今はまだまだ人生を語らず

温故知古、古きを訪ねて古きを知る

わかっちゃいるけど

2020-06-07 09:47:52 | 私は今日まで生きてみました

結局、ありたい自分と今の自分を自律的にコミュニケーション出来る人ってすくなくて、社会的制約とか、周囲の目とか、会社とか、時間割とかがあるからなんとかなっているということが良くわかります。

わかっちゃいるけど、昼まで寝ちゃった、勉強できなかったという次男を叱っちゃいけないね。わかっちゃいるだけでいいかもしれない。

で、あまりわかっていなかったことでわかったことをツラツラ。

今回痛感したのは、日本の劣化。特に生活と社会。生活面で「何もしない」というのが2か月位で干上がっちゃうということ。そんなに人々は貧しかったのかと思うと同時に、そういった人を支える仕組みが全く機能しなかったということ。そしてこれらはきっとこれからも機能しないだろうということ。

つぎに、拓老師が去年のライブのMCで言っていたんだけど、日本人の心って本当に貧しくなっちゃんたんだということ。損したことに怒り、弱いものいじめをネットでして、この期に及んで一儲けしようと誰かがたくらみ、それをまたたたく。五人組、村八分、みそっかす、これは残念ながら日本の特性だよね。すべての人の心が貧しくなったとは言わないけど、そんな風潮は震災の時から変わらなかったのは残念でした。

最後に、子どもにとってのこの数か月は、私のような中年の数か月と同じ物差しじゃないっていうこと。だから最初に書いたけど、この数か月でさぼっちゃったことは水に流すしかないね。

いつまでも10万円だ、お肉券だ、電通けしからん と言っていても、20万円になったりもしないし、この期に及んで一儲けの人間もいなくならないし、ネットでの弱い者いじめも続くでしょう。なんであの時勉強さぼったんだとか言ったってしょうがないし。

しかし、よく働いたこの数か月でした。結局、自分がどう生きるか、な気がします。

 

私は今日まで生きてみました、そして今私は思っています~う

明日からもこうして生きていくだろうと。


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