たっちゃんが、PENTAXのオールドレンズをPENTAXデジタル一眼レフにつけて使うとき、今までは何も考えないでMモードにしてグリーンボタンとかAE-Lボタン、つまり一瞬レンズで合わせた絞り値まで絞って測光して適切なシャッタースピードに設定するボタンを使っていたけどほんとはどうなんだろうってやってみました。
サンプルはAUTO-TAKUMAR 55mm F2 とピン押し機能があるタイプのM42アダプター。考えてみたら、M42レンズの場合、Kマウントに絞りの連動機構はないので、まんまレンズの絞り状態のままで開放測光とか出来るわけじゃないのでマニュアルモードじゃなくてもAV絞り優先オートモードでいけるんじゃなうかと、Mマニュアルモードで撮った場合と比較してみました。
最初は*istDS2です。
左右どちらも絞り開放F2です。左はMモードで撮影、右はAVモードです。変わりませんよね。
次は左右どちらも絞りF5.6です。左はMモードで撮影、右はAVモードです。これまた略同じ感じです。
今度はK100Dでやってみます。
左右どちらも絞り開放F2です。左はMモードで撮影、右はAVモードです。あれ?AVモードの方が暗くてアンダー気味です。
次は左右どちらも絞りF5.6です。左はMモードで撮影、右はAVモードです。これまた同じようにAVモードの方は暗くてアンダー気味ですね。でも使えないことはなさそうです。ただMマニュアルモードとAVモードで明るさが、変わるのは、この個体だけかもしれないので、もう一台のK100Dでも同じことをやってみようかと思います。
結論としてはM42のレンズの場合、マニュアルにしなくてもピントさえ合わせられればAVモードで使えるってことです。AVモードならファインダー内のシャッタースピードも暗い方を向ければ遅くなるし明るい方を向けばシャッタースピードが早くなるのが分かりますからね。