先日 Temple of Fine Arts という施設の中の Lavanya という民芸品店に行ってきました。
ちょうど 金曜日から日曜日の3日間 Face of India という イベントをやっていたからです。
Temple of Fine Arts この施設を作った目的は マレーシアの若者が自分の文化・芸術・アイデンティティを
再発見し 自分の将来と次の世代の人のために 意味のあるものにするためだそうです。
すべてのこどもが 高い月謝の心配なく 学ぶためにこの施設を作ったそうです。
この施設は チャリティ 奉仕で成り立っているのです。
施設内にあるLavauyaというお店も この主旨に沿ったお店です。
インドの貧しい人たちの手仕事を収入に結び付ける手助け
インドの工芸を守る活動
そして 施設の運営費をまかなうために インドの工芸品を売っています。
収益は 施設の運営に使われるのです。
このお店は インド人の知人に教えてもらいました。
「インドの本物の布や服が 適正価格で 安く帰るから ぜひ 行っておいで」
「そして 無料で教える教師や施設運営に資金になるので ぜひ 買ってあげてね」
彼女は 金曜日の朝に行って サリーを買ったそうです。
さて お店の周囲は 車がいっぱい たいへんなにぎわいです。
インド系の人が サリーを選んでいます。
日本人は 私たちだけ・・・・・というか インド系以外の人は いない・・・・・
工芸品は すばらしかったです。
KLのインド人街で見かける布とは 違います。
柄の染めが 良いのです。
私は 布の仕事を長年してきましたので その品質の良さに驚きました。
しかし 安いといっても 価格は かなり高め・・・さすが シルクです。
布以外の民芸品も すばらしい。
素朴でありながら 手仕事が いい。
ラグなどのインテリア製品も 刺繍が 凝っていて 見ているだけで 幸せなきもちになりました。
この Temple of Fine Artsは 貧しい人たちへの支援 インド文化の振興と発展を目的とした施設です。
もちろん 民族に関係なく 日本人が学ぶこともできますが
ちょっと おけいこ気分では 失礼です。
教師も無料で 真剣に教えていますし 生徒も 一生懸命です。
無料といっても お金に余裕のある人たちは かなりの寄付をして参加しています。
日本人で インド芸術を学びたい人は どうぞとおっしゃっていますが 学ぶ折には 真剣に取り組んでいくことが
必要だと思います。
また この周辺は 治安が悪く 女性の徒歩では 危険な場合があります。
高級車が目立つ地域でもありますし タクシーを拾うことはできない地域ですので
その事情も お知りおきのうえ ご訪問ください。
また この施設の中には レストランがあります
南インド料理で とても おいしいです。
このレストランも ボランティアが 料理をしています。
日替わりで ビュッフェです。 服装は スマートカジュアルで 肌の露出やぞうりは 不可
こちらは 「貧しい人には 無料で 食べ物を提供する」ということと 施設運営費用をねん出する目的で
食事代は 「気持ち」つまり 支払う人が決めたお金を置く ということです。
施設の主旨を理解の上 支払いましょう です。
この精神 心に響きました