2016年にオークションで落札したんですが、M42マウントのレンズだと思ってました。古さとSIGMAだからってことであんまり期待はしてませんでしたが単焦点広角レンズだったんでぽちっとしてしまったんですけど、これM42マウントじゃなかったんですよね。
SIGMA MULTI WIDEMAX YS 28mm F2.8 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F2.8 |
フォーカス | MF | たっちゃん評価 | ☆☆☆☆ |
レンズ構成 | *群*枚 | 対応マウント | YSマウント |
絞り羽枚数 | 6枚 | フィルター径 | 62mm |
焦点距離 | 28mm | 最大径×長さ | 65 x52mm実測 |
最短撮影距離 | 0.3m | 重量 | 279g実測 |
この状態だと後玉の飛び出し方がはんぱないっすよね。
この飛び出し方はたむろん7のアダプトールのレンズみたいだし、ミラーレス+アダプターなんて無い時代のレンズなんだからなんかマウント部になければ絶対ミラーに当たっちゃいますからおかしいなとは思ったんですけど・・・
M42だと思ってたので最初見た時、ネジ部分がなくてびっくりしましたが、外れそうな部分を回したらリング状の部品が外れてネジ部分が出てきました。このリングは何のためのものなのかは分かりません。露出したネジ部分をアダプターにねじ込もうと思ったら途中で止まってしまってしっかりマウント出来ないんです。これは前にTマウントのレンズをM42のマウントにねじ込んだときと同じだったので、これもTマウントだと思ったんですよね。
たっちゃんが持っているTマウントをM42に変換できるアダプターは2種類で、一方は絞り連動ピンに対応してないから使えるのはSUN製のこのアダプターだけ。でも良く見るとこのアダプターYS-PEと書いてあるんですよね。このレンズの化粧リングにもSIGMA MULTI WIDEMAX YSと書いてあるのでどうやらこの個体はSIGMAのYSマウント用交換レンズってことです。YSマウントはSIGMAとSUNで製造していた交換マウントだったということだからものレンズと変換アダプターの組み合わせは間違ってはいないはずですよね。外径もデザインもしっくり馴染みます。
α7ⅡにM42-NEXマウントアダプターを介して取り付けます。これで往年の画角で撮影してみます。
SONY ILCE-7M2 絞り開放 1/4000秒 ISO-100 思ったとおり無限も出ています。若干オーバー気味ですが使い勝手が良いくらいのレベルで略合ってると言えます。しかもSIGMAだからって期待してなかったんですが非常に精細な描写が得られています。ただミノルタのレンズに比べて色の出方は淡い感じがしますね。あと多分APS-Cデジカメではわからないであるう周辺減光がはっきりわかります。でもこれも雰囲気です。
SONY ILCE-7M2 絞り開放 1/5000秒 ISO-100 最短撮影距離も0.3mでちょいマクロ的にも使えるかな?Tマウント(t2マウント)はTamronが作ったって書いてあったけど多くの望遠鏡メーカーが使ってるしかなり有名ですよね。Tマウントはネジ径42mmでネジピッチ0.75mm、フランジバック55mmってことだけどこのSIGMA-SUNのYSマウントはネジ径もピッチも同じでフランジバックも同じかほんの少し長いだけってことでしょうね。
SONY ILCE-7M2 絞りは絞り気味 1/320秒 ISO-100 最短撮影距離も0.3mでちょいマクロ的にも使えるかな?花の超接写写真は撮れませんが木を丸ごと撮ったりするにはいい焦点距離かもしれないです。江戸時代の旧東海道の松並木の生き残りだと思うんですが違うんですかね?
SONY ILCE-7M2 絞りは絞り気味 1/400秒 ISO-100 広角レンズですから多少の湾曲はあるけど気持ちよい絵が出るいいレンズじゃないですか。YSマウントはほんとにTマウントと同じものじゃないかと思うんですが・・・・・どうなんでしょう?