静円寺の本堂は,棟札に「天正七年(1579)11月3日上棟」とあり,桃山時代に再建され,
江戸時代中期に現位置に移転されたものです。
一見,建物は地味に見えますが,細部は二重虹梁大瓶束式に蟇股(かえるまた),
破風下には三つ花懸魚(げぎょ)が吊られている優美なものです。
静円寺の本堂は,棟札に「天正七年(1579)11月3日上棟」とあり,桃山時代に再建され,
江戸時代中期に現位置に移転されたものです。
一見,建物は地味に見えますが,細部は二重虹梁大瓶束式に蟇股(かえるまた),
破風下には三つ花懸魚(げぎょ)が吊られている優美なものです。