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熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

ハリラヤを待つラマダン

2011年08月08日 17時41分15秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

8月1日から 断食(ラマダン)に入ったマレーシア。

断食明けは マレーシア ムスリムのお正月、 ハリラヤがやってきます。

断食のあとは 待ちに待つハリラヤです。

 

ショッピング モールは ハリラヤ ムード。

ハリラヤに向けての お店が 出ています。

日本の年末、お正月セールのようです。

舞台で ぐるんぐるん 回る踊り子さん。

きらびやかなマレーシアダンス。

歌は ハリラヤ の歌。

つけまつげが うちわのように ばたばた ばたばた

激しい踊りです。

華やかです

マレー人なのか どうか・・・・とにかく アップテンポの踊りです

最後は男性も出てきました。

ハリラヤが めでたいと いやがおうにも知らしめる 陽気なダンスです。


この歌は 町でよく耳にする ハリラヤの歌です。

こちらでは 日本の盆踊りのようなかんじで ラインダンスといって ゆるゆる

みなで 踊ります。

ショッピングモールでみた踊りは 激しかったです・・・・・

断食のマレーシアの風景です。

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放心する夏休み

2011年08月05日 22時25分55秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

これは クアラルンプールのとある日本料理店の玄関にかかっている大きなポスターです。

私の身長より大きいです。

なにが書いてあるかと言うと つまりは 「食材は 日本のものではないから 安心してください」ということです。

放射能 

ブキビンタンの東京ストリート

早く行ってみたいそうです 少年たち。  夏期講習が終わったらね♪

夏期講習があるならあるで 時間的制約があるし

かといって どこに行くあてもなく

「おかあさん コンドに日本の子 だれも いないよ~~」

性懲りもなく 日本人家庭を 訪れてはみるものの みな留守。

むなしいね。

母は 母で いろいろと浮世の大人の事情で 悩みは 深層水を汲みあげられるほどに 深く沈没中。

ヘイズ漂う マレーシアの地上30cmを ゆらゆら 泳ぐかのような気分。

早く 地上に足をつけたい。

今日は 夕日をみる勇気さえ ありませんでした。

それでも マレーシアは 断食の静謐な空気が満ちています

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いつも暑いマレーシアの夏休み

2011年08月04日 17時14分13秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

夏休みといっても いつも マレーシアは暑いです。

少年たちは だんだん大きくなってきて 親と仲良く どこかでかけて 満足してくれないようになってきました。

とほほ  これからでも 日本に一時帰国したいくらいです~~~~~しないけど。

上の写真は とある日の夏の日本の家の玄関の写真です

近所の友達が 遊びに来ています。

日本だと このようなことは簡単ですが マレーシアでは こうはできません。

こどもだけで お友達の家に行くのは 不可能です。

こんな玄関の風景でさえ 日本だけのものです

ほんの小さな玄関の出来ごとのようですが 実は これは 大きな違いです。

 

こどもが 子どもの意思で 外を遊びまわれる国が いったい どれくらいあるでしょうか。

それを想うと 子育ての方法は これから 考え直す必要が あるかもしれません。

私の子どもの頃と現在を比べても こどもの置かれている状況は 変化しています。

これから どんどん 変わるでしょう

日本の福島県のこどもたちは 今 放射能のことで 自由に外遊びができません。

このことも 考えなければ 

どんな状況にあっても こどもを豊かに育てることは 未来を築く大事なことです。

日本の夕日も マレーシアとは 違います。

ほんとうは 同じ太陽ですが、なぜか 別人です

これは 日本の自宅からみた 夕日

日本は 空を電線が 走っています

    

これは 日本の夕焼け。 熱帯と比べると 雲が低い気がします。

 

最後に これも 日本でしか 観ることのできないマンホールのふた

繊細な模様が その土地ごとにデザインされた 丸いマンホールの鋳物

この技術も 日本。

マレーシアには ありません。

マレーシアのマンホールは なるべく踏まないようにしましょう

落ちることがあります♪

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3年目の逡巡

2011年07月30日 13時19分42秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

 

 

2008年に マレーシアにきたとき

私は 初めての転勤  初めての海外駐在に 右往左往していました。

異国での生活に慣れることに 一生懸命でした。

 

車の運転も たいへんでした。

道路には 右折が少なく 左折が中心で 地図を見ても 右折可能交差点は わかりませんでした。

行きたいところに 車で行けないジレンマに いらいらしていました。

行きと帰りの道が異なるのもマレーシア道路の特徴です。

 

 

買い物も 学校も すべてに 悪戦苦闘していました。

 

 

血と汗と涙     まで書くと書きすぎのようですが 

    まさに 空前絶後 五里霧中 無我夢中 七転八倒  暗中模索 青色吐息 快刀乱麻  でした。

 

 

それも 3年目となると こんどは 日本に本帰国(一時帰国ではなく転勤で帰ること)のことを 考えるようになりました。

 

 

 

大人の私は マレーシアに来たときから3つ歳をとり 老いが迫ったこと以外に 変化もないのですが

こどものほうは 確実に3年めざましく成長し 当然ながら 学年も上がったのです。

 

 

幼稚園児だった子は3年たてば 小学生だし 小学生は 中学生にだって なってしまうのです。

 

   

 

このごろは 本帰国後の生活に 想いを馳せ 不安に思い始めました。

来馬時期が同じころの方々の本帰国が あいつぐ最近では さらに 本帰国への気持ちが強くなります。

 

 

まだ いつ本帰国になるのか 予定はありませんし 未定ですが 一生ここにいるわけではなく

1と何年か以内には 確実に 日本に帰るのです。

 

 

独立広場の灼熱の道を歩いていると 

「今は この風景が日常だけど あと少しで 見られなくなるかもしれない」

と ふと 立ち止まります。

 

 

およそ100~120年前 このKualaLumpurは ただの原生林に覆われた僻地で

そこに イギリス人と中国人がやってきて 次々に この建物を建て 街を築きました。

植民地を開発するイギリス人は 今は なく

日本侵略のあと   マレーシアは工業国になり

21世紀には  日本企業の進出で その駐在家族の私は 美術館となった建物を好きだと言うのです。

 

 

 

今までは 生活を維持することや慣れることにまい進してきたけれど

もう それは おしまいで

私は 日本で生きる道を 探し 立ち上げなくては なりません。

 

 

マレーシアの風景は 竜宮城だったのでしょうか。

 

助けた亀は マレーシア航空の飛行機に姿を変え

竜宮城での駐在生活は夢で

駐在機関を終えて また 関空に降り立ったとき  玉手箱から煙が立ち上り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 ずっと ここにいるつもりではなかったけれど

見られなくなる日が遠くないことを思うと

風景が愛おしくなります。

 

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ある意味 旅は人生

2011年07月22日 22時38分01秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

マレーシアにきて 新しい出会いがあり その方々と クアラルンプールの街を 観光します。

どの風景が 好きか  それぞれ 個性が あります。

マレーシアにきてから 日本のお友達が 訪ねてきてくれることもあります。

中でも 恩師と同級生がきてくださったときは いつもの風景に魔法がかかりました。

あれは ほんとうに 宝物のような3日間でした。

一緒に旅行するのではなくて ここで待っていて 来てくださるということは ずいぶん 違うものです。

旅で来る人の視点と 住んでいる私の視点は まったく 違うのです。

旅で来る人にとって ネットの情報やガイドブックは 「完全に正解」なのですが

住んでいる私にとっては 違うのです。

そのときだけの旅ではなく 在留許可をとって生活しているのですから 周囲に迷惑をかけるような

一時的な行動は できませんし生活があります。

とくに 東南アジアの国々は 国によって 外国人の生活に ある程度の成約があります。

東南アジアで 日本人が運転できるのは マレーシアだけです。

しかし ここは 右折がないし 道路事情は 日本とは全く違うから 住所と地図があっても

車で到達できるとは 限りません

また 時間帯によっては 外国人女性がひとりで 運転できない地域もあるでしょう。

そんなことは 旅のガイドブックに 書いてありません。

東南アジアの国々で 電車が整備されている国など ありません。

車だって 道路事情は  日本とは まったく 違います。

いっとき 旅するのであれば 観光地だけを 回ることもできるでしょうが

住んでいる私は 観光地に住んでいるのではなく 外国人居留地に住んでいるのです。

日本から来たら  「なんでも 安い」と 驚くほどのお買い物風景に遭遇しても

私は ここの通貨のお給料で ここの物価で暮らしているので 「安い」と 言いきることはできません。

いくら 安くても 日本への輸送には かなりの金額がかかるし 結局 安くはないのです。

安いといっても 飛行機の乗るには お金がかかるし 航空便は とても高いし 運ぶ手間もかかります。

結局 日本に持っていくには 高くなるのです。

治安の状態も 住んでいるからこそ 知っていることもあります。

観光先も 住んでいるからこそ 選ぶことができることがあります。

旅のやり方は ひとそれぞれ。

好きな旅先も ひとそれぞれ。

お友達でも その好みは それぞれで 私には 未知との遭遇。

私の好きな ARTに興味のない人もいるし 私の好きなKLがそうでもない人もいる。

私が好きな風景を 好きではない人もいる。

マレーシアでのお買い物が好きな人もいる。

そのお買い物も 何が目的か 私には 想像できません。

旅は その人のある意味 人生を 表している気がします。

それを ここで 痛感しました。

マレーシアは 治安がいいと言われますが

それは いろいろな局面で 分析すると ある場合は バンコクよりも悪いし ある場合は東京より良いかもしれません。

総じて 治安は 思っている以上に悪いです。

旅であれば 「そのいっときの治安」でしょうが 私は 住んでいるので 「継続」します。

住んでいるからこそ 慎重になります。

現実を知っているからです。

でも ときに 日本から来る旅人には マレーシアは 日本の延長、 日本の先の先にあるのかもしれませんね。

ここは 日本では ありません。

日本は 地球のうえの 小さな島です。

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もうすぐラマダン ~断食~

2011年07月21日 21時52分45秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

毎年 陰暦(月の運行)で決まる イスラム教の重要な断食 ラマダンは

今年は 8月1日から 8月29日まで

もうすぐ 断食に入ります。

 

知り合いのマレー人は 昨日

「もうすぐ 断食だから 食べ貯めしないと~~  おいしいもの いっぱい 食べておくのよ 」

と いそいそ ランチに出かけました。

そして 断食明けの はりらやのお祝いのための 晴れ着を 作ったり にぎやかなマレーシアです。

この時期は 警察の交通検問も多くなります。

このところ 何度 検問に出会ったでしょう。

↑ イスラム女性 必須のトドゥン。 これでもかと お店があります。 とうとう 私も 買ってしまいました。モスク見学に使います!

そうしたら マレー人女性は 小柄が多く トドゥンも小さい・・・・私が被ると きちきち・・・でしたが スパンコール付きだし まあ いいか。

かぶってみて。   もしかして これ スキーのとき便利かも!と思いました。

スキーのとき 雪よけになるし 耳も隠れるし ふぶいても だいじょうぶ。

いつも 自分で作った フリースのネッカチーフをしていたのですが このトドゥンの形のほうが いいです。

スキーで 使おう。 

マレーシアの独立記念日は 8月31日。

ことしの断食ラマダン明け すぐ  独立記念日です。

盆と正月が いっしょにくるような・・・・・かんじ。

 

 

断食中は みんな いらいら。

はらぺこですから いらいらします。

日没から日の出までは 食事をとることができるので 夜 華やかな ラマダンビュッフェや屋台が繰り出します。

イスラムではない日本人には その変化が どうも 対岸の火事。

もうすぐ 断食。

夕方 食事に急ぐ車で 渋滞が増えるし・・・夏休みは ラマダン マレーシア。

この時期 マレー人は 旅行しないので 穴場といえば 穴場ですが そのかわり みな いらいらしていますよ~。

 

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ちょっと ヘイズ 小休止 ~なでしこジャパンおめでとう~

2011年07月19日 19時56分52秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

この2日程 ヘイズが ましです。

なでしこジャパン 優勝して めでたいし  ヘイズは 一息だし (どうせ また 来る)

とても うれしいです。

私は 肺が悪いので ヘイズ苦しいです。

マレーシアに来た当初 一度 完全に呼吸ができなくなり もがいたことがありました。

気道がふさがったのですが おそらく 何秒間の短い間でも  「死」  の渕を 意識しました。

なでしこジャパンは すごかったし

でも   NHKでは ほとんど 「放送権」の関係で 動画は映らなかった・・・

 

今日 お買い物していたら 客のインド系のおじさんが

「あなたは 日本人?  昨日のサッカーの日本の女の子は すごかったね。 おめでとう」

と 語りかけてきました。

「おおほほっほ  ありがとう」

私が ボールを蹴ったわけではありませんが うれしいものです。

これは ワールドカップでは なくて  マレーシア ジュニアリーグのテレビ放送

それから また 別の店に行くと

「あああ あなたの顔 覚えてるよ。 あなたのほくろ いいね~~~ そのほくろ とても幸せになるしるしだよ 」

と言われ またもや  お~~~ほっほ

ありがとう。

 

そのあと 行ったお店で おじさんが

「あなたは青が好き?  青い服は 幸せの色だよ 」

と おせじを言われ 私は にこにこ。

マレーシア人のおじさんに 服をほめてもらうなんて 初めてです しかも 私のお手製の服。

ということで 今日は とても 気分がよく 機嫌が良い  わたくしでした。

こんな ささいなことで とても 幸せな私。  です。

ところで わたしは 日本人。

日本には お友達  親族が います。

福島 東京 栃木 神奈川  原発 放射能   考えれば考えるほど  気持ちが揺れます。

マレーシアにいると それは 遠い国のことなのですが

私は 日本人で 私の子どもたちは 日本人で いずれは 日本に帰り 日本で 生活します。

日本は 今が 大事な時。

地震の多い日本。  広島・長崎 被爆国日本。 

日本のお友達は この夏休み どんな気持ちで 迎えるのでしょうか。

それを 思うと 辛いです。

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頭痛 ううぅぅぅ

2011年07月16日 21時45分25秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

ヘイズなのか  激しいスコールの低気圧か

このところ 軽い頭痛が 長時間  1日中  続きます・・・・・

胃の調子も悪くて 胃薬ばかり。

今日は 盆踊り。

毎年2~3万人の人が シャーアラームのスタジアムに集います。

マレーシア全土に住む日本人は 9500人なので マレーシア人の方々の来場のほうが多いです。

今年は 小少年のおけいこが重なり 私と小少年は 行くことができませんでした。

今頃 大少年は 青春を謳歌し オトッツァンは くたびれていることでしょう。

近所のお店のマレー人の女の子に

「今夜は 盆踊りだよ。 知ってる?」

と聞いたら

「盆踊りってなに?」

新聞にも出るし 日本人村のこの町で 盆踊りしらないって????

「日本のラインダンスだよ。 さっき 店の前から 大型バスが出たでしょ?」

この町の不動産開発業者が 盆踊り会場まで シャトルバスをたくさん 出すのです。

浴衣着た日本人や各国の人が バスに集まります。

「あああ たくさん バスが来たと思ったわ。 」

そこで 店主のおじさんが  マレー語で 説明。

「ふ~~~ん。知らない。 今日は 客が来ないと思ったわ。 あなたは行かないの?」

私しゃ 浴衣着た日本人が 目の前で 大量にバスに乗りこんでも 気にならないあなたが 不思議。

さすが! このゆったりさが いいわ。

私の性格だと 「なんで バスが?」 とか  「浴衣の人はなに?」とか 追及してしまう。

見習って ゆるゆるしなくては!

 

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ヘイズ  ~体調悪し~

2011年07月15日 20時46分28秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

 ☆ヘイズにかすむツインタワー

ヘイズで クアラルンプールは かすんでいます。

青空どころか グレーの空に白いカーテンがかかっているかのような空です。

新聞にも ヘイズの記事が。

「呼吸器疾患を患う人はヘイズが悪化している間はなるべく外出を避け室内に留まることが望ましいとされている。

熱波、乾燥した気候は9月ごろまで続くと見られている。

気象局予報部門によると、南西モンスーンとインド洋の低気圧とフィリピンの熱帯低気圧の影響で

マレーシアでも気温が上がり、降雨量が減る傾向にある

。スバンでは6日、36.2度の気温が観測された。熱帯低気圧は北に進むと見られている。」

ヘイズが ひどくなると 学校では 屋外活動が中止になります。

 

         

↑ヘイズのないとき                  ↑ヘイズで タワーが見えません

 

 

ヘイズとは  インドネシアのスマトラとボルネオでの焼畑などによる 大規模な森林火災と泥炭地火災が各地で発生し、

そのばい煙が風に乗って ヘイズ(煙霧)がマレーシアや東南アジアに流れ込む、煙害大気汚染のことです。

 7月10日と11日の両日、マレーシア気象庁は衛星写真によると500カ所以上の大規模な熱源(ホットスポット)がインドネシア各地で発生していることを確認したそうです。

ホットスポット(つまり燃えている場所)は 217カ所がスマトラ、300カ所がボルネオで、
半島部マレーシアでも13カ所でホットスポットが確認されている。そうです。

この泥炭地というのは こうです。

東南アジアの湿地地域は、広大な面積の密な低地雨林で覆われているのが通例でした。水に浸かった湿潤な土壌では、植物は非常にゆっくりと分解します。
過去数千年をかけて、泥炭の厚い層が形成され、それは現在の世界の化石燃料の利用量100年分に相当する炭素を蓄積しています。

泥炭の分解や火災によって排出される大量の二酸化炭素が、インドネシアを世界第3位の温室効果ガス排出国に押し上げているほど、泥炭地の火災は 問題です。

泥炭地の熱帯雨林を伐採してしまうと 水を排水してしまい 泥炭地は乾燥します。

通常 熱帯雨林があれば 泥炭地は水を含み 燃えませんが 乾燥すると
分解が始まり、二酸化炭素を放出するようになります。

熱帯ではこの過程が急速に起き、火災により加速。
インドネシアでは、これら火災は何週間、ときには何ヵ月も続き、広大な面積の厚い泥炭層を燃やし ヘイズへとつながります。

もとは焼畑といいますが 森林火災 から  泥炭地火災へと 規模は 大きいのです。

しかも ヘイズの原因の森林伐採は 先進国の需要もあるわけで、 単純な問題ではないようです。

 

 ヘイズの空

 

ヘイズのせいか このところ 頭痛に ひんぱんに襲われます。

今日も寝たり起きたり。朝起きたら こげくさいヘイズに匂い。

車を運転していても 前方は 白く濁る。

気分転換に 散歩に行ったら ・・・ 逆効果。。。 そりゃ そうだ、 外気を吸うと ますます 悪くなるのに・・・

頭痛があると 判断能力も低下する~~~。

ヘイズ  体によくないので 早く おさまってほしいです。

スコールくらいでは まったく 落ちつきません。

 

 

遠くが白くかすむ朝

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道路渋滞のこと

2011年07月14日 07時22分09秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

 

マレーシアの道路 渋滞します。  ときどき。

日本もそうですね。車社会の常です。

 

日本は 道路渋滞情報が ナビに出たり ラジオで放送したり ネットや携帯に表示されます。

マレーシアの道路の情報は 出ているのかどうか???

おそらく でていないでしょう。

私のアンテナには かかりません。

 

ときおり 道路にある電光表示に 渋滞している車の絵がでるので

「渋滞中」という意味だと思いますが、予告ではありません。

日本の渋滞には ある程度 法則ばあります。

月末の都心部高速は混むとか ゴールデンウィークの高速道路は混むとか。

日本では 連休の渋滞予測が発表されます。

 

 

しかし マレーシアでは それが そうでもないことが多いです。

もちろん 金曜日の午後とか 断食中の夕方とか あきらかに渋滞する時間はあります。

また 交通事故が多いので 事故があると渋滞します

ところが 日常の渋滞は 予測不可能であることが多々あります。

「すいている」はずだと 思って 走った道が なぜか 渋滞している

「先週の同時間帯は空いていた」のに 今週は 混んでいる

「このまえは 大渋滞だったのに」今日は 空いている

まったく 予測できません。

法則が 見当たらない。

つまり 走ってみないとわからない。

到着予測時間は 不確定。

なぜでしょう。 不思議です。

この予測できない渋滞に対応するのが 日本人には ストレスです。

時間を守る民族だからでしょうか。

「今まで 空いていたのに なんで 今日に限って 混むの?」

と いらいらします。

 

 

事故渋滞は すさまじいです。

玉突き事故や 追突事故が多いのですが

それを 見物するわき見渋滞が あります。

日本の場合でも 多少はあるでしょうが 停車してまで 観ることはありませんね。

日本        事故見物  <   目的地到着

マレーシア    事故見物  >   目的地到着

どうも マレーシアでは 事故を見物することのほうが なによりも大事で また それで 遅刻しても

だれも 怒らないとしか 思えません。なんと おおらかな社会。

事故の渋滞にはまると 日本人は さらに いらいらします。

どうも人の不幸を見ることに躊躇するし なにより 先を急ぎたいですから。

 

  

いらいらするのは からだに良くないですね。

規則性のある渋滞 日本  、 まったく フレキシブルなマレーシア。

渋滞にも 民族性が。

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