醍醐寺の五重塔を美しく見せているのは,そのバランスの妙にあるようです。全高38mのうち,上層部の相輪と
呼ばれる部分が約13mもあり,実に三分の一を占めています。加えて塔の各胴部が低く抑えられ,屋根が初重
から五重に向かって徐々に小さくなっており立体の遠近法が形成されています。各層の木組みもとても見事です。
いつ行っても凛とした姿を見せてくれ,個人的には十指に入る好きな堂塔です。
呼ばれる部分が約13mもあり,実に三分の一を占めています。加えて塔の各胴部が低く抑えられ,屋根が初重
から五重に向かって徐々に小さくなっており立体の遠近法が形成されています。各層の木組みもとても見事です。
いつ行っても凛とした姿を見せてくれ,個人的には十指に入る好きな堂塔です。