今朝、どうしても自宅に戻らなければならない事態が生じ、軽井沢の住宅と自宅との間を往復し、その後、立ち番に間に合うように出勤しました。
自宅から学校に向かう途中で、登校途上の生徒を見かけました。
立ち番の時に、「今朝、○時○分頃、○○にいなかったかい」と声をかけると、「校長先生、学校まで乗せていってくれればよかったのに」と応えました。それには応じませんでしたが、保護者の承諾なく、自家用車に生徒を乗せることはしておりません。
さて、合格通知に同封し、オリエンテーション時に回収している、保護者アンケートの数字部分の集計を夏休み中に、1学年主任の飯島先生にしていただきました。ありがとうございました。
入学時の保護者の意向がどの辺にあるのかを探る、本校としてはとても大切に考えているアンケートです。
自由記述部分の要望事項等は、すでに個別に対応しています。
以下の数字は実数です。
このアンケート、小海高校で教務係をしていた時に、当時の下坂教頭先生に、「数字で示すことのできるアンケートを実施したらどうだろうか」といわれ、ああでもないこうでもないと試行錯誤の上、作成したものを下敷きにして、軽井沢高校用に改良し、当時の内堀校長先生にも添削していただき、昨年度から実施しているものです。それまでのアンケート形式を変更して数字部分の経年変化を見ることができるように改善しました。ちなみに、小海高校では、いまだにそのアンケートを実施していて、経年比較を行っていると伺っています。
前置きが長くなりました。
それでは、アンケート結果を2年間分まとめて紹介します。
1 軽井沢高校に進学した理由は何ですか(複数回答可)。
25年度 24年度
① 学習指導が充実している 24 20
② 進路指導が充実してる 28 19
③ 生徒指導が充実している 9 15
④ 生徒の評判がいい 3 5
⑤ コース制が充実している 34 41
⑥ 部活動が充実している 14 19
⑦ 親からの勧め 17 14
⑧ 中学校の先生からの勧め 27 23
⑨ 地域の評判が良い 1 4
⑩ 本人の意思を尊重した 74 76
⑪ 一番近い学校 35 31
⑫ その他 4 8
本校のコース制の充実部分への期待が高いことが伺えます。
学習指導・進路指導が充実していることへの期待も高いですね。
本人の意思を尊重して軽高を志願させたことも集計結果からよくわかります。
「一番近い学校」というのは、「地域高校」ならではの回答です。
親や中学校の先生方が、「背中を押してくださった」こともよくわかります。
2 軽井沢高校の情報をどこから得ましたか(複数回答可)。
25年度 24年度
① 親・兄・姉 50 37
② 地域の人 19 10
③ 在校生 22 20
④ 卒業生 27 23
⑤ 中学校の先生 44 46
⑥ ホームページ 34 40
⑦ 夏の体験入学 30 27
⑧ 公開授業 13 12
⑨ 進路講話 9 16
⑩ その他 6 8
その他には、噴煙祭、パンフレット、進路説明会、ホッケー部の見学、塾の資料等がありました。
本校は、兄姉が本校の卒業生や在学生ということで入学する生徒が多数いますし、保護者の皆さんも本校の卒業生が多いです。伝統の重みといいましょうか、よく知っている学校だから安心して任せられるという意向を読み取ることができます。卒業生や在校生からの情報提供も重要な情報入手の方法のようです。
中学校の先生方の情報提供も非常に重要なポイントです。本校への進路指導、ありがとうございます。
ホームページは、授業日はほぼ毎日更新していますし、夏の体験入学、公開授業、中学校に出向いての進路講話等も、本校を知ってもらう大事な機会だと改めて思っています。
3 軽井沢高校に望むことは何ですか(複数回答可)。
25年度 24年度
① 学習指導の充実 66 71
② 進路指導の充実 60 73
③ 生徒指導の充実 38 52
④ コース制の充実 20 35
⑤ 部活動の充実 33 38
⑥ その他 5 3
このことに関しては、1番目の質問項目と連動しています。
学習指導を充実させ、その結果として、進路指導につなげる。安全安心な学校であるために生徒指導もしっかいしてほしいし、部活動も充実させて欲しいという保護者の願いを読み取ることができます。
こうした保護者の願いにお答えするべく、これまで同様、一層の努力をしてまいりたいと思っております。
以下は昨年度の集計結果です、
http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/e/5420051391fb460dee4e517d5d891708
冒頭の写真は、校長室前に、3年生「環境」の授業受講者が育てている朝顔の写真です。
そういえば、夏休み中も毎日4時頃になると、3年生が水遣りに来ていました。
上の写真は、今日の午前中実施していた、3年生選択物理の授業における実験器具です。
この器具で何をするのか、皆さん、わかりますか。
太陽光を集め、お湯を沸かす実験です。
この器具、アフリカなどの劣悪な状況の水を煮沸消毒することにも利用しているそうです。
この器具の表面自体は、熱くはないのです。しかし、太陽光を集めたコーヒー缶は触ることのできないほどの熱さになっていました。
大変、勉強になりました。
話は変わり、3年生は、午後、総合的な学習の時間を使い、「面接ビデオ」を視聴していました。
いい例と悪い例を比較したビデオで、私もしばらく一緒に勉強しました。
さらに話は変わり、本日で、この「校長日記」も4月から100回目の日記となりました。
今年は、登校日にこの日記をアップしようと思っていましたので、休日のアップが少なくなっています。ゆえに、昨年度より、日記の更新頻度が若干低くなっているかと思います。
ここのところ、この日記をご覧いただいている方の数が急激に増えていますが、理由がよくわかりません。
コメントを受け取る設定にしていませんので、読者の皆さんの感想もわかりませんが、勝手に「いいように」解釈しています。
今後とも、ご愛読のほどよろしくお願いします。