マレーシアにきて 新しい出会いがあり その方々と クアラルンプールの街を 観光します。
どの風景が 好きか それぞれ 個性が あります。
マレーシアにきてから 日本のお友達が 訪ねてきてくれることもあります。
中でも 恩師と同級生がきてくださったときは いつもの風景に魔法がかかりました。
あれは ほんとうに 宝物のような3日間でした。
一緒に旅行するのではなくて ここで待っていて 来てくださるということは ずいぶん 違うものです。
旅で来る人の視点と 住んでいる私の視点は まったく 違うのです。
旅で来る人にとって ネットの情報やガイドブックは 「完全に正解」なのですが
住んでいる私にとっては 違うのです。
そのときだけの旅ではなく 在留許可をとって生活しているのですから 周囲に迷惑をかけるような
一時的な行動は できませんし生活があります。
とくに 東南アジアの国々は 国によって 外国人の生活に ある程度の成約があります。
東南アジアで 日本人が運転できるのは マレーシアだけです。
しかし ここは 右折がないし 道路事情は 日本とは全く違うから 住所と地図があっても
車で到達できるとは 限りません
また 時間帯によっては 外国人女性がひとりで 運転できない地域もあるでしょう。
そんなことは 旅のガイドブックに 書いてありません。
東南アジアの国々で 電車が整備されている国など ありません。
車だって 道路事情は 日本とは まったく 違います。
いっとき 旅するのであれば 観光地だけを 回ることもできるでしょうが
住んでいる私は 観光地に住んでいるのではなく 外国人居留地に住んでいるのです。
日本から来たら 「なんでも 安い」と 驚くほどのお買い物風景に遭遇しても
私は ここの通貨のお給料で ここの物価で暮らしているので 「安い」と 言いきることはできません。
いくら 安くても 日本への輸送には かなりの金額がかかるし 結局 安くはないのです。
安いといっても 飛行機の乗るには お金がかかるし 航空便は とても高いし 運ぶ手間もかかります。
結局 日本に持っていくには 高くなるのです。
治安の状態も 住んでいるからこそ 知っていることもあります。
観光先も 住んでいるからこそ 選ぶことができることがあります。
旅のやり方は ひとそれぞれ。
好きな旅先も ひとそれぞれ。
お友達でも その好みは それぞれで 私には 未知との遭遇。
私の好きな ARTに興味のない人もいるし 私の好きなKLがそうでもない人もいる。
私が好きな風景を 好きではない人もいる。
マレーシアでのお買い物が好きな人もいる。
そのお買い物も 何が目的か 私には 想像できません。
旅は その人のある意味 人生を 表している気がします。
それを ここで 痛感しました。
マレーシアは 治安がいいと言われますが
それは いろいろな局面で 分析すると ある場合は バンコクよりも悪いし ある場合は東京より良いかもしれません。
総じて 治安は 思っている以上に悪いです。
旅であれば 「そのいっときの治安」でしょうが 私は 住んでいるので 「継続」します。
住んでいるからこそ 慎重になります。
現実を知っているからです。
でも ときに 日本から来る旅人には マレーシアは 日本の延長、 日本の先の先にあるのかもしれませんね。
ここは 日本では ありません。
日本は 地球のうえの 小さな島です。