熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

ウイマンメーク宮殿とアナンタサマーコム宮殿と街並

2011年09月08日 21時07分17秒 | タイ旅行

ラーマ5世が実際に住んだ宮殿 

歴代の王様の中でも とくに 敬愛を集める ラーマ5世
ラーマ5世は幼名がチュラロンコーンと呼ばれ、即位後すぐに欧米を視察、タイ国を世界に開いた王として現在でもタイ国民から尊敬されている王様です。
女性の就学を認めるなど タイ近代化に大きな変革をもたらした王様です

 

現在は王室関係の博物館として貴重な品々が閲覧できる総チーク材の美しい宮殿です。

金属の釘や金具を 一つも使わずに 組み立てられたそうです。

実際に 窓枠などを 見ても 釘はなかったです。

1901年から1906年までの5年間、ラーマ5世ご自身で住まわれた宮殿です

内部は撮影禁止。でも この中が また ほんとうに美しいのです。

ここは 英語ガイドが あります。

館内には主にラ-マ5世、6世ゆかりの品物が多く展示されており、日本や諸外国から贈られた貴重な品々も数多く展示されています。
館内は写真の撮影も禁止、靴を脱いでの入館となります。
また財布以外の持ち込みも全て禁止され、(ロッカーあり)服装も男性は長ズボン、
女性はロングスカートの着用などと言ったチェックがありました。(服の貸出あり)
うちの次男くらいのこどもでも 半ズボンはだめです。

王宮 エメラルド寺院見学の後に行ったので 家族全員 服装はOKでした。

20世紀初頭のタイ国王室の暮らしぶり、生活様式などをみることのできる美しい博物館で、入館料は外国人100バーツ、。
園内から徒歩でラーマ6世が迎賓館、王室関係の行事用に建設したアナンタサマーコム博物館へ行くこともできます。
ところが この日は 月曜日で アナンタサマーコム博物館のほうは 休館。

国立博物館も休館   残念です~~~~~

http://www.bangkoknavi.com/miru/45/

↑ 内部の写真

木の建物 タイ風の中に西洋の味つけ  そして 世界中の調度品

木造家屋は 日本人として 落ち着きます。

ウィマンメーク宮殿は 広い公園の中にあります。

ラーマ5世が写真が趣味でしたので その写真博物館や 大小様々の洋館の博物館が あります。

これは 王室の調度品を展示する博物館。 公演の入り口付近にあります

ここも 服装チェックがあります  王様関連の施設は すべて 服装チェックが厳しいです。

こちらも また 繊細です。 木造ですが ヨーロッパ風で しかし どことなくアジアらしさもあります。

中は ステンドグラスがきれいでした

人は あまり いません・・・・・・でも 見ごたえありました。

この博物館の すぐ 前から 下のアナンタサマーコム宮殿に行くことができます。

ですから このあたりは ラーマ5世にまつわる 重要な場所です

こちらは  もと国会議事堂 アナンタサマーコム宮殿 と ラーマ5世像

アナンタサマーコム宮殿は 大理石でできていて 国会議事堂として使われたこともあります

映画『グッド・モーニング・ベトナム』のエンディング・シーンなど映画のロケで採用されたり、迎賓館として利用されたりしています。

ここも 1907年 ラーマ5世が迎賓館として宮殿建設しました。
イタリアから建築家を招き イタリアから大理石を運んで 大金をかけての建設でした

ラーマ5世が当時としては国力を無視した1500万バーツもの資金をつぎ込んでこの宮殿を建設しようとした理由として、西洋にタイを国力のある国家であることを見せつけようとした、壮大な宮殿を造り国王の権限を高めようとしたなどの意図があると言われます。
このため、アナンタサマーコム宮殿はラーマ5世に代表されるような絶対王政のシンボルとして見られています。

月曜日が休館のため 内部見学できませんでしたが 内部が これまた 豪華だそうです。

http://www.artsofthekingdom.com/

大理石は重いので 粘土質のタイは 土壌改善工事をしたそうです。  すごい。

この周辺は BTSなどの電車の駅はないので タクシー移動になると思います。

我が家は 英語も通じず 地図で場所を指定しても タクシー運転手に通じず 移動に苦労しました。

事前にタイ語のメモを作っておけば よかったです・・・

トゥクトゥクがたくさん居ましたが 別の場所に連れて行かれそうになったり たいへんでした。

現在のラーマ9世の写真が あちこちにあります

もうすぐ 王妃さまのお誕生部だそうで 王妃様の写真が たくさん 飾ってありました

王様は 愛されています。

写真でわかるでしょうか この周辺の道路幅は ものすご~~く 広いです

ラーマ5世の都市計画は 欧米を見習って 大規模でした。

それが 今の 車社会にも 良かったのですね

 

 

↑の写真   銅像は アナンタサマーコム宮殿前の ラウンドアバウト  

ラーマ5世の銅像が真ん中にあります。

おおきな 広場のようです。

写真の建物は 国立図書館。  入ってみたいけど あきらめました。

建物の作りが ヨーロッパ風ですね

でも タイは 植民地化されていませんから KLのようにイギリス人がたてたのではなくて

タイの王様が 建てたのです。

これは 大きな違いです。

23年前来たときは お寺ばっかりまわり この博物館は 見ていませんでした。

ついでに 50年ほど前 雨季の大雨で この周辺は 水没したそうで その時は 船が出たそうです。

タイの雨季は 水害になるほど 激しいのです

現在は治水工事ができ 大丈夫だそうです。

マレーシアは そんな雨季ではないので 幸せです。

自然災害のある国は 働き者になります。 さぼっていると 生きていけません。 日本もそうですね。

 

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どじょうは泥の中が好き

2011年09月08日 00時51分53秒 | マレーシアの風景

金曜日 インド系マレーシア人と話していた。

マレーシア人「また 日本の総理大臣が 変わったね。 どんどん 変わるね

          こんどの野田さんは どんな人? 長く続きそう?」

私       「ほんとうに 総理大臣が すぐ 変わるので 恥ずかしい。

          こんどのひとは 自分をどじょうだと言ったのよ 」

マレーシア人 「それは どう言う意味? 」

私        「どじょうは 泥の川とか 日本の川にいる魚で 高級魚ではないの

          きっと かれは 庶民派であると言いたいと思う。

          謙遜してるの 」

マレーシア人 「それを聞くと よさそうね    貧乏から上がってきたのね あなたは 長く続くと思う?」

私        「さあ マレーシアの日本人社会も 偉そうなことがいえないし

           野田さんが 日本を良くしてくれると思いたいけど 問題は 難しい

           あまり 信じられない 」

マレーシア人 「どこの国も どの街も 似たような問題を抱えているわ

           日本だけじゃない 

           近所との関係でさえ そうでしょ?  」

原発の問題  震災復興の問題  経済問題

ここで ふんばって 世界に誇れる日本になってほしい

 

コメント (2)
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