業生が在校生に話をするという企画は、とてもいいものだと思います。

 本校としても、この企画を、今後も継続的に実施していけたらいいなぁと思います。

 徳田進路指導主事、3年担任の渋谷進路係の両先生には、企画段階から卒業生への折衝等、大変お世話になりました。

 この進路講話の趣旨は、

 1 自分たちと同じ環境で学んだ先輩たちの講話から進路選択を考える

 2 社会の仕組みや社会人として求められる資質を学ぶ

 というものです。

 進学希望者対象に、「人はなぜ学ばなければならないのか」

 就職希望対象者に、「働くことの意義、正社員雇用の大切さ、社会人としての心得」

 を話してもらいます。

 4箇所に分かれて、分散会形式で行いました。

 講師は、本校卒業生の、跡部氏(平成2年3月卒)、森氏(平成9年3月卒)、佐藤氏(平成11年3月卒)にお願いしました。また、外部講師による講話として高橋氏をお願いしました。なお、県教委の「キャリア教育事業」から資金的にも支援をいただいています。

 講話終了後、講師の皆さんがしばらくの間、校長室によっていただきました。私のほうから、講話のお礼を申し上げました。

 卒業生の皆さんは、高校時代の思い出を話してくださったり、高橋さんの高校時代の担任が、私の知っている先生だったので、そのことでも少しお話ができました。

 改めまして、講師の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。

 放課後、生徒の書いた感想を、宮坂学年主任が校長室に持ってきてくれて、読みました。この講話で得たことが、それぞれの言葉で書かれていました。「○○さんへの手紙」といった形で作られたこの感想、講師の皆さんに送るそうです。

 

  高橋氏の講話

  森氏の講話

 佐藤氏の講話

 跡部氏の講話

 

 


7月11日(水)研修会 080

2012-07-11 17:17:42 | 日記

 本日、職員研修会を持ちました。先週と今週の二回に分けて実施しています。

 内容は、「非違行為防止」に関するものです。

 私と松沢教頭で資料を作成し、それぞれが話をしました。

 私たちの話のあと、先生方から様々な意見をお聞きしました。こうしたときに、多角的な意見の出るところが、軽井沢高校の先生方のすばらしいところだと思っています。

 写真は、教頭先生作成のポスターです。各研究室に掲示しております。

 また、今日は、授業時間を短縮して、1学期の成績会議を行いました。昨日、各学年ごとに「学年成績会議」をもっていただきました。その結果を、学年成績会議終了後、予め各学年主任や担任団からうかがいました。個々の生徒の今後の見通しについても話し合いました。これから行われる、生徒・保護者・担任による三者懇談の中で、成績の芳しくない生徒についてはきちんとした改善策を提示して、生徒も真摯に受け止めて、2学期を過ごして欲しいものです。やることをやらずして、高等学校は進級できることはないのですから、生徒の皆さんは、日ごろの授業の取組を再点検して、考査できちんとした成績を取れるようにして、さらに課題をきちんと提出していってほしいと思っています。

 また、今日は夏休み前最後の職員会になりました。夏休みはまだ先の話ですが、1学期の先生方の「奮闘努力」に感謝の意を表しました。本校の先生方は、本当によく生徒を思い、生徒のために本気になって骨身を惜しまず、教育活動に携わっていただいています。

 「世界の避暑地軽井沢」といえども、だいぶ日中は暑くなってまいりました。校長室も窓を開け、入り口のドアを開けて、風通しをよくしています。入り口のドアを開けていると、生徒たちが校長室を覗いて声をかけていきます。曰く、「校長先生、何してるんですか?」「校長先生、元気?」「校長先生、一人でさびしくありませんか?」などなど、生徒との何気ない会話は、心のオアシスとなります。