前回はマダイ釣りにはまった理由を書きましたが、今回は少し仕掛けについて書いてみようと思います。ヘタクソながらの仕掛けなので、まねしない方がよいかも?!
私はメインで早瀬漁港に行くことが多いです。車で行け、外灯もあり、なかなかの場所と思っています。ただ潮の流れが速く、根がかりが頻発するところでもあるので、初心者にはきびしいのかもしれません。でも周防大島の橋付近や蒲刈向港ほどではない?と思ったりします。早瀬も橋を渡って、反対側の磯周りから投げると、とてつもなく根がかります。あんまり根がかると何をしに来たんだ?と釣りになりません。。。
仕掛けですが、竿を4.2mぐらいのものを使用します。おもり負荷は35号ぐらいまで耐えれるものにします。ただあまり遠投しないので、軽くなげられるものであればよいかもしれません。穂先が少しやわらかい方がよいのかも。
リールですが、ナイロン7号をそこそこ巻けるものを使用しています。マダイですのでドラグ性能はそこそこあった方がよいと思います。ナイロン7号は相当太いのでは?と思われると思います。水の抵抗になり流されやすいですが、根がかりした仕掛けを回収するには、これぐらいの号数がよいのかと思っています。実際に仕掛けの回収率は格段にあがりました。ただ根がかりしても切れないので大変ですが・・。PEなどは一度使用したこともありますが、根ズレで切れてしまった事もあるため、使用していません。
道糸から下の仕掛けは次です。
ちょっと見難いのですが、左から固定仕掛け、遊動仕掛け、胴つき仕掛けです。胴つきは、実績もなく参考です。おもりは、25-35号と書いていますが、まれ20号や23号も使用します。案外この場所でも行けるみたいです。ただ良く流されるので再投入がはやい気もします。
ハリスですが、フロロ5号を使用しています。根がかり時のおもり回収にはこれぐらいがよいと考えています。ポイントは、針上に発光シモリを入れている事です。発光シモリには2つの利点があると考えています。
利点その1) エサを目立たせる。
見た目通り、エサを目立たせます。緑のものを使用します。マダイが好きなピンクのケミも売られているようです。
利点その2) 根がかりを抑える
これを付ける事でエサが地面から浮き上がり根がかりを抑えると思っています。実際にこれを入れると根がかりが減少します。
山陰の船釣りへ出かけた時、シモリを入れている方がおられました。この方、結構な大ダイをあげられるらしく、その人の仕掛けを見たのがきっかけであるのと、エサを漂わすとよいと言うのを雑誌で見て、シモリを入れる事にしました。逆に警戒されるや、そこにはっている物をには警戒心を持たず、食いつくと言う話もあります。ただ、私は利点その2)の理由でこちらを使用しています。
針は、13号から16号のマルセイゴを使用します。大ダイの場合には、13号の針はとてつもなく小さく感じます。まぁーそんなに大ダイがくるわけでは・・
仕掛けの胴つき仕掛けについてです。仕掛けが安価で根がかりもしないものです。まだ実績はありません。多少糸が絡みやすい事もあり、流れに弱いところもあるのですが、今後使用して試してみたいなぁーの仕掛けです。
次にエサですが、コウジ・スーパーコウジ・ユムシを主に使用しています。高価ですが、タイムシの方が実はよいのでは?とも思ったりします。ただタイムシは、扱う場合に苦労することがあります。弱りやすいのと、切ったところから出る血みたいなものに、素手でさわると、2~3日手が真っ黒になり取れません。触るには要注意です。弱るので手袋をして触った方がよいという話もあります。
エサの付け方ですが、以下のように2通りを使用します。まるざしの場合は、エサが大きいと食い込みが悪いようです。縫いざしの場合は、エサが小さいと針が隠れません。
エサを浮かせたい場合は、縫いざしの方が有利と重います。
私はこの様に根がかり回避を重視した仕掛で挑んでいます。根がかりすると実際に魚に接する時間も減りますし、なんといっても面倒です。で、実際の早瀬での釣りになりますが、こんな感じの場所です。
早瀬漁港の左側波止、左奥を陣取ります。実績は満ち潮です。左から右へ潮が流れる場合によいようです。干潮方向(全体流れは右から左)の場合でも、手前だけが左から右へ流れる場合も良い感じがします。早瀬は案外、大潮だと潮が流れない時間が多いのでは?と思ったりもします。ただ実績があるのは大潮です。潮が右から左へ流れる時は、ほんと当たらないです。
投入ですが、図の通りに投入します。投入方向の海を超え反対岸に見える外灯方向がよいと聞きます。投入距離は30-40mぐらいでしょうか?もう少し投げると根がかりで回収できなくなります。投入後、5分か10分おきに数メートルずつ巻く事もあります。ただ巻くと根がかりが多発します。
巻き取る場合は、一気に回収した方がよいかもしれません。回収も竿を大きくあおり、高速で巻き取ります。そうすると根がからないようです。根がかった場合も私の仕掛けであれば、踏ん張ってはずせば結構な確立ではずれます。
回収ですが、図の様に流れたところで回収します。これもまた、左に流しすぎても、根がかりし、こちらの方向の実績もありません。実績がなくても釣れるかもしれませんが。。それと潮があまり流れず、適度な位置に仕掛けが留まると根がかりするようです。
根がかりには3つあります。おもり上が根がかる場合とエサが大きく根がかる場合、針が根ががかる場合です。仕掛けが一定位置でごろごろすると、根がかりやすいところにはまり込んでしまうのでは?と考えます。適度に回収して、投げ直した方がよさそうです。
早瀬での釣果ですが、コウジを使用すると外道はほとんど釣れません。主に夜釣りしますが、アナゴもあたりが少ないです。まれに大きなカサゴが食ってくる事があります。非常にのんびりとした釣りになります。まれにエイが来ることもあります。私は糸がどんどんでないぐらいに、ドラグをある程度フリーにしています。竿を持っていかれない様に注意してください。マダイもですが、すごい勢いで引っ張っていきますので。
早瀬に近い場所で他のところですが、音戸大橋近辺も今度通いつめてみようかとも考えています。この辺は駐車スペースも少なく、なかな入りづらい印象です。市営住宅前には何度か行きましたが、本当に小さな子アナゴが多く、コウジではだめ?な感じがします。タイムシは臭いのでアナゴは食わないかとも考えたり。。。このあたりではカゴ釣りはだめなのか?と思案中です。カゴ釣りは何度か試した事がありますが、んーこれは。。
そんなこんなで、ごちゃごちゃ書きましたが、瀬戸内のマダイ様はおいしいです。本当に。釣って楽しく、食べておいしい魚の王様に挑戦されてはいかがでしょうか。
#まぁーヘタクソ仕掛けなので、あまり参考にされないように。
(マダイは楽しい~ 完)